11/13 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△NGNでHD画質の動画配信　「eyeVio」「ワッチミー！」で実証実験
フジテレビ<4676>ラボLLCとソニー<6758>は11月9日、NTT<9432>コミュニケーションズのNGN回線を使ったハイビジョン映像配信サービスの実証実験を始めると発表した。両社の動画共有サービスを活用し、HD画質の映像を約500世帯のモニター向けに配信する。フジテレビラボの動画共有サービス「ワッチミー！TV」ではニュースやバラエティー番組を、ソニーの動画共有サービス「eyeVio」ではユーザー参加型番組を、HD画質で配信する。3社は実験を「HD動画を投稿・共有できる次世代サービスに向けたプロトタイプ」と位置づけ、「違法な動画や不適切な動画が掲載されている共有サービスも少なくない中、コンテンツを生み出す創造性の尊重や、各種権利への考え方が近い3社で協力することは、あるべき動画共有サービスを考える良いきっかけになる」としている。

△ニコニコ動画でavex<7860>公式動画の配信スタート
ニワンゴ（ドワンゴ<3715>）が運営する「ニコニコ動画」は11月12日、エイベックス・エンタテインメントが権利を持つアーティストの公式動画の配信を始める。第1弾は元気ロケッツ「Heavenly Star」やASUKA「白椿・紅椿」など、13アーティストのプロモーションビデオ17本。エイベックス・エンタテインメントがニコニコ動画に権利を許諾し、動画を提供する。ニコニコ動画は、エイベックス専用の視聴ページを設けて動画を配信する。エイベックスグループの音楽サイト「mu-mo」にリンクし、楽曲やCD／DVD、グッズを購入できるようにした。今後はプロモーションビデオに加え、ライブやオフショットの映像なども配信する。エイベックス制作のアニメや映画に関連した動画の配信も予定している。
（ITmedia News）

△500円でミラーコート…オートバックス<9832>がワンコインピットメニュー
オートバックスセブンは、500円でドアミラーコート、サイドガラス撥水、内窓拭き曇り止めコーティングなどを短時間で行う「ワンコインピットメニュー」を12日から導入したと発表。全国のオートバックス・スーパーオートバックス・オートハローズ店舗485店舗に導入する。このメニューは、8月から同社グループの一部の店舗で実験的に導入、500円という価格設定と、5分 - 20分間という短い作業時間でタイヤ交換などの通常ピット作業と同時に行える手軽さから好評で、全国展開することにした。今後、ピットメニューの充実に顧客満足度の向上と、ユーザーが安全に安心して自動車を運転できるよう全店に導入するとしている。

△伊藤忠商事<8001>、カタール国営石油会社と共同事業化で合意
伊藤忠商事は、カタール国営石油会社であるカタール・ペトロリアム社（QP社）の100％子会社のカタール・ペトロリアム・インターナショナル社（QPI社）と、海外での石油ガス上流開発、新エネルギー事業、石油化学事業での相互協力に関わる覚書を締結したと発表した。伊藤忠商事は、1997年以来、QP社が大口株主であるラスラファンLNG社への参画を通じて、カタール国と長期的に友好な関係を構築してきた。カタールは世界有数の天然ガス埋蔵量を持つ資源大国で、QPI社は海外でのエネルギー関連事業やユーティリティ事業を含む広範囲にわたってビジネス分野で事業投資を行なっている。今回、エネルギー資源開発を重点セグメントの一つとする伊藤忠商事と共同事業推進に向けた提携を行なうことで合意した。伊藤忠商事は、今回のQPI社との相互協力契約の締結で、広範囲でのビジネス分野で新たな活動基盤を築き、グローバル化するエネルギー関連事業、ユーティリティ事業で多面的に対応することを目指すとしている。

△「信頼できるメーカー」3年連続でホンダ<7267>…英フリート調査
イギリスの自動車雑誌『フリート・ニュース』が行った調査「FN50」では、自動車メーカーとしてホンダが1位にランクされた。同調査は、イギリスの大手レンタカー会社50社にアンケートを行ったもの。車種別でも、ホンダの『アコード』が1位、『シビック』が4位だった。ホンダは、同調査において、3年連続してメーカー、車種いずれも1位を獲得している。

△日産自動車<7201>、全国車椅子マラソンを開催　11月30日-12月2日
日産自動車は、第8回全国車椅子マラソン「日産カップ追浜チャンピオンシップ2007」を、11月30日 - 12月2日の3日間にわたり、地域関係諸団体との協働運営で開催する。この大会は、車いす陸上競技の総合大会で、障害者スポーツの普及と競技者の技術向上、地域の活性化と「やさしい街づくり」の支援を目的に、2000年に開始され、今回で8回目となる。日産追浜工場を中心に、毎年約700人の従業員ボランティアと地域のボランティアがコース整理や給水の補助を行うなど、企業と地域の協働による大会運営が特長だ。大会では、国内トップレベルの選手を含む延べ約200人の選手が全国から参加する予定。日産の追浜工場「GRANDRIVE」のテストコースや周辺の公道を使用して行われるロードレースは、今年からリニューアルした新コースでの開催となる。日産では、大会を記念して従業員募金「太陽募金」を実施し、集まった寄付金を障害者スポーツ振興のため、障害者陸上競技団体等に全額寄付する。

△ユニプレス<5949>中間決算…大幅増益　海外好調で通期も上方修正
ユニプレスが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比75.5％増の15億8700万円と大幅増益となった。売上高は同4.1％増の830億9300万円と増収だった。国内は日産自動車の生産台数の減少で減収となったものの、海外は増産の影響や、海外各拠点で立ち上げた新車効果で増収となり、全体を引っ張った。収益面では、国内の合理化効果や新車展開関連費用の負担減、海外の増収で、営業利益は同80.6％増の32億9300万円と大幅増益となった。経常利益も同175.2％増の30億9200万円と大幅に伸びた。通期業績見通しは、従来予想を上方修正し、売上高は同7.3％増の1780億円、営業利益が同21.8％増の85億円、経常利益が同10.2％増の80億円、当期純利益が同12.1％増の39億円となる見通し。

△ユニプレス<5949>、期末配当を増配へ…業績好調
ユニプレスは、2008年3月期の期末配当予想を従来予想よりも増配すると発表した。同社は中間期の業績が海外での新車効果で好調に推移しており、連結の通期業績見通しを上方修正した。これを株主に還元するため、増配する。期末配当は1株当たり6円25銭を予想していたが、2円50銭増配して8円75銭と予想。中間配当の6円25銭は据え置くため、年間配当金は15円となる見通し。

■大同工業<6373>の中間決算…増収増益　四輪用チェーン好調
大同工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比16.8％増の5億8000万円と増益だった。売上高は同5.4％増の244億6900万円と増収だった。二輪車用チェーンは海外での受注が好調で、補修用も欧州を中心に売上げが伸びた。さらに四輪車用チェーンは、新機種用のチェーンやスプロケットの完成車メーカーへの量産納入を開始、ディーゼルエンジン用チェーンの受注が増えたため、増収となった。リムホイール関連事業が二輪車用、バギー用が不振だった。営業利益は、売上げの伸びなどで同30.6％増の12億5600万円、経常利益が同24.2％増の12億1900万円と増益だった。通期業績見通しは、売上高が同2.0％増の485億円、営業利益が同4.1％減の24億円、経常利益が同6.4％減の23億円、当期純利益が同13.7％減の10億円と増収減益となる見通し。

▼ヨコオ<6800>中間決算…増収減益　車載通信機器好調でも
ヨコオが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比52.5％減の3億7700万円と大幅減益だった。売上高は同1.6％増の166億4700万円と微増だった。車載通信機器分野が地上波デジタルTV関連製品・高性能マイクロアンテナの販売が増加したのが主因だ。収益面では、事業構成変化による売上げ総利益の減少や、原材料価格の高騰、事業運営体制強化による支出の増加などで収益率が悪化した。営業利益が同46.4％減の7億3000万円、経常利益も為替差損で同49.7％減の7億800万円と半減した。通期業績見通しは売上高が同1.3％増の333億円、営業利益が同35.4％減の15億円、経常利益が同38.6％減の15億円、当期純利益が同46.0％減の7億5000万円と増収減益の見通し。

△高級乗用車がターゲットの都市型直営店「タイヤセレクト」…ダンロップファルケン
住友ゴム工業<5110>グループのダンロップファルケンタイヤは、高級乗用車がターゲットの都市型「タイヤセレクト」を展開すると発表した。今回の都市型タイヤセレクトは、接客技術、商品知識、作業スキルなど、現在展開している直営店の「タイヤセレクト」に、さらに質の高いサービスで、車の用途、乗り方など、顧客個別にタイヤ選びについて相談や提案をする。店舗デザインは、黄色中心だった従来のカラーリングから、落ち着いた藍色とし、都会的でプレミアムな空間を目指した。国内市販タイヤ市場は新車販売の伸び悩みで販売本数が頭打ちだが、輸入車を中心とした高級乗用車の販売台数は増加傾向にある。高級車ユーザーは、車、タイヤに関してより質の高いサービスを求める傾向が強い。新コンセプトの都市型タイヤセレクトは、東京、名古屋、大阪地区を中心に展開し、高級車向け高付加価値タイヤの「VEURO VE302」や「LEMANS LM703」などの販売を強化する。10月には、中野店、杉並店の2店舗を同時オープンしている。

△小型トラックの満足度いすゞ<7202>が1位…JDパワー
J.D.パワーアジア・パシフィックは、「2007年日本小型トラック顧客満足度調査」の結果を発表した。顧客満足度では、アフターサービス、営業対応、コスト、商品について調査した。調査の結果、ランキングの対象となった6ブランドのうち、いすゞが1位だった。総合満足度スコアは1000ポイント満点で628ポイントだった。
2位は日野<7205>で、商品の評価が高かった。3位は日産<7201>、4位がトヨタ<7203>、5位が三菱ふそう、6位が日産ディーゼルだった。日産とトヨタは今回初めてランキング対象となった。調査は全国のトラック貨物輸送事業者（緑ナンバー）の経営者を含む車両購入決定権者を対象に、各事業者が保有する小型トラックのメーカーに対する総合的な顧客満足度を測定したもの。2回目となる今回は今年7-8月にかけて郵送調査を実施し1757事業者から回答を得た。1事業者につき最大2メーカーまで評価してもらい、回答数は2700件だった。

△（仮称）博多祇園町開発プロジェクトを着工　祇園開発特定目的会社・東京建物<8804>
祇園開発特定目的会社は11月12日、福岡市博多区祇園町の「（仮称）博多祇園町開発プロジェクト」を着工した。竣工は平成21年１月を予定。同プロジェクトは、特定目的会社「祇園開発特定目的会社」から東京建物が開発業務を受託し開発を進めているもので、キャナルシティ博多にも近接するビジネスエリアに位置していることから、一部店舗を含むオフィス主体の複合ビルとして計画された。敷地面積2,771.33平方メートル、地上11階・地下１階、鉄骨造（一部SRC)、駐車台数92台。アクセスは地下鉄空港線「祇園」駅徒歩５分。

△トヨタ<7203>の森、開設10周年の記念式典を開催
トヨタ自動車は、緑化活動の公開や体験型プログラムを行う里山再生モデル「トヨタの森」を活動してから10周年を迎えたのを記念し、愛知県豊田市にある「トヨタの森」施設内で、記念式典を開催した。同式典では、トヨタの渡辺社長から関係者に感謝状を贈呈するとともに、今後の森林づくりに向けた取り組みやサステイナブルな社会貢献活動に関する方針について述べた。「トヨタの森」は里山再生を通じた環境保全ノウハウの共有を狙いに、1997年10月に開設、「整備」、「調査」、「教育」を活動の3本柱の取り組みを進めている。「整備」では「エコの森クラブ」活動として従業員・OBによる除伐、草刈りなどを実施しているほか、緑化活動の効果を定量的に把握するための「調査」を定期的に実施、その結果を取りまとめ、ホームページ上で公開している。また、「教育」については、有識者による研究提言活動をはじめ、体験型の人材育成・啓発プログラムである「エコのもりセミナー」の開催などに取り組んでおり、これまでに延べ5万3000人以上が来場している。

△次世代太陽電池の新工場、ホンダ<7267>ソルテックが開所式
ホンダは、太陽電池の製造・販売を手がける子会社の「ホンダソルテック」が、同社工場の開所式を行ったと発表した。式典には、潮谷義子熊本県知事も出席、ホンダからは福井威夫社長など、約80人が参列した。ホンダの次世代型太陽電池は、材料にシリコンを使わず、銅-インジウム-ガリウム-セレン（CIGS）化合物薄膜を使用することで、製造過程での消費エネルギーを、従来の結晶シリコン系太陽電池と比較して約半分に抑えることが可能で、製造時から環境に優しい太陽電池とうたっている。すでに10月から量産を開始、国内の一般家庭向けに全国販売を展開しており、来春には年間生産能力が27.5メガワット、約9000世帯分に達する見通しだ。製品を取り扱う販売店は、現在の80拠点から、2008年中には200拠点を超える規模に増やし、販売を加速させる意向だ。

▼東洋ゴム、業績見通しを下方修正…断熱パネルの不正認定取得
東洋ゴム工業は、断熱パネルの国からの認定を不正に取得していた問題で、改修工事費用など、40億円を特別損失に計上、業績見通しを下方修正した。不正に認定を取得していた硬質ウレタン製断熱パネルを改修するが、物件種類ごとに改修方法を検討した結果、材料・工事などの費用を基礎として中間期に必要な額を損失計上するとしている。これに伴って、2008年3月期の通期業績見通しは、当期純利益71億円を予想していたが47億円に下方修正した。

△ホンダ<7267> フィット 新型発表　インターナビ装着率33％
ホンダが10月18日に発表した『フィット』、販売開始される以前の初期受注において、工場装着オプションナビゲーションである「インターナビ」の装着率が33％という高率であった。「旧型は15％未満、そこで新型フィットのプロジェクトにおいて低価格端末の開発やスマート地図更新サービスのスタートなど、インターナビ装着率目標を 25％に設定して我々は取り組んでいました。まだ初期受注の段階ですが33％という数字に驚きつつ喜んでいます」（インターナビ推進室今井武室長）インターナビは他社に先駆けたプローブを利用した渋滞情報が特徴だったが、フィット発売を機にもうひとつの大きなアピールポイントが加わると考えている。「フィットでは、ディーラーでのアピールポイントは渋滞情報から地図更新に移ると思います。もちろん次に渋滞情報、そしてフィットからサービスを始める地震発生時安否確認サービスにも注目していただきたいと思います」（インターナビ推進室野川忠文氏）フィットは月間1万台以上を販売するホンダの最量販車種であり、そこでのインターナビ装着率の増加は全体でのインターナビ会員の伸びの倍増を意味する。今後の低価格車でのテレマティクス加入率の推移に注目が集まる。

△トヨタ<7203> カローラルミオン 発表　発売1か月の受注、目標の2倍超
トヨタ自動車の新型車『カローラルミオン』の累計受注台数が発売1か月間で、月販目標の2倍以上と好調な出足となった。カローラルミオンは、10月9日発売で月販目標台数は3500台、11月8日までの1か月間の受注が約8000台となった。同社では、シンプルでユニークな箱型のスタイルや使用シーンに応じて、自分なりに使うことができるクラストップレベルの室内空間、臨場感のあるサウンド空間を実現するサブウーハー付9スピーカーや天井イルミネ－ションなどの装備が好評としている。
（レスポンス）

△ＳＢＩホールディングス<8473>、中国の北京青鳥と投資ファンドを共同で設立

△ヤフー<4689>、キーワード情報サイト「Ｙａｈｏｏ！検索ランキング」を提供開始

△リズム時計<7769>、時計に家具の要素を取り込んだ「ファニチャークロック」を発売

△ＪＡＬ<9205>、国際線機内エンターテインメントのチャンネル数を１３０に拡大

□ＪＡＬ<9205>、２００８年１月搭乗分「特便割引」の一部値下げを決定

△岡村製作所<7994>、オフィスシーティングの生産能力増強で追浜事業所に新工場建設

△三菱マテリアル<5711>ツールズ、ヘッド交換式スクリューインツールをシリーズ拡大、深切込み加工用エンドミル「ＳＰＸ形」の「ＭＴ５シャンク」を発売

△アルフレッサＨＤ<2784>など３社、セルフメディケーション事業体制構築で合意書を締結

△損保ジャパン<8755>・リスク、事業継続マネジネント規格の認証取得支援コンサルティングを開始

△ＮＴＴ<9432>西日本、「サザンクロスＰＣ」シリーズの最新モデル９機種を順次発売

△アクロディア<3823>とバンダイネットワークス<3725>、Ｊａｖａアプリケーション向け開発環境を開発

△ニワンゴ（ドワンゴ<3715>）、ニコニコ動画でａｖｅｘ<7860>保有の動画コンテンツを配信開始

△ローランド<7944>、簡単に録音してＣＤ化できるＳＤ／ＣＤレコーダー新製品「ＣＤ－２ｅ」を発売

△ネクサス<2799>、光通信と携帯電話販売事業などで資本・業務提携

△ユナイテッドアローズ<7606>、ストアブランドの再編により主力業態を強化

△ミズノ<8022>、耐久性を高めた硬式用野球グラブ「ヘルクレスト」を発売

△ＮＴＴデータ<9613>、個人納税者向け確定申告用電子申告ソフト「確定申告の達人２００８」を発売

△ＮＴＴデータ<9613>、インド「Ｖｅｒｔｅｘ　Ｓｏｆｔｗａｒｅ」株式を取得し子会社化

△相模ゴム<5194>、ネット投票によりパッケージデザインを決定した「ラブフォーオール」を発売

△住友商事<8053>、ブラジル国営石油会社と南西石油の新株主間協定書調印に合意

△日清食品<2897>、カップ入り生タイプめん「日清ラ王　上海風担担麺」を発売

△伊藤忠商事<8001>、カタールの国営石油子会社と相互協力覚書を締結
（日経プレスリリース）

△アイホン<6718>、国内外で開発・生産体制を強化
アイホンは１２日、国内外で開発・生産体制を強化すると発表した。技術開発施設の拡大に向け、名古屋市熱田区の本社近くに約１５００平方メートルの土地を１２月末に取得。また同社で初めてベトナムにインターホン生産子会社を全額出資で設立済みで、０９年春に稼働する。技術開発施設用の土地は本社から北１キロメートルに位置し、取得金額は７億７９００万円。一方、ベトナム新会社は「アイホンコミュニケーションベトナム」（ホーチミン市）。資本金約５億円。工場は敷地面積１万５０００平方メートル。日本やタイの自社工場や中国の委託工場のインターホン製造を移管・集約し、生産能力も１割高める。２０１０年までに段階的に総額１０億円を投資する。

△ＮＴＴデータ<9613>、インドのソフト開発会社を子会社化
ＮＴＴデータは１２日、インドのソフト開発会社「バーテックス・ソフトウエア」（プネ市）の株式６８・７％を取得し、連結子会社化することで合意したと発表した。ウェブシステムや携帯端末用システムを中心とした日本向けオフショア（海外委託）開発で実績を持つ同社を買収することで世界規模でのオフショア開発体制を整備。０７年度から３カ年の中期経営計画で掲げた０９年度のオフショア発注額１００億円、開発要員２０００人の目標達成へ弾みを付ける。株式取得は１２月上旬で株式３１・３％はバーテックス経営陣が保有。買収後の社長には山田伸一ＮＴＴデータ常務が就任する。バーテックスは９６年設立で資本金は１４２１万ルピー（約４１００万円）。社員数１９５人で０６年度の売上高は約６億２０００万円。日本と米国に営業拠点を持つなど両国向けオフショア開発が主体なことから日本語能力の高い人材が多く、日本向けビジネス習得度も高いという。

△三菱電機<6503>、マイクログリッド実証実験に成功
三菱電機は１１日、青森県八戸市で行ったマイクログリッドの実証実験が成功したと発表した。電力会社の電力供給から独立してバイオマスガス発電や太陽光発電など分散電源で学校や庁舎などに高品質の電力を供給、そのための制御技術を確立した。太陽光や風力など再生可能エネルギーを使用する電源が電力系統に悪影響なく利用できることを実証し、離島などへの電力供給にも役立つと見ている。新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託事業として八戸市、三菱総合研究所と共同で実施した。八戸市の下水処理場の汚泥から発生する消化ガスを利用した発電（５１０キロワット）のほか、太陽光発電（１３０キロワット）、風力発電（２０キロワット）、蓄電池（１００キロワット）で八戸市庁本館と市内の小中学校４校など６施設に電力を供給。１１月３日から８日までの合計１６２時間、２万６７００キロワット時を供給した。
（日刊工業新聞）

△三井松島産業<1518>が３日続伸し逆行高、連日の年初来高値更新
三井松島産業が、１７円高の２３９円と前日と変わらずを挟んで３日続伸し逆行高、連日の年初来高値更新となっている。前週７日に９月中間期業績予想の上方修正を発表、経常利益が前回予想の２．６倍の４億円に修正したことで、通期の上ブレ期待も高まっている。信用取組倍率が１．３１倍の好取組となっていることから、短期資金を呼び込む動きになっている。
（証券日刊新聞）

▼駒井鉄工<5915> 下方修正
駒井鉄工は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高減少による間接費の負担増や鋼材価格の高騰に加え、競争激化により低価格での受注となった橋梁工事のコストが、主に現場工事において予測を上回り、建築基準法の改正による工事発注遅延の影響で、下方修正となった。売上高359億円（前予想407億円）、経常利益34.9億円赤字（同7.2億円赤字）、当期純利益24.1億円赤字（同3.4億円赤字）。

△Ｕアローズ<2146> 上方修正 増配
ＵアローズＨＳ、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高480億円（前予想441億円）、経常利益40億円（同32.5億円）、当期純利益18億円（同15.96億円）、期末配当2550円（同2270円）。

△日本ビルファンド<8951> 9月決算 12月予想
日本ビルファンドは、9月期の運用状況を発表した。営業収益139億円（前年同期比8％増）、経常利益54.37億円。12月予想は、営業収益277億円、経常利益100億円、分配金は19800円。

▼東和銀行<8558> 下方修正
東和銀行は、2008年3月通期連結予想を発表した。クレディアに対する債権23億円を引当したことや、固定資産の減損処理、繰延税金資産の取り崩しで、下方修正となった。経常収益446億円（前予想440億円）、経常利益14億円（同21億円）、当期純利益13億円（同31億円）。

▼スズデン<7480> 下方修正
スズデンは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高429億円（前予想463億円）、経常利益16.8億円（同18.2億円）、当期純利益9.97億円（同10.1億円）。

△パシフィックゴルフ<2466> 上方修正
パシフィックゴルフは、2007年12月通期連結予想を発表した。当期から導入した株主優待プログラムの利用率及びその他経費が予想よりも低減したことや、子会社の合併により特別利益が発生し、上方修正となった。営業集英18.86億円（前予想19億円）、経常利益12.95億円（同6億円）、当期純利益41億円（同5億円）。

□ＧＭＯペイメント<3769> 今期予想 市場予想は下回る
ＧＭＯペイメントゲートウェイは、2008年9月通期連結予想を発表した。売上高23億円、経常利益7.5億円、当期純利益4.28億円。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益4.4億円。

□日本無線<6751> 上方修正 市場予想は下回る
日本無線は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1275億円（前予想1265億円）、経常利益37億円（同36億円）、当期純利益37億円（同34億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益40.5億円。

■シチズンＨＤ<7762> 従来予想据置 市場予想下回る
シチズンＨＤは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高3440億円（前年同期比2.3％増）、経常利益260億円（同0％）、当期純利益140億円（同95.9％増）、と従来予想を据置した。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益153億円。

■ＧＳユアサ<6674> 予想据置 市場予想下回る
ＧＳユアサは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高3000億円、経常利益55億円、当期純利益30億円と従来予想を据置した。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益35億円。

△鬼ゴム<5196> 経常利益 上方修正
鬼ゴムは、2008年3月通期連結予想を発表した。主要得意先の増産効果などにより、経常利益は増額となった。売上高620億円（前予想580億円）、経常利益16億円（同10億円）、当期純利益4億円。

△ノーリツ鋼機<7744> 上方修正
ノーリツ鋼機は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。北米での大手顧客向けの販売が好調なこともあり、上方修正となった。売上高321億円（前予想300億円）、経常利益38億円（同31億円）、当期純利益22億円（同21億円）。

△日本新薬<4516> 上方修正
日本新薬は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高575億円（前予想565億円）、経常利益62億円（同59億円）、当期純利益35億円（同33億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益33億円。

△ディスコ<6146> 上方修正 5円増配
ディスコは、2008年3月通期連結予想を発表した。中間配当予想30円を35円に象はいすると発表した。売上高972億円（前予想945億円）、経常利益219億円（同17％増）、当期純利益128億円（同120億円）、年間配当76円（同71円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益130億円。

△日本製鋼<5406> 上方修正
日本製鋼は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2180億円（前予想据置）、経常利益270億円（同262億円）、当期純利益150億円（同145億円）。

□ＳＡＮＫＹＯ<6417> 中間決算 通期予想据置
ＳＡＮＫＹＯは、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高1049億円（前年同期比5.5％減）、経常利益266億円（同30.3％減）、当期純利益162億円（同30.4％減）。通期業績予想は当期純利益400億円と据置となった。市場予想は、クイックコンセンサスで、同397億円。

□いすゞ<7202> 経常利益上方修正 市場予想は、下回る
いすゞは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆7500億円（前予想1兆6500億円）、経常利益1070億円（同1050億円）、当期純利益800億円（据置）。市場予想は、クイックコンセンサスで、891億円。

▼住軽金<5738> 下方修正
住友軽金属は、2008年3月通期連結予想を発表した。建築関連需要の減退等により、下方修正となった。売上高3300億円（前予想3500億円)、経常利益145億円（同155億円）、当期純利益55億円（同65億円）。

△シークス<7613> 株式分割 2円増配
シークスは、12月31日付の株主に対して、1対2株の株式分割を実施すると発表した。また、12月期末配当を10円予想から12円に増配すると発表した。

△トーヨーカネツ<6369> 上方修正
トーヨーカネツは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高494億円（前予想494億円）、経常利益36億円（同28.7億円）、当期純利益36億円（同27億円）。
（證券新報）