12/17『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼テレ朝<9409>報道　放送倫理検証委が書面で質問へ
ＮＨＫと民放による第三者機関「放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）」の放送倫理検証委員会は１４日、テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」の日本マクドナルド<2702>関連報道について、演出方法などを書面で質問することを決めた。１１月２７日放送の番組で、マクドナルド直営店の店長代理として以前働いていた女性に、当時の制服と店長代理バッジを着用させたインタビューを放送。今月８日に古舘伊知郎キャスターが「映像表現が一部不適切な部分があった」と謝罪していた。

▼耐震偽装　１棟の強度が基準値の８５％　横浜
遠藤孝・１級建築士による耐震偽装問題で、横浜市は１４日、同市西区に計画され、基礎段階で工事が中断している分譲マンション「グランドメゾン横浜紅葉坂」（仮称）５棟のうち１棟が設計上震度６強程度で倒壊する恐れがあると発表した。耐震強度が基準値の８５％だった。別の３棟の計４カ所の梁（はり）や柱も設計では震度５強程度で損壊する可能性があることが分かった。
同マンションの構造計算書は５棟で１６７カ所の偽装があり、横浜市が第三者機関に再計算を委託していた。同市は建築主の「積水ハウス<1928>」（大阪市）などに建築基準法に適合しないと通知する。

△掘り出しニュース　機内で心肺停止…ＡＥＤで命取り留める　ＪＡＬ<9205>国際線で初
ハワイ発成田国際空港行きのＪＡＬウェイズ機内で、心肺停止状態になった千葉県内在住の自営業の男性（６８）が、乗客の女性看護師（２７）や客室乗務員らの連携で命を取り留めた。蘇生には自動体外式除細動器（ＡＥＤ）が使用された。日本航空成田広報室によると、国際線にＡＥＤが導入された０１年以降、心肺停止から蘇生したのは初めて。同社は「勇気ある行動に感謝している」と話している。男性が搭乗していたのは、１１月３０日のＪＡＬウェイズ７１便。太平洋上を航行中の午前７時４０分ごろ、食事サービスの開始直後に、男性が「心臓が痛む」と訴えた。男性は心臓に持病があり、同１０時ごろに容体が急変、けいれんを起こして意識不明になった。このため、医療関係者を探す「ドクターコール」を機内に放送したところ、看護師が名乗り出た。血圧を測ったり、無線を使って医師の指示を仰いで点滴を打つなど、着陸までの４時間半にわたり、医療措置を施した。男性は到着後、すぐに成田市内の病院に搬送され、集中治療室で治療を受けた。３日には一般病棟に移るまで回復したという。看護師は「成田到着まで４時間もあったので、厳しいと思ったが助かってよかった」と話しているという。同社は看護師に感謝状を贈る。

△りそな<8308>銀　支店長職を全廃　０８年４月から　大手銀で初
りそな銀行は１４日、来年４月から、全国２７２支店の「支店長」ポストを廃止する方針を明らかにした。支店長職の全廃は大手銀行では初めて。銀行界では「いつかは支店長になりたい」という“花のポスト”だけに、職員の反発も予想されたが、「若手の評判がよかった」ことから全廃に踏み切る。支店長は、営業と内部管理の責任者で、支店を統括する。取引先への融資権限も一定程度持っている。ただ最近は、９月末の金融商品取引法の施行などで法令順守体制の強化が求められ、支店長の負担は重くなっており、営業活動などに割く余裕が減っているとの指摘もあった。りそな銀は今年１０月１５日から、関東と関西の９エリアで試験的に支店長職を廃止しており、それを全面的に広げる。来年４月からは、２～３支店を一つの営業エリアにまとめ、企業向け融資などの営業部門は「営業部長」が統括する。また、各支店の金融商品の販売などにかかわる内部管理は、「お客さまサービス部長」が担当する。

△トヨタ<7203>　理化学研究所と脳を共同研究　事故防止に活用
トヨタ自動車は１４日、理化学研究所と脳を共同研究すると発表した。車を運転する際の脳の動きを解明し、事故防止技術の開発に活用する。脳の情報処理システムも分析し、ロボットの開発にも役立てる。理研脳科学総合研究センター（埼玉県和光市）に共同の研究拠点を開設した。理研が２５人、トヨタが５人の研究者を派遣し研究する。

■三井鉱山<3315>　石油事業から撤退　０８年３月めどに
三井鉱山は１４日、来年３月をめどに石油関連事業から撤退すると発表した。原油高と競争激化で利益が低下し、需要拡大も望みにくいと判断した。石油事業の０７年３月期の売上高は４９３億円でピーク時の約６割に落ち込んでいた。三井鉱山は０３年から昨年まで産業再生機構入りし、セメント事業などからも撤退した。石炭・コークス分野と、各種素材の微粉砕機器製造事業に集中する。

△三井住友<8316>銀　台湾大手銀と業務提携
三井住友銀行は１４日、台湾の大手銀行「第一商業銀行」（台北市）と業務提携することで合意したと発表した。１７日に調印する。取引先企業を相互に紹介したり、現地通貨建て融資をするほか、台湾を含むアジア地域などで協調融資や共同の貿易金融も展開する。第一商銀は総資産で台湾第６位、個人・中小企業取引に強みを持つ。
（毎日新聞）

△ジェネリック医薬品の使用促進、中医協が了承
厚生労働省は１４日、新薬と有効成分は同じだが価格が安い後発医薬品（ジェネリック医薬品）の使用促進に関する総合対策を、中央社会保険医療協議会（中医協）に提示し、了承された。２００８年度から実施する。後発薬の普及を図るため、医師や薬剤師らに対する規則の改正や、処方せんの様式の変更などに取り組み、増え続ける医療費を抑制する。これを受け、厚労省は、後発薬の利用を促すため、保険診療のルールを定めた、健康保険法の「療養担当規則」を改正する。具体的には、薬剤師は「後発薬の調剤に努めなければならない」とし、「患者に後発薬に関する説明を適切に行う」と規定する。医師も、投薬や処方せん交付などの際に、後発薬使用に努めるよう定める。薬局に対しては「後発薬の調剤に必要な体制を確保する」とした。
（読売新聞）

△新会社で「FC2クチコミ広告」　C4とFC2
アイ・エム・ジェイ<4305>（IMJ）の子会社のCCCコミュニケーションズ（C4）と、国内ネット視聴率第2位のアクセスを誇る「fc2.com」を運営する米国のFC2は、広告マーケティング施策を展開する新会社「F4」（エフフォー）を、2007年12月12日に共同で設立、第1弾サービスとして「FC2クチコミ広告」の販売を開始した。このサービスは、ブロガーによる報酬型カキコミ広告で、FC2のブログ会員がブログ投稿用の管理画面からワンタッチで商品リリース文や商品映像、動画、ブログパーツを自動挿入でき、クライアントの情報（リリース文）とブロガーの書き込み文が自動的に区別されて表示される仕組みで、発信した情報の改ざんを防いでいる。記事掲載の原稿料は最低200ポイント（1ポイント1円）で、掲載実績などによってプラスαがある。
（J-CASTニュース）

□和製Second Life「meet-me」、16日に試験公開
トランスコスモス<9715>とフロム・ソフトウェア、産業経済新聞社の3社が出資するベンチャー企業・ココアは、東京の街をリアルに再現した3D仮想空間「meet-me」α版を、12月16日に1000人限定で試験公開する。meet-meは、現実の東京23区内の建物を精密に再現した街を、アバターで動き回って楽しめるサービス。α版は、新宿区や港区などを中心に街を作り込んだ。公式サイトでユーザー登録し、専用ソフトをダウンロードして利用する。ソフトの対応OSはWindows XP／Vista。PCの推奨スペックは、CPUがCore 2 Duo T5500（1.66GHz）、メモリが2Gバイト、グラフィックスカードがGeForce 7600GTクラス、ディスプレイ解像度がWXGA（1280x768）以上。

△「ニコ動」（ドワンゴ<3715>）利用時間、「2ちゃんねる」の3倍以上
ネットレイティングスが12月14日に発表した、10月の家庭からの動画サイト利用に関する調査によると、ニコニコ動画の1人当たりの平均利用時間は2時間50分と動画サイト中で最長で、2ちゃんねるの平均利用時間（56分4秒）の3倍を超えていた。1人当たりの月間利用回数も2ちゃんねるより多かった。世界の動画サイトについて、国内ユーザー1人当たりの月間利用時間や利用回数、月間ユニークユーザー（UU）数などを調べた結果、利用時間が最も長かったのはニコニコ動画（2時間50分10秒）で、2位のYouTube（1時間6分53秒）の3倍近い。3位は韓国のPandora.TV（29分33秒）。1人当たりの利用回数が最も多いのもニコニコ動画で8.09回だった。2位はYouTube（5.43回）、3位は米国のveoh（3.55回）。「2ちゃんねる」のUUは888万5000、利用時間は56分4秒、利用回数は6.27回といい、ニコニコ動画は利用時間と利用回数で2ちゃんねるを超えている。「ニコニコ動画は、コメント機能や“職人”による高品質な動画などがかもし出す臨場感がユーザーを引き付けているのだろう」（同社）UUが最も多いのはYouTubeで1455万1000、2位はニコニコ動画で386万だった。3位はフランスのDailymotion（132万8000）、4位はAmeba Vision（107万9000）。YouTubeやDailymotionのほかにも、トップ10にはveoh（6位）、Pandora.TV（8位）、米国のLiveVideo（10位）など海外サイトがランクインした。同社は海外の動画サイトについて「世界各国の“逸品動画”から日本のアニメ・TV番組まで、動画が比較的豊富なことが魅力なのでは」と分析している。
（ITmedia News）

△東京オートサロン08　新型 アテンザ の マツダ<7261>スピード が登場
マツダは、2008年1月11日 - 13日に千葉県・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2008」に、来春国内市場に導入予定の新型『アテンザ』をベースにした「アテンザ・マツダスピードコンセプト」など、計16台のドレスアップ・カスタマイズカーを出品すると発表した。東京オートサロン2008では、同社の市販車種であるアテンザ、『デミオ』、『ロードスター』などをベースにした「マツダスピードコンセプト」車や、人気のアフターパーツブランドの「ケンスタイル」、「DAMD（ダムド）」とのコラボレーションモデルなどを出品する。また、会場では期間中、ロータリーエンジン分解・組立デモンストレーションを昨年に続き実施するほか、著名ジャーナリストと新型アテンザ開発担当者によるトークショーを予定している。

△アキバ駅前にヤマダ<9831>ＬＡＢＩ秋葉原オープン
家電量販店最大手のヤマダ電機は１４日、東京都千代田区のＪＲ秋葉原駅電気街口前に「ＬＡＢＩ（ラビ）秋葉原パソコン館」をオープンした。ヤマダは今年に入って都心部への出店を加速しており、今月６日にも東京・新橋駅前店を開業。今回、家電のメッカ・秋葉原に進出したことで、すでに店を構えるヨドバシカメラや、有楽町駅前のビックカメラなどとの競争は一層激しくなりそうだ。ＬＡＢＩ秋葉原は地下１階地上８階建てで、売り場面積約９００平方メートル。今年６月に買収した、ぷれっそホールディングス傘下のサトームセンの店舗を改装した。主にパソコンやパソコン関連商品などを販売する。この日はオープン前から約１５００人が列を作り、大勢の客でにぎわった。ヤマダ電機はこれまで郊外を中心に出店してきたが、規模拡大に向け、都心部への出店を加速している。ＬＡＢＩはヤマダ電機の都市型店舗のストアブランドで、秋葉原は池袋、品川大井町、新橋に続いて東京都都心での４店舗目。
有楽町駅前には、ベスト電器<8175>との提携をめぐって対立するビックカメラ<3048>の旗艦店があり、ヤマダが新橋と秋葉原で“挟み撃ち”にした格好だ。一方、１１月には業界２位のエディオンが東京・高井戸に出店するなど、成長市場とされる都心を舞台にした家電大手の競争は激しさを増している。

△いすゞ<7202>組織改正---営業体制見直しと品質保証体制強化
いすゞ自動車は、12月17日付けで、組織改正を実施すると発表した。今回の組織改正は、新中期経営計画達成のための営業機能強化と品質保証体制の強化が狙い。営業機能に「国内営業本部」「海外営業本部」を設置する。その上で「国内営業本部」は、「国内営業部門」と「営業サポート部門」を統括する。さらに「海外営業部門」は「海外第一営業部門」「海外第二営業部門」「海外営業第三部門」の3部門に分割し「海外営業本部」が統括する。また、「海外営業第四部」を「海外営業第三部」に改称、「海外営業第三部」を「海外営業第四部」に改称し、機能の一部を新設する「海外営業第五部」に移管する。

△エコプロダクツ07　エコカー乗車体験、お昼時がねらい目
13日に東京ビッグサイトで開幕した「エコプロダクツ2007」で、目玉の一つになっているのが「エコカー乗車体験」だ。やはり、日頃あまり乗る機会ができないとあって、希望者も殺到している。初日の13日には322人が同乗し、5 - 10分のエコカードライブを楽しんだ。担当者の話によると、開始時間の10時前にはすでに人が並んでおり、朝一番はおすすめの時間帯ではないそうだ。場合によっては、40 - 50分待たされるとか。そして、おすすめの時間帯はお昼ごろ。「初日を見た限りでは、その時間帯が一番すいていますね。その後、徐々に増えていくという感じです」（担当者）
クルマは日産<7201>『X-TRAIL FCV』『X-TRAIL クリーンディーゼル』、フォルクスワーゲン『ゴルフGT TSI』、スバル（富士重工業<7270>）『R1e』、トヨタ<7203>『FCHV』（2台）、三菱自動車<7211>『i MiEV』、ホンダ<7267>『シビックハイブリッド』『FCX』の計9台。ただ、充電など燃料補給のため、9台が常時稼働しているわけではない。また、同乗するクルマを選ぶことができず、係員の指示するクルマに乗らなければならない。そうは言っても、来場者の中には希望を言う人も多く、「電気自動車に乗りたい人が多かった」（担当者）とのことだ。
（レスポンス）

△理化学研究所とトヨタ<7203>など、「理研ＢＳＩ－トヨタ連携センター」を開設

△東レ<3402>、液晶ディスプレー用の高性能反射フィルムを開発

△ＪＲ東海<9022>、平成１９年度の年末年始期間の指定席予約状況を発表

△丸紅<8002>、インドネシアの国立大学と共同で温暖化ガス排出削減事業を推進

△三井住友<8316>銀行、台湾の民間大手銀行「第一商業銀行」と業務提携

△マツダ<7261>、東京オートサロン２００８に「マツダアテンザ　マツダスピードコンセプト」を出品

△ＫＤＤＩ<9433>研究所、写真やイラストから簡単に綺麗な秘密絵を作り出せる技術を開発

△インテージ<4326>、来年４月にタイ・バンコクに現地調査会社と合弁会社を設立

△三井鉱山<3315>、石油関連事業から撤退しシンガポール子会社の全株式を譲渡

△プラネックス<6784>、有線ネット通信が可能なモバイル端末用インターネットパックを発売

△アイディーユー<8922>とアジア航測<9233>、システム企画・開発・販売の合弁会社を設立

△ピクセラ<6731>、「ＰＲＯＤＩＡ」ブランドから２０Ｖ型地上デジタルハイビジョン液晶テレビを発売

△ミレアＨＤ<8766>、英国ロイズの「キルン社」買収手続き開始に合意

△新日本石油<5001>グループ、タイ湾沖合のＢ６／２７鉱区で権益譲渡契約を締結

△サン電子<6736>、語学用ラジオ録音機「トークマスター２」専用コンテンツ「単語耳第２巻ＳＤカードセット」を発売

△リコーエレメックス<7765>、「ブルーム」シリーズから白蝶貝の文字板に宝石を埋め込んだモデルを発売

△クラシファイド（オプト<2389>）とヤフー<4689>、「Ｙａｈｏｏ！不動産」の協業強化のため資本・業務提携

△ベネフィット・ワン<2412>、福利厚生関連のポイントを提携先ポイントと合算し商品交換できる「ポイント交換サービス」を来春本格開始

△バンダイナムコ<7832>ゲームス、「ファミリースキー」が「バランスＷｉｉボード」に対応

△インデックス<4835>と読売テレビ、人気アニメ「ヤッターマン」の携帯公式サイトを配信開始

△ＳＢＩホールディングス<8473>、「Ａ．Ｃ．ＭＩＬＡＮ」ブランドを利用したプロモーションライセンス契約を締結

△ＢＩＧＬＯＢＥ（ＮＥＣ<6701>）、金融ポータルサイト「ＢＩＧＬＯＢＥマネー」で「株主優待特集」を提供

△中外製薬<4519>、抗悪性腫瘍剤「タルセバ錠」を発売、「ゼローダ」が結腸癌の術後補助化学療法の効能・効果を取得

△ナカヨ通信機<6715>、デジタルビジネスホン「ＮＹＣ－ｉＡｖ３シリーズ」の新モデルを発売

△キッコーマン<2801>、「キッコーマンしょうゆ」全商品の価格を値上げ

△シャープ<6753>、携帯電話の薄型化などに貢献するＩｒＳｉｍｐｌｅ規格対応の赤外線通信用デバイスを発売

△セブン＆アイＨＤ<3382>、レストラン「デニーズ」１６０店舗に電子マネー「ｎａｎａｃｏ」を導入

△ソフトバンク<9984>モバイル、第２世代携帯電話サービスの新規契約申し込み受付を終了

△ｆｏｎｆｕｎ<2323>、スポーツをテーマとした無料携帯ＳＮＳサイト「モビスポ☆」を開始

△三井住友海上火災<8752>、海外旅行総合保険　北京五輪専用の「ウォークインデスク」と「サービスライン」を開設

△ＪＡＬ<9205>、１月１６日から国際貨物燃油サーチャージを値上げ

△アットホームとオウケイウェイヴ<3808>、住まいに関するＱ＆Ａサイト「アット！解決Ｑ＆Ａコミュニティー」を開設

△アイフル<8515>、佐世保中央信用組合と事業者向け無担保ローン保証業務で提携

△マックス<6454>、ボタンを押すだけでフタの開け閉めができるスタンプ台・朱肉を発売

△川崎汽船<9107>、シェニエールプロジェクト向けＬＮＧ船「ＣＥＬＥＳＴＩＮＥ　ＲＩＶＥＲ」が竣工

△ケンコーコム<3325>、メーカーが商品情報にコメントをつけられるサービスを開始

△三菱自<7211>、軽乗用車「パジェロミニ」の特別仕様車「アクティブフィールドエディション」を一部改良し発売

△スリーエフ<7544>、神奈川県産牛肉を使用した「プレミアムハンバーグ弁当」を発売

△ＫＤＤＩ<9433>、「ａｕ　ｏｎｅ　ラボ」の「２枚の絵による秘密絵のあぶり出し」をバージョンアップ
（日経プレスリリース）

□ＳＢＭ、２Ｇ携帯の新規受け付けを来年３月末で終了
ソフトバンク<9984>モバイル（ＳＢＭ）は第二世代（２Ｇ）携帯電話サービスの新規受け付けを０８年３月末で終了する。サービスそのものの終了時期は未定。同社の２Ｇサービス利用者は現在５６２万件。新規で加入するのはプリペイドカード方式の利用者が大半だった。同社は０８年２月上旬に第三世代（３Ｇ）携帯電話を利用したプリペイドカードサービスの提供を開始し、利用者の移行を促す。
携帯電話事業者の２ＧサービスはＫＤＤＩ<9433>が「ツーカー」サービスを０８年３月末に終了することを表明している。
ＮＴＴドコモ<9437>は「ムーバ」サービスの新規受付を現時点では継続しているが、２０１２年には周波数再編によりサービス停止方針が決まっている。

△錢高組<1811>と積水化<4204>、ＳＥＷ工法を大深度・大断面に適用するめどつける
錢高組と積水化学工業はシールド直接発進到達（ＳＥＷ）工法を大深度、大断面に適用するめどをつけた。柱列式連続壁の場合でこれまでシールド直径７メートルまでだった適用範囲を、直径９－１０メートルまで拡大できると見込んでいる。ＳＥＷ工法はシールド機が通過する土留め壁に、硬質発泡ウレタン樹脂をガラス長繊維で強化したＦＦＵ部材を組み込むことで、機械や人力での事前の鏡切りを不要にし、シールド機で直接ＦＦＵ部材を切削して、発進・到達ができるようにした技術。今回、従来のＦＦＵ部材の約１・５倍の曲げ強度を持つ新型のＦＦＵ部材を開発。これを用いることで大深度、大断面でも使用可能になるという。また、ＦＦＵ部材の断面を縮小にもつながるので、コストダウンや施工性の向上にもつながるとしている。
（日刊工業新聞）

△ヤマダ電機<9831>、年初来高値を更新
ヤマダ電機が続伸し７月５日以来の年初来高値を更新した。新橋駅前に出店するなど、首都圏でのシェア拡大が注目されている。信用倍率０．２倍台も株価支援材料に。

▼アスカネット<2438>、失望売りで反落
アスカネットが反落。前日に１０月中間期の決算を発表したが、中間期実績は９月発表の上方修正をさらに上振れるものであったのに対して、通期見通しは変更されておらず、上方修正期待が失望感に変わった模様。
（株式市場新聞）

□ＩＨＩ<7013>の業績悪化でＩＨＩ保有銘柄は注目すべき
ＩＨＩが、２０円高の２２４円と大幅高で引けた。市場には、午後２時に決算発表で悪材料出尽くし上場廃止にならないとの見方が広がり、取組妙味などから目先資金を呼び込んだ。何れにしてもＩＨＩ自体は、事業の見直しなど多方面から抜本的に立て直しが急務となろう。ＩＨＩは、東京都江東区豊洲に保有する土地を第一生命保険に売却すると発表しているが、土地に限らず直接的に事業に関わりのない資産は売却の方向だろう。基本的には、保有株式もその対象となる。売却がなくとも保有株の見直しから上昇する可能性大。
ＩＨＩの上場保有株式には、同じ旧三井系の東芝<6502>が１６８４万株(４８．６％)保有する西芝電機<6591>や、
同じく東芝系の電機とＩＨＩ系の産業機械を軸とした極東貿易<8093>など好業績の銘柄がある。東芝のグループ力強化に絡んで、ＩＨＩ保有株式の買い取りなども十分考えられよう。
また、新立川航空機<5996>、立飛企業<8821>など土地の含み益が多い両社の株式を保有している。両社は、今再開発で一躍注目の的となっている立川に本社を構え、不動産賃貸事業を展開している。両社株式を旧村上ファンドの関係者が設立したシンガポールに拠点を置く投資ファンド、エフィッシモキャピタルマネージメントピーティーイーエルティーディーが買い増ししており注目度が高い。
ＩＨＩの子会社である石川島建材工業<5996>や、石川島運搬機械<6321>のほか、日本初の省エネルギー支援専業会社のファーストエスコ<9514>なども折に触れ注目されよう。

△エクセディ<7278>が反発、０９年３月期は国内のＡＴ、アジアのＭＴが牽引し続伸
エクセディが、９０円高の３７９０円と反発している。本日発売の四季報新春号では、ＭＴは補修用に加え、アジアの自動車生産拡大に乗る。ＡＴは日米で新製品効果もあり販売増加。建機用や２輪車向けクラッチも伸びる。原料値上がりや償却増を吸収し営業増益幅拡大。０９年３月期は国内のＡＴ、アジアのＭＴが牽引し続伸として、営業利益が秋号の予想を１３億円上回る１９３億円を予想している。株価は、８月１７日の安値２９７５円を底に下値切り上げを鮮明に煮詰まり感が出ている。信用好需給を支えに押し目買い優位の展開が続きそうだ。
（証券日刊新聞）

▼日本ロングライフ<4355> 下方修正
日本ロングライフは、2007年10月通期連結予想を発表した。新設した２ヶ所のホームの先行投資よるコストを吸収できなかったこと、既存のホームが予定していた入居率に達しなかったことで、下方修正となった。売上高48.54億円（前予想49億円）、経常利益1.12億円赤字（同0.4億円赤字）、当期純利益2.27億円赤字（同0.98億円赤字）。

▼ナルミヤインターナショナル<3364> 下方修正
ナルミヤインターナショナルは、2008年1月通期予想を発表した。秋・冬物不振、外部環境の競争激化により、下方修正となった。売上高246億円（前予想268億円）、経常利益1.5億円（同8億円）、当期純利益0.1億円（同3.5億円）。

▼ＣＨＩＮＴＡＩ<2420>、前期は計画下回る着地　今期は減益見通し
ＣＨＩＮＴＡＩの前10月期の連結業績は、売上高194億2200万円（前々期比18％増）、経常利益48億9700万円（同 4％増）、純利益27億9200万円（同1％増）だった。増収増益だが、当初の計画を下回る着地だった。続く10月通期は、売上高201億5900万円（前期比3％増）、経常利益47億1100万円（同3％減）、純利益23億0100万円（同17％減）を見込む。なお、「会社四季報」予想は、売上高220億円、経常利益58億円、純利益34億円だった。

△三菱地所<8802> 藤和不動産<8834>と資本業務提携
三菱地所は、藤和不動産と資本業務提携を締結すると発表した。業務提携は、住宅分譲事業における提携強化、マーケティング強化、新事業分野の共同推進、人材交流、などとなり、資本提携は、藤和不動産が第3者割当増資を行い4273万5000株を発行し、全株を三菱地所が引受る。調達資金は99億9999万円。これにより藤和不動産は三菱地所の連結子会社となる。

▼ネクスト<2409> 第一四半期業績
ネクストジャパンＨＤは、2007年10月連結第一四半期業績を発表した。売上高6.77億円、経常利益1.16億円赤字、当期純利益1.15億円赤字。通期業績予想は据置となった。

△ポイント<2685> 第3四半期業績
ポイントは、2007年11月連結第3四半期業績を発表した。売上高521億円（前年同期比21.7％増）、経常利益100億円（同9.6％増）、当期純利益57億円（同11.3％増）。通期業績予想は当期純利益73億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで同75億円。

■野村不動産オフィス ＲＥＩＴ<8959> 10月決算
野村不動産オフィス投資法人は、2007年10月運用状況を発表した。営業収益119億円（前年同期比7.9％増）、経常利益44億円（同0.4％増）、当期純利益44.86億円（同0.4％増）、分配金1万6918円。08年4月予想は、営業収益121億円（前年同期比1.2％増）、経常利益43億円（同3.4％減）、当期純利益43億円（同3.4％減）、分配金1万6300円。

△スクエニ<9684> 中間決算修正
スクウェアエニックスは、07年9月中間決算の当期純利益を52.11億円（訂正前43.97億円）に修正すると発表した。

▼日本和装ＨＤ<2499> 中間決算
日本和装ＨＤは、2007年10月中間非連結決算を発表した。売上高30億円（前年同期比8.2％増）、経常利益1.77億円（同21.9％減）、当期純利益0.96億円（同20.6％減）、中間配当500円。通期業績予想は据置となった。

▼相模ハム<2289> 下方修正
相模ハムは、2008年3月通期連結予想を発表した。退職引当金計上で、下方修正となった。売上高190億円、経常利益0.6億円、当期純利益0円（前予想0.1億円）
（證券新報）