11/19『株価材料』PART Ⅳ

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■株価材料

□ロサンゼルスモーターショー07　2018マツダ<7261>3、発表は10日間お預け
去年のLAオートショー（ロサンゼルスモーターショー）でコンセプトカー『ナガレ』を発表し、その後も次々に同様のデザインコンセプトを発表して来たマツダ。そのマツダが今回のLAショーで発表予定なのが、『2018マツダ』コンセプトだ。発表予定、というのは、これからクレイモデルを削り、24日午後3時にそのコンセプトカーが姿を現す、という演出のため。10年後、マツダのベストセラーカー、『マツダ3』（日本名『アクセラ』）はどんな姿をしているのか。それをリサーチするため、マツダは一般からアイデアを公募。この「マツダデザインチャレンジ」でアイデアが採用されたのは、マロリー・マックモローさん。産業デザインを勉強中の学生だ。マックモローさんはマツダのデザイナー、フランツ・フォン・ホルツハウゼン氏と共同で、2018マツダのコンセプトデザインを作り上げた。15日に行われたマツダのメディア発表会は、デザインチャレンジとマックモローさんの紹介、そして荒削りのクレイモデルの2018マツダの紹介にとどまった。これから10日かけて、このクレイモデルからコンセプトカーを削り出す、というショーアップ形式。最終的に24日にコンセプトデザインが発表される。史上初めてのユニークな形式によるコンセプト発表、10日後のマツダブースに注目したい。

△新日本石油<5001>、FCフォーラムを開催　関西で初
新日本石油は、燃料電池の本格的な販売に向けた取り組みの一環として、15日にFCフォーラム 「2007年度臨時オープンセミナー」を開催した。FCフォーラムは「燃料電池を広く市場に啓発することで、将来の燃料電池の普及を促進する」ことを目的に、2002年6月に同社特約店を母体に設立した研究会で、年1回の総会と2回のオープンセミナーを実施している。通算16回目となる今回は、関西地区での初めての開催となり、約160人が参加した。今回のセミナーでは、家庭用コージェネレーションシステムの販売に積極的に取り組んでいる大阪ガスが全面的に協力し、同社ショールーム「生活誕生館DILIPA」で、最新エネルギーシステム機器や、お湯を利用した快適生活などを見学した。同社は、今後もFCフォーラムをより充実した内容とし、燃料電池を活用した快適なライフスタイルを提案、特約店とともに、環境にやさしい新エネルギーである燃料電池の普及促進を図る方針だ。

△新日本石油<5001>グループ、ベトナム沖で探鉱鉱区の権益を取得
新日本石油は、石油開発部門である新日本石油開発がベトナム国営会社ペトロベトナムとベトナム南部海上16－2鉱区に関する生産分与契約を締結したと発表した。今回契約した鉱区は、ベトナム最大のバクホー油田、新日本石油開発が権益を保有するランドン油田を始めとする多くの油ガス田が集中しているクーロン堆積盆の中央に位置しており、新たな油ガス田の発見が期待されている。同社グループは、東南アジアを上流部門における重点事業地域の一つと位置づけており、特にベトナムでは、オペレーターとしてプロジェクトを推進している 15－2鉱区（ランドン油田、フンドン油田）、パートナーとして参画している5－1b/c鉱区に続き、3つ目のプロジェクトとなる。今後も同地域での事業をさらに拡充するとともに、その他重点地域でも積極的に事業を展開し、一貫操業体制の確立とエネルギーの安定的な供給体制の構築に注力するとしている。

■プレス工業<7246>、子会社の信和塗装工業を解散
プレス工業は、子会社の信和塗装工業を解散すると発表した。信和塗装工業は、プレス工業の川崎工場でのフレームの塗装・部品加工業務を行ってきたが、いすゞ自動車向けの大型・中型フレーム生産ラインを藤沢工場へ移管したため、信和塗装工業の役割を終えたと判断、解散することにした。2008年3月に清算終了する予定。

▼カーメイト<7297>中間期決算…原材料高騰で赤字が拡大
カーメイトが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期損益が3億7300万円の赤字となった。前年同期と比べて赤字幅が約2倍に増えた。売上高は同8.9％増の66億5200万円と増収だった。チャイルドシート、芳香剤の販売が順調に推移した。営業損益は、原材料価格高騰や販売費、一般管理費の増加で2億5100万円の赤字、経常損益も3億900万円の赤字だった。通期業績見通しは売上高が同7.6％増の154億円、営業利益が同52.2％増の7億7000万円、経常利益が同62.0％増の4億4600万円、当期純利益が同409.0％増の2億9000万円を見込んでいる。

▼静岡スバル<7473>中間期決算…営業赤字に転落
静岡スバルが発表した2007年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比10.4％減の58億2700万円、営業損益が3200万円の赤字に転落した。スバル新車販売は、『インプレッサ』をフルモデルチェンジしたものの、期待を下回ったため、登録車の販売台数が同13.1％減の832台、軽自動車も同 7.5％減の969台にとどまった。中古車部門は新車販売不振による下取り車の減少の影響もあって、販売台数は同1.9％減の1066台だった。輸入車販売部門は、ボルボが低迷したものの、ポルシェが好調だった。経常損益は新車販売の不振で2500万円の赤字だった。当期損益も2300万円の赤字。通期業績見通しは、売上高が同8.1％増の125億円、経常利益が同37.0％減の8000万円、当期純利益が同6.2％減の5000万円となる見通し。

■市光工業<7244>の中間期決算…営業利益が大幅減益　素材価格高騰
市光工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、素材価格高騰の影響で営業利益が前年同期比61.7％減の6億6300万円と大幅減益になった。売上高は同1.4％減の573億9100万円と減収だった。北米の売上げが落ち込んだのが主因だ。経常利益は原材料価格の高騰で同61.0％減の8億1100万円と大幅減益だった。ただ、当期純利益は1億3100万円で、前年同期の44億円の赤字から黒字転換した。通期業績見通しは売上高が同0.4％減の1200億円、経常利益が同37.5％減の26億円、当期純利益が10億円となる見通し。

△今仙電機<7266>、海外6か所目の生産拠点となるインドに現地法人を設立
今仙電機製作所は、インドに現地法人を設立したと発表した。同社は台湾、フィリピン、米国、中国、タイに次ぐ第6の海外生産拠点としてインドに進出する。現地法人はイマセン・マニュファクチャリング・インディア・プライベート・リミテッドで、資本金は約3億円。2008年6月に約2億円を増資する予定。インド・ラジャスタン州のニムラナ工業団地に新工場を建設する。敷地面積は約4万平方メートル。2009年8月に操業開始する予定で、日系シートメーカー向けシートデバイスを生産する。投資額は2009年度までに約5億円。

△モリタ<6455>、08年10月に持株会社制に移行
モリタは、2008年10月を目処に、会社分割で全事業を分社して、分社化した各社の株式を保有する持株会社に移行すると発表した。同社はポンプ事業、防災事業、環境事業を展開している。市場の変動が激しく、国内外での競争に勝ち抜くには、スピーディで大胆な意思決定による機動的な経営を行い、事業の市場や業態を変革させる必要があると判断した。持株会社制度の導入と分社化によるグループの組織再編を実施する。各事業部門が自立し、独自性と特性を発揮することで、グループとしての企業価値の向上を図るとしている。

▼東葛ホールディングス<2754>中間期決算…ホンダ<7267>車販売不振で営業減益
東葛ホールディングスが発表した2007年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比8.3％減の30億200万円、営業利益が同8.4％減の1億4100万円と減収減益だった。主力のホンダ車の販売台数が同12.4％減の991台と不振だったほか、中古車販売台数も同9.6％減の754台と落ち込んだ。サービスは車検・点検の確保に注力して増収だった。経常利益は同2.1％増の1億5200万円だったが、当期純利益は同22.6％減の6900万円と大幅減益となった。ホンダカーズへの看板掛けかけを実施し、固定資産処分損が発生したため。通期業績見通しは主力車種のフィットがフルモデルチェンジしたが売上高は同3.3％減の62億6300万円、営業利益が同2.7％増の2億8100万円と減収増益の見通し。当期純利益は同3.8％減の1億4500万円の見通し。

▼リコール　日産<7201> フェアレディZ で変速不能の恐れ
日産自動車は16日、『フェアレディZ』のクラッチ作動側シリンダーに不具合があるとして国土交通省にリコール（回収・無償修理）を届け出た。06年月から07年8月までに生産された877台が対象。製造工程においてオイルシール保持部の加工が不適切なため、オイルシールが損傷するものがある。そのままの状態で使用を続けるとシール不良となって、シリンダー内部に空気が混入するものがあり、最悪の場合は変速できなくなる恐れがある。

△ブリヂストン<5108>サイクル、アルベルト 08年バージョンを発売…安全と安心の機能を向上
ブリヂストンサイクルは、アルミフレームとベルトドライブを組み合わせた自転車『アルベルト』に、新メカ・新施策を加えた2008年バージョンを25日から発売すると発表した。イメージキャラクターには、テレビドラマ・映画・CMで活躍する夏帆さんを昨年に引き続き起用する。2008年モデル開発のテーマは、通学需要を特に意識し「安全」と「安心」に置いた。安全面では、フロントライトに高輝度白色LEDを2灯採用し視認性の高い自動点灯の『ホワイトWフラッシュ点灯虫』を、テールライトに太陽電池を組み込み両サイドの視認性を高めた『ソーラーテールII』を装着し、夜間走行の安全性の向上を図った。また、最近急増している自転車の盗難防止のため、後輪錠を施錠するとハンドルロックも施錠する前後同時ロックの「一発二錠」を採用し、防犯性を高めた。「2年間の盗難補償」も継続する。
（レスポンス）

△ソフィアモバイル（ソフィアＨＤ<6942>）など、店頭販売促進用の表示端末開発
ソフィアモバイルとソフィアシステムズは、動画広告とＩＣカードリーダーが連動する店頭販売促進用の表示端末「ナニカセブン」を開発した。０８年２月の発売を予定する。端末価格は６万９８００円。ＩＣカード対応携帯電話をかざすと割引クーポンを発行したり、ＩＣタグを付けた商品をかざせば商品解説の映像を自動再生したりする。ＷｉＦｉとＰＨＳで端末を遠隔操作でき、動画広告の内容を変更できる。基本ソフト（ＯＳ）はウィンドウズＣＥ。商品の販促ツールとして小売店や消費財メーカーなどの利用を見込む。共同開発した２社はソフィアホールディングスのグループ会社。

△リオン<6823>、１６台連結できる振動計測用チャージアンプを発売
リオンは本体を従来品比約２０％小型化し、最大１６台連結できる振動計測用２チャンネルチャージアンプ「ＵＶ―１６」を発売した。チャージアンプは振動を検出するセンサーから受けた電荷信号を電圧信号に変換する装置。工場での機器の振動測定、エンジンなどの製品開発、品質管理向け。価格は１９万４２５０円。年５００台の販売を目指す。一台当たり２チャンネルの信号を入力でき１６台まで連結可能のため、最大３２個のセンサーを使った振動計測システムを構築できる。従来品は連結できる台数が１２台だった。圧電式加速度ピックアップやプリアンプ内蔵型加速度ピックアップからの入力に対応する。幅３６ミリ×高さ１５０ミリ×奥行き１７９ミリメートル。重量は約５００グラム。付属のバッテリーユニットでも動作するため車内などでも使用しやすい。

△航空電子<6807>、高速差動伝送対応のノートＰＣ向けコネクター発売
日本航空電子工業はノートパソコン用に高速差動伝送（ＬＶＤＳ）に対応した基板とケーブルの接続用コネクター「ＦＩ―Ｍシリーズ」を発売した。ノートパソコンの液晶表示装置の信号伝送に加え、電荷結合素子（ＣＣＤ）カメラや無線ＬＡＮなどの制御信号の伝送もできる。サンプル価格はプラグ側、受け側とも２００円。月２０万個の販売を目指す。作業性の向上や、振動と衝撃でコネクターが抜けるのを防止するためプルバーを設けた。プルバーを倒すと確実に固定できるようにした。極数は５６極。挿抜寿命は５０回。コネクターの結合部分の高さは３ミリメートル。

△ヤマハ発<7272>、始動性・環境性を向上させた原付２種スクーター発売
ヤマハ発動機は、始動性に優れ、高い環境性能を実現する燃料噴射装置（ＦＩ）搭載の原付２種スクーター「シグナス―ＸＸＣ１２５ＳＲＦＩバージョン」を１２月１４日に発売する。排気量１２５ｃｃ空冷４ストロークＳＯＨＣ単気筒４バルブのオートマチックエンジンを搭載。ヘッドライトの形状など、デザインもシャープにした。生産はヤマハモーター台湾で行う。価格は３３万７５０円。国内で年間６５００台の販売を見込む。

△日産<7201>、「ブルーバード　シルフィ」の特別仕様車発売
日産自動車セダン「ブルーバード　シルフィ」に特別仕様車「２０Ｓ　クールモダン」を設定し、発売した。フロントグリルとヘッドランプの内側パネルに濃色グレー塗装を採用し、フロントマスクを精悍（せいかん）に仕上げた。また、内装も木目調パネルからメタリック調に変更するなど、スポーツ感を演出した。価格は１９３万２０００円。

△信越ポリマー<7970>、鉛フリーのＸ線防護シート発売
信越ポリマーは１２日、放射線防護工事業者の医建エンジニアリング（東京都墨田区）と共同で鉛フリーのＸ線防護シートを開発、１４日に発売・施工すると発表した。材料の配合などを工夫し、バリウム系無機材料を樹脂に高充填することに成功。鉛の代替材料として使えるレベルに引き上げた。縦横９５０ミリメートル、厚さ４・５ミリメートルのシート状で、１枚２万円。病院のレントゲン室向け建材として、０８年度に１億円の販売を目指す。新製品の「無鉛シートＳｐ」は、信越ポリマーの材料配合・混練加工技術を用い、これまで困難とされてきたバリウム系無機材料の樹脂への高充填を実現した。従来、鉛代替材料にはタングステンが使われていたが、高コストが課題だった。新製品はバリウム系無機材料の採用により、鉛系より若干割高だがタングステンより大幅にコストを抑えることに成功した。

△アイカ<4206>、水晶が主成分の内装用人造石を来年発売
アイカ工業は１２日、水晶が主成分の内装専用の高級人造石「サイルストーン」を０８年１月に発売すると発表した。水晶の質感と光沢を生かし、２０柄をそろえた。１２ミリ×１６３０ミリ×３２７０ミリメートルで価格は４５万１５００円。商業施設、宿泊施設向けに、初年度３億円の販売を目指す。天然の水晶を９３％配合。樹脂などをつなぎにして表面強度を高め、かけやひび割れへの耐久性を高めた。抗菌剤を混合し、キッチンや水回りを清潔に保つ。

△三井ホーム<1868>、３０代中心とした企画型住宅発売
三井ホームは３０代を中心とした住宅１次取得者層向けの企画型住宅「ホワイトバーリオ」を発売した。価格は３・３平方メートル当たり４７万円台からと、同社の他商品より低く設定した。外壁や玄関ドア、建具、キッチン、浴室などの色は、オプションも含め１次取得者層に人気の白が基調。これまでのバーリオのプランを見直し、小規模敷地以外にも１６５平方メートル台の大きめのプランを用意。また、リビングとダイニング、キッチンを仕切らないオープンプランや対面キッチンなど若年層に人気があるプランを拡充した。

△トステム（住生活グループ<5938>）、鏡面・革調融合の内装建材を発売
トステムは鏡面調仕上げと革調仕上げを組み合わせた内装建材シリーズ「ラフィス」を発売した。本体面材の表面を型押ししたエンボス加工の革調樹脂シートや木目調鏡面シートを施し、上質感を演出した。室内ドア、可動間仕切り、クローゼットドア、システム収納、床との継ぎ目にあたる壁の最下部に取り付ける造作材の５品種を用意。価格は室内ドアが１４万３８５０―１９万５０円。初年度に約２億円の販売を目指す。
（日刊工業新聞）

△ゴルフ・ドゥ<3032>　中間期業績は増収増益で黒字転換
ゴルフ・ドゥは、１６日に０８年３月期中間業績を発表した。売上高１２億２７００万円（前年同期比９．６％増）、経常利益３７００万円（前年同期は２１００万円の損失）、純利益５５００万円（同５７００万円の損失）と増収増益で黒字転換となった。０７年１月よりゴルフ場・練習場の入場者数が増えてきていて、業界全体に明るい兆しが見え始めている。そのような状況で、直営事業では建設協力金方式による計画的出店を始めるとともに「ゴルフ・ドゥ！オンラインショップ」で用品販売・買取サービスの開始と、商品・サービスのラインナップ強化を進めている。今期は中期経営計画「Ｒｅｂｏｒｎ２０１０」の初年度に当たり、幸先の良いスタートが切れそうである。通期業績予想は、売上高２６億円（前期比１７．８％増）、経常利益３３００万円（同４．７６倍）、純利益６５００万円（前期は５１００万円の損失）、１株当り純利益５００３円６銭と増収増益で黒字化を見込む。

△テノックス<1905>　今期は５期ぶりに最高益更新を見込む
テノックスは、１６日に０８年３月期中間業績を発表した。連結売上高は、１３３億９８００万円（前年同期比２２．３％増）、経常利益５億２６００万円（同８２．１％増）、純利益２億２１００万円（同２．７９倍）と２ケタ増収大幅増益となった。公共工事の縮小に伴う受注価格競争の激化に加え、建築基準法改正に伴う住宅等建築着工戸数の落ち込みもあり厳しい環境であるが、建設事業で手持ちの大型工事が完成したことや、民間建築工事と土木工事が前期を上回ったことで、２ケタの増収となった。下期も事業環境の厳しさは続くと見ているが、新工法を中心とした販売力の強化、不採算工事の低減、コスト削減に努めることで、通期連結業績予想は、売上高２４０億円（前期比４．９％増）、経常利益７億円（同２３．８％増）、純利益２億９０００万円（同８．０８倍）、１株当り純利益４１円５１銭と５期振りに最高益更新を見込む。
（証券日刊新聞）

△家電量販店　３社が最高益　合併・買収で規模拡大　９月中間決算
上場している大手家電量販店４社の２００７年９月中間決算が１６日出そろった。ヤマダ電機<9831>、エディオン<2730>、ケーズホールディングス<8282>の３社が売上高と最終利益で中間期としては過去最高となった。薄型テレビやエアコンの販売好調に加え、同業他社の合併・買収による規模拡大の効果が出た。業界トップのヤマダは売上高が前年同期比２２・５％増の８２９４億円、最終利益が３０・７％増の２２６億円。７月は台風などで天候不順だったものの、８月から猛暑となったためエアコンが売れた。薄型テレビは、前年にサッカーのワールドカップ（Ｗ杯）開催で需要が伸びた反動が心配されたが、引き続き好調だった。エディオンは石丸電気（東京）や、北陸地方が地盤のサンキュー（福井市）を子会社にしたことが寄与。ケーズも４月にデンコードー（宮城県名取市）を子会社化して店舗数が増えたことが貢献した。一方、コジマは売上高が微増だったものの、新規出店の費用がかさんだほか、既存店の売り上げが振るわず、大幅減益となった。エディオンの久保允誉社長は１６日の決算発表の席上で「これからも業界再編はある。都市部のターミナルなど、新規の出店も検討中だ」と述べ、圧倒的な規模を誇るヤマダに対抗する姿勢を示した。

△ペコちゃんが一日郵便局長　東京・京橋
不二家<2211>の人気キャラクター「ペコちゃん」が１６日、東京都中央区築地の京橋郵便局で、生まれて初めて「１日郵便局長」を務めた。同局を訪れた客からは「かわいい」の声が相次ぎ、気分良く記念撮影に応じる姿がみられた。日本郵政の協力で今年９月、ペコちゃんの絵柄付き「２００８年お年玉付き年賀はがき」を作成し、ネット販売した縁から、今回の１日局長案が浮上。不二家の９７回目の創業記念日（１１月１６日）に合わせて実施することになった。この日は来局者らに同社のお菓子約３００袋が振る舞われたという。同社は「好評であれば、今後もペコちゃんを（表舞台に）登場させたい」と、“箱入り娘”を育てていく考えだ。一方、京橋郵便局は２２日までの限定で、ペコちゃんの１日局長を記念したオリジナル記念押印サービスを実施する予定だ。

△ティラミスも「メガ」　ミニストップ<9946>、年末年始に販売
ボリュームたっぷりの“メガ食品”ブームを受け、コンビニエンスストアのミニストップは年末年始の期間限定で、同社のデザートとしては過去最大の「メガティラミス」（５９８円）を販売する。大きさは通常商品の４倍だ。１５センチ四方の容器入りのティラミスは約４００グラム。４人分の分量で、１人用の商品が２００円程度のため、価格を抑えた。オーストラリア産クリームチーズを使用し、クリーミーな味わい。１２月３１日から１月３日まで発売する。正月などで人が集まった際に切り分けて食べてもらうことを想定しているが、「もちろん１人で食べても構いません」と同社。
（FujiSankei Business i）