11/7 朝の『株価材料』PART Ⅱ

朝の『株価材料』PART Ⅱは、"つづきはこちらです"をクリック！

[0回]

■株価材料

△マスコットガールに14歳の中学生＝ユニチカ<3103>
ユニチカは6日、16代目のマスコットガールに東京の中学3年生、忽那汐里さん（14）を選出したと発表した。忽那さんはオーストラリアで生まれ育った。アクティブな性格で好きなロッククライミングでは「何10メートルも登る」。14歳の中学生を起用したことについてユニチカは「大きな可能性」を感じさせるとした。　

△10月の輸入車販売、12％増＝6カ月連続プラス＝「デュアリス」効果
日本自動車輸入組合が6日発表した10月の輸入車販売台数（軽自動車除く）は、前年同月比12．9％増の1万9097台と、6カ月連続でプラスになった。
日産自動車<7201>が英国から逆輸入しているスポーツ用多目的車（SUV）「デュアリス」の好調が最大の押し上げ要因。ただ、外国メーカー車も新車効果などで0．8％増の1万5714台と、2カ月連続で増えた。

△新ブランドのデザート発売＝商品統合ほぼ完了―サークルKサンクス<3337>
サークルKサンクスは6日、これまで「サークルK」と「サンクス」で別々に展開していたデザートのオリジナルブランドを統合し、新ブランド「CherieDolce（シェリエドルチェ）」を立ち上げたと発表した。13日からシュークリームやプリン、ショートケーキなど定番を中心に約30品目を販売する。　

△日航<9205>、9月中間期営業益7倍に＝国際線好調やリストラで―通期予想も引き上げ
経営再建中の日本航空が6日発表した9月中間期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が、国際線の好調やリストラ効果で566億5200万円と前年同期の7倍近くに急増した。中間期として増益に転じたのは3年ぶり。通期予想も従来の350億円から480億円に上方修正し、4月にスタートした再建計画に掲げた目標（350億円）をクリアできる見通しとなった。　

△東京ガス<9531>、群馬の館林ガスに卸販売開始＝8日から供給
東京ガスは6日、群馬県の都市ガス事業者である館林ガス（本社館林市）と、ガスの卸販売に関する基本契約を締結したと発表した。8日から、館林ガスが現在供給している国産天然ガスを原料としたガスと同じものを卸供給する。東ガスの卸販売は26社目。　

△ソフトバンク<9984>、9月中間期の連結最終益が3．2倍＝携帯電話事業が好調
2007年9月中間期の連結業績は、売上高が前年同期比21．8％増の1兆3647億円、営業利益が49．0％増の1677億4600万円、最終利益が約3．2倍の464億6200万円となった。携帯電話契約の純増数は114万2800台（前年同期は9万7000台）と大幅に伸びたことが大きく貢献した。08年3月期の業績予想は、子会社の上場などの不確定要因などもあり、もう少し慎重に見極めたいなどとして、公表していない。　

△09年にも米国内に緑茶工場を新設＝需要の伸びに対応－北米伊藤園<2593>社長
伊藤園の米子会社、北米伊藤園の本庄洋介社長は5日、急拡大する米国の緑茶需要に対処するため、2009年にも同国内に初の緑茶工場を設置し、本格的な生産に着手する意向を明らかにした。将来は3工場に増やし、現在日本からの輸入で賄っている緑茶飲料をすべて現地生産に切り替えたいとしている。　

△抗血小板剤プラスグレル、承認に自信ある―第一三共<4568>社長
第一三共の庄田隆社長は6日の決算発表会見で、新薬開発中の抗血小板剤プラスグレルについて「承認を受ける十分な自信がある」と述べた。副作用については「ドクターの間で意見が分かれているとは思わない。意見が分かれているのはメディアやアナリストだ」と述べ、問題がないとの見方を示した。

▼重傷の作業員が死亡＝電気炉事故－青森県・八戸市
青森県八戸市のステンレス原料製造大手「大平洋金属<5541>」の八戸製造所で起きた電気炉事故で、重傷だった同市妙の従業員蟹沢春男さん（53）が6日午後、入院先で死亡した。この事故での死者はこれで3人。県警八戸署によると、蟹沢さんはほぼ全身にやけどを負っていた。5日は意識があったが、容体が急変したという。

△在来線に最新地震警報＝首都圏で12月から－JR東<9020>
JR東日本は6日、新幹線用に開発した最新の地震検知システムと気象庁の緊急地震速報を組み合わせた早期地震警報システムを、12月1日から首都圏の在来線に導入すると発表した。地震の本格的な揺れ（S波）の前の初期微動（P波）を検知するため、従来より最大40秒程度前に自動無線で列車に地震を知らせ、運転士が緊急停止させる仕組み。
（時事通信）

▼岩谷産業<8088>「まめガスっ子」　経産省が回収指示
経済産業省原子力安全・保安院は６日、岩谷産業（大阪市）がアウトドア用の簡易型詰め替え式ガスカートリッジ「まめガスっ子」を販売したことが高圧ガス保安法違反にあたるとして、早期に回収し、今月末までに販売の経緯と再発防止策を報告するよう指示した。保安院によると、簡易型ガスカートリッジは通常は１回で使い切る製品。詰め替え可能なカートリッジは高圧ガス保安法に基づく容器検査を受ける必要があるが、「まめガスっ子」は検査を受けていなかった。岩谷産業は同製品を平成１２年４月から今年９月まで約４万１０００本販売。事故などの報告はないという。保安院は、簡易型のガスカートリッジにガスを詰め替えることは高圧ガス保安法が禁止しており危険だとして、消費者に注意を呼び掛けている。
（産経新聞）

△サークルＫサンクス<3337>　デザートの新ブランド３０品目発売へ
コンビニエンスストアのサークルＫサンクスは６日、デザートの新たな独自ブランド「シェリエ　ドルチェ」を１３日から発売すると発表した。「サークルＫ」と「サンクス」の計６２３１店舗で販売する。シュークリーム、プリン、ショートケーキなど約３０品目。同ブランド用に開発されたホイップクリームや希少価値のあるベネズエラ産のチョコを使用。価格は売れ筋のシュークリームが１０５円など低めに設定した。

▼クボタ<6326>　元従業員４人住民１３人に新たに補償金…石綿被害
大手機械メーカーのクボタは６日、アスベスト（石綿）製水道管を製造していた旧神崎工場（兵庫県尼崎市）などの石綿被害で、今年４～９月の半年間に新たに元従業員４人に労災の上乗せ補償を、周辺住民１３人に実質的な補償の救済金を支払ったと発表した。これで被害者は、元従業員１５６人（うち死者１２８人）、周辺住民１３９人となった。同社によると、半年間で支払った金額は、元従業員に１億６０００万円、周辺住民に５億２０００万円など計８億８０００万円という。患者支援団体の尼崎労働者安全衛生センターによると、救済金を受けた周辺住民１３９人のうち、１２３人が中皮腫で死亡した。療養中は中皮腫１４人、肺がん２人。

△ＪＲ東日本<9020>　「首都圏在来線早期地震警報システム」稼動へ
ＪＲ東日本は６日、東海地震や南関東直下型地震の発生に備えて１２月１日から「首都圏在来線早期地震警報システム」を稼働すると発表した。既設の在来線地震計に新幹線地震計と気象庁の緊急地震速報を組み合わせて運用するもので、初期微動（Ｐ波）を１秒で検知し、２秒後に列車無線で緊急停止が指示できる。対象エリアは東京や神奈川など８都県（群馬を除く）で、マグニチュード（Ｍ）６以上のＰ波を首都圏６カ所に設置した新幹線沿線地震計が検知。震源と規模を類推し、新システムに地震情報を伝える。また同社は、事前検知が難しいとされる直下型地震の被害低減策として耐震補強工事を進めている。

△東北新幹線　１０年度末時速３００キロ　新青森延伸に伴い
ＪＲ東日本<9020>は６日、２０１０年度末の東北新幹線新青森延伸に伴う高速化計画を発表した。開業当初の最高速度は時速３００キロで、２年間かけて段階的に引き上げ、国内最高速の時速３２０キロは１２年度末に実現する予定。東京－新青森間は現在の八戸駅から特急列車乗り継ぎと比べ、最終的に約５５分短縮され３時間５分で結ばれる。計画によると、０９年春から１年間かけて「新型はやて」（１０両編成）で走行試験を行い、防音壁をかさ上げするなどの騒音や振動対策をとるほか、レールの消音化も図る。１１年３月の開業時は大宮－宇都宮間が現行と比べて３５キロ上回る時速２７５キロ、宇都宮－盛岡間は２５キロアップの時速３００キロで運転。東京－新青森間は３時間１０分となり、１２年度末には速度アップでさらに約５分短縮する。

△キリン<2503>ビバレッジ　ＡＥＤ付き自販機、年内２５０台に
キリンビバレッジは、心肺停止した人に電気ショックを与えて蘇生させる自動体外式除細動器（ＡＥＤ）を搭載した自動販売機の設置を進めている。ハートのマークが目印で、自販機のふたを開けて機器を取り出すと操作方法が音声で案内される。現在の設置台数は全国２０８台で年内に２５０台まで増やす予定。今月中に、年間約１００万人が来場する全国１１カ所のキリンビール工場すべての見学ゾーンに設置する。ビール工場では、工場勤務者約１８０人がＡＥＤの使用法についての講習を受ける。
（毎日新聞）

△東京の金先物価格、１ｇ＝３０００円超す…２３年ぶり
世界的な金価格の上昇を受け、６日の東京工業品取引所では、取引の中心となる金先物価格（２００８年１０月渡し）の終値が前日終値比３０円高の１グラム＝３０１５円となり、１９８４年７月以来、２３年４か月ぶりに３０００円を超えた。米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題を発端とする信用リスク不安で、ヘッジファンドなどの資金が金の取引市場に流れ込んでいるためだ。５日に米金融大手シティグループが巨額損失を発表したことも一因とみられる。田中貴金属工業の金現物の小売り価格も、前日比６円高の３１４２円（税込み）と、８４年３月以来、２３年８か月ぶりの高水準だった。

△ドコモ<9437>とＫＤＤＩ<9433>新料金「実質値上げ」…ソフトバンク<9984>社長
ソフトバンクの孫正義社長は６日、２００７年９月中間連結決算の記者会見で、ＮＴＴドコモとＫＤＤＩの新料金プランについて「利用者によっては実質値上げになる」と指摘した。さらに、「ソフトバンクモバイルは（新料金プランと同様の）割賦販売を１年以上前から実施しており、大きな変化はない」と述べ、顧客獲得に自信を示した。ドコモとＫＤＤＩの新料金プランは、携帯電話機の値下げ原資である「販売奨励金」を使わない内容で、孫社長は「携帯端末の価格と通話料を分離するのが狙いと受け止めているが、携帯電話代が２万円近く値上げになる」と述べた。また、インターネット検索最大手の米グーグルが携帯電話事業に本格参入し、基本ソフト（ＯＳ）の開発にドコモやＫＤＤＩなどが参画すると発表したことについては、「ＯＳよりも、その上に載るコンテンツ（情報内容）やサービスの方が携帯端末の良しあしを決める」との認識を示した。ソフトバンクの参加について「決めていない。電話機メーカーがコストダウン面などを検討して決める」と述べた。

△カード事業で提携へ、ＪＲ東9020>とトヨタ<7203>
ＪＲ東日本とトヨタ自動車系のトヨタファイナンス（名古屋市）が、共通カードの発行などで提携することが６日、明らかになった。同日午後に発表する。ＪＲ東日本が手掛けている電子マネー「Ｓｕｉｃａ（スイカ）」と、トヨタファイナンスなどの電子マネー「ＱＵＩＣＰａｙ（クイックペイ）」のいずれもが利用できる共用端末の設置も検討し、会員の増加を目指す。両社はまず、トヨタファイナンスのクレジットカード「ＴＳキュービック」とＪＲ東日本のクレジットカード「ビューカード」を一体化したカードを近く発行する。その後、両社の電子マネーが使える機能も付加する方向で検討する。
（読売新聞）

△始動性に優れた125cc原付スクーター　ヤマハ発動機<7272>
ヤマハ発動機は、始動性と乗り心地を向上させた125ccのオートマチックエンジン搭載の原付スクーター「シグナス-X XC125SR」（シグナス-X SR FI version）を2007年12月14日に発売する。このスクーターでは、新たに、始動性に優れ高い環境性能を実現するF.I.（フューエルインジェクション）を採用。また、シートのクッションを厚くし、フットボード前面の傾斜角を拡大させて乗車姿勢の自由度を向上させたという。ブラックとレッドの2色がある。メーカー希望小売価格は、330,750円。
（J-CASTニュース）

△「お金のかからない自社メディアを」――ユニクロ<9983>のWeb戦略
キャンペーンにYouTube活用したり、ダンサーの動画が見られるユニークなブログパーツを配布するなど、ユニクロが昨年からWebプロモーションに力を入れている。コンテンツは若年層を意識してトータルコーディネートを提案。これまで弱かった若い女性の取り込みや、1人当たりの購入点数増を狙っている。ブログの口コミを活用したWebプロモーションなら低コストで世界展開でき、「GAP」「ZARA」など競合する海外ブランドに対抗するためのブランド力醸成にもつながるという。

△Gビット級MRAMにつながる新素子、東芝<6502>が開発
東芝は11月6日、次世代メモリ・MRAMをGビット級に大容量化するための要素技術となる新型素子を開発したと発表した。MRAMの記憶素子となるMTJ（Magnetic Tunneling Junction）素子を、微細化に向く「スピン注入磁化反転技術」と、素子サイズを大幅に削減できる垂直磁化方式で形成し、安定動作を確認した。垂直磁化方式によるMTJ素子は世界初という。スピン注入技術と垂直磁化方式のメリットをいかし、MRAMをGビット級に大容量化するのに道を開く重要な成果だとしている。今後、よりスピン注入に適した材料の開発や、集積に必要なばらつき低減技術などの開発を続け、数年以内に各要素技術を統合した基盤技術として確立するとしている。
（ITmedia News）

△東京トラックショー07　日産<7201>、好調な アトラスF24 をメインに展示
「2007東京トラックショー」（10月28 - 30日、東京ビッグサイト）では、大手自動車メーカーも出展した。日産は、6月に15年ぶりのフルモデルチェンジをした『アトラスF24』シリーズをメインに展示した。今回展示されたアトラスF24シリーズは、「低温冷凍車」、「キャンピングカー（アトランティス）」、「ミニクレーン付」、「1台積車載車（H43）」など。ブースでの同車のアピールは、アクロバットチーム「パワーボム」が、飛んだり跳ねたりしながら行うなど、にぎやかなブースとなっていた。同車に関して、日産自動車LCV事業本部商品戦略・企画グループリージョナルプロダクトマネージャーの堀智史氏に話を伺った。15年ぶりのフルモデルチェンジに関しては、「市場と環境への対応」を強調。変更された免許制度に対応するため、総重量を5トン以内に収めて、なおかつ2トンまで積めるようにしてある。排ガス規制に対しては、ガソリン車で低排出ガス車3つ星、ディーゼル車でひとつ星の適合だ。外観については「フロントマスクを斬新にしました」という。トラック的ではないほど、今までにないデザインに仕上げたそうだ。また、近年の駐車違反の取り締まりに備え、助手席に人が乗れるよう、物入れを徹底して増やしたという。従来は、助手席が物置になってしまっていたが、ティッシュボックス、傘、2リットルのペットボトルなどさまざまなものを運転席の各所に収納できるようになっている。保証期間を従来の3年から5年に延長したこともポイントだ。同事業本部マーケティング戦略グループマーケティングマネージャー兼マーケティング本部マーケティングダイレクターオフィスマーケティングマネージャーの三元誠氏は、「9月時点で国内シェアは26％と、1％差の第2位まで来ました」と自信を持ったコメント。現在、日本とヨーロッパで販売しているが、今後はアジア圏での販売開始の予定だ。

△ニフコ<7988>、現行中期経営計画を1年前倒しで達成、新計画を発表
ニフコは、2008年度から2012年度までの中期経営計画「ANSIII」を策定した。同社は現在、2008年度末までの中期経営計画ANSIIを進めているが、数値目標が最終年度を1年前倒しで達成する見通しで、このため新しい中期経営計画を策定した。ANSIIIでは、2012年度に向けて開発提案型ビジネスの強化や燃料系部品のグローバル展開、ダンパーなどの高付加価値製品の欧米メーカーへの展開などに力を入れる。数値目標では、2012年度に売上高2000億円、営業利益240億円、営業利益率12％、当期純利益150億円、ROE14％を目指す。

△タカタ<7312>中間期決算…エアバッグ好調で増収
タカタが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比34.1％増の128億5500万円と大幅増益となった。売上高は同5.8％増の2581億6000万円と順調に売上げを伸ばした。シートベルト製品は日本、米国の低迷で減収だったが、エアバッグ製品が搭載率アップなどの影響で大幅に増えた。営業利益は同0.3％増の190億9000万円と微増、経常利益は同7.7％増の197億7000万円と増益だった。通期業績見通しは、米国経済の先行き不透明感が強く、原材料価格も高騰しているため、売上高が同1.4％減の4950億円、営業利益が同2.9％減の385億円、経常利益が同5.8％減の375億円、当期純利益が同6.5％減の220億円と一転して減収減益になる見通し。

△東京モーターショー07　スズキ<7269>、二輪の複葉機
スズキの東京モーターショー二輪車ブースでは、コンセプトバイクである『Biplane』（バイプレーン）と、『crosscage』（クロスケージ）を展示。バイプレーンは、「バイクで走る喜び」を提案したデザインコンセプトモデル。飛行機の複葉機をイメージして作られており、エンジンはV型4気筒を縦置きにレイアウトしている。もうひとつのクロスケージは、ふたつの電池を搭載した燃料電池二輪車。一次電池は英国インテリジェントエナジー社の燃料電池システムを採用し、二次電池はリチウムイオン電池。一次電池の燃料となる水素は、強固なフレームで保護された車体中央のタンクに充填され、安全性を確保している。また、常時水素漏れを監視するセンサーも、車体最上部に付けられている。

△出光興産<5019>の中間期決算…石油化学製品順調で増収
出光興産が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比1.6％減の138億円と減益だった。売上高は同0.5％増の1兆6980億円と微増だった。石油製品の販売数量は減少したが、石油化学製品や石油開発が増収となった。収益面では、石油化学製品は低調だったものの、石油製品や石油開発が増益となった。営業利益は同0.4％増の362億円、経常利益が同2.8％増の421億円と低い伸び率ながら増益となった。通期業績見通しは売上高が同6.6％増の3兆6200億円、経常利益が同23.7％減の820億円、最終利益が同30.3％減の290億円と増収減益となる見通し。石油製品の市況が悪化すると見ているため。

▼オイレス工業<6282>の中間期決算…営業減益　原材料価格高騰で
オイレス工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比1.9％減の31億9700万円と減益だった。売上高は同5.8％増の284億1300万円と増収だった。軸受機器事業うは、日系自動車メーカーの生産増と海外の現地自動車メーカーとの取引拡大で堅調に推移した。収益面では、原材料高騰の影響で営業減益となった。経常利益も同0.4％減の34億2700万円と微減だった。中間期純利益は横ばいの20億7600万円だった。通期業績見通しは、売上高が同4.2％増の576億7000万円、営業利益が同11.3％増の70億8000万円、経常利益が同9.3％増の74億円、当期純利益が同13.3％増の42億円となる見通し。

△USS<4732>、子会社の買取事業を集約
USSは、100％子会社のカークエストの中古自動車買取販売事業を分社化し、同社100％子会社のワールド自動車に事業を移管すると発表した。国内の自動車流通市場は、新車登録台数や中古車登録台数の減少が続いているが、中古車輸出需要が好調なため、中古車オークション市場は活況で、品不足感も出ている。USSグループは、中古車オークション市場でのタマ不足感を解消するため、中古自動車などの買取販売事業を強化し、オークションへの出品台数を増加させることが急務と判断した。このため、10月16日付で、中古自動車買取専門店「ラビット」を運営するカークエストの中古自動車買取販売事業を分社化し、全国36拠点で事故現状車の買取販売事業を展開するワールド自動車へ事業を移管する。中古自動車などの買取販売事業を一元化することで、営業基盤を強化する。

△USS<4732>中間期決算…増収増益　オートオークション事業順調
USSが発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期純利益が前年同期比2.1％増の70億3500万円と増益だった。売上高は同6.5％増の332億1900万円と増収だった。オートオークション事業は、新たにUSS北陸開場、USS新潟会場を新設したほか、関連会社だったUSS藤岡を連結子会社化した。このため、グループ全体の出品台数は、同1.3％増の138万7000台と順調で、成約台数も同8.8％増の81万台と好調で増収となった。収益面でもオートオークション事業が順調だったほか、中古車買取販売事業の収益も大幅に改善した。このため、営業利益は同5.7％増の128億700万円だった。経常利益は同5.7％増の130億1000万円だった。通期業績見通しは、売上高が同7.4％増の693億5000万円、経常利益が同6.1％増の269億円、当期純利益が同4.9％増の151億円だった。

▼フコク<5185>、株主優待制度を縮小へ
フコクは、株主優待制度を改訂すると発表した。同社は毎年3月末と9月末に、100株以上を保有する同社の株主に年2回、新潟県長岡市小国町産棚田米『コシヒカリ』3kgづつを株主優待として贈呈している。しかし、贈呈しているコシヒカリは、新潟県産コシヒカリの中でも最高級にランクされており、同社が想定していた以上の株主数に増加したため、株主優待の費用がかさんでいる。このため、株主優待制度を縮小し、年2回贈呈していたのを年1回、3月末の株主だけにすることにした。今年9月末現在の株主には、12月上旬に発送、来年から9月の発送を廃止する。

▼フコク<5185>中間期決算…収益率が悪化で減益に
フコクが発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期純利益が前年同期比6.7％減の8億2700万円と減益だった。売上高は同7.9％増の274億400万円と増収だった。防振機能製品やシール機能製品を中心に自動車メーカーからの受注が順調に推移した。損益面では、材料費や労務費などの増加が響き、営業利益は同4.9％減の14億7400万円、経常利益が同8.2％減の14億4700万円と収益率が悪化した。通期の業績見通しは売上高が同4.1％増の540億円、営業利益は横ばいの29億5000万円、経常利益が同2.7％減の30億円、当期純利益が同4.4％減の17億円となる見通し。

□三井住友海上<8752>、普通社債300億円を発行
三井住友海上火災保険は、普通社債300億円を発行すると発表した。同社は昨年10月に2000億円の社債の発行登録枠を設定している。資金調達手段の多様化による資本効率の向上を狙いに、普通社債を発行する。調達した資金は、長期的投資資金や一般運転資金に充当する予定だ。発行する普通社債は、第3回無担保社債で、300億円発行する。期間は5年1か月で、償還は2012年12月20日。利率は1.310％。

△軽自動車車名別ランキング10月…ワゴンR がトップ快走
全国軽自動車協会連合会が発表した10月の軽四輪車通称名別新車販売台数によると、
トップはスズキ<7269>の『ワゴンR』で、前年同月比4.6％増の1万7904台だった。9か月連続でトップ。
2位はダイハツ<7262>の『ムーヴ』で同13.7％増の1万6480台と好調だったが、約1500台及ばなかった。3位はダイハツの『タント』、4位もダイハツで『ミラ』だった。5位はスズキの『アルト』で、1 - 5位をスズキとダイハツが占めた。
6位はホンダ<7267>の『ライフ』、7位が日産<7201>の『モコ』、8位が三菱自動車<7211>の『eKワゴン』、9位がホンダの『ゼスト』、10位がスズキの『エブリイワゴン』だった。

△乗用車販売ランキング10月…トップ10のうち8車種がトヨタ<7203>
日本自動車販売協会連合会が発表した10月の乗用車車名別販売台数ランキングによると、トヨタの『カローラ』が前年同月比4.3％増の1万3569台で、13か月連続でトップだった。2位はトヨタの『ヴィッツ』で同14.6％増の1万1369台とマイナーチェンジで販売を伸ばした。
3位はホンダ<7267>の『フィット』で、同24.0％増の8336台だった。
4位以下では、4位『マークX』、5位が『ヴォクシー』、6位が『ノア』、7位が『プリウス』、8位が『パッソ』、9位が『エスティマ』とトヨタが占めた。10位はマツダ<7261>の『デミオ』だった。
トップ10のうち、トヨタが8車種を占めるなど、他を圧倒した。

△スバル ステラを一部改良…新形状のフロントシート
富士重工業<7270>は、軽乗用車スバル『ステラ』を一部改良して6日から販売開始した。今回の一部改良では、グレードについてベースグレード「L」に市場要望の多い5速マニュアルミッション仕様車を設定した。『ステラカスタム』には、価格を抑えた「G」を新たに設定した。新ボディ色は、ステラのL、LXに「アジュールブルー・パール」を設定した。仕様・装備の変更では、フロントシートを新形状とし、後席の足元スペース拡大を図ったほか、助手席アンダートレー、盗難警報装置を全車に標準装備した。また、キーレスでエンジン始動・停止を可能とした新開発の「キーレスアクセス＆スタート機能」をメーカー装着オプションとして設定した。さらに、ステラ カスタム「R」、「RS」に、14インチアルミホイールを標準装備とするとともに、「RS」には、新開発の「ミュージックCDサーバー＆ウェルカムサウンドオーディオ」を採用した。このほか、NAエンジン全車に燃費性能の向上を施し、2WD車はリッター23.0km、AWD車はリッター21.5?を実現した。価格はステラのL、2WD、CVTが94万800円。

△東京モーターショー07　トヨタ紡織<3116>開発のシートで1日600人がリラックス
東京モーターショーで来場者が特別な椅子に座ってリラックスしているブースがある。トヨタ紡織のブースがそれで、そこには将来のクルマシート用に開発した「パーソナルリラクゼーションシート」がある。シートの素材はレクサスの最高車種『LS600hL』に使われているものだ。しかも、“リラクゼーションシート”というだけあって、マッサージ機能はもちろんのこと、頭の付近からは音楽、高濃度酸素、ヒノキやカモミールといったアロマの香りも出てくる。「1分ちょっとの体験ですが、来場者に好評で終日切れ目ない状態です。1日に600人ほどの方が体験しています」と同社関係者。ブースの横では10人ほどの来場者が順番待ちをしているが、体験した人はしばらくその椅子から立ちたくない様子だった。

△スズキ<7269> ジムニー と ジムニーシエラ に「ワイルドウインド」
スズキは、軽四輪駆動車『ジムニー』と小型四輪駆動車『ジムニーシエラ』に特別仕様車「ワイルドウインド」をそれぞれ設定し、6日から販売開始した。特別仕様車ワイルドウインドは、上質かつ落ち着いた印象のアルカンターラを使用したシート表皮や黒木目調の専用センターガーニッシュを採用した。ジムニーは、外観の質感を高める専用フロントグリルを採用したほか、フォグランプ、アルミホイール、電動格納式リモコンドアミラー、ヒーテッドドアミラー、運転席・助手席シートヒーターを採用した。ジムニーシエラは個性的で力強い印象の専用フロントバンパーを採用した。価格はジムニーの5MTが147万5250円、ジムニーシエラの5MTが163万5900円。

△スズキ<7269> エスクードに「サロモン・リミテッド」
スズキは、本格的四輪駆動のSUVの『エスクード』に、特別限定車「サロモン・リミテッド」を設定し、6日から発売開始した。エスクードのサロモン・リミテッドは、フランスのスポーツ用品メーカー「サロモン」のイメージに合わせ、撥水加工を施した専用シート表皮や専用フロントグリルなどを採用、スキーやスノーボードなどウインタースポーツを楽しむアウトドア志向のユーザーに向けた特別限定車。フロントアンダースポイラーや電動サンルーフを採用した。ガンメタリック塗装を施した専用アルミホイールを装着したほか、「SALOMON」のロゴを左右フロントドアに加え、スペアタイヤハウジングに貼付した。専用デザインのシフトパネルとパワーウインドースイッチベゼルや状況に応じて必要な車輪に自動的にブレーキをかけ、エンジン出力を制御することで横滑りを軽減して車両の安定走行に貢献する車両走行安定補助システム「ESP」を標準装備した。車体色は、専用色の紺（キャッツアイブルーメタリック）をはじめ、黒、シルバー、パールホワイトの全4色を設定した。特別限定車2.0/2.7サロモン・リミテッドは限定1000台。価格は4ATが234万1500円。

△スズキ<7269> SX4 に「サロモン・リミテッド」
スズキは、小型スポーツクロスオーバー車『SX4』に、特別限定車「サロモン・リミテッド」を設定し、6日から販売開始した。SX4サロモン リミテッドは、フランスのスポーツ用品メーカー「サロモン」のイメージに合わせ、撥水加工を施した専用シート表皮や専用フロントグリルなどを採用、スキーやスノーボードなどウインタースポーツを楽しむアウトドア志向のユーザーに向けの特別限定車。ディスチャージヘッドランプ（ロービーム）及び、オートライトシステムを標準装備した。ルーフエンドスポイラーを採用、ガンメタリック塗装を施したアルミホイールを装着した。「SALOMON」のロゴを左右フロントドアに加え、バックドアに貼付したほか、本革巻ステアリングホイールも採用した。車体色は、専用色の紺（ノクターンブルーパール）、黒、シルバー、パールホワイトの全4色を設定した。全国限定700台。価格は2WDが159万6000円。
（レスポンス）