12/4 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△ドワンゴ<3715>が続伸、「ねこ鍋」効果も
ドワンゴが続伸の動きで１１月１９日に付けた年初来高値にあと１０００円に迫る場面もあった。同社が運営する動画共有サービス「ニコニコ動画」の閲覧者数が順調に伸びており、今後の収益寄与への期待感が材料になっている。同サービスは子会社「ニワンゴ」が今年１月に開設して以降、閲覧のために登録した会員はすでに４００万人を突破。会社側では今０８年９月期末には９００万に増えると見込んでいる。このニコニコ動画に８月に投稿された動画「ねこ鍋」が人気化したことに象徴されるように、その影響は確実に広がっており、株式市場でも折に触れて物色される状況にある。

△江崎グリコ<2206>は４日続伸､米ファンドが買い増しと
江崎グリコは４日続伸の動きで１２００円台を回復する場面もあった。米投資ファンドのスティール・パートナーズによる９月末での同社株の保有比率が１５．１％と、３月末の１４．４％から０．７ポイント上昇したことが判明。これが需給的な思惑を呼び、信用取引で売り建てていた個人投資家が買い戻す動きも見られているという。スティールはほかにもサッポロＨＤや日清食など食品株中心に関与を強めている傾向が見られており、原材料高や国内市場の成熟化などで再編の必要性が指摘されている業界でもあるだけに思惑を呼んでいる面がある。東証株価指数の業種別指数で「食料品」は値上がり率トップとなっている。

△石原産業<4028>が活況
石原産業が活況裏に上昇している。本日の東京市場では前１０月期の業績の増額修正を前日に発表したクミアイ化学　<4996>　が大幅高となっている。クミアイ化学の大幅上昇が他の農薬メーカーにも波及し、農薬の大手メーカーである石原産業も物色されている。石原産業が１１月１６日に発表している今３月期９月中間期の営業利益は５４％増の６６億円となった。海外、特に欧州において農薬販売が伸びている。農薬メーカーについては、長期的には世界的な食糧不足時代の到来の中で注目される業種と位置付ける動きもある。

△ハニーズ<2792>が高い、１１月の既存店１０１．８％
ハニーズが高い。婦人服チェーン。前日に発表された１１月の月次売上高は既存店で１０１．８％となった。１０月の９５．７％を大幅に上回り、６月の１０１．２％以来の前年同月超えとなったことが好感されている。気温低下とともに、冬物が活発に動き出したと言う。
（ラジオNIKKEI）

△環境・機能＋おしゃれ　高島屋<8233>が「エコバッグ」
高島屋は、レジ袋削減のための「マイバッグ」に、デザイン性や機能性を加味した「高島屋オリジナルマイバッグ」の販売を始めた。購入した肉や魚などが入ったトレーを平らなまま持ち帰れる。同社は、デザインと機能の両面を持ち合わせた「マイバッグ」は、これまで皆無だったと判断。店頭調査を実施し、消費者動向を把握してバッグを作った。バッグの底が長方形に広がるように、１８センチ幅広のマチを設けたほか、「バッグに重いものを入れると、腕に食い込んで痛い」という声を受け、持ち手部分の幅を４・５センチ程度とした。素材はポリエステルのため、汚れが簡単にふき取れるほか、丸洗いも可能。花や葉を柄に採用し、衣類との相性を考慮したという。価格は１８９０円。サイズ縦３５センチ、横３０センチ、奥行き１８センチ。
（産経新聞）

△米自動車満足度　トヨタ<7203>・プリウスが４年連続で首位
米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が３日公表した満足度の高い自動車ランキングによると、最も満足度の高い車に４年連続でトヨタのハイブリッド車「プリウス」が選ばれた。燃費のよさや環境への配慮などが評価され、９２％の消費者が次回も購入したいと回答した。日本車では、計１８車種がランキングの上位に入り、全体（３９車種）の約半数を占めた。欧州車も１２車種がランクインしたが、米ビッグスリーは７車種にとどまった。同誌では、ガソリン高騰が続く中、燃費のよい車に対する評価が特に高かったと分析した。
（毎日新聞）

△インフォテリア<3853>、マスタデータ連携を実現する「ＡＳＴＥＲＩＡ　ＭＤＭ　Ｏｎｅ」を来年２月発売

△エーザイ<4523>、アルツハイマー病治療薬でスウェーデン社とライセンス契約を締結

△バンダイネットワークス<3725>、ウルトラセブン誕生４０周年記念のコンフォートバイクを予約受付開始

△ＭＤＩＴ（三菱電機<6503>）、４ＴＢの大容量化と録画画像の消失リスクを低減した「ネカ録」を発売

△ソフマップ<2690>、イー・モバイル（イー・アクセス<9427>）の「データ端末」をネットで販売開始

△ループス<8248>、ニッセンのオンラインショップ会員向けコミュニティサイト「ハピテラ」を開発

△アミタ<2490>、産業廃棄物処理委託先モニタリングのＡＳＰサービスを開始

△ブリヂストン<5108>スポーツ、ハローキティをデザインしたゴルフボールを発売、プロ選手がトーナメントで使用予定のゴルフシューズを発売

△楽天<4755>証券、「南アフリカランド建　世界銀行（国際復興開発銀行）債券」を販売

△日立<6501>、インドでの事業拡大で「インドビジネス支援センター」を設立

△沖電線<5815>、マシンビジョン用高速インターフェースケーブル３種類を発売

△丸紅<8002>情報システムズ、短期・低価格のワークフローシステム構築ソリューションを販売

△富士通<6702>テン、中国無錫市のカーナビ・カーオーディオ工場を増築し生産能力増強
（日経プレスリリース）

△新日石<5001>プラスト、ワリフ製プロデュースバッグ市場開拓
新日本石油１００％出資の新日石プラスト（宍戸淑郎社長）は、ポリオレフィン製の高機能不織布「ワリフ」の加工製品である“プロデュースバッグ”について、製袋加工メーカーと共同で、日本市場を開拓するプロジェクトに着手した。プロデュースバッグは、同じく新日本石油１００％出資の米国ＡＮＣＩ社（本社・ジョージア州アトランタ）が欧米市場で築き上げた意匠性の高い包装材料で、ここにきて日本でも関心が高まっていることから本格展開に乗り出す。

△生化学工業<4548>、米で椎間板ヘルニア治療薬のＰ３開始
生化学工業は、「ＳＩ－６６０３」（一般名・コンドロイチナーゼＡＢＣ）の腰椎椎間板ヘルニアに対する第２相臨床試験の実施許可をＦＤＡから受領した。被験者への投与開始は０８年２月を予定している。日本でも０８年１月に第２／３相臨床試験の開始を予定している。ＳＩ－６６０３は、髄核の構成成分であるグリコサミノグリカンを特異的に分解する酵素。椎間板髄核内に投与することで、髄核が縮小し、神経の圧迫を減少させる効果が期待されている。またグリコサミノグリカンへの特異性が高いことから、タンパク質を分解しないため周辺組織に影響を与えない特徴がある。

△高砂香料工業<1969>、中国で技術サービス強化
高砂香料工業は、中国の香料研究開発の強化体制を整えた。子会社の上海高砂・鑑臣香料有限公司（ＳＴＵ）で改築を進めてきたラボを、今月から稼働させる。現地企業や多国籍企業への開発サービス機能を大幅に高めた。中国では食品や香粧品、トイレタリー商品などの市場が急成長し、これにともない香料需要も拡大している。高砂香料では、現地での開発力をアップさせることで新規顧客の開拓を含め、中国事業の拡大に結びつける。

△三井化学<4183>、ＩＰＡの原料転換を検討
三井化学は、イソプロピルアルコール（ＩＰＡ）の原料転換を図る方向で最終検討を進める。大阪の設備が老朽化しているなか、独自のアセトンリサイクル技術を活用。直接プロピレンを原料とする現状から、アセトン経由のプロピレンを原料とする体制へと設備改造を進める。これによりＩＰＡの事業競争力を引き上げるとともに、アセトン、プロピレンの有効活用につなげる。近く意思決定し、早期に実現したい考え。三井化学は、新日本石油、トクヤマと並ぶ国内ＩＰＡメーカー。大阪工場に年産能力３万３０００トンの間接水和法設備を保有し、事業展開を図っている。一方で同社では、アセトンをプロピレンにリサイクルするスイングプロセス技術を保持しており、出光興産との共同出資会社である千葉フェノールで採用しているほか、ライセンス輸出などを進めつつある。フェノール生産工程から副生するアセトンは、高成長が予測されるフェノール－ポリカーボネート（ＰＣ）チェーンほどには需要が拡大しないとみられていることから、今後の供給過剰も指摘されている。このアセトンリサイクル技術を大阪でも活用、ＩＰＡ生産に連関させる体制に移行する構想。これにより、アセトン余剰にも機動的に対応できると同時に、ＩＰＡ生産に使用していたプロピレンを他に活用する余力も生まれる。もともと大阪のＩＰＡ設備は老朽化しており更新期に差し掛かりつつあることから、設備改造による生産コストの低減も期待できる。
（化学工業日報）

△ＫＤＤＩ<9433>が反発
ＫＤＤＩが反発している。約８００億円のＳＢ発行を決定と伝わったことが材料視されている。　

□日産自<7201>が続落
日産自動車が続落。１１月の北米の新車販売台数が６．８％増となったことを好感し、朝方は買いが先行したが、その後は利益確定売りに押されている。

△ＴＰＲ<6463>、増額を先回り買い
ＴＰＲが反発している。エンジン軽量化のためシリンダライナの需要が増加、業績増額への期待が強まっている。商いが膨らみチャートも好転。。

△東京綱<5981>、太陽電池が戦力化
東京製綱が急反発している。太陽電池関連製品の急拡大で今年度下期以降は収益拡大局面に入ると、外資系証券がレーティングを引き上げたことが好感されている。

△共和工業<5971>は上値試し続く
共和工業所は高寄り後もしっかり。上値試しの展開が続く。国内建設機械メーカーから高強度ボルトの受注増加が寄与、今４月期の上方修正している。

△パーカライジング<4095>　好業績割安買いの動き本格化。
弾みを付けて一目均衡表の雲の上限を突き抜けてきた。

△リバーエレ<6666>　今期は大幅な増額期待が高まっている。
小型水晶デバイスが好調。

△サンセイ<6307>　採算性高い船舶修理の受注好調。
早期復配の可能性も。

△アドヴァン<7463>８日続伸
アドヴァンは８日続伸。１１月月次売上高は１４．４億円となり、今３月期の４?１１月累計は１０８．６７億円（前年同期１０８．７６億円）で推移。１２月、１月は前年同期のハードルが低く、上回るのは必至。
（株式市場新聞）

△日本写真印刷<7915>が大幅高、携帯電話関連を物色する動き
日本写真印刷が、２００円高の４２４０円と大幅高となっている。前日に携帯電話のソフトウエアを手掛ける#3727#が年初来高値を更新するなど携帯電話関連の銘柄を物色する流れに乗っているようだ。日本写真印刷は、携帯電話向けタッチパネルの供給が拡大している。１１月７日に０８年３月期業績予想の上方修正を発表し同月１９日に４２７０円まで買われモミ合いとなっていたが、上放れの動きとなりそうだ。

△チヨダウーテ<5387>はクナーフ・グループの保有比率引き上げを好感
石膏ボード専業のチヨダウーテが、１３円高の６００円と３日ぶりに反発している。前日発表のクナーフ・グループの保有比率引き上げを好感した買いが入っている。同社は平成１８年５月８日に、クナーフ・グループのクナーフ社との間で日本における石膏ボード事業についてクナーフ・グループとの包括的な業務提携を結び、クナーフ社による弊社株式の１０％の取得予定があることを公表しているが、これまでの業務提携の成果と今後期待される提携効果を考え、チヨダウーテの主要な株主からクナーフ社に対する市場外取引での弊社株式１０２万４０００株（発行済み株式の７．９％）の譲渡を斡旋し、クナーフ社が既に保有している株式とあわせてクナーフ社の弊社株式保有比率を近日中に１２．５％に引上げるとしている。

△クミアイ化学工業<4996>が急騰し東証１部値上がり率ランキング上位に
クミアイ化学工業が、２９円高の２２３円と急騰し東証１部値上がり率ランキング上位に入っている。前日に０７年１０月期業績予想の上方修正を発表、これを好感した買いが入っている。売上高が前回予想を１９億円上回る３９５億円、経常利益が同２億７０００万円上回る７億７０００万円、純利益が同２億１０００万円上回る４億６０００万円となった。株価は、１０月２４日の高値２４３円抜けとなるか注目されよう。
（証券日刊新聞）

△星座盤内蔵、天体腕時計４モデル追加…シチズン<7762>・アクティブ
シチズン・アクティブは３日、自動星座盤を内蔵した本格天体腕時計「アストロデア」シリーズに４モデルを追加し、２０日に発売すると発表した。新たに加わるのは、新色のライトイエローモデル＝写真＝と従来のダークブルーのバージョンアップモデルをそれぞれ２機種。ライトイエローモデルには、文字盤にシリーズ初となる金色ケースを採用し、天体時計としての機能性とデザイン性をアップした。ダークブルーモデルは、従来より星座盤の星を０・０３ミリ大きくし、時計針と文字盤のコントラストを高め、見やさに配慮した。また、両モデルともに薄型軽量バンドを採用し、手首のフィット感を高めた。価格はライトイエローが約４万９０００円、ダークブルーが約４万７０００円。インターネットを中心に販売し、年間販売目標を４モデル合計で１０００個と見込む。

△デジタルプリント受付用端末ひと回り小型化…ローソン<2651>納入
データ入出力機器メーカー、ワイ・イー・データ<6950>（ＹＥデータ、埼玉県入間市）とＤＰＥ（現像、焼き付け）サービスの北菱フォト（札幌市白石区）は３日、従来タイプをひと回り小さくしたデジタルプリント受付用小型キオスク端末「ＨＹＥ－ＰＳ６０００」＝写真＝を開発し、同端末をベースとしたシステムをローソンから受注したと発表した。ローソンの全国約８６００店舗に順次納入を開始する。受注額は明らかにしていない。ＹＥデータはすでに、誤った取り扱いによる故障防止機能など搭載したカードリーダーと、１５インチタッチパネルを搭載したキオスク端末「ＹＤ－８Ｇ２０」を発売している。新製品は、対応メディア数を５増やして１７種としたカードリーダーを採用。タッチパネルを１２インチに小型化することで、サイズは幅３１・５、高さ３６・２、奥行き２８・５センチとひと回り小型化し、重さも４割減の１０キロとした。　ＹＥデータでは、ローソンへの納入が決まったことで、他のコンビニやＤＰＥ店舗などにも採用を働きかけていく。

△ビクター<6792>、インドに参入・薄型ＴＶなど販売
日本ビクターはインドの家電市場に参入する。現地企業と代理店契約を結び、年明けから薄型テレビなどを売り出す。早期に 1000店の販売店を確保し、消費ブームをけん引する新興中間層を開拓する。2010年に2億ドル（小売店向け卸値ベース）の売り上げをめざす。販売品目は液晶テレビ、ビデオカメラ、オーディオが柱。ビデオテープを除くすべての品目について、エアコンの製造・販売などを手がけるフェダーズ・ロイド・コーポレーション（ニューデリー）に独占的な卸売り販売権を与える。

△日立<6501>　中速の業務用プリンター発売　省電力最大３０％
日立製作所は３日、料金請求書などの大量印刷が可能な業務用プリンターの新製品「ＨＴ－４５５８－１２０Ａ」の販売を開始した。従来機種に比べて消費電力を最大約３０％削減できる。印刷スピードは１分間１５００行以上１万行未満の中速クラス。データを印刷イメージに変換するコントローラー部分の設計を見直すことで省電力化を実現した。本体も小型化して一般のエレベーターから搬入できるため、搬入費用も大幅に削減できる。価格は８４０万円からで年間販売目標は１００台。

△人気衰えず今度は純金…星矢フィギュア３００万個突破記念
バンダイ（バンダイナムコＨＤ<7832>）は３日、１９８０年代後半に漫画とテレビアニメで大人気となった「聖闘士星矢（セイントセイヤ）」のキャラクター人形に、純金メッキをほどこしたパーツを付けた特別記念商品「聖闘士聖衣神話（セイントクロスマイス）　黄金系譜　ペガサス星矢」を来年３月下旬に発売すると発表した。２００３年に発売した「聖闘士聖衣神話」の販売が累計３００万個を突破したことを記念。キャラクターがヨロイとしてまとうパーツに純金のメッキをほどこした特別仕様とした。価格は１万５７５０円。世界２万個限定で、２０代から３０代の「星矢ファン」を中心に販売していく。「聖闘士星矢」は「週刊少年ジャンプ」に連載された車田正美さんの漫画が原作で、テレビアニメ化されて大ヒットし、世界中にファンがいる。放送当時からキャラクターをかたどった人形が発売され、累計５５０万個のヒット商品となった。
（FujiSankei Business i）