「せっかちでケバケバしくて粗忽。でも…」ＦＴ東京支局長が大阪絶賛

産経新聞　12月18日8時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000904-san-int

　【ロンドン＝木村正人】「日本第２の都市はせっかちでケバケバしくて粗忽。
しかし、魅力的でのびのびしている」－大阪の魅力を見事に言い表した論評が
週末の英紙フィナンシャル・タイムズの生活・芸術面に大きく掲載された。
「東京だけがすべてではない」。大阪の人が読めば泣いて喜びそうな大阪論が
展開されている。
　「大阪が好きだ。はっきり言うと、東京ではないからだ」。東京よりも大阪に親近感を持っていると見受けられる同紙のデイビッド・ピリング東京支局長が執筆。大阪・ミナミにあるグリコの巨大ネオンサインの写真も掲載されている。
　同支局長は、大阪ではエスカレーターの右側に利用者は立ち、開いた左側を先を急ぐ利用者が大またで駆け上がる様子を紹介。東京はまったく逆と説明する。続いて、目立ちすぎるネオンサインや動く巨大なカニのディスプレイ、お笑い芸人の大阪弁など、とにかく派手で騒々しい大阪の風景を軽妙なタッチで描写していく。
　１９８５年に阪神タイガースが優勝した際、ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース人形が道頓堀川に投げ込まれ、その後、阪神が再び優勝から遠ざかった。このため、「カーネルの呪い」と呼ばれているエピソードにも筆は及ぶ。
　世界を代表する高級経済紙の支局長だけに、商都として栄えた大阪の歴史にも触れ、１７３０年に開設された堂島米会所は世界初の整備された先物取引市場だったと称賛するのも忘れない。
　しかし、クライマックスはここからだ。同支局長は大阪への旅の仕上げにラーメン屋台を訪れた。その時、ネズミが出現。東京では間違いなくパニックになるが、大阪の客はかわいい犬でも見るかのように意に介する様子もなく、ラーメンを平らげたという。同支局長は「この瞬間こそが私の大阪なのだ」と締めくくっている。

FINANCIAL TIMES.com / Absolutely everything Tokyo is not　（原文）
http://www.ft.com/cms/s/0/3cc83418-a9f4-11dc-aa8b-0000779fd2ac.html?nclick_check=1

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･･･ってことで、ネズミの件は東京では考えられないかもしれませんが、
大阪でも女性はビックリするかと思います。
レディに失礼なので、その辺りだけは訂正のほどを･･･

　ただ、ネズミの件でデイビッド・ピリング東京支局長が言いたかったことは
日本車代表のレクサスと、欧州車代表のメルセデスを比べると、
メルセデスは適度なエンジン音があるが、レクサスは異常なまでに静かだと
いうことと同じ意味にとれます。

･･･って、言っている意味が判らん！！ってお叱りを受けそうですが、
他国から観れば東京という街の人々の感覚は、異常なまでの潔癖症なのでは
ないでしょうか？？

潔癖症･･･というか、完璧主義というか、窮屈というか･･･
東京を悪く言う･･･という意味ではなく、良くも悪くも完璧主義のような
そんな気がします。レクサスだって、ワタシは、あの静寂は大好きです。

ワタシが昔、室内が静かなクルマがあればなぁ～･･･ってことを
見事に現実のモノにしてくれました。素晴らしいことだと思います。

　ただ、運転するとなると、エンジン音がほとんど無いってことの違和感は
あります。

ロールズ･ロイズですら、静か･･･に関しては静寂とは言い難いですからね。
ましてロールズ･ロイズは、どう考えても日本車から見れば完璧なクルマには
程遠いモノではあります。完璧と言う面では･･･
逆に言えば、完璧では無い故（ゆえ）の上品さがありますが･･･

　立場によっては良いモノでも立場や見方を変えれば、それは必ずしも
良いモノとは言えない･･･ってことで、
その点に関して東京は、画一的な考え方しか無いって言いたいんですよ。
色々な見方や色々な立場に立って･･･っていうのは、
東京ではマイノリティ(minority：少数派)に属し、意見がかき消される存在、
もしくは異端的・差別的に見る傾向になっているってことです。

　そのような社会では、モノの考え方がどうしても画一的になって行っても
仕方が無い状況で、しかも、それを諭す経験者が非常に少ない＆異端的に
観られる環境では、その土地には寄り付かないかと思います。

　そのような警告をデイビッド・ピリング東京支局長は発しているのでは
ないでしょうか？　本当は東京という街が好きだから･･･