11/16 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼空自機の離陸失敗事故、原因は姿勢変化検知装置の配線ミス
愛知県豊山町の県営名古屋空港で飛行試験中の自衛隊機が離陸に失敗し、乗員２人が重軽傷を負った事故で、防衛省事故調査委員会は１５日、墜落の原因は機体の姿勢変化を検知する装置の配線ミスだったと発表した。事故調は整備上のミスとの見方を強め、
今後、事故機を整備した三菱重工業<7011>小牧南工場（愛知県豊山町）からさらに事情を聴く。フライトレコーダーを解析した結果、パイロットの操縦と機体の動作が連動していなかったことが判明。飛行を制御する配線などを調べたところ、機体の上下変化を検知する「ピッチ・レート・ジャイロ」と、横回転方向を認識する「ロール・レート・ジャイロ」の装置の配線が逆に取り付けられていた。このため、事故調は「二つの装置の配線が逆だったため、コンピューターが機体の状態を認識できず、水平尾翼を異常な角度で作動させた」と結論付けた。

△損保の「約款」わかりやすく、文字拡大・特約の有無も表示
保険金の不払い問題で批判を受けた損害保険各社が、再発防止に向けた改革にようやく乗り出した。字が小さく、読んでもさっぱり分からないと評判が悪い「約款」を大幅に改めることや、契約者の請求忘れを防ぐ方策などが柱だ。
損害保険ジャパン<8755>は来年２月以降の自動車保険契約について、イラストや表で補償内容を示す説明書を保険証券と一体化して契約者に渡す。契約したことを忘れやすい特約の有無を「○」と「×」で示して、ひと目で分かるようにする。さらに、契約内容を細かく定める約款の冊子を大型化し、カラー印刷にして文字も拡大、解説文も入れて読みやすくする。
東京海上日動火災保険（ミレアＨＤ<8766>）は来年から、契約者から事故の知らせを受けた段階で、支払う可能性のある特約などを改めて契約者に郵送で知らせることにした。
（読売新聞）

△エイズストップの願いを込めたコンドーム　相模ゴム工業<5194>
相模ゴム工業は、Yahoo！JAPAN によるネット投票で決めたパッケージデザインを採用したコンドーム「ラブフォーオール」を、世界エイズデーの2007年12月1日から発売する。コンドームの製造・売上の一部を「日本エイズストップ基金」に寄付する社会貢献活動「LOVE FOR ALL～愛する人を守るため～プロジェクト」の一環。HIV感染／エイズ問題を、ひとりひとりの課題として捉えてもらうため、Yahoo！JAPAN の協力を得て、同社のネット投票による公募で決めたパッケージデザインを採用した。デザインは気軽に商品を手に取ってもらうことを念頭に置き、赤いリボンをモチーフにカジュアル感やファッション感を出した。商品名の「ラブフォーオール（LOVE FOR ALL）」には、「コンドームを装着することは、自分やパートナーのためだけではなく、その家族や友人、関わる全ての人々を守ることになる」という気持ちが込められているという。価格は、12個入1050円。

△インターネット限定の「福袋」　三越<2779>
三越は、インターネット限定の「福袋」の販売を2007年11月14日から開始した。注文受付は08年1月4日午前9時59分まで。福袋はレディスファッション、メンズファッション、グルメ、ジュエリー＆ファッショングッズなど6つのジャンルがあり、レディスファッションの値段は税込み5000円～1万500円。ジュエリー＆ファッショングッズは、1万円～30万円。
（J-CASTニュース）

△mixi<2121>はなぜ、独り勝ちできたのか　笠原社長が語る
「GREE」など競合を押しのけてmixiが独り勝ちできたのは、「コンテンツが動的だから」と笠原社長。今後はAPIを公開してユーザーに機能を追加してもらうほか、小説など「文化的コンテンツ」が集まる仕組みを整える。

■ニフティ<3828>、SD-Audio音楽配信を終了
ニフティは11月15日、SD-Audio形式による音楽配信を来年3月上旬に終了すると発表した。同時期に配信サイト「MOOCS」を、音楽総合サイトにリニューアルするのに伴い、配信サービスを終了する。11月30日には専用ソフト「MOOCS PLAYER」のダウンロード公開を終了する。購入楽曲の今後の利用などについては、同サイトで随時告知するとしている。MOOCSは2005年9月オープン。

△ソフマップ<2690>通販にモバイル版
ソフマップは11月15日、PC向け通販サイト「ソフマップ・ドットコム」のモバイル版「ソフマップモバイル」を開設した。PC向けで販売しているほぼ全ての商品（約10万点、中古含む）を、携帯電話から購入できる。キーワード検索やジャンル別の検索が可能だ。PCサイトと同じ会員IDで利用でき、購入履歴や店舗情報の確認もできる。決済はクレジットカードや銀行振込、コンビニ決済などに対応した。今後は、クーポン機能やお気に入り登録機能、メールマガジン機能などを追加していく。
（ITmedia News）

△ヤマハ<7272> ジョグ にスポーティモデルを追加
ヤマハ発動機は、原付スクーターの『ジョグCE50』に上級モデル「ジョグCE50D」を追加設定し12月15日から発売する。今回のCE50Dは、標準モデルをベースに、前輪ディスクブレーキ、前後軽量アルミ製キャストホイールを採用しスポーティさを強調した。エンジンは、50ccの水冷4ストロークのF.I.（フューエルインジェクション）エンジンを搭載している。製造はヤマハモーター台湾で行う。価格は15万5400円。

▼東洋ゴム<5105>中間決算…増収減益　耐熱建材を不正に認定などで
東洋ゴム工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比16.5％増の1697億円、営業利益が同19.5％増の70億円と過去最高となった。タイヤの売上げが同23.8％増の1200億円と大幅に伸びたほか、ダイバーテックなども順調だった。収益面では販売管理費の増加などの減益要因があったものの、販売の伸びや合理化、為替差益で過去最高の営業利益となった。経常利益も同40.6％増の61億円と過去最高だった。当期純利益は92.6％減の6億円となった。耐熱建材を不正に認定していた問題で、改修工事費用として40億円特別損失として計上したため。通期業績見通しは、売上高が同8.9％増の3490億円、営業利益が同22.7％増の115億円、経常利益が同55.5％増の90億円と前回発表したものを据え置いたが、当期純利益は同21.9％減の47億円と、前回予想の71億円から下方修正した。

△イエローハット<9882>、宮崎県にフレスポ花ヶ島店がオープン
イエローハットは、宮崎県宮崎市にあった直営店「イエローハット宮崎北店」を23日に「フレスポ花ヶ島店」として移転リニューアルオープンすると発表した。新店舗は、旧宮崎北店から国道10号線を約5km南下した商業複合施設「フレスポ宮崎花ヶ島」内の出店。施設内には大型家電量販店、生協スーパー、ドラッグストア、飲食店などが出店している。また、同エリアは宮崎市中心街の北部で開発が進むバイパス沿いに位置し、人口増加中のベットタウン。新店舗の店内は、ゆったり買物できる空間に厳選したカー用品を揃え、さらに車検・鈑金・フィルム施工などの専用カウンターを設置してサービス部門の充実も図った。店舗の売場面積は406平方メートル。オープンセール期間中の11月23日-25日には、商品の購入で毎日先着100人にボックスティッシュをプレゼント、2000円以上購入した人に豪華景品が当たる抽選会を行う。

▼イエローハット<9882>中間決算…減収減益　赤字幅が拡大
イエローハットが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期損益が14億7200万円の赤字となった。前年同期は2億1700万円の赤字で赤字幅が広がった。売上高は同8.5％減の498億2500万円と減収だった。連結対象の卸売り部門の販売不振、カーナビゲーションシステムなどの自動車メーカーでのライン装着が増えたことや若者のカー用品離れもあって販売が低迷した。営業赤字は8億5700万円と赤字幅が前年同期の3倍以上増えた。経常損益は前年同期の300万円の黒字から4億5700万円の赤字に転落した。通期業績見通しは売上高が同2.5％減の1111億4000万円、営業利益が同0.8％増の4億8200万円、経常利益が同27.7％減の11億2400万円、当期損益が6億600万円の赤字となる見通し。

△曙ブレーキ<7238>、タイにブレーキパッド生産工場を建設
曙ブレーキ工業は、タイの現地法人アケボノ・ブレーキ（タイランド）で、新たにブレーキパッドを生産する工場を新設すると発表した。すでにタイの既存の工場の隣接地に2万7000平方メートルの土地を取得している。工場は2008年5月に完成する予定だ。工場創業時の生産能力は月産25万個を見込んでおり、2010年中には月産40万個に引き上げる計画。総投資額は約12億円。タイの子会社は現在、ディスクブレーキの生産、供給に向けて最終準備を行っている。ディスクブレーキに加え、ブレーキパッドも現地生産することで、顧客ニーズに迅速に対応していく。

△曙ブレーキ<7238>中間決算…売上高、営業利益、経常利益が過去最高
曙ブレーキ工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比1.4％増の62億円と過去最高となった。売上高は同6.3％増の916億円と過去最高だった。経常利益も同1.9％増の52億円と過去最高だった。市況の一部価格転嫁が進展したことや、受注が増加したことなどから好決算となった。ただ、当期純利益は同20.9％減の22億円と大幅減益となった。通期業績見通しは売上高が同2.2％増の1770億円、営業利益が同11.7％増の155億円、経常利益が同7.8％増の131億円、当期純利益が同10.1％増の73億円と、過去最高益を更新する見通し。

△ロサンゼルスモーターショー07　ホンダ<7267> FCX クラリティ 発表
ホンダの米国子会社アメリカン・ホンダモーターは、ロサンゼルスモーターショーで、新型燃料電池車『FCXクラリティ』を発表した。米国では、2008年夏から個人客などを対象にリース販売を開始する。FCXクラリティは、ホンダ独自開発の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」技術を核に、燃料電池車だからこそできる、未来を感じるアイキャッチデザイン、画期的なパッケージ、異次元のドライブフィールの実現を目指したとしている。究極のクリーン性能だけでなく、クルマとしての新しい価値と魅力を提案する。V Flow FCスタックは、水素や空気を縦に流す「V Flow（バーチカル・ガス・フロー）セル構造」と水素・空気の流路を波形形状にした「Wave流路セパレーター」の採用によりスタックの性能の向上と飛躍的な軽量・コンパクト化を実現した。スタックの最高出力は100kWにアップするとともに、従来の「ホンダFCスタック」と比べて容積出力密度は50％、重量出力密度は67％向上した。また、低温での始動性も大幅に向上しマイナス30度での始動を可能としている。モーターの最高出力は100kWで、パワープラント全体の出力密度は従来『FCX』と比べて、重量出力密度2倍、容積出力密度2.2倍の大幅な軽量・コンパクト・高出力化を達成したほか、従来FCXと比較し、燃費性能は20％アップし、航続距離は30％向上した。

△パナソニック『インプレッサWRX STI』仕様ノートPC、限定発売へ
スバル（富士重工業<7270>）テクニカインターナショナル（STI）は、新型スバル『インプレッサWRX STI』の発売を記念し、パナソニック（松下電器産業<6752>）製ノートPC『レッツノート』の限定モデル『インプレッサWRX STI仕様CF-W7』をSTIオンラインショップで販売する。同ノートPCは、天板部分がインプレッサWRカーのカラーリングで知られるWRブルー・マイカに塗装してあるのが最大のポイント。スバルワールドラリーチーム（SWRT）のコメットマークのロゴステッカーが付属しており、天板に貼り付けられるようになっている。さらに、コメットマークのSWRTロゴが型押しされたアルカンターラを表皮に使用した、ノートPC収納用のソフトケースも付属。アルカンターラとは、『インプレッサ』のシート生地に使用されている、東レ製のスウェード調人工皮革だ。そのほか、専用壁紙やスクリーンセーバーを収納したUSBメモリ、無線光学式マウスもついてくる。500セット限定で、STIオンラインショップで12月中旬より受注・出荷を開始。価格は27万円となっている。
（レスポンス）

△イオン<8267>銀行、ショッピングセンター内の店舗で投資信託の取り扱い開始

△マスプロ電工<6749>、家庭用の高性能型ＵＨＦアンテナ「Ｕ２０ＴＭＨ」を発売

△花王<4452>、人種や個人差による肌色の違いを決める新たな因子を発見

△イーシー・ワン<2310>、フライトと技術ノウハウやコンサルティングノウハウ共有で提携

△生化学工業<4548>、腰椎椎間板ヘルニア治療剤の第ＩＩ／ＩＩＩ相臨床試験を開始

△藤和不動産<8834>、名古屋市の総戸数６４戸マンション「ＢＥＬＩＳＴＡ豊田本町」を販売

△藤田観光<9722>、東京・秋葉原ワシントンホテルを建て替えて平成２２年４月に再開業

△ウェルネット<2428>と三井住友<8316>銀行、ＥＣ決済ビジネスの戦略的提携に向け協議

△ブリヂストン<5108>サイクル、最新メカフル装備のベルトドライブ自転車「アルベルト」を発売

△フェイス<4295>子会社、携帯電話向け高画質・フルスクリーン対応の動画プレーヤーを開発

△ネットマークス<3713>、ビデオ・オン・デマンド事業を譲渡

△近畿日本ツーリスト<9726>、「ラグゼ銀座マロニエ」から「ラグゼクルーズ　Ｖｏｌ．２」を発売

△シャープ<6753>、音声も聞ける「スーパー大辞林　３．０」収録のカラー電子辞書を発売

△三菱商事<8058>、「ＭＣ少額短期準備」の営業を開始

△川崎汽船<9107>、アジア－欧州航路のサービスを改編

△カゴメ<2811>、トマトジュースなどの継続摂取が花粉症の自覚症状を改善など研究成果を発表

△小野薬品<4528>、日清食品<2897>が開発した「化合物の発がん性評価システム」で利用契約を締結

△キユーピー<2809>、「５０歳代以上の女性が健康のために意識的にとる食品」の調査結果を発表

△協和発酵<4151>、カルシウムを配合した健康食品「リメイク　発酵ビタミンＫ２＆Ｃａ」を発売

△キーコーヒー<2594>、産地別コーヒー「日本人ブラジル移住１００周年記念シリーズ」を発売

△日軽金<5701>アクト、中国での自動車部品用アルミ押出形材加工事業の第２拠点を設立

△タカラトミー<7867>、低価格でキュートな室内専用無線操縦ヘリ「ヘリＱ」を発売

△伊藤園<2593>、冬の健康と美容をサポートする緑茶飲料「ビタミン緑茶」を限定発売

△ひまわり<8738>証券、証券口座対象のキャンペーンを実施

△ＮＴＴ<9432>東西、新年の挨拶に最適な干支ＤＥＮＰＯ「裃チュウ太郎」を販売

△ＮＴＴドコモ<9437>、ＧＰＳ機能を搭載した位置情報専用端末「ＣＴＧ－００１Ｇ」を発売

△ＴＧＯ（テレビ東京<9411>）、「日本ゴルファーズ検定」を開始

△トライアイズ<4840>、「アイ・エヌ・エー」株式を取得し子会社化

△ソフトバンク<9984>モバイル・セブン＆アイＨＤ<3382>など、携帯電話に「ｎａｎａｃｏモバイルアプリ」のプリインストール開始

△ソフトバンク<9984>モバイル、３．２インチ液晶搭載の携帯電話機「９２０ＳＨ」など２機種を発売

△ＮＴＴデータ<9613>など、デジタルハイビジョンアニメの分散コンピューティングプロジェクトを開始

△ニフティ<3828>、インターネット音楽配信サービス「ムークス」を音楽総合サイトへ刷新

△ブリヂストン<5108>スポーツ、「ＴＯＵＲＳＴＡＧＥ　Ｘ－０１Ｇ４　宮里藍オリジナルパッケージ」を限定発売

△エキサイト<3754>、Ｓｋｙｐｅ社と業務提携により「エキサイトＳｋｙｐｅ」ソフトなどを配布

△日立ハイテク<8036>、高感度・多機能分析を可能にした分光光度計を２機種発売

△三井不動産<8801>レジデンシャル・東京建物<8804>など、仙台市で３１階建て・３０６戸の分譲マンションを販売

△大正製薬<4535>、非麻薬成分リン酸ジメモルファン配合のせき止め薬「新パブロンせき止め液」を発売

△デンカ生研<4561>、ノロウイルス抗原検出用キット『クイックＥｘ－ノロウイルス「生研」』を発売

△ＫＤＤＩ<9433>、鎌倉ケーブルコミュニケーションズと固定電話サービス「ケーブルプラス電話」を提供
（日経プレスリリース）

△セガミメディクス<2792>とセイジョー<7429>、来年４月めどに経営統合で正式合意
セガミメディクスとセイジョーは１５日、来年４月１日をめどに経営統合することで合意したと正式発表した。ドラッグストア業界では０９年の改正薬事法の施行で業態を超えた競争が予想され、ＣＦＳコーポレーション、アインファーマシーズが経営統合に合意するなど再編も活発化している。今回、統合で両社単純合算の売上高は約１４００億円と業界８位に浮上、規模の利益を引き出し競争激化を乗り切る。統合は共同持ち株会社「ココカラファインホールディングス」を設立。セガミ１株に対し持ち株会社１株、セイジョー株１株に同１・１株を割り当てる。持ち株会社社長にはセイジョー塚本厚志社長、代表権を持つ会長にセガミの瀬上修社長がそれぞれ就任する。今後は統合準備委員会を設置し、事業見通しを検討するが、現在約６００店ある店舗を２０１３年３月期に１０００店、また連結売上高は２５００億円、経常利益１５０億円を目指す。

□日立造船<7004>、来年４月に水処理関連事業を子会社のアタカ大機<1978>に統合
日立造船は１５日、水処理関連事業を０８年４月１日付で連結子会社のアタカ大機に統合すると発表した。両社で重複する製品や機器類をアタカに集約し事業を効率化する。統合するのは、上下水処理や最終処分場浸出水処理、産業廃水処理の機器類など、水処理メーカーのアタカと重複する分野が主。さらに水族館や水産施設水処理などをアタカに移管する。

△１０月の工作機械受注、１６．６％増の１３５９億３３００万円－日工会
日本工作機械工業会が１５日発表した１０月の工作機械受注実績（確報値）は、前年同月比１６・６％増の１３５９億３３００万円となった。欧州向けが拡大し、４カ月連続で前年同月比２ケタ伸長。内需の自動車向けが４カ月連続で前年同月比増加となったが「スポット受注があった。（自動車産業の設備投資の）盛り返しではない」（中村健一会長）と分析した。欧州向けは前年同月比２４％増の２５９億円、アジア向けは同３７・５％増の２４４億円。自動車や航空機、エネルギー関連など「多くの分野で拡大基調が続いている」（庄野敏臣専務理事）。北米向けは同８・６％増の２０４億円。サブプライムローン（信用度の低い個人向け住宅融資）問題は「実態ビジネスに影響は表れていない」（中村会長）とし、外需の勢いが継続すると見ている。内需は２カ月連続で同増加。建機など一般機械は６カ月ぶりに同増加となった。

△オリンパス<7733>、ベトナムに工場を建設
オリンパスは１５日、ベトナムのドンナン省ロンタン工業団地内にデジカメのレンズユニットや内視鏡処置具の工場を建設すると発表した。投資額は５０億円。０８年１０月にデジカメ部品、２０１０年春に内視鏡処置具の生産を始める。稼働時の従業員は５００人、１２万平方メートルの敷地に４万平方メートルの建物を建設する予定。デジカメについては、中国の２工場と連携して効率的な生産体制を築く計画。

△日本郵船<9101>、米ロサンゼルス港で陸上から船への電源供給を開始
日本郵船は１５日、米ロサンゼルス港で本格的に陸上からコンテナ船への電源供給を始めたと発表した。このほど６・６キロボルト仕様の受電装置を搭載した自社コンテナ船「ＮＹＫ　ＡＴＬＡＳ」が同港に入港、初めて本格的な電源供給を受けた。同船は０４年に受電装置を搭載した初のコンテナ船で試験運用を行ってきた。郵船は就航中の大型コンテナ船１８隻、新造船２０隻すべてに接岸・荷役中に必要とする電力を陸上施設から受け取るための受電装置を順次搭載する計画。環境対策の一環で停泊中にディーゼル発電機の使用を抑えて二酸化炭素（ＣＯ２）や窒素酸化物（ＮＯｘ）など大気汚染物質の放出を抑えるという。

△ホソカワ粉体技研、バルーンカテーテル分野で２社と研究開発契約
ホソカワ粉体技術研究所は１５日、アンジェスＭＧ<4563>、メディキット<7749>と共同研究開発契約を結んだと発表した。血管を拡張するバルーン（風船）カテーテルの分野で、再狭窄予防の機能を付加した「薬剤溶出型バルーンカテーテル」を開発する。２０１２年の実用化を目指す。新型バルーンカテーテルは血管拡張時の炎症反応を抑制する核酸医薬をナノ粒子に封入し、バルーン外表面に塗布。粒子は体内で分解される生体適合性素材を用いて、徐々に薬剤を放出し、血管の再狭窄を予防する。アンジェスが核酸医薬の塗布条件最適化を担当。メディキットは塗布技術を確立、ホソカワはナノ粒子への封入条件を最適化する。バルーンカテーテルは、先端に血管を拡張する風船が付いた医療機器。血管狭窄部を正常な血管径に近づける治療に用いられているが、再狭窄予防が課題となっている。
（日刊工業新聞）

△明日の動き　コナカ<7495>がストップ高で小売関連
日経平均株価は全体戻り一巡感、後場から反落する動きとなった。１万５０００円が下値として意識されるものの、上値の重い展開が予想される。好業績を発表した銘柄が個別に物色されよう。また、コナカ＜７４９４＞（東１）がストップ高する動きを見せており、家電量販店をはじめ紳士服・婦人服量販店など小売関係を中心に国内関連を物色する動きとなりそうだ。
（証券日刊新聞）

△ＧＤＨ<3755>、9月中間は経常1.7億円　計画も超過
ＧＤＨの9月中間連結は、売上高40億7400万円（前年同期比16％減）、経常利益1億7000万円（前年同期8億4900万円の赤字）、純利益8900万円（同8億2900万円の赤字）だった。従来予想の売上高45億円、経常利益1億3000万円、純利益8800万円を上回った。続く3月通期は、売上高93億円（前期比6％増）、経常利益1億円（前期19億3200万円の赤字）、純利益500万円（同25億9400万円の赤字）を見込む。

▼日テレ<9404>、9月中間期は経常13％減益
日本テレビの9月中間連結は、売上高1655億円（前年同期比0％減）、経常利益126億円（同13％減）、純利益43億円（同44％減）だった。続く3月通期は、売上高3350億円（前期比2％減）、経常利益235億円（同31％減）、純利益100億円（同45％減）を見込む。

▼ソフトブレーン<4779>、今12月期予想を下方修正
ソフトブレーンは、今12月期の連結業績予想を下方修正、売上高48億円（前回予想53億円）、経常利益3億6000万円（同6 億3000万円）、純利益1億5000万円（同3億2000万円）とした。

△ネツレン<5976>、今3月期予想を上方修正
ネツレンは、今3月期の連結業績予想を上方修正、売上高445億円（前回予想430億円）、経常利益60億円（同57億円）、純利益36億円（同34億円）とした。

△楽天<4755>、第3四半期は経常13％増益
楽天の第3四半期連結は、売上高1510億円（前年同期比1％減）、経常利益211億円（同13％増）、純利益435億円（前年同期87億円の赤字）だった。

△共立メンテ<9616>、中間は最終利益3％増
共立メンテナンスの9月中間連結は、売上高395億2000万円（前年同期比28％増）、経常利益27億8300万円（同1％減）、純利益15億7100万円（同3％増）だった。続く3月通期は、売上高742億円（前期比11％増）、経常利益44億6000万円(同17％増)、純利益27億9000万円（同15％増）を見込む。

△ワタミ<7522> 上方修正 市場予想上回る
ワタミは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1051億円（前予想1068億円）、経常利益51.6億円（同48.9億円）、当期純利益36.3億円（同24.3億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益23.8億円。

▼エスサイエンス<5721> 下方修正 減配
エスサイエンスは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高98億円（前予想134億円）、経常利益3億円（同8億円）、当期純利益2.3億円（同8億円）、期末配当0.1円（同0.3円）。

▼宮入バルブ<6495> 下方修正
宮入バルブは、2007年9月中間連結決算予想を発表した、各種原材料価格の急騰を販売価格に転嫁することができず利益率を悪化させ下方修正となった。売上高28億円（前予想27億円）、経常利益1.43億円赤字（同0.4億円）、当期純利益1.77億円赤字（同0.3億円）。

▼ネクストジェン<3842> 下方修正
ネクストジェンは、2007年12月通期連結予想を発表した。新規受注案件に係る一時的な外注仕入や、新規事業立ち上げに伴う減価償却費の発生や、営業活動における費用などが想定より増加し、利益率の高い案件の売上が不振で有った事で、下方修正となった。売上高13.11億円（前予想14.35億円）、経常利益0.16億円（同1.81億円）、当期純利益0.06億円（同1.03億円）。

▼川島織物セルコン<3009> 下方修正
川島織物セルコンは、2008年3月通期連結予想を発表した。身装・美術工芸事業・インテリアファブリック事業の落ち込みや、一部事業の見直しで特損4.5億円が発生し、下方修正となった。売上高860億円（前回予想828億円）、経常利益5億円（同7億5000万円）、純利益8億5000万円（同15億円）とした。

▼東亜建設<1885> 下方修正
東亜建設は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。売上高738億円（前予想890億円）、経常利益13億円赤字（同4億円赤字）、当期純利益30億円赤字（同6億円赤字）。

△アクロディア<3823> 上方修正
アクロディアは、2008年3月通期連結予想を発表した。ＡＭＳが立ち上げたダウンロードサイトの広告収入が好調に推移し、Acrodea Americaにて引き続き開発案件の受注が見込めることから、上方修正となった。売上高34億円（前予想36億円）、経常利益6.39億円（同4.7億円）、当期純利益3.12億円（同1.98億円）。

▼ペッパーフード<3053> 下方修正
ペッパーフードは、2007年12月通期連結予想を発表した。売上高73億円、経常利益0.12億円（同1億円）、当期純利益2.8億円赤字（同0.25億円赤字）。

▼新川<6274> 下方修正 10円減配
新川は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高315億円（前予想330億円）、経常利益35.5億円（同45.7億円）、当期純利益22.4億円（同28.8億円）、期末配当30円（同40円）。

■カカクコム<2371> 中間決算 通期予想据置
カカクコムは、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高30億円（前年同期比33.9％増）、経常利益5.66億円（同7.9％減）、当期純利益5.39億円（同69.1％増）。通期業績予想は従来予想11.4億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで同12.23億円。

□ゴールドクレスト<8871> 中間決算 通期予想据置
ゴールドクレストは、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高351億円（前年同期比6.3％減）、経常利益108億円（同34.4％増）、当期純利益59億円（同28.9％増）。通期業績予想は当期純利益155億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで同154億円。

■ 東京精密<7729> 中間決算 通期予想据置
東京精密は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高498億円（前年同期比3.8％減）、経常利益59億円（同32.5％減）、当期純利益33億円（同33.1％減）、中間配当30円（同5円増配）。通期業績予想は当期純利益65億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益67億円。

▼クレディセゾン<8253> 下方修正
クレディセゾンは、2008年3月通期連結予想を発表した。営業収益3450億円（前予想3400億円）、経常利益560億円（据置）、当期純利益230億円（同260億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益288億円。

□ミツミ<6767>上方修正10円増配 市場予想は、下回る
ミツミは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2980億円（前予想2900億円）、経常利益300億円（同270億円）、当期純利益220億円（同200億円）、期末・年間配当46円（同36円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益231億円。

▼井関農機<6310> 下方修正
井関農機は、2008年3月通期連結予想を発表した。国内農機が低調に推移し、繰延税金資産の取り崩しで、下方修正となった。売上高1490億円（前予想1540億円）、経常利益1億円（同23億円)、当期純利益23億円赤字（同8億円）。

□Ｔ＆Ｄ<8795> 中間決算 通期予想据置
Ｔ＆ＤＨＤは、2007年9月中間連結決算を発表した。経常収益1兆1384億円（前年同期比2.5％増）、経常利益1007億円（同21％増）、当期純利益330億円（同18.9％増）。通期業績予想は当期純利益370億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで同378億円。

△長谷工<1808> 下方修正 3円復配
長谷工は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高7350億円、経常利益600億円（前予想610億円）、当期純利益320億円（同420億円）、期末・年間配当3円（同無配）。

▼奥村組<1833> 下方修正
奥村組は、2008年3月通期連結予想を発表した。資材の高騰や工事採算の悪化で、業績が悪化し、繰延税金資産の取り崩しで、下方修正となった。売上高2536億円（前予想2595億円）、経常利益87億円赤字（同14億円）、当期純利益264億円赤字（同12.1億円）。

△東急<9005> 経常利益上方修正
東急は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆3770億円（前予想1兆3820億円）、経常利益772億円（同720億円）、当期純利益450億円（同450億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで同456億円。

▼京都銀行<8369> 経常利益下方修正
京都銀行は、2008年3月通期連結予想を発表した。経常収益1460億円（前予想1420億円）、経常利益340億円（同349億円）、当期純利益206億円（同据置）。
（證券新報）

△団塊パパにコンブ料理教室　フジッコ<2908>
１１月１５日の「昆布の日」を前に団塊の父に料理教室－。食品メーカーのフジッコ（神戸市中央区）は『団塊の父と家族のコラボ料理教室』を７日本社で開いた。テレビなどで活躍している料理研究家の白井操（みさお）さんを講師に招き、塩コンブなど４種類のコンブを使用した「小柱とコンブの炊き込みご飯」とおかずなど５品の簡単アイデアメニューに挑戦した。参加したのは８組１６人。夫婦で参加した京都市の明田莞司（あけだ・かんじ）さん（６５）は「料理はよくしていますが、レパートリーを増やしたいと思います」。白井さんは「調理台の隅々まで気がつく人は、コミュニケーション以前のことにも気が配れる。料理ができる人は空気が読めます」と料理の“大切さ”を話した。「料理にコンブを使うことが少なくなったが、ちょっとした味つけに使うと料理が引き立ちます」とフジッコの山田勝重取締役。「昆布の日」は、１１月１５日の「七五三」のお祝いに栄養豊富なコンブを食べて、子供が元気に育ってほしいと、日本昆布協会が１９８２年に制定した。

△社会人野球で「ガス対決」　大手３社、日本一競う
社会人野球の覇者を決める「第３４回　社会人野球日本選手権大会」が１５日から京セラ<6971>ドーム大阪（大阪市西区）で開幕する。
大会には全国から勝ち抜いた３２チームが熱い戦いを繰り広げる。今回の目玉は東京ガス<9531>（東京都港区）、大阪ガス<9532>（大阪市中央区）、東邦ガス<9533>（名古屋市熱田区）という都市ガス大手３社が出場することだ。３社が１大会に顔をそろえるのは夏の都市対抗野球も含め、初めてのケース。また、奈良県大和高田市で都市ガス供給を行う大和ガスを母体とした大和高田クラブも出場。くしくも１回戦で東京ガスと相まみえる。社会人野球大会で１つの業界から複数のチームが出場するのは決して珍しくない。
事実、今回は自動車業界からトヨタ自動車<7203>、日産自動車<7201>、ホンダ<7267>、富士重工業<7270>が出場している。ただ、都市ガス業界は少し事情が異なる。日本ガス協会という業界団体が主に３社からの出向者によって運営されているように、常日頃は密接な関係にあるからだ。しかし、勝負となると話は別。各チームが勝ち進んで雌雄を決することが、業界の目標だ。
（FujiSankei Business i）