11/27 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

お昼の『株価材料』PART Ⅰは、"つづきはこちらです"をクリック！

[0回]

■株価材料

△アプリックス<3727>は大幅反発、５月来の高値水準に
アプリックスは大幅反発し、５月８日以来およそ６ヵ月半ぶりとなる高値水準まで上昇してきた。インターネット検索最大手である米グーグルが運営する世界最大の動画共有サービス「ユーチューブ」が日本で専用広告の営業活動を始めたなどと報じられたのが刺激材料になっている。グーグルは今月上旬に世界のハイテク大手と提携し、携帯電話に使われるソフトを端末メーカーなどに無償で提供する方針を明らかにした。日本国内ではＮＴＴドコモやＫＤＤＩとともにグーグル連合に参加しているアプリックスにも何らかのメリットが及ぶと期待する向きは多いが、来年初めに本配信を始めるこの動画共有サービスが本格的に普及すれば新たなビジネスチャンスにつながると予想する投資家も少なくないようだ。
（ラジオNIKKEI）

△マヨラーに朗報！　マヨネーズがβカロテンの吸収助ける
緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンやルテインなどの栄養素（カロテノイド）は、そのまま食べても体内に吸収されにくいことが知られているが、キユーピー研究所と日本女子大の共同研究で、マヨネーズがカロテノイドの吸収を促進することが分かった。一般成人１９人に、ゆでたブロッコリー７５グラムを、植物油１４グラム、卵黄型マヨネーズ１５グラムと一緒に食べてもらった結果、血中のβカロテン濃度は何もつけずに食べた時と比べて、植物油と一緒に食べると１・２倍、マヨネーズと食べると２・５倍に増加していた。この傾向は、すでにニンジンで確認されており、またブロッコリーではルテインについても確かめられたことから、キユーピーは「カロテノイドは脂溶性のビタミンであるため、マヨネーズと親和性が高いのではないか」とみている。
（産経新聞）

■浜岡原発　排気筒のつなぎ目腐食し穴　放射能漏れなし
中部電力<9502>浜岡原発（静岡県御前崎市）１、２号機の共用排気筒（高さ１００メートル）で、放射能モニタリング用配管と排気筒本体のつなぎ目部分（高さ約９０メートル）が腐食し、穴（直径数センチ）が開いていたことが２７日、分かった。排気筒に関する国の技術基準は、出口以外から排気をしないよう定めている。中電は穴をふさぐ応急処置をすると共に、経済産業省原子力安全・保安院に同日報告した。中電や保安院によると、先週末、排気筒を点検中の作業員が穴を見つけた。排気筒は１、２号機の原子炉や建屋内とつながっているが、両機とも定期検査中で運転は停止しており、放射能漏れなど外部への影響はないという。
（毎日新聞）

△「プレステの父」久夛良木氏、特別功労賞を受賞
ビデオゲームの振興を目指す非営利団体Academy of Interactive Arts & Sciences（AIAS）は11月26日、ソニー<6758>・コンピュータエンタテインメント（SCE）の前社長兼CEOである久夛良木健名誉会長に「特別功労賞（Lifetime Achievement Award）」を授与すると発表した。プレイステーションにより、世界中の家庭内エンターテインメントを革新したとして、同氏の功績を評価している。AIASは1996年にゲーム業界関係者によって設立された団体で、毎年、優れたビデオゲームを選び「Interactive Achievement Awards」などの賞を授与している。第11回アワードの授賞式は、2008年2月にラスベガスで開催予定。久夛良木氏への特別功労賞の授与も、その席上で行われる。AIASのジョゼフ・オーリン理事長は、久夛良木氏の貢献が「開発者やパブリッシャー、世界中の消費者にとっての新しいスタンダードを作った」とコメント。「ケンとプレイステーションのコンセプトがなかったら、何十億ドル規模という今日の（ゲーム）業界は存在しなかっただろう」としている。
（ITmedia News）

△ローソン<2651>、スタミナ補給弁当「サーロインステーキ重」を発売

△アスクル<2678>、個人向けＥＣサイト「ぽちっとアスクル」をオープン

△アドウェイズ<2489>、無料のモバイルサイト「アーティスト公式モバイル」を開設

△日本無線<6751>と理想科学<6413>など、「ＳＡＷ溶液センサ」によるインク分析システム共同開発に合意

△新日本科学<2395>、米国でグラニセトロン経鼻製剤の臨床第Ｉ相試験を開始

△ＴＯＴＯ<5332>、建築専門家など向けサイト「ＴＯＴＯパブリック節水診断」を開設

△三井物産<8031>子会社、来月からＢＳ１２チャンネル「ＴｗｅｌｌＶ」の放送開始
（日経プレスリリース）

△出光興産<5019>、燃料油の輸出能力を３倍増
出光興産は、石油製品の輸出能力を拡大する。千葉、愛知両製油所の出荷設備を増強、製品輸出能力を従来の３倍に引きあげる。国内の石油製品需要が減退するなか余剰油種の取り扱いが喫緊の課題となっており、同社では国内外の需要動向に柔軟に対応できる体制整備を急ぐ。能力増強で輸出を拡大する油種はジェット燃料や軽油で、一部ガソリンも含むという。主にアメリカ向けで投資額は十数億円とみられる。パイプラインを輸出用に切り替えポンプ能力を増強する改造工事を中心に輸出能力を現行の年間１００万キロリットルから３００万キロリットルに増強、完成は来年の上期を予定している。

△日新電機<6641>、ＥＤＬＣ採用の瞬低対策装置を開発
日新電機は、電気２重層キャパシター（ＥＤＬＣ）を採用した液晶工場に最適な瞬時電圧低下対策装置「ユニセーフ」（商品名）を開発、来月から本格販売に乗り出す。半導体工場などへの拡販も計画しており、来春までに２０台の販売を見込んでいる。ＥＤＬＣと直列制御方式の組み合わせで電圧低下の繰り返しに強く、液晶工場の製造ラインに深刻な影響を及ぼす多重雷にも対応できるという。瞬低時の電圧確保の補償時間は、電圧低下幅４０％以下なら５秒を実現。装置の寿命も３０年と長い。

△持田製薬<4534>、初の塗布型尖圭コンジローマ治療薬発売へ
持田製薬は２６日、性感染症の１つ尖圭コンジローマの治療薬「ベセルナクリーム５％」（一般名・イミキモド）を来月１０日に発売すると発表した。同疾患を適応症にした治療薬はなく、これまで患部を外科手術で切除していた。ベセルナは患部に塗って治療する。持田にとっては重点分野の皮膚・産婦人科での製品拡充となり、ピーク時約１２億円の販売を見込む。ベセルナは持田が０１年に米３Ｍ社からライセンス導入して開発した。

△イサム塗料<4624>、自動車補修用ポリッシング材料を市場投入
イサム塗料は、自動車補修向けポリッシング材料の本格販売に乗り出す。フィンランド・ミルカ社と同材料の国内販売代理店契約を結び、日本市場での用途開拓を開始した。ミルカは欧州地域の自動車補修、工業用途で豊富な実績をもつ。イサム塗料では自動車補修用塗料など自社製品との補完を図りながら、国内ユーザーへの普及を目指していく。
（化学工業日報）

△アムスライフ<2927>、大幅反発
今８月期の年間配当を、従来予定していた１００円から１５０円に引き上げると発表したことが手掛かり。また、連結売上高、経常利益とも最高益更新を見込んでいる。

△アスクル<2678>が大幅続伸
アスクルが大幅続伸。専用サイトを開き、生活用品の個人向け通販に参入すると報道されたことが材料となっている。

▼アドバンテ<6857>が続落
アドバンテストが続落している。前日の米国株の大幅安や円相場が１ドル＝１０７円台と円高に振れていることが嫌気されている。

▼総合商研<7850>に小口売り
総合商研は小口売りに反落。今7 月期第１四半期は売上高１９．７３億円、経常損益２．８１億円赤字となった。年賀状など一一月以降に例年集中するためで、通期計画の売上高９５億円、経常利益４億円は不変。

△高見沢サイバ<6424>は券売機で中国進出はやす
高見沢サイバネテックスが急騰。同社が中国で券売機事業を始めると報じられたことが好感された。２００９年３月期までに累計１０億円の売り上げを目指す。

△オークマ<6103>、軟調地合いのなかしっかり
オークマがしっかり。中国で工作機械を３割増産すると伝えられたことを好感。今３月期は中国で１００億円の売り上げを見込んでいるが、来期はこれを３割アップする方針で、中国を牽引役とする業績拡大に弾みがつきそうだ。

△システムプロ<2317>が高い
システムプロが高い。０７年１０月期経常利益予想を、上方修正した。

△東日ＣＬＧ<8291>　今期減額修正がアク抜け感を呼ぶ。１８０円を抜くと二段上げ相場。

△ワカモト<4512>　０６年３月期を底に収益の改善進む。売り長の取組も注目点。

△ＳＪＨＤ<2315>　北京五輪を控えた中国でのＰＯＳ端末普及促進で恩恵。株価も出直り歩調。

△レカム<3323>が反発
レカムが反発。０７年９月期の黒字転換を好感。

△Ｄワンダー<9611>がにぎわう
ディーワンダーランドがにぎわう。０７年９月期業績予想の修正が、材料とされる。

■松下<6752>が軟調
松下電器産業が軟調。家庭用燃料電池を量産すると一部で報じられたが、ＮＹ市場急落を受けた全般安の中、反応薄となっている。
（株式市場新聞）

■レンゴー<3941>は続伸。東証１部唯一の新高値銘柄に。そろそろ反落のタイミング？
レンゴーは続伸。１８円高の８９９円まで買われ、年初来高値を更新した。地合いが悪いなか、現在のところ、東証１部唯一の新高値銘柄となっている。もともと続伸トレンドで来ており、地合いが悪いなかでさらに買いが集中したようだ。加えて、外資系証券のレーティングで、目標株価が９３０円まで引き上げられたことも材料となっているもようだ。ただ、現在の株価でＰＥＲは２９倍台となっている。信用残もかなりの売り長となっており、そろそろ反落のタイミングかもしれない。

□日本紙パルプ商事<8032>は「中国市場開拓」報道も続落。よく見ると優良株、そろそろ底打ちか
日本紙パルプ商事は続落。９円安の３９５円まで売られている。今朝の日経新聞で「日本の紙パルプ関連企業が、急成長する中国の紙市場の開拓に乗り出す」と報道された。「国内紙流通最大手の日本紙パルプ商事は１２月に現地企業と合弁を設立し、中国で古紙回収事業に参入。日本でのノウハウを持ち込み、現地製紙会社への原料供給体制を整える」と報じられたが、市場は反応薄だ。チャートを見ると、１０月～１１月初めの４３０円ラインから続落中。現在の４００円ラインで底打ちと行きたいところだが…。現在の株価でＰＥＲは１５倍台、ＰＢＲは０．８５倍と割安水準。業績は好調で右肩上がり。大口株主は王子製紙＜３８６１＞(東1)、紀州製紙＜３８８２＞(東1)のほか、信託口、都銀・信託銀・地銀など堅い。今期２００８年３月期の配当金は中間・期末それぞれ５円で、年間計１０円。現在の株価で配当利回り約２．５％と高めだ。株主優待もトイレットペーパーとティッシュペーパーと、実用性満点で良い。株価３ケタで単位１０００株という、売買しやすさも魅力だ。

△新日石は<5001>、燃料電池報道も、英原油先物最高値も、市場はウンともスンとも。今が買い時
新日本石油は反落→反発。２０円安の８６４円で始まったが、その後は８７５円まで買われている。
今朝の日経新聞で「家庭用燃料電池、量産へ」として、松下電器産業<6752>、東芝<6502>、荏原<6301>などとともに取り上げられたが、市場は反応薄だ。
また、２６日の英ロンドン原油先物市場で、１バレル９６．５５ドルの史上最高値をつけたが、今朝は日経平均株価が一時、３１５円２２銭安の１万４８１９円９９銭まで下落するなど、地合いが悪いためもあろう。東証１部業種別株価指数でも、石油・石炭セクターは下落している。
一部、コスモ石油<5007>、ＡＯＣホールディングス<5017>など以外は、ほぼ売られている。新日本石油のチャートを見ると、現在の８５０円ラインはひとつの下値フシ。押し目の買い時と見たい。まずは２５日移動平均線９５０円ラインまでの戻りを目指す。現在の株価でＰＥＲは８倍台と、超割安でもある。

△富士通<6702>は「システム開発の生産性アップ」報道も続落。押し目の買い時と見る
富士通は続落。寄り後は１９円安の７３３円まで売られている。
今朝の日経新聞で「富士通とＮＴＴデータ<9613>(東1)、システム開発　期間短縮」と報じられた。報道によると、両社はシステム開発の生産性を高める手法を相次いで導入する。富士通は日本と中国の拠点でソフト開発期間を最大で半減する技術を採用。ＮＴＴデータも開発手順の標準化によって２～３割短縮する。
しかし前日２６日のラジオＮＩＫＫＥＩで「先週末２２日に発表した９月中間連結決算はほぼ予想通りだったが、通期予想が据え置きだったことで失望売りが先行」「収益回復力が鈍い」といったコメントが報道された。今朝は地合いの悪化もあり、これが引き続き響いているもようだ。ただ、証券会社のレーティングでは、目標株価８７０円と出しているところもある。チャートを見ると、確かに８５０～９００円ラインはひとつのフシとなっている。また、現在の７５０円ラインはひとつの下値フシとなっている。信用残も売り長から買い長へ移行しつつあり、市場では「押し目の買い時」と見る向きも多いようだ。

△アパマンショップホールディングス<8889>は反落→モミ合い。高配当、テクニカルが買い材料
アパマンショップホールディングは反落→モミ合い。１６００円安の３万３１００円で始まったが、寄り後は３万４５００円まで戻している。前日２６日後場中に発表した２００７年９月通期連結決算は、前年比増収増益だった。２００８年９月期連結業績予想も、前年実績比増収増益としている。また、今期２００８年９月期の配当を発表した。３月中間と９月通期末それぞれ８５０円で、年間計１７００円。現在の株価で配当利回り約５％の高め水準となる。チャートを見ると、１１月初めの４万５０００円ラインから続落し、押し目を形成しているところだ。まずは前のフシ４万円ラインまで戻したい。現在の株価でＰＥＲは１１倍台と、とくに割高感はない。

△スカイマーク<9204>は日経報道も市場は反応薄。目先はともかく、中期では「買い時」
スカイマークは小反落。５円安の２６８円で始まり、寄り後はその前後２～３円の幅で推移している。今朝の日経新聞で「スカイマークが業績改善を受け、攻めの経営に転じる」「羽田空港が拡張する２０１１年をメドに保有機材を２０機に倍増させる」「羽田－旭川線など新路線へ参入する」と報道されたが、市場は反応薄だ。チャートを見ると、１４日につけた直近高値３５０円から続落。そろそろ反発のきざしは見えている。まずは次のフシであり２５日移動平均線の３００円ラインまでの戻りが目標となろう。業績は今期２００８年３月期で前年の損失計上から黒字転換が見込まれる。業界観測では、次期２００９年３月期はさらに増収増益と見られている。現在の株価でＰＥＲは１６倍台と、とくに割高感はない。ただ、信用買い残が膨らんでおり、短期では上値の重しになるかもしれない点が気になるところではある。

△カルソニックカンセイ<7248>は逆行高。引き続きレーティングが材料、東証１部値上がり率上位
カルソニックカンセイは逆行高。２０円高の６０３円で始まり、寄り後は６１１円まで買われている。一時、東証１部市場値上がり率上位にランクインする場面も出ている。引き続き、外資系証券のレーティングが材料となっているもようだ。投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ。目標株価は７００円としている。チャートを見ると、中期では確かに７００円はひとつのフシとなっている。が、地合いの先行き不透明感もあり、目先、まずは６５０円ラインが目安となるか。
（証券日刊新聞）

△ドコモ<9437>、巻き返しに意欲　新料金プランの「９０５ｉシリーズ」
ＮＴＴドコモが新たな料金プランでの販売を打ち出した携帯電話「９０５ｉシリーズ」のうち２機種が２６日、全国で発売開始された。都内の量販店で開かれたイベントには中村維夫社長が出席。「９０５ｉにはすべての機能を盛り込んだ。お客さまの好みに合うケータイが必ず見つかる」と新シリーズの魅力をアピールした。ドコモが新商品発売に合わせて、社長がトップセールスを行うのは今回が初めて。中村社長はこの日の午前中、都内の量販店２店舗を回った。大型店では事前予約を受け付けていたところも多く、行列はさほどでもなかったが、
東京都千代田区のビックカメラ<3048>有楽町店では、開店と同時に携帯電話売り場の新機種の前に多くの人が集まった。
発売されたのはシャープ<6753>製のＳＨ９０５ｉと三菱電機<6503>製のＤ９０５ｉの２機種。今週中にその他５機種が発売され、年内には７０５ｉシリーズも含め、計２３機種を発売する予定だ。
中村社長は「１円、０円で携帯電話端末が売られる日本の状況は、世界でも極端。新販売モデルには分かりにくい面もあり、その説明をしてもらうのに、量販店の方に迷惑をかける部分もある」としながらも、「９０５ｉシリーズは世界のほとんどの国で通話ができ、テレビもＧＰＳ（衛星利用測位システム）も載せた。何とかこれで巻き返したい」とし、冬商戦での巻き返しに強い決意を口にした。

△新型ＰＳＰ販売　発売２カ月で１００万台を突破
ソニー<6758>・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）は２６日、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル（ＰＳＰ）」の新モデル（１万９８００円）＝写真＝の国内販売台数が２２日時点で１００万台を突破したと発表した。９月２０日に発売してから約２カ月での１００万台突破となり、２００４年１２月に発売した初代のＰＳＰと比べ「２週間早い記録達成」（ＳＣＥ）という。新モデルは本体が６色あるほか、別売りの専用チューナーを使えば携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」を視聴できることで、若者を中心に人気を集めている。

△投資家、これで増えれば　「カブトレ！ＮＥＸＴ」　マネックス<8698>全面協力
ゲームを通じて株式投資を学ぼうというニンテンドーＤＳ（任天堂<7974>）用のゲームソフト「株式売買トレーナー　カブトレ！ＮＥＸＴ」の発売イベントが２６日、東京・日本橋兜町の東証アローズで開かれた。
インターネット専業のマネックス証券がコナミ<9766>デジタルエンタテインメントの制作に全面協力した。ネット証券市場が伸び悩む中、投資に関心を持ってもらい、新たな顧客の獲得につなげるねらいがある。
同証券の親会社のマネックス・ビーンズ・ホールディングスが投資教育事業に力を入れていることもあり、ゲームを制作するコナミデジタルエンタテインメントから２年前に協力の依頼を受け、第１弾となる「カブトレ！」を昨年末に発売した。今回は、初心者の株式売買の入門ソフトとしてだけでなく、経験者が実践スキルを磨けるトレーニングソフトとした。マネックス証券の松本大社長はこの日の会見で、「ゲームをきっかけに投資家が増えればいい」と意気込みを語った。マネックス証券は、今後もゲームの開発協力に積極的にかかわるという。ゲームは、過去５年間の東証１部、２部、マザーズに上場する銘柄の株価の値動きをデータ化して搭載。このため、チャートを見る能力を楽しみながら高められるほか、株式の模擬売買ができる。発売は２９日で、希望小売価格は４３００円。

△京セラ<6971>が来月１日　セラミック調理鍋を発売
京セラは、セラミック調理鍋を１２月１日に発売する。セラミック調理鍋は、土鍋に匹敵する保湿性や蓄熱性を持ち、火を止めても料理が冷めにくい特徴がある。新製品は、ふたの内側に施した突起が食材から出たうまみ成分を含んだ水蒸気を受け止め、鍋の内部に戻すので料理がおいしく仕上がる。ＩＨ（電磁誘導加熱）調理器や電子レンジなどあらゆる熱源に対応する。また、セラミック調理鍋の愛称を１２月３日から２００８年１月中旬までウェブサイト（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｏｙａｋｏｄｅｃｏｏｋｉｎｇ．ｃｏｍ／）とテレビ番組「おやこでクッキング」などで募集し、３月下旬に発表する。価格は２・４リットルが１万６８００円、４・３リットルが２万１０００円。月産５０００個を目指す。

△アンドール<4640>、２、３次元を連携　統合ＣＡＤシステム　来月４日発売
ＣＡＤ（コンピューター支援設計）ソフトメーカーのアンドール（東京都中央区）は２６日、米大手３次元ＣＡＤメーカー、ソリッドワークスと共同開発した２次元・３次元統合ＣＡＤシステム「ＣＡＤＳＵＰＥＲ　Ｗｏｒｋｓ」を１２月４日に発売すると発表した。アンドールでは、「ＣＡＤＳＵＰＥＲ」の既存ユーザーのほか、２次元と３次元ＣＡＤのスムーズな連携を武器に、現在２次元ＣＡＤ、３次元ＣＡＤを個別に導入している企業や、運用の煩雑さを考えて３次元ＣＡＤ導入をためらう見込み顧客に対して販売攻勢をかける。製品出荷は２００８年２月４日で、価格は１４０万円から。新製品の詳細は１２月４日に東京都中央区の銀座東武ホテルで開く「アンドールユーザ会」で発表する。アンドールのＣＡＤＳＵＰＥＲシリーズは１９８５年から国内製造業で使用されている国産２次元ＣＡＤ。一方、ソリッドワークスは世界の大手３次元ＣＡＤの一角を占める。アンドールの調査によると、「ＣＡＤＳＵＰＥＲユーザーの７割が３次元ＣＡＤとの連携に対する要望を持つ」という。

■りそなＨＤ<8308>の細谷英二会長　「一部相対売却も」　政府保有普通株で意向
りそなホールディングス（ＨＤ）の細谷英二会長は２６日までに、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、政府が公的資金の注入と引き換えに保有した普通株約３０００億円分の売却方法について「広く国内外の個人、機関投資家を区別せずに、市場売却することが基本」との考えを示した。一方で、「一部、機関投資家が別途、買うという選択肢は排除すべきではない」とも述べ、一部株式については市場を通さずに相対で金融機関などに売却する意向も示した。２００３年に実質国有化されたりそなＨＤの公的資金の残高は約２兆３０００億円。政府は約３０００億円分の普通株のほか、約２兆円分の優先株を保有している。りそなＨＤは今春、政府に普通株の市場売却を要請したが、株価の低迷で政府保有株が含み損を抱えていることもあり、売却の時期・金額は決まっていない。りそなＨＤの筆頭株主は現在、議決権のある普通株の約５０％を保有する政府の預金保険機構だが、普通株の行方次第では、金融再編の導火線となる可能性もある。細谷会長は今後の公的資金返済のスケジュールについて「株価が回復基調に入って、早期健全化法（に基づく普通株への転換期限づき）の優先株を返済。その上で（残りの）優先株と普通株の返済を進める」と強調。将来的な望ましい株主構成に関しては「個人の株主は変動するので、他の金融機関を参考にして考えたい」と述べるにとどめた。一方、提携戦略については「顧客中心に証券業務の提携を考える必要がある。野村証券グループの金融機関との提携が現実的かもしれない」との考えを示した。

△タリーズ、銀座に再出店　日本での創業の地
伊藤園<2593>傘下のシアトル系カフェチェーン、タリーズコーヒージャパン（東京都港区）は、日本での創業の地である東京・銀座に、１号店のコンセプトを踏まえた店舗を再出店する。２００８年１月下旬をめどに、銀座コリドー街近くのダヴィンチ銀座ビル（東京都中央区）に「銀座ダヴィンチ店」（仮称）として開店する計画だ。
タリーズは１９９７年８月７日、三越銀座店近くに１号店「タリーズコーヒー銀座店」をオープン。現在は全国に３００店以上をかまえるカフェチェーン大手に成長した。１号店は三越銀座店の再開発に伴い、今年８月２５日に閉店した。タリーズは現在、銀座地区に日産自動車本社ビル店など３店を設けているが、１号店のコンセプトを引き継いだ店舗を残すため、銀座での再出店候補地を探していた。銀座ダヴィンチ店は、旧銀座店直系の“ジュニア店”という位置づけで出店するという。同社は１１月１５日に、東京・神谷町にＦＭ放送局のインターＦＭとのコラボ店舗を開設。また、１２月１７日に本社を現在の東京都港区から同新宿区に移転するのに伴い、新本社内にも“実験的”な要素を取り入れた「タリーズ本社ビル店」（仮称）を来年１月下旬めどに出店する計画で、新たなコンセプトを取り入れた出店ラッシュが続いている。

△日立マクセル<6810>が新イヤホン発売　耳にぴったり、音もれにくく
日立マクセルは、耳に差し込む先端部分に抗菌作用のある銀イオンを施したイヤホンの新製品「ＨＰ－ＣＮ３０」と「ＨＰ－ＣＮ１０」を発売した。新製品は先端部分を楕円形にしたため、耳にぴったりとフィットし、密閉性が高く音が外にもれにくい。価格はオープンだが市場想定価格は、音質を重視した「ＨＰ－ＣＮ３０」が３０００円程度で、女性向けにデザインした「ＨＰ－ＣＮ１０」が２０００円程度。
（FujiSankei Business i）