11/30 朝の『株価材料』PART Ⅰ

朝の『株価材料』PART Ⅰは、"つづきはこちらです"をクリック！

[0回]

 

■株価材料

▼日本マクドナルド<2702>　４店舗でのラベル張り替え、ほぼ毎日
東京都内の４店舗で商品の調理日時のラベル張り替えや賞味期限切れの原料使用が発覚した日本マクドナルドは２９日、この４店舗で０１年１２月からほぼ毎日、サラダのラベル張り替えが行われていたとする調査結果を発表した。また、賞味期限切れの原料使用は０４年１０月から、トマトなど３種類で行われていたことも判明し、長期間にわたり恒常的に不正が行われていたことが明らかになった。マクドナルドは２７日の問題発覚後、フランチャイズとしてこの４店舗を運営するアスリート社（東京）の社員とアルバイト計７４人を対象に聞き取り調査を実施。その結果、サラダ２品目とヨーグルトで、ほぼ毎日ラベルの張り替えが行われていたことが判明した。賞味期限切れの原料使用は、トマトのほか「マックシェイク」とソフトクリームで確認された。トマトは０４年１０月から年に３～６回程度。マックシェイクやソフトクリームの原料は０５年１月から月１～４回の頻度で賞味期限切れの原料が使用されていた。また、マックシェイクを作る機器を週に１回分解して洗浄する際に、残った原料はすべて捨てる決まりになっていたが、店によっては９５年から、そのまま使っていたことも判明した。アスリート社の社員５人はいずれも不正を認識しており、アルバイトにラベルの張り替えを指示していたことも認めた。しかし、同社の社長からの指示については否定しているという。

▼石綿健康被害　ニチアス<5393>工場周辺住民、新たに２人が死亡
アスベスト（石綿）製品メーカーだったニチアス（本社・東京都港区、旧日本アスベスト）は２９日、石綿が原因の中皮腫で、新たに工場の周辺住民２人が死亡したと認定されたと発表した。今年４～９月に石綿健康被害救済法（石綿新法）で健康被害が認定された。同法で認定された同社工場周辺住民の死者は累計５人となった。どの工場周辺かは「個人が特定されると本人に迷惑がかかる」（広報チーム）として公表しなかった。このほか、羽島工場（岐阜県）や工事現場で働いていた元従業員１２人と子会社の元従業員１人も、石綿が原因の中皮腫や肺がんで死亡したことが労災や石綿新法で認定された。死因がじん肺の場合も含めると、７６年以降の元従業員の死者は２１６人に上る。

□高速道　３６００カ所、重大異常なし…栗本鉄工所<5602>の偽装で
「栗本鉄工所」（大阪市）による橋用型枠の性能偽装問題で、東・中・西日本の高速道路３社は２９日、この型枠を使用した可能性がある高速道路橋約３６００カ所（総延長８００キロ）を緊急点検した結果、重大なひび割れ・破断など構造上の問題は見つからなかったと発表した。点検費用は栗本に請求する方針。

△為末大選手　社外取締役に就任
陸上競技・男子四百メートル障害の世界選手権メダリスト、為末大選手（２９）＝ＡＰＦ＝が、
株式会社ウェッジホールディングス<2388>（本社・東京都千代田区）の社外取締役に就任した。２９日に同社から発表された。同社はアニメーションや音楽、映像などの企画制作や出版などを行っており、大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場。為末選手の起用を機に、スポーツ関連商品にも取り組む見込み。為末選手は「陸上の普及活動などで得た経験を生かして役に立てるよう努めたい」と意欲的。毎月１回の取締役会などで、同社の商品開発や事業展開について提案や助言をする。

▼マツダ<7267>　アクセラ４万台リコール
マツダは２９日、アクセラ４万６１２６台（０３年９月～０６年１２月製造）のリコール（回収・無償修理）を国土交通省に届け出た。電気配線を保護するチューブの材質が不適切なため、摩耗して最悪の場合、ショートしてエンジンがかからなくなる恐れがある。

△野村<8604>証券　３０日から「資産管理フェア」開催
野村証券は３０日と１２月１日の両日、東京都千代田区丸の内の東京国際フォーラムで、国内最大のマネーイベントとされる「ノムラ資産管理フェア」を開催する。国内主要企業など約９０社のほか、投資信託の運用会社約１０社がそれぞれブースを設け、投資家や投資に関心を持つ人向けに関連情報を提供する。入場無料。フェアは今年で１０回目で、毎年２万～３万人が来場する。米国の低所得者向け高金利住宅ローン（サブプライムローン）問題で金融市場が低迷する中での開催だが、同社は「企業や運用会社に直接質問できる機会を活用してほしい」と呼びかけている。

■日本アジアＨＤ　ＡＴＬ<4663>へのＴＯＢ失敗　過半数に届かず
投資会社の日本アジアホールディングズ（東京都千代田区）は２９日、ジャスダック上場のソフト開発会社、エーティーエルシステムズ（ＡＴＬ、甲府市）に対する株式の公開買い付け（ＴＯＢ）に応じた株数が約１７％と目標の過半数に届かず、ＴＯＢは失敗したと発表した。日本アジアはＡＴＬの筆頭株主で、ＴＯＢ開始時点で１９％を保有していた。

■あいおい損保<8761>　サブプライム問題でリスク管理強化へ
あいおい損害保険は２９日、資産運用のリスク管理体制を抜本的に強化する方針を明らかにした。０７年９月中間期に米国の低所得者向け高金利住宅ローン（サブプライムローン）関連の投資で損保業界最大となる２５２億円の評価損を計上したことを受けた措置。具体的には、資産運用部門や財務部門から独立し、証券化商品などデリバティブ（金融派生商品）関連の投資リスクを分析・審査する専門部署「資産運用リスク管理チーム」を１２月３日付で新設する。あいおい損保のサブプライム関連の投資残高は今年９月末時点で１１５４億円。１０月以降も金融市場の混乱で損失が更に膨らむ可能性があり、リスク管理の強化を迫られていた。

□私鉄大手　非正規労働者の正社員化に１２社が前向き
私鉄の労組などで作る私鉄総連（約２３０単組加盟）の秋季闘争で、労組の産業別組織としては初めて要求した非正規労働者の正社員化について、２８日までの交渉で大手１４社のうち１２社が前向きな回答をしていたことが分かった。全労働者の３人に１人、私鉄総連でも６人に１人は非正規労働者という状況での経営側の判断は、産業界に大きな影響を与えそうだ。経営側が労組の要求に応えた背景には、少子化で進む労働力不足へ対応するとの狙いがあると見られる。私鉄総連は、秋闘で３年間継続して就労した非正規労働者を正社員とすることを求める方針を掲げていた。総連などによると、０６年の鉄道・バス各社の正社員は約１０万人で、非正規労働者は約２万人。運転士や車掌以外で非正規労働者を採用している。
大手では、東急電鉄<9005>（東京都）など５社は、３年継続して就労している非正規労働者がいなかったが、正社員登用制度の創設を前向きに検討するとしたり、正社員採用のみで対応するなどとした。
また、近畿日本鉄道<9041>（大阪市）や東武鉄道<9001>（東京都）など７社は、これまでに正社員登用制度の創設を決めたり、すでに実施していた。
西鉄<9031>（福岡市）が交渉継続中で、小田急<9007>（東京都）は交渉を持ち越した。
準大手や中小は大手の交渉結果を参考に、今後会社側と詰めの交渉を行う。私鉄総連は「重い要求だったが、正社員への道筋をつけるという点で意義があった」と話している。
（毎日新聞）

△横浜市の水が「東京進出」
横浜市水道局は2007年11月27日、同市水道の水源である「道志(どうし)川」上流の水をペットボトルに詰めた「はまっ子どうし」を、東急<9005>線の駅売店「トークス(toks)」の全99店で11月30日から販売する、と発表した。「はまっ子どうし」は03年10月の発売。これまでに300万本を販売しているが、都内でのチェーン展開は初めて。今回売り出すのは、07年10月に発売されたばかりの280ミリリットルボトルで、価格は100円。

△Bフレッツ、入居者ごとに対応OK　NTT<9432>東
NTT東日本は2007年12月1日から、光ファイバー提供サービス「Bフレッツ　ビルタイプ」の名称と条件を変更する。名称は「Bフレッツ　マンションタイプ　アドバンスドサポート」に変わる。従来からの「24時間保守対応」というサービス内容・料金に変更はない。これまでは、ビル入居者たちの一括申し込みが条件だったが、12月以降は条件を撤廃し、入居者ごとに24時間対応か日中のみの対応かを選択できるようにする。
（J-CASTニュース）

△タミヤ R/Cバギーカー が赤外線操縦 チョロQ で復活
タカラトミー<7867>はタミヤとのコラボレーションで、“オフロード走行”が机の上で楽しめる赤外線コントロールチョロQ『Qステア・タミヤR/Cバギーカー』（全3種）を、30日に1890円で発売する。Qステアシリーズは、『チョロQ』のサイズ、外観をもつ赤外線操縦ミニカーだ。80年代のラジコンブームを代表するタミヤの「R/Cバギーカー」が、そのデザインと機能をQステアに搭載し、低価格、手のひらサイズになって復活する。Qステア・タミヤR/Cバギーカーは全長約6cm、重さ約22g。タミヤのR/Cバギーカーで出荷数が最も多い3車種（マイティフロッグ、グラスホッパー、ホーネット）を、デフォルメしたデザインとなっている。金属製スプリングを前後輪サスペンションに搭載、タイヤを大きくし、さらにバンパーをバギーカー専用形状にした。これらにより実際のタミヤR/Cバギーカー同様、“オフロード走行”を可能とした。机の上の鉛筆やペン、ノートなどの段差（約7mm）を乗り越えて走行できる。また従来のQステアは、バッテリーに使い捨ての「LR44」ボタン電池を使用していたが、Qステア・タミヤR/Cバギーカーのバッテリーは充電式になった。コントローラー（単4アルカリ乾電池3本使用、電池は別売）に車体を接続、約50秒間ので約2分間の連続走行が楽しめる。

△エフテック<7212>、リテラを子会社化---軽量化技術開発を強化
エフテックは、アルミダイカスト部品生産するリテラの株式を追加取得して、出資比率を52.6％にして子会社化すると発表した。エフテックは、シャーシ部品を主とした自動車部品の開発・製造・販売事業を展開しているが、開発部門は「安全・環境への貢献」をテーマに、より付加価値の高い製品開発活動への取り組みを強化している。この開発戦略の一環としてアルミ製造技術に強みを持つリテラは、エフテックにとって部品の軽量化技術の開発に必要と判断し、今回子会社化を決めた。エフテックはリテラに29.4％出資する筆頭株主だが、リテラの個人株主から株式の譲渡を受けて子会社化する。

■日本板硝子<5202>、ピルキントンの子会社を解散
日本板硝子は、英国子会社のピルキントンの子会社を解散すると発表した。解散するのはソブレン・ガラス・リーズ・リミテッドで、ピルキントンが1993年4月に英国の建築用ガラス流通グループヘイウッド・ウィリアムズ社を買収した際に、その一部として取得した会社。しかし、当時から休眠状態だったため、今回これを今年度中に解散することにした。解散に伴って日本板硝子の業績に与える影響は無いとしている。

△新日本石油<5001>、三洋電機<6764>の燃料電池事業を事実上買収
新日本石油は、三洋電機の燃料電池事業を事実上買収することで合意した。三洋の燃料電池事業を分社化して、新日石が81％出資する。2008年4月を目処に実行する。普及が期待される定置用燃料電池については、国の助成事業として2005年度から実施されている「定置用燃料電池大規模実証事業」が2008年度で終了予定で、2009年度からは本格販売が始まる見通し。こうした状況下、両社が将来にわたり燃料電池事業分野の市場で主導的な地位を確保するためには、開発のスピードアップとシステムの性能および信頼性の向上、製造効率最適化によるコストダウンが大きな課題となっている。今回、燃料電池事業分野で提携関係にある両社で検討した結果、合弁により新会社を設立するのが最適との結論に達した。新会社の社名は未定で、本社は群馬県邑楽郡に置く。新会社は三洋電機が定置用燃料電池事業を分社化する。資本金は1億円で、新日石が81％、三洋が19％出資する。新会社は、燃料電池システムの開発企画・システム設計・生産管理を実施する。製造・組み立ては、三洋東京マニュファクチャリングに委託し、新日石は新会社からシステムを仕入れて販売を担当する。

△コスモ石油<5007>、大阪市の土地を売却
コスモ石油は、遊休資産を処分するため、大阪市の土地を売却すると発表した。売却するのは大阪市北区中津1丁目に保有する土地336平方メートルで、
アーバンコーポレーション<8868>に売却する。売却価格は7億5000万円。
コスモ石油では、今回の土地の売却で、連結業績見通しで、固定資産売却益約6億円を特別利益として計上する見込み。

△菊池プレス<5970>、金型生産の子会社を吸収合併
ホンダ<7267>系の部品メーカーの菊池プレス工業は、2008年4月1日付けで、完全子会社の中村製作所を吸収合併すると発表した。中村製作所は主に金属プレス用金型を製造・販売しており、菊池プレスの100％子会社だ。中村製作所を吸収合併することで、グループの開発、営業体制の効率化を図り、競争力の向上を図るとしている。菊池プレスでは、合併で業績に与える影響は軽微としている。

□日清紡<3105>、持株会社制へ移行…ブレーキ事業などを分社化
日清紡は、2009年4月1日付けで持株会社制に移行すると発表した。企業価値を向上するためには、多角化を最大の特徴とする同社のグループ経営のあり方として持株会社制が最適と判断したとしている。持株会社への移行後は、グループの全体最適と各事業の個別最適のバランスを考慮した戦略的マネジメントで、グループ全体の企業価値の向上を図る方針だ。また、各事業の環境に応じて、機動的な業務の遂行と個別事業での責任・権限の明確化や意思決定の迅速化で、経営効率アップとコスト構造の見直しを進め、競争力の向上を図る。持株会社制への移行では、同社が持株会社となって、現在展開している繊維、精密機器、ブレーキ、化学品、紙製品の各事業を事業会社として新設分割する予定だ。エレクトロニクス事業については、子会社の新日本無線を中心に運営する。

△ヤマハ<7272>、三井物産<8031>と合弁で欧州の販売統括会社を設立
ヤマハ発動機と三井物産は、共同出資による欧州での販売統括会社を11月28日に設立し、2008年1月1日から営業を開始すると発表した。新会社は「ヤマハ・モーター・ミドル・ヨーロッパ」（YMME）で、ヤマハ発動機の100％子会社で欧州全域の販売を統括しているヤマハ・モーター・ヨーロッパ（YME）が60％、三井物産の100％子会社で欧州の自動車販売を統括しているミツイ・オートモーティブ・ヨーロッパ（MAE）が40％を出資する。資本金は1万8000ユーロで、オランダのスキポールライク市に所在するYME内に本社を置く。YMMEは、欧州で7カ国にまたがる広い市場を舞台に、ヤマハ発動機、三井物産の互いの強みとシナジーを発揮することを目的とし、特に主要市場であるドイツやイギリスでのビジネス伸長と今後の成長が期待できる東欧市場での事業基盤の強化を目指す。ドイツとイギリスに加え、オーストリア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランドを統括エリアとし、これらの地域にある既存6販社を子会社化することで経営を統合する。

▼東証、オートバックス<9832>に改善報告書の再提出求める
東京証券取引所は、オートバックスセブンが提出した「改善報告書」が不十分だったとして再提出を求めた。オートバックスでは「真摯に対応していく所存であります」としており、12月12日までに再提出する。東証では、オートバックスが発行決議した転換社債型新株予約権付社債についての払込完了に関する開示をした後、その内容を訂正したことを問題視、改善報告書の提出を求めた。しかし、オートバックスが提出した改善報告書について、東証は「記載された件に関する経緯及び適時開示上の問題点の認識並びに当該認識に基づく改善措置の内容が明らかに不十分である」として、有価証券上場規程第502条第2項の規定に基づいて変更を要請し、12月12日までに改善報告の再提出を求めた。

△オートバックス<9832>、オリジナル改造車スイフトスポーツベースのSS1を限定発売
オートバックスセブンは、オリジナルブランドの「mono CRAFT」シリーズに、新たにスズキ<7269>の『スイフトスポーツ』をベースにカスタマイズしたmono CRAFT 『SS1』を設定して発売すると発表した。12月下旬から「SUPER AUTOBACS TOKYO BAY 東雲 C@RS-SHOW」で予約を受付開始、2008年1月15日から国内のスーパーオートバックス74店舗とオートバックスC@RS-SHOW8拠点で販売する。SS1は、スズキのスイフトスポーツをベースに、フロントバンパー、サイドステップ、オーバーフェンダー、リアバンパー、リアウイング、テールランプキット、エンブレムをオリジナル化し、シリアルプレートを装着したコンプリートカーとして100台限定で販売する。また、それぞれのパーツについても個別販売する。さらに、HKS製ターボバージョンの追加ラインナップも予定している。同車両は、2008年1月に幕張メッセで開催される「TOKYO AUTO SALON 2008 with NAPAC」のオートバックスグループブースで、展示・販売する予定。mono CRAFTは「乗る楽しさ、眺める楽しさをテーマに、個性的な車をより多くの人に楽しんでもらいたい」をコンセプトに、コンプリートカーの提供製作・販売を行うカスタムカーブランドとしてオートバックスが展開している。これまで、マツダのロードスターをベースにした『MH1』やRX-8をベースにした『MF-1』、日産のキューブをベースにした『ピックアップキューブ』をラインナップした。SS1の価格は4ATベースが227万2500円。

△パナソニック、運転席からの死角が無くなるマルチカメラシステムを発売
松下電器産業<6752>のパナソニックオートモーティブシステムズ社は、車輌のバック時に後方の見えない不安や、対向車とのすれ違い、縦列駐車における前方側面の不安を解消するマルチカメラシステム『CY-MCRS70KD/MCS70KD』を12月14日から発売すると発表した。ミニバンタイプの普及や女性ドライバーの増加で、バック時の視界確保への有効手段として、リヤカメラが普及しており2006年度に、業界全体で230万台だったのが2007年度は250万台になると言われており、今後も2ケタの伸長が見込まれている。サイドカメラの需要も年々高まってきており、2007年度は8万台に達する見通。これまで国内市場のサイドカメラは純正商品のみで、今回業界で初めて後付け可能なサイドカメラを組み合わせたマルチカメラシステムとして市場投入する。システムは、カメラ部容積が約9.7ccの超小型カメラで、省スペースに取付け可能。水平134度×垂直103度の広い視野角を確保するため、死角が少なく、夜間でも見やすい高画質でバック時の安心・安全をサポートする。オプションカメラを増設することで、後方側面の視野確保や、車室内への取り付けで後部座席の乳幼児などのモニタリングも可能だ。価格はリヤカメラ、サイドカメラのセットで4万1790円。

△三菱化学（三菱ケミカルＨＤ<4188>）、タイとインドにポリプロピレンの工場を設立
三菱化学は、100％子会社の日本ポリケム（JPC）を通じて、タイとインドに、ポリプロピレン（PP）コンパウンドの製造設備を新設すると発表した。アジア地域におけるモータリゼーションの進展で、中国、タイ、インドに完成車メーカーや部品メーカーが多数進出しており、生産・販売台数は増加の一途をたどっている。自動車業界では、製造・販売のグローバル化に伴って、地域に関わらず品質が一定のグローバル材の安定供給を求めている。これらの要望に対応するため、三菱化学グループは、タイとインドにJPCの出資する製造・販売子会社を設立し、PPコンパウンドを現地生産する。三菱化学は、PP事業をコア事業の一つと位置づけており、JPCとチッソ石油化学との合弁会社である日本ポリプロ（JPP）を中心に事業展開しており、特に自動車向けのハイグレードな製品が得意だ。今回決定した製造設備の新設で、日本、北米、中国（北京、広州＝建設中）、タイ、インドにPPコンパウンドの製造・販売拠点を持つことになり、グローバルに製品を供給できる体制が整う。一方、PPコンパウンドの製造には、高品質な原料PPを安定的に確保することが不可欠だ。三菱化学グループは、2008年4月の運転開始を目指し鹿島事業所にPP製造設備を増設するとともに、JPPの持つ高付加価値PP製造プロセスのライセンス事業によって、より高品質な原料PPの確保を図る。

△東燃化学（東燃ゼネラル石油<5012>）が韓国でバッテリーセパレーターフィルムの工場建設を検討
東燃ゼネラル石油は、100％子会社の東燃化学が韓国の亀尾市でバッテリーセパレーターフィルムの生産設備の建設する検討を開始したと発表した。バッテリーセパレーターフィルムは、リチウムイオン電池の主要部品。リチウムイオン電池は、携帯電話やラップトップコンピュータなどの様々な機器に使用されているほか、次世代のハイブリッド自動車や電気自動車に最適なバッテリーとして期待されている。今回、検討する生産設備は、バッテリーメーカーの要望に柔軟に対応するため、先進的なポリマー技術とプロセス技術を応用したエクソンモービル・ケミカルの新しい技術基盤を採用しバッテリーセパレーターフィルムを生産することを想定している。これらの新しいフィルム技術は、リチウムイオン電池の出力向上のみならず、安全性や信頼性の向上にも寄与し、より小型軽量な電池の次世代低排出ガス車へ導入促進が期待されるとしている。韓国の慶尚北道、亀尾市の政府関係者、東燃化学は調印式を開催し、東燃化学の生産設備計画に関する覚書に調印した。覚書には、両者が協力し、ハイブリット自動車や電気自動車などの様々な用途における先進的なバッテリーシステムを研究することを目的にバッテリーテストセンターの設立に向け検討することが含まれる。

△スバル 、東京モーターショー出品車を市販…ステラ リベスタ
富士重工業<7270>は、軽自動車のスバル『ステラ』に、今秋の東京モーターショーに出品した「REVESTA（リベスタ）」を追加定し、29日から発売すると発表した。今回追加設定するステラのリベスタは、「ステラカスタムR」をベースに、エクステリアは専用バンパー、フロントグリル、ブルーリフレクターヘッドライト、専用ガンメタリック塗装切削14インチアルミホイールなどを装備した。インテリアはブロンズ色のインストルメントパネルや専用シート表皮などを施し、個性的な存在感を表現したモデル。また、メーカー装着オプションとして運転席ドアを開けてからエンジン始動前まであらかじめ設定した音楽やメッセージが最大15秒間再生する機能のあるミュージックCDサーバー＆ウェルカムサウンドオーディオを設定した。価格は2WDが123万9000円。

△トレッサ横浜が12月5日オープンへ　トヨタ<7203> オートモールのある複合商業施設
トヨタ自動車とトヨタオートモールクリエイトは、自動車関連と様々な商業店舗が融合したショッピングセンター「トレッサ横浜」の竣工式と開店披露会を神奈川県横浜市港北区の現地で実施した。竣工式には、トヨタから渡辺捷昭社長など約100人が出席、披露会には、竣工式出席者に加え、在日フランス大使館クリストフ・プノ公使、テナント関係者など合計約250人が出席した。今回竣工したトレッサ横浜は、国内でトヨタが建設するオートモールとしては岐阜、大阪に続く3か所目。自動車関連では、トヨタ各チャネルの販売店5店舗とダイハツ販売店が、整備工場を併設した形態で出店する。また、商業店舗は、関東初出店が3店、神奈川初出店が5店、横浜初出店が10店、新業態3店など、合計48店が出店する。施設は12月5日10時からオープンする。

△スズキ<7269>、神戸複合産業団地に中古車流通拠点を新設へ
スズキは、神戸市の神戸複合産業団地内に約1万平方メートルの土地を取得、京阪地区の中古車物流などの拠点として活用していくと発表した。土地は神戸市から購入する。この神戸複合産業団地 （神戸テクノ・ロジスティックパーク）は、神戸西インターチェンジなどもあり、物流・サービスの拠点として好立地と判断した。スズキはこの拠点を中古車の京阪地区での集積・流通基地として活用するとともに、小売のモデル店舗などとしての利用も検討している。同所での稼動開始は2008年秋を予定しており、京阪地区での中古車物流の効率化を促進していく計画だ。
（レスポンス）

△ティアック<6803>、ヘッドトラッキング機能搭載のプロ用サラウンドヘッドホンシステムを発売

△京セラ<6971>、コンパクトフラッシュ型ＷＩＮデータカード「Ｗ０５Ｋ」を発売

△ヤマハ発動機<7272>と三井物産<8031>、オランダに共同出資による欧州販売統括会社を設立

△三井物産<8031>、来年１月にメディカル・ヘルスケア事業部を新設

△資生堂<4911>、「ウーノ」からクリーム整髪料や新洗顔料など１７品種を発売

△加賀電子<8154>、アンデス電気と「厚さ８ｍｍ」のポータブル・ワンセグＴＶを共同開発

△加賀電子<8154>、子会社「加賀ハイテック」を株式交換で完全子会社化

△ＪＴＢ西日本、ニンテンドーＤＳ（任天堂<7974>）用観光案内ソフト「ＤＳもって旅にでよ♪京都」を発売

△大日本印刷<7912>、ａｍ３と提携しニンテンドーＤＳ向け出版・映像コンテンツ配信事業を開始

△丸紅<8002>、インドネシアのムアラタワル・ガス火力発電所拡張事業を受注

△丸紅<8002>、米国で木質バイオマスを使用した再生可能発電設備を追加買収

△アイレップ<2132>とＹＩＣＨＡ、モバイル検索の利用実態に関する調査結果を発表

△ミズノ<8022>、着地時の安定性を高めたランニングシューズ「ＷＡＶＥ　ＩＮＳＰＩＲＥ　４」を発売

△凸版印刷<7911>、堺市の「２１世紀型コンビナート」内に第１０世代カラーフィルタ工場を建設

△新日本石油<5001>、１２月１日出荷分からのガソリンなどの卸価格を発表

△紀文フードケミファ<4065>、ディズニーキャラ採用の子供向け豆乳飲料３品を発売

△新日本石油<5012>、三洋電機<6764>と来年４月に定置用燃料電池事業の新会社を設立

□イオン<8267>、プライベートブランド「トップバリュ」商品２４品目を値下げ

△近畿日本ツーリスト<9726>、韓国「ＨＡＮＡ」社と国際事業での「協働・協業」関係構築で提携

△マックス<6454>、日毎の勤務時間数の累計など新機能搭載のタイムレコーダーを発売

△楽天<4755>証券、米「ＥＴＦ　ｉＳｈａｒｅｓラッセル２０００」を取り扱い銘柄に追加

△ＺＭＰ、マイクロソフト・双葉電子<6986>と協力し二足歩行ロボット教材の最新モデルを発表

△エクソンモービルケミカル・東燃ゼネラル石油<5012>など、リチウムイオン電池向け新フィルム技術を開発

△コジマ<7513>など、オリジナルの「９００ｍｍワイド２．１ｃｈオーディオラック」を発売

△三井住友海上火災<8752>、中国・上海市に現地法人が１２月開業

△アンドール<4640>、２次元／３次元統合ＣＡＤシステム「ＣＡＤＳＵＰＥＲ　Ｗｏｒｋｓ」を発売

△精工技研<6834>、効率的な光ファイバ敷設が可能な融着接続型光コネクターを開発

△昭文社<9475>、完全翻訳版のビジュアル大図鑑「ｉｎｓｉｄｅｒｓ」シリーズを限定発売

△イー・トレード証券<8701>、「日経２２５先物　ミニ５２．５円＆ラージも３１５円キャンペーン！」を実施

△免疫生物研究所<4570>、ネオシルクとタンパク質製造技術の早期実用化で業務提携

△クウジット（ソネットエンタテインメント<3789>）、リクルートの「ココから周辺情報検索ガジェット」に「ＰｌａｃｅＥｎｇｉｎｅ」を提供

△ＮＴＴ<9432>東西、ホームファクス複合機サザンクロスプリンタ「ＭＦ７０ＣＷ／ＭＦ７０ＣＬ」を発売

△エーザイ<4523>、肥満症治療剤「ＫＥＳ５２４」の製造販売承認を申請

△シチズン<7762>テクノロジーセンターなど、鮮明な表示の照明付きマラソン計時装置を開発

△日清紡<3105>、平成２１年４月１日（予定）に持株会社制へ移行

△武蔵野銀行<8336>と日本工業大学、産学連携協力に関する覚書を締結

△ＧＡＢＡ<2133>、５０歳以上を対象としたマンツーマン英会話レッスンプラン「シニア５０＋」を提供

△サイボウズ<4776>・さくらインターネット<3778>ど３社、協業により大規模向けＥＩＰ型グループウェア「サイボウズガルーン２」をＡＳＰで提供

△ＳＲＩ（ソフィアホールディングス<6942>）、フレパー・ネットワークスとキオスク端末を仮想化で結んだデータセンタサービスの構築を開始

△ＡＣＣＥＳＳ<4813>、ＮＴＴドコモ<9437>の「ＳＯ９０５ｉ」などに携帯端末向けブラウザーを提供

△ＭＵＦＧ<8306>、ケイマン諸島に優先出資証券発行に係わる特別目的子会社を設立

△パナソニックコミュニケーションズ（松下電器産業<6752>）とＫＤＤＩ<9433>、携帯電話を活用した内線ソリューションを提供

△ＫＤＤＩ<9433>、「ＫＤＤＩ　Ｇｌｏｂａｌ　Ｐｏｗｅｒｅｄ　Ｅｔｈｅｒｎｅｔ」の提供対地を中国にも拡大

△ＫＤＤＩ<9433>と沖縄セルラー<9436>、コンパクトフラッシュ型ＷＩＮデータカード「Ｗ０５Ｋ」を発売、「ユニバーサルサービス料」を改定、国際ローミングサービス「ＧＬＯＢＡＬ　ＰＡＳＳＰＯＲＴ」のエリア拡大

△スリーエフ<7544>、「贅沢武藤がこだわる。リッチ＆ビッグ」企画商品２３アイテムを発売

△トマト銀行<8542>、投資信託「ＤＩＡＭ世界好配当株オープン（毎月決算コース）」など２商品を取り扱い開始

△シャープ<6753>、薄膜太陽電池の年間生産能力を１６万ｋＷ体制まで増強

△ソニー<6758>・ぐるなび<2440>・大日本印刷<7912>・三井物産<8031>・丹青社<9743>など５社、フェリカ事業に関する合弁会社「フェリカポケットマーケティング」を設立

△ソーテック<6829>、５９，８００円のＢＴＯ対応ハイパフォーマンスマイクロタワーＰＣを発売

△第一三共<4568>ヘルスケア、アレルギー専用点鼻薬「エージーノーズ　クール」を発売

△バンダイ（バンダイナムコＨＤ<7832>）、人気のお菓子「うまい棒」をモチーフにした入浴剤を発売

△セガ（セガサミーＨＤ<6460>）、ディズニーキャラを使ったキッズ向けカードゲームを稼動開始

△東京スター銀行<8384>、預金連動型住宅ローン「スターワン住宅ローン」をリニューアル販売

△新日鉄<5401>・ＮＩＳＣ、来年４月に株式交換により北海鋼機を完全子会社化

△ヤマハ<7951>、音質最優先設計の重量級オーディオラックを発売

△昭文社<9475>、ロケットや宇宙に関する図鑑「なるほどｋｉｄｓ宇宙旅行に行こう！」を発売

△ゴールドウイン<8111>、「ＳＰＥＥＤＯ」ブランドを本格展開し２００８年春夏モデルを発売

△ぐるなび<2440>、「ポイントカード（スタンプカード）に関するアンケート」調査結果を発表

△富士重工<7270>、「スバル　ステラ」に「ＲＥＶＥＳＴＡ（リベスタ）」を追加設定

△あすか製薬<4514>、女性向け解熱鎮痛薬「グレラン・ビット」を発売

△ネットプライス<3328>、女子大生サークルと共同開発したオリジナルバッグを発売
（日経プレスリリース）

△ダヴィンチ<4314>、３日続伸
ダヴィンチ・アドバイザーズが３日続伸。新興市場の時価総額上位の出遅れ銘柄として物色されている。マザーズから１部への昇格が決定したセキュアード・キャピタル・ジャパン（Ｍ・２３９２）の急騰も刺激材料となっているようだ。
（株式市場新聞）

△「サラダ感覚で食べられる浅漬け」の嚆矢　コンビニ普及とともにＭ＆Ａで全国展開
ピックルスコーポレーション<2925>は「浅漬け」を中心とした、漬物メーカー。業界トップシェアを持つ。１９７７年に、『きゅーりのキューちゃん』などの「古漬け」トップメーカー『東海漬物』（本社・愛知県豊橋市）の子会社『東海デイリー』として設立した。
当初、メインの客先はセブン－イレブン・ジャパン（セブン＆アイＨＤ<3382>）で、国内店舗数がまだ２００～３００店の時代だった。が、セブン－イレブンの拡大にともない、同社も成長。それぞれの地元の有力企業と、合弁による工場新設などで、全国展開してきた。

△ＣＩＪ<4826>株価底値脱出へ６日続伸。今期業績予定通り順調に推移、１２月は株主優待権利確定月
ＣＩＪは本日の終値４３５円となり安値４０７円（１１／２０）から６日間連続して上昇、漸く底値脱出の動きとなった。２００８年６月期第１四半期連結業績は売上高は４７億７百万円（前年同期比１８．３％増）、営業利益は３億４６百万円（同３３．１％増）、経常利益は３億６９百万円（同４４．４％増）となったが、四半期純利益は、子会社（株）日本構研システムズ株式の持株比率低下に伴う持分変動損失（特別損失）３８百万円を計上したため１億１４百万円と前年同期比８．１％の減益となった。第２四半期の足元状況は予定通り推移しており、中間期並びに通期業績見通しを達成する見込みであり、今期配当は期末１３円を据え置く予定。また、同社は、株主の所有株式数に応じた株主優待を行っているが、今期も従来どおり実施する予定で権利確定は１２月。

△明日の動き　ソニー<6758>が５日続伸
米国市場が続伸・円ドル相場が１１０円台に推移する動きを好感してほぼ全面高に。引き続き、日経平均株価が８日に開いたマド１万６０８１円を埋めることができるか注目されよう。ソニーが５日続伸し６０００円台回復したが、このまま全体をリードする動きとなるか注目されよう。
また、フルスピード<2159>が２００万円を前に反落したことで、新興銘柄の上昇が鈍った感がある。明日は、売り先行の動きが予想される。

△ＪＳＲ<4185>が４日続伸、外資系証券が目標株価を引き上げ
ＪＳＲが、１１０円高の２６５５円と４日続伸している。外資系証券が投資判断を「バイ」継続、目標株価を３５００円→３６００円に引き上げを好感している。信用取組倍率が０．２６倍の売り長の好需給となっており、買戻し主導の動きが入ったようだ。ただ、３０００円処にシコリが多くなっていると思われることから、上値は押さえられよう。
（証券日刊新聞）

▼クリムゾン<2776> 下方修正
クリムゾンは、2008年1月通期連結予想の下方修正を発表した。買収したパイオニアトーレディングの業績が予想を下回ったことや、不適切な会計処理による在庫の課題計上などで、11億500万円の特損を計上した事で、下方修正となった。売上高130億円（前予想148億円）、経常利益8.8億円赤字（同3.11億円赤字）、当期純利益14.5億円赤字（同4.27億円）。

▼北沢産業<9930> 下方修正
北沢産業は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。投資有価証券及び関係会社株式の評価損の発生により下方修正となった。売上高87億円（前予想88億円）、経常利益2.42億円（同2.4億円）、当期純利益0.71億円（同1.25億円）。

△コスモ石油<5007> 固定資産譲渡で特別利益計上
コスモ石油は、遊休資産を売却し08年3月期決算にて6億円の特別利益を計上すると発表した。売却先は、アーバンコーポレイション。

△タツタ電線<5809> 上方修正
タツタ電線は、2008年3月通期連結予想を発表した。固定資産の除去、譲渡の為に、特別利益が発生し当期純利益が22.5億円（前予想17億円）になる。

△ニチアス<5393> 200億円のコミットメントライン締結
ニチアスは、三井住友銀行と無担保･無保証で200億円のコミットメントラインの契約を締結したと発表した。期間は、11月30日～08年11月28日。

△ＵＭＣＪ<6939> 上方修正
ユーエムシージャパンは、2007年12月通期非連結予想を発表した。売上高277億円（前予想272億円）、経常利益25億円赤字（同38億円赤字）、当期純利益8億円赤字（同29億円赤字）。

▼Ｓ＆Ｐ アイフル<8515>を格下げ
Ｓ＆Ｐは、アイフルの長期カウンターパーティ格付けと長期優先債券格付けをＢＢＢ+→ＢＢＢに格下げし、クレジット・ウォッチを解除した。

△三菱ＵＦＪ トレンドマイクロ<4704>を格上げ
三菱ＵＦＪ証券はトレンドマイクロの投資判断を3→2に格上げした。

△メリルリンチ ドコモ<9437>を格上げ
メリルリンチは、ＮＴＴドコモを中立→買いに格上げした。

△ムーディーズ 商船三井<9104>格上げ
ムーディーズは、商船三井の無担保長期債務格付けＢａａ１をＡ１に、第9回社債をＡ２→Ａ１に格上げした。
（證券新報）