10/31 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△綜研化学<4972>が大幅高、粘着剤好調で増額修正
綜研化学が大幅高となっている。同社は液晶フィルム類や偏光板を貼り合わせる粘着剤のトップメーカー。粘着剤の好調を受け、前日３０日に業績の上方修正を発表したことが好感されている。９月中間期の連結経常利益は、従来計画の１３億５０００万円に対して２０億７０００万円（前中間期比５４％増）、通期経常は３０億５０００万円計画に対して３５億円（前期比３１％増）に増額修正された。本日は液晶フィルムの世界トップメーカーである日東電工　<6988>　が決算内容が好感される形で大幅高となっている。液晶関連株の一角に対する市場の関心が高まっている。

▼エーアンドエー<5391>が急騰、ニチアス<5393>不祥事で連想
エーアンドエーマテリアルが商いを集め、大幅高となっている。前日３０日にニチアスが建材の耐火性能を偽っていたことを発表した。不正に認定を受けた建材を約１０万棟の住宅向けに販売していた。信用の失墜を受けて、今後ニチアスの建材に対しての顧客離れが進むとの見方が広がっている。
エーアンドエーマテリアルは太平洋セメント<5233>系列の建材メーカー。ニチアスの建材事業が縮小すれば、エーアンドエーマテリアルの仕事量が増える期待があるとの見地から買われていると推測される。エーアンドエーマテリアルは旧浅野スレートと旧アスクの合併会社。ニチアスの旧社名は日本アスベスト。旧アスクの旧社名は朝日石綿。旧社名にアスベスト関連の共通点がある。建材メーカーは多にもたくさんあるが、コード番号が近い点やアスベストからの連想がこの株の大幅高につながっている面があるようだ。

△武富士<8564>が高い、ドイツ証が格上げ
武富士が高い。ドイツ証券が同社株の投資判断を「Ｈｏｌｄ」から「Ｂｕｙ」に引き上げたことが手がかり材料。目標株価は３６００円。リポートでは「短期的な市場の懸念が払しょくされ、実質ＢＰＳ（１株当たり純資産）の水準まで株価が上昇する可能性を考慮したため」などとしている。引当金積み増しのリスクが薄らいだ点などを指摘している。
（ラジオNIKKEI）

■試験飛行の空自戦闘機炎上、乗員２人脱出…名古屋
３１日午前９時１２分ごろ、愛知県営名古屋空港（愛知県豊山町）で、Ｆ２支援戦闘機が離陸に失敗し、炎上した。乗員２人は脱出し、病院に運ばれた。意識はあるという。同空港は午前９時２６分に滑走路が閉鎖された。
防衛省航空幕僚監部によると、事故機は三菱重工業<7011>製で、同社が航空自衛隊に納品する前に試験飛行をしていたという。
（読売新聞）

□ソニー<6758>、rootkit問題を解消したUSBメモリソフトを公開
ソニーは10月30日、指紋認証機能付き「ポケットビット」シリーズ付属ソフトウェア「ファイル＆フォルダ・セキュリティ」の修正版を公開した。各セキュリティ企業から指摘されていたrootkit的な隠し技術が使われている問題に対応したもの。対象となるのは指紋認証機能つきポケットビット「USM128F」および「USM512FL」。ソニーは9月7日に情報を公開し、告知通り9月28日に修正用パッチを単体で提供していたが、今回は再インストール用に、脆弱性修正済みソフト一式での提供となる。USM128F、USM512FLそれぞれにプログラムが提供されている。なお、修正パッチを適用済みのユーザーは、本ソフトウェアをインストールする必要はない。ソフトウェアはダウンロード提供だが、窓口（フリーダイヤル：0120-47-2185）に問い合わせればソフトウェア修正用ディスクの無償送付にも対応する。
（ITmedia News）

△キリン<2503>、来年４月から和洋酒類などにオープン価格制度と新自主ガイドラインを導入

△キリン<2503>、来年２月からビール・発泡酒・新ジャンル・清涼発泡飲料の価格を値上げ

△北越工業<6364>、新興国向け大型高圧コンプレッサーを発売

△コーセー<4922>コスメニエンス、「ファシオ」からリキッド状口紅「クイックフィット　ルージュ」を発売

△アッカ・ネットワークス<3764>、ソニー<6758>の「ｂｉｔ－ｄｒｉｖｅ」に企業向け光アクセスサービスを提供

△インテリジェンス<4757>、来年１月末に事務職に特化した求人情報サイトを開設

△双日<2768>システムズ、管理者機能付き暗号化ＵＳＢメモリの最新バージョンを発売

△Ａ＆Ｄ<7745>、エンジン適合支援自動計測ツールを開発し日・米・欧で販売

△アドバンスト・メディア<3773>、だれでも簡単入力できる一般向けＰＣ版音声入力ソフトを発売

△沖データ（沖電気工業<6703>）、ベラルーシにプリンターと複合機の事業拠点を設立

△ゴールドウイン<8111>、「エレッセ」から遠赤外線パワーで暖かいウィンターブーツを発売
（日経プレスリリース）

△ハマー H2 の08年モデル…パワートレインを一新
三井物産<8031>オートモーティブは、エンジン、トランスミッションから内装まで、大幅に改良したハマー『H2』の2008年モデルを11月下旬から発売すると発表した。ハマーH2の2008年モデルは、旧型に比べ20％出力を向上させた新型の6.2リッターオールアルミ製V8エンジンを搭載するとともに、新たに6速のオートマチックトランスミッションを採用、走行性能の向上を図った。また、内装を全面的に変更するとともに、装備を充実し、快適な室内空間に仕上げた。ロールオーバー制御技術を採用した新電子安定制御システムを採用し、3列シートの全てにルーフレール・ヘッドカーテン・サイドエアバッグを標準装備するなど、安全装備も充実。加えて、外観では、フロントグリルの開口部を大きくし、新たにシルバー塗装されたアンダーグリルを採用した。価格は「タイプS」が810万円。

△新日本石油<5001>、品質月間を実施
新日本石油は、「基本への回帰・標準の遵守」をテーマに、11月1日から30日までの1か月間、「2007年度品質月間」を実施する。同社では毎年11月を品質月間として、グループ各社、協力会社にも参加してもらい、社員の品質意識の高揚を目的に、全社をあげて品質向上活動を実施している。今年度は同社の西尾進路社長からグループ会社社員、協力会社社員に向けて、品質向上に向けてのメッセージを発信するほか、品質月間ポスターやQ旗の掲示、特約店向け研修会なども実施する。また、11月1日には、東京大学大学院教授で東京大学ものづくり経営研究センター長の藤本隆宏氏が同社本社で「開かれたものづくりと日本の競争力-組織能力とアーキテクチャの視点から-」と題した特別講演会を実施する。このほか、独自企画として各支店・製油所ごとに、活動発表会、品質トラブル非常対策処置訓練、現場の品質管理意識教育などの取組みを実施する。
（レスポンス）

△ユニチカ<3103>、タイ合弁で不織布を１０％増強
ユニチカは、海外で不織布の生産・販売を強化する。タイの帝人との合弁拠点「ＴＵＳＣＯ」（タスコ）を増強する予定で、来年早々にスパンボンド（長繊維不織布）の年産能力を１０％程度引き上げる。また事業部内に輸出専任のグループを設置、中国など成長が期待できる海外市場の開拓に本腰を入れる。国内需要の大きな伸びが見込めないなか、海外でのシェア拡大につなげるのが狙いで、今後、中国での現地生産化なども検討していきたいとしている。

△旭化成<3407>ワッカー、自動車用の新シリコーン撥水剤開発
旭化成ワッカーシリコーンは、新たな自動車塗装面用のシリコーン撥水剤を開発、本格市場投入する。室温で硬化し、優れた撥水性と汚れ防止性が長期間持続する。これまで性能を高レベルで両立することは難しかったが、組成の最適化などで実現。シランオリゴマーのため未硬化による機能低下もない。シリコーン分１００％製品として供給するため、カーケミカルメーカーが好みの硬化速度や粘度に調節することが可能。まずボディー用途などに展開し、３年後に３億円の販売を目指す。

△大阪チタニウム<5726>、半導体関連製品売上高が１００億円突破
大阪チタニウムテクノロジーズの半導体関連製品が順調に拡大している。多結晶シリコンは半導体用に加えて太陽電池用が急拡大。スパッタリング・ターゲットの原料となる高純度チタンも、３００ミリウエハーの生産拡大を受けて好調に推移している。０７年度の売上高は前年度比４９．２％増の１１９億円と、１００億円を突破する見通し。多結晶シリコンは近く２次増強に着手し、０８年１０月には年産１４００トン体制を確立する。

△ＪＦＥ<5411>コンテイナー、環境配慮型ステンレスドラム販売
ＪＦＥコンテイナーは２９日、環境配慮型のステンレスドラム製品２種を今月から販売開始したと発表した。ＪＦＥスチールが一昨年開発したニッケルフリーの新素材「ＪＦＥ４４３ＣＴ」を使用した「２１Ｃｒステンレスドラム」（商品名）で、ＳＵＳ３０４製に比べ１０％以上価格が安くできるとしている。同素材はクロムを２１％含有しチタンと銅を添加することで、ＳＵＳ３０４と同等の耐食性を持たせたフェライト系ステンレス鋼板。ニッケルを使用しないため、８％ニッケル含有のＳＵＳ３０４製ドラムに比べ安価で、ニッケル価格の変動の影響を受けない。
（化学工業日報）

△京セラ<6971>が反発
京セラが反発している。３０日に年間配当を１１０円から１２０円に増配すると発表したことが好感されている。

△ＢＯＳＣＨ<6041>　自社株買い受け人気化へ向く。大幅売り長の取組、環境関連の出遅れと人気材料豊富。

△京写<6837>　片面プリント基板がゲーム機向けなどに拡大。日本サーボを発掘したアナリストも注目。

△アイネス<9742>　地方自治体向けビジネス好調、ＰＢＲ０．５倍の時価は評価不足。押し目買い妙味。

▼エリアリンク<8914>は売り気配
エリアリンクは売り気配。５万９０００円ヤリ１１３６株、５万９０００円カイ４２２株。今１２月期第３四半期を発表、通期計画に対する進ちょく率は各８９％、８１％と増額含みで推移。とりあえず材料出尽くしとなったようだ。

■ＡＭＩ<3773>が軟調
アドバンスト・メディアが軟調。同社初の一般向け音声入力ソフトの発売を発表したが、反応は鈍い。

△綜研化学<4972>は買い気配
綜研化学買い気配でスタート。今３月期の上方修正が好感されている。前回予想の売上高２８１億円、経常利益３０．５億円を各３０１億円、３５億円に増額した。主力品の粘着剤がＦＰＤ向けに好調が原因。
（株式市場新聞）

△ソフトウェア・サービス<3733>は反発のきざし。よく見ると優良銘柄、厚労省の施策も追い風
ソフトウェア・サービスは反発のきざし。１５４円高の１７８４円まで買われている。大証ヘラクレス市場値上がり率上位にランクインしている。チャートを見ると、中期で続落。きのう３０日には年初来安値１６２５円をつけ、２００４年１２月につけた上場来安値１６１０円に迫った。今朝はさすがに反発している。業績は堅調。今期２００８年４月通期業績予想は、前年実績比２ケタ増収増益を見込んでいる。業界観測では、時期２００９年４月期も、さらに増収増益と見られている。今月半ばに発表した、９月度月次売上高は、前年同月比で２５２．２％と、大幅な増収となった。システム開発事業者で、ハードの販売、保守サービス事業なども行なっている。有利子負債ゼロ、現金等は前期末で２４億１３００万円と、キャッシュリッチの好財務。筆頭株主は宮崎勝社長だが、大口株主には、信託・信託年金なども並んでいる。ただ、外国人投資家比率が２割近くを占めている。ここのところの続落は、外資売りのせいかもしれない。現在の株価でＰＥＲは８倍台央と割安。同社は病院向け電子カルテなど、医療情報システムに強みがあり、厚生労働省のカルテ、レセプト電子化施策も追い風となっている。売り一巡後は、再び反発局面と見たい。

▼業績予想の下方修正を嫌気し沖電気工業<6703>が続落
沖電気工業が、４円安の１９６円と続落している。前日に通期業績予想の下方修正を発表、これを嫌気した売りが先行している。売上高が前回予想を１５０億円下回る７３５０億円、経常損益が同トントンから２５億円の赤字、純利益が同５億円下回る５億円に修正した。金融市場における中国向けＡＴＭの拡大や、郵政民営化による新たなビジネス機会など、好調が見込まれる事業がある一方、通信キャリア向けでは引き続き固定網系設備への投資が抑制されること、さらには半導体におけるシステムＬＳＩ／ロジックＬＳＩの不振などの懸念があるとしている。株価は、９月２５日につけた年初来安値１８７円に接近したところで下げ渋る動きになっている。

△ウエルシア関東<2717>は大陽線が２本連続出現。業績予想の業界観測が増額修正
ウエルシア関東は続伸。２００円高の３４００円まで買われている。日足で２本連続、大陽線が出現している。東証２部値上がり率上位にランクインしている。大手経済誌系の株式・企業情報サイトで、同社の８月中間決算が計画を超過する好決算であったことを受け、通期業績予想を増額修正したことが、買い材料となっているもようだ。
イオン<8267>系のドラッグストアチェーン。本社はさいたま市だが、関東を中心に２５０店以上を展開している。
大口株主はイオンのほか、ツルハ（ツルハホールディングス<3391>）などの優良企業や、信託も入っている。チャートを見ると、現在の３４００円ラインはひとつのフシとなっている。このラインを上抜ければ、次のフシは３８００円ライン。現在の株価でＰＥＲは１６倍台と割安。信用残がかなりの買い長なのは気になるところだが、ここは「市場では騰がると見ている向きが多い」証左と見る。

■住友金属工業<5405>は好決算・増配発表も続落。新日鉄・神鋼との提携拡大も焼け石に水
住友金属工業は続落。１６円安の５６６円まで売られている。前日３０日の後場中１４時に発表した、９月中間決算と２００８年３月通期業績予想の一部上方修正、増配で、５８２円まで戻して反発のきざしを見せたものの、今朝は続落している。
さらに、同日大引け後に、新日本製鐵<5401>、神戸製鋼所<5406>との連携深化・拡大について発表したが、市場は反応薄だ。今朝は東証１部業種別株価指数でも、鉄鋼セクターが下げており、
上記３社をはじめ、ジェイエフイーホールディングス<5411>、大平洋金属<5541>など、ほとんどの銘柄が売られている。
住友金属工業のチャートを見ると、８月につけた直近安値５０９円を底に、凸凹しながらも下値を切り上げてきている。５５０円ラインあたりが下げ止まり→反発のラインか。現在の株価でＰＥＲは１２倍台央と、とくに割高感もない。信用残が大幅な買い長なのは気になるところだが、押し目の拾い時と見る。

△全員参加型の低位大型株、三菱自動車<7211>が連日の高値更新
三菱自動車が、６円高の２１２円と７日連騰し連日の年初来高値更新、東証１部出来高ランキング第１位となっている。前日立会い中に９月中間期・通期業績予想の上方修正を発表、これを好感した買いが継続している。通期売上高が前回予想を２７００億円上回る２兆７０００億円、経常利益が同１７０億円上回る４７０億円に修正した。海外を中心とした販売台数の増加と円安による為替影響等により、中間期業績が期初予想を上回ったことから上方修正した。また連結会社の税金費用増等が見込まれることから純利益２００億円は据え置いている。信用取組倍率１．０５倍の好取組となっており、全員参加型の低位大型株となってきた。

■三菱地所<8802>は新宿の大型土地取得報道も、小反落。採算性が厳しい？との指摘
三菱地所は小反落。寄り後は５０円安の３３６０円まで売られている。
今朝の日経新聞等で「三菱地所、大和ハウス工業<1925>などが、都市再生機構の保有する東京・新宿の『日本テレビゴルフガーデン』跡地２万６０００平方メートルを落札したことが、３０日、明らかになった。取得価格は２３００億円」と報じられたが、市場は反応薄だ。前日の日足が大陽線となり、高値引けとなった後の調整のタイミングだったため。また、上記落札地域は、ＪＲ新宿駅から１キロメートルほど離れていること、都心部の土地取得競争激化で落札価格が高めだったため、採算性が厳しいと指摘されていることなども、売り材料となっているもようだ。チャートを見ると、中期では高値圏。現在の株価でＰＥＲは５４倍台と高め。信用残は売り長となっている。売買一巡後は、再び上昇トレンドに乗るか。上値フシ３８００円まではまだ間がある。

△業績予想の上方修正を好感しレンゴー<3941>が急続伸
レンゴーが、４０円高の８２４円と急続伸している。９月中間期・通期業績予想の上方修正を発表、これを好感した買いが入っている。通期売上高が前回予想を１８０億円上回る４４００億円、経常利益が同５億円上回る１５０億円、純利益が同５億円上回る８０億円に修正した。下半期において板紙と段ボール製品の価格改定が寄与するとしている。信用取組倍率０．２６倍の売り長の好需給となっており、買戻し主導の動きになっているようだ。

△富士フイルムホールディングス<4901>は中間決算利益倍増でギャップアップ
富士フイルムホールディングスはギャップアップ。２９０円高の５４２０円で始まっている。きのう大引け後に発表した、９月中間連結決算は、前年同期比増収増益。とくに営業・税引前・純利益は同２倍以上の増益となった。デジタル医療画像関連製品を中心に、メディカルシステム事業で販売が増加。フラットパネルディスプレイ材料をはじめとしたインフォメーションソリューション部門が好調に推移した。また、ドキュメントソリューションソリューション部門で、海外を中心にカラーデジタル複合機の売上が堅調に推移した。販売数量の増加に加え、為替レートの円安効果、固定費の削減も寄与して大幅な増益となった。２００８年３月通期連結業績予想も、前年実績比増収増益。とくに税引前利益は同２倍以上、純利益は同３倍以上の増益を見込んでいる。チャートを見ると、現在の株価５５００円ラインは上値フシ。現在の株価でＰＥＲは２０倍台となっている。目先、調整局面となろうが、好調な業績をバネに、また、ディフェンシブ株人気を背景に、中期では上値追いとなりそうだ。

△株マニ注目のイチケン<1847>が買い気配から始まる
株マニ注目のイチケンが、寄付き前から気配値を切り上げ１５円高の２９３円買い気配と４日急続伸となっている。前日に９月中間期業績予想の上方修正を発表、これを好感した買いが入っている。売上高が前回予想を２０億円上回る３８０億１０００万円、経常利益が同３億５０００万円上回る１２億５０００万円、純利益が同３億円上回る１１億５０００万円に修正した。商業施設等の売上高が増加したことが主因。通期の業績予想については、１１月１５日予定の中間決算発表時に予定している。

▼ニチアス<5393>は一時、ストップ安売り気配。建材の耐火性能偽装・隠ぺいで
ニチアスは２０円安の１０５１円売り気配。一時、ストップ安８７１円売り気配も出ていた。１８８０万株以上の売り物が出ている。前日３０日に、国土交通省が「ニチアスが木造住宅に使う天井や防火壁などの耐火性の売上高を偽っていた」と発表した。計２０件の耐火性能試験で、不正な建材を使用し、同省から認定を受けていた。不正に認定を受けた建材が、約１０万棟の住宅向けに販売されていた。同社は昨年１０月、内部調査で偽装を確認しながら、約１年間隠ぺいしていたという。
（証券日刊新聞）

△豊田自動織機<6201> 上方修正
豊田自動織機は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2兆円（前予想1兆9500億円）、経常利益1200億円（同1180億円）、当期純利益700億円（同690億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益702億円。

△デンソー<6902> 上方修正 市場予想上回る
デンソーは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高3兆9500億円（前予想3兆8000億円）、経常利益3560億円（同3230億円）、当期純利益2280億円（同2070億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益2250億円。

□ユニチャーム<8113> ほぼ予想通りの決算
ユニチャームは、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高1603億円（前年同期比11.8％増）、経常利益145億円（同9.1％増）、当期純利益70億円（同7.7％）と、従来予想通りの数値となり、通期業績予想も据置となった。

△フジタ<1725> 上方修正
フジタは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。主に採算のよい開発事業物件が売上高に計上されたことにより、上方修正となった。売上高1470億円（前予想1370億円）、経常利益10億円（同2億円）、当期純利益36億円（同29億円）。

▼三菱レーヨン<3404> 下方修正 市場予想下回る
三菱レーヨンは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高4400億円（前予想4350億円）、経常利益445億円（同470億円）、当期純利益220億円（同235億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益248億円。

△住金物産<9938> 中間決算 市場予想上回る 通期予想据置
住金物産は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高6655億円（日経予想6300億円）、経常利益102億円（同84億円）、当期純利益56億円（同45億円）。通期業績予想は、当初予想を据置としている。

△ラサ商事<3023> 上方修正
ラサ商事は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。製鋼原料の販売が高値で推移した事や、産業機械関連商品の販売が好調に推移し、上方修正となった。売上高209億円（前予想182億円）、経常利益4.22億円（同3.5億円）、当期純利益2.2億円（同2億円）。

■蝶理<8014> 中間決算減益に 予想は上回る
蝶理は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高1241億円（日経予想1200億円）、経常利益28億円（同25億円）、当期純利益16.89億円（同15億円）。通期業績予想は、従来予想を据置した。

▼クリナップ<7955> 赤字に下方修正
クリナップは、2008年3月通期連結予想を発表した。改正建築基準法による新設住宅着工戸数の大幅な落ち込みによる住宅設備機器需要の減少、さらに原材料も高騰が続いているため、下方修正となった。売上高1142～1182億円（前予想1265億円）、経常利益3億円黒字～9億円赤字（同32億円）、当期純利益6億円赤字～18億円赤字（同14億円）。
（証券新報）

△みずほ<8411>コーポ銀　中国の中信銀と業務提携
みずほコーポレート銀行は３０日、中国の中信銀行と業務提携する、と発表した。中信銀行が持つ中国での支店網を活用して、トレードファイナンスやシンジケートローンなどのサービスを、現地に進出している日系企業を中心に提供していく。提携は６月に開業したみずほコーポの中国現地法人を通じて、中信銀行と相互に法人向けの取引基盤や業務のノウハウを活用する。中信銀行は香港と上海の両取引所に上場しており、資産規模では中国第８位の商業銀行。４４６の支店網を持っている。

△「ＧＲ・デジタル」高画質追求…リコー<7752>、１００１万画素の後継機
リコーの高画質コンパクトカメラ「ＧＲ・デジタル」の発売２周年を記念したイベントが３０日、横浜市西区の横浜美術館で開かれた。「ＧＲシリーズ」は１９９６年に同社が発売した銀塩カメラが始まりで、０５年１０月にデジタルカメラが発売。優れた画質と使いやすさにより「名機」と高い評価を受けた。イベントには、プロカメラマンの望月宏信さんやアーティストの奈良美智さんなど、同機を愛用する著名人が出席。望月さんは「持っているだけで楽しい。人生の足跡を残していくカメラとしては一番良いカメラ」と絶賛した。また、後継機「ＧＲ・デジタル・ＩＩ」を１１月２２日に発売すると発表した。新型機は従来のデザイン、コンセプトを踏襲し、新開発の画像エンジン「ＧＲエンジンＩＩ」を搭載することでノイズを大幅に低減したほか、従来の８１３万画素から１００１万画素へと画素数を増やし、高画質を追求した。価格は従来機と同じ８万円程度になる見通し。月産台数は５０００台を見込んでいる。

△ローソン<2651>と東急電鉄<9005>　駅型コンビニ２号店
ローソンは、東急電鉄と共同開発した駅型コンビニエンスストア「ローソン＋（プラス）トークス」２号店を東急目黒線・大井町線大岡山駅構内に１１月５日にオープンする。同コンビニは駅売店特有の接客スピードに加え、コンビニの豊富な品ぞろえと多様なサービスが同時に実現できるため、東急がローソンとフランチャイズ契約して店舗運営している。第１号店は田園都市線の長津田駅（横浜市緑区）に設けた。東急は今後、２０店舗をめどに東急沿線駅構内に出店する計画。店舗の大きさと品ぞろえは、通常店舗の約３分の１。営業時間は午前７時から午後１０時まで。
（FujiSankei Business i）