10/30 お昼の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△兼松<8020>が高い、中間期増額・穀物相場上昇追い風
兼松が高い。前日２９日に今３月期９月中間期の経常利益を従来計画の８５億円に対して１０９億円（前中間期比１６．１％増）に増額修正した。穀物価格の高止まりにより食糧事業の売上高が伸びた。利益面では、ここ数年低迷していた食品・食糧部門が米国牛肉の輸入再開や穀物相場の上昇によって回復基調にあるとしている。２９日のシカゴ穀物市場では、大豆の中心限月の１月物が前週末比１５．５セント高の１０２８．７５セントで引けた。小麦、トウモロコシも高い。

△特殊電極<3437>がＳ高、上方修正でＰＥＲ６倍に
特殊電極が急騰して値幅制限いっぱいの８０円ストップ高に買われている。前日引け後に現在集計中の０７年９月中間期および０８年３月期通期の業績予想を大きく上方修正し、割安感が強まった。鉄鋼向けなどに特殊溶接の工事施行、溶接材料、トッププレートなどが順調に販売を伸ばして売上高が増えているほか、コスト削減や生産性の向上も利益増につながり、通期の売上高は従来予想の８５億１３００万円から８８億２０００万円に、経常利益も同４億７１００万円から六億７９００万円にそれぞれ増額した。同時に従来は２円５０銭ずつを予想していた中間期と期末の配当をそれぞれ３円５０銭に増やす方針も明らかにした。今期の一株利益は５０円に拡大する計算で昨日終値（３０８円）から計算したＰＥＲは６．１倍まで低下。配当利回りも２．３％となって割安感が強まった。

△ドワンゴ<3715>は３日連続Ｓ高、動画サービスに関心
前日まで２営業日続けて値幅制限いっぱいの４万円ストップ高で取引を終えていたドワンゴはこの日も大幅続伸し、一時３日連続のストップ高となる５万円高の３６万５０００円まで買い進まれる場面もあった。「着メロ」や「着うた」など主力の携帯電話向けコンテンツ配信の会員数が着実に伸びたことなどを理由に今月２５日に現在集計中である前０７年９月中間期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが継続している。また、今年３月から本格的にサービスを開始した動画投稿サービス「ニコニコ動画」の会員数が９月２１日で３００万人を突破し、その将来性が関心を集めている面もある。同サービスの会員数は５月１６日に１００万人、７月２６日に２００万人、そして９月に３００万人と約２ヶ月で１００万人というペースで増えており、「現在での毎日１～２万人ペースで増加している」（同社経営企画室）という。今０８年９月期から収益貢献する見通しだが、それを織り込んだ業績予想は１１月１３日の前期決算発表時に公表する予定だ。さらに日本音楽著作権協会（ＪＡＳＲＡＣ）がその管理する楽曲について、今週からニコニコ動画にも利用を容認する方針であることも今後も成長期待を呼んでいるようだ。

△住友鋼管<5457>がＳ高買い気配、増額修正を好感
住友鋼管がストップ高買い気配となっている。前日２９日に業績の増額修正を発表したことが好感されている。自動車や建設機械向け鋼管の生産販売好調を背景に、連結経常利益は、中間期が２０億円計画に対して２８億５０００万円（前中間期比５４．６％増）、通期が４４億円計画に対して５３億円（前期比２０．８％増益）に上方修正された。過年度法人税等還付額８億７０００万円の計上により、通期の最終利益は従来の２４億円に対して４０億円（前期比２．１倍増）に増額修正された。
同社は住友金属<5405>の子会社。住友金属は３０日午後に決算を発表する予定。
（ラジオNIKKEI）

■無線障害「携帯」シロ　全日空<9202>、原因はコード破損
長崎空港で１７日、全日空機の航空無線が通信不能となったトラブルで、総務省は２９日、無線設備に原因があったとして、同社に再発防止や点検の改善を要請した。当初、原因とみられていた乗客の携帯電話には因果関係は認められなかった。全日空機は１７日午前９時１０分ごろ、長崎空港離陸直前にＶＨＦ（超高周波）無線が送信不能となり出発が約４５分遅れた。機内では乗客１人が携帯電話の電源が入っていたことを申告。直後に無線通信が回復したため、携帯電話の電波が原因となった可能性が指摘されていた。総務省は２５日、同機を臨時検査し、機長席のハンドマイクのコード破損を原因と特定した。芯（しん）線が露出して金属に触れ、無線障害を引き起こしたという。全日空は再発防止に努めるとしたうえで、「トラブルの原因とは別に、機内での携帯電話使用は航空法で禁止されており、周知に努めていく」（広報室）としている。
（産経新聞）

△販売電力量で過去最高更新　九電<9508>０７年度上半期
九州電力（福岡市）が２９日まとめた２００７年度上半期（４‐９月）の販売電力量は、前年同期比２.３％増の４４０億７２００万キロワット時で、５年連続で増え、過去最高を更新した。北部九州に集積が進む自動車産業や、中国経済の発展などでフル生産が続く鉄鋼を中心に大口需要が同７.９％増と大きく伸びたことが主因。大口需要の伸びは８９年度上期の８.７％増以来の水準。全体の３割を超える機械のうち自動車関連が同１５.８％増と急増したのをはじめ、鉄鋼、化学も２けたの伸びを示した。このほか、原油高で割高感が出ている自家発電から同社契約に戻る動きも全体の伸びを押し上げた。一般需要は、８月以降は猛暑が続いたが、それまでは逆に気温が低めだったため冷房需要が前年並みにとどまり、全体では前年同期比０.２％増でほぼ横ばいだった。
（西日本新聞）

▼ソニー<6758>ウォークマン向けソフトに脆弱性
ソニーのウォークマン向け音楽管理ソフト「CONNECT Player」（SonicStage）に脆弱性が報告されたとして、セキュリティ企業のSecuniaが10月29日、アドバイザリーを公開した。公式パッチはまだ存在せず、信頼できないプレイリストファイルを開かないよう勧告している。Secuniaによると、脆弱性はCONNECT Player（SonicStage）のバージョン4.3で確認され、ほかのバージョンも影響を受ける恐れがある。M3Uのプレイリストファイルを処理する際の境界エラーが原因で、攻撃者が過度に長いファイル名を付けたプレイリストファイルを使ってスタックバッファオーバーフローを誘発し、任意のコードを実行することが可能になる。
（ITmedia News）

△ＮＥＣ<6701>と日本ＢＥＡシステムズ、システム性能測定・分析ツールの販売促進で協業

△日本ユニシス<8056>子会社、住宅設計システムに風向・照明などの解析機能を追加

△ＳＢＩホールディングス<8473>、保険コンサルティングのアイリックコーポレーションと業務・資本提携

△トステム（住生活グループ<5938>）、シンプルでスタイリッシュなデザインの断熱玄関引戸「Ｆ型ＰＧ」を発売

△ＮＴＴデータ<9613>と仏社、「モバイルＴＶ」・「ＩＰＴＶ」向けＥＰＧ・ＥＳＧソリューションで協業

△オンキヨー<6729>、ＵＳＢデジタルオーディオプロセッサー「ＳＥ－Ｕ５５ＳＸ」を発売、ＨＤサウンド対応のアンプ内蔵スピーカー「ＧＸ－１００ＨＤ」を発売

△安川電機<6506>、可搬質量８０ｋｇのハンドリング用途最適化ロボットを販売開始

△日立システム<3735>、ＰＣ業務効率分析システム「ＢＭ１（ビーエムワン）」を販売開始

△マウスコンピューター（ＭＣＪ<6670>）、３Ｄ処理能力が向上したパワーユーザー向けＰＣ２機種を発売

△沖（沖電気工業<6703>）テクノコラージュ、「ＩＥＥＥ８０２．１５．４」など準拠のＬＳＩ応用商品向け開発受託を開始

△日本ＩＢＭ、ＩＨＩ<7013>の統合会計システム向けにＵＮＩＸサーバーを納入

△ヤフー<4689>、来年１月に「Ｙａｈｏｏ！　ＪＡＰＡＮ」のトップページをフルリニューアル

△三井物産<8031>オートモーティブ、「ＨＵＭＭＥＲ　Ｈ２」２００８年モデルを発売

△ＪＡＬ<9205>グループ、２００８年１月～３月搭乗分の「おともｄｅマイル割引」「受験生割引」を届出

△トレイダーズ<8704>証券、日経２２５先物取引の新オンライン取引システムのベータ版を提供

△ゴールドウイン<8111>、「チャンピオン」から遠赤外線素材「光電子」を搭載したアウターを発売、遠赤外線の力で体温を熱エネルギーに変えるアンダーウエアを発売
（日経プレスリリース）

△三菱ガス化学<4182>、三菱製紙<3864>と電磁波干渉対策品など共同開発へ
三菱ガス化学は２９日、通信関連および電磁波干渉対策製品の早期事業化を図るため、三菱製紙とその開発・製造・販売に関して共同開発契約を結んだと発表した。両社では新しい電磁波シールド材や電波吸収体などの共同開発製品を来年以降順次事業化する計画で、５年後には１０億円規模の売り上げを目指す。

△群栄化学<4229>、日本カイノールを完全子会社化
群栄化学工業は２９日、日本カイノール（５１．７％出資）を完全子会社化すると発表した。フェノール樹脂系高機能繊維「カイノール」などの製造販売を行う主力連結子会社の１つ。グループの持続的成長を図るためにも完全子会社化し、グループ全体の経営資源を積極的に活用、シナジーを最大化する必要があると判断した。群栄化学では現在、本社工場（群馬県高崎市）でカイノール新工場の建設を進めている。

△協和発酵<4151>、伊藤忠<8001>系の米医薬品開発ＶＢを提携
協和発酵は２９日、伊藤忠系の米医薬品開発・販売ベンチャーのジャパンブリッジ（略称・ＪＢ）と資本業務提携したと発表した。協和発酵はＪＢに１００万ドルを出資（１２．８％）。ＪＢからがん治療剤やその関連医薬品を中心に日本対象にライセンス導入するのが狙いで、これら領域において協和発酵は共同開発・販売権を優先的に交渉できる権利を得た。ＪＢは世界最大のバイオベンチャーキャピタルグループ、ＭＰＭキャピタルと伊藤忠の合弁社。ＪＢはＭＰＭの投資先や海外製薬企業から開発中の新薬のアジアにおける開発・販売権のライセンスを受けることができる。

△新日鉄<5401>エンジ、松江市からガス化溶融炉を受注
新日鉄エンジニアリングは２９日、松江市から一般廃棄物向けのシャフト炉式ガス化溶融炉施設を受注したと発表した。受注金額は１３７億円。完成は２０１０年の予定。今回の受注で同社の同施設の国内受注実績は合計３３件となった。今回の受注案件は松江市の既設２清掃工場（南、北工場）の老朽化にともない新ごみ処理施設の建設を行うもので、業者選定方法はプラント建設業者の能力を総合的に評価できる「指名型プロポーザル方式」が採用された。松江市は安定稼働性、ランニングコスト、環境負荷などの見地から今年７月、同社に第一優先交渉権を与えており、１０月５日の本契約にいたった。

△三井化学<4183>ポリウレタン、植物由来ウレタンフォーム開発
三井化学ポリウレタンは、ウレタン原料の１つ、ポリオール（多価アルコール）をヒマシ油由来とするウレタンフォームを開発、早期の事業化を目指す。低反発の軟質ウレタンフォームのほか、硬質ウレタンフォームなど多彩なラインアップを図っており、「軟質フォームでは最大７割で非石油由来が可能となる」（同社）としている。省資源のほか温暖化防止にもつながるとみて拡販を進める。ウレタンフォームは、ポリオール化合物とイソシアネート化合物を反応、発泡させることで得られる。ポリオールは通常、石油由来が一般的だが、同社はカーボンニュートラルをコンセプトとし、ヒマシ油から精製、１００％植物由来のポリオールを開発した。すでに学会にも発表している。軟質ウレタンフォームの場合、石油系であるイソシアネート化合物の比率を３割まで下げることが可能だ。とくに軟質フォームは枕やマットレス、座席シートなど、さまざまなアプリケーションが図れるため期待している。硬質品もラインアップしている。軟質フォームほどではないものの、３割を非石油由来にできるという。課題としては断熱性があげられる。熱伝導率０．０２５は、冷蔵庫などの断熱用途には不向きながら、住宅などの建材用を有望視している。
（化学工業日報）

△紀陽ＨＤ<8415>、目先人気集め大幅高
紀陽ホールディングスが大商いのうちに大幅高となっている。金融株への見直しと低位株人気の接点に位置する銘柄とあって目先筋の買い人気を集めている。チャートはダブル底形成パターン。

△旭テック<5606>　一目均衡表の雲の上限をクリアー。もみ合い放れへ進展の兆し。

△広済堂<7868>　連日の高値更新で９００円台乗せ。
ＮＩＳグループ<8571>の持ち株が７．５％から急減し、一気にゼロとなった。

△東亜道路<1882>　大林道路、三井住建道路などと合材の合理化に注力。
下値の買い物厚く、引き続き上値に期待大きい。

▼トラスト<3347>が続落
トラストが続落。今３月期中間経常利益予想を、下方修正した。

△ソルクシーズ<4284>が続伸
ソルクシーズが続伸。１２月末の株主に対し、1対１.２株の分割を実施する。

△寺崎電気<6637>は反応薄い
寺崎電気産業が今３月期中間の上方修正を発表したが。反応は薄い。前回予想の売上高１７８．２３億円、経常利益１０．４３億円を各１９２億円、１３億円に増額した。船舶用向けシステム事業や機器事業が計画を上回った。原材料価格の影響などで通期の減収減益予想は不変。

△エイチアイ<3846>３日続伸
エイチアイが３日続伸。２９日に発表した今３月期の上方修正が好感された。前回予想売上高１２．６２億円、経常利益２．０９億円を各１３．１４億円、２．６７億円に修正した。海外からのライセンス収入の一部前倒しが原因。通期計画は不変。

△リバーエレテク<6666>連日高値
リバーエレテックが続伸して連日の年初来高値更新。今３月期中間を増額した。前回予想の売上高４６．８２億円、経常利益４．９１億円を各５０億円、７．１６億円に修正した。水晶製品が無線モジュール、パソコン向けなどに計画を上回った。通期予想は精査中で増額期待が大きい。

△インデックス<4835>は利益急増で人気
前日ストップ高のインデックスがこの日も買い気配での始まり。今０８年８月期の連結営業利益が前期比１５倍の４５億円になる見通しと発表したことが好感されている。リストラ効果が影響した。
（株式市場新聞）

△株マニ『リアルタイム注目銘柄』曙ブレーキ工業<7238>はストップ高
株マニ１０月２９日付け『リアルタイム注目銘柄』曙ブレーキ工業は、大陽線出現。５０円高の７２７円で始まり、一時、ストップ高ライン７７７円にタッチする場面も出ている。２９日大引け後に発表した、９月中間連結決算は、純利益が減益となった以外は、売上高、営業・経常利益とも増収増益。２００８年３月通期連結業績予想は、増収増益としている。チャートを見ると、大陽線とはいえ、中期ではまだまだ安値圏。このまま続伸して次のフシ８００円、さらに７月急落前の１０００円ラインへ…と、戻して行きたい。

△ダイハツ工業<7262>は富士重工<7270>の提携報道で続伸
ダイハツ工業は続伸。５円高の１１９５円で始まり、寄り後は１２００円台に乗せた。今朝の日経新聞などで「富士重工業、ダイハツと提携」と報道された。富士重工が中型車を、ダイハツが軽自動車と小型車を国内市場向けに相互供給する方向で交渉に入ったと報じられている。ダイハツの今年に入ってからのチャートを見ると、現在の１２００円ラインはひとつのフシとなっている。提携報道を材料に、フシを上抜けたいところ。さらに次のフシ１３００円ラインを狙いたい。現在の株価でＰＥＲは１８倍台、ＰＢＲは１．６倍と、頃合いの数字となっている。信用残を見ると、売り残がかなり「消化」されてきているが、まだ売り長。もうしばらく買い戻しも続くと期待。

△新日本石油<5001>は続伸。日経「通期経常益増額」観測記事に、原油相場高がオン。戻り足鮮明
新日本石油は続伸。８円高の１０３１円で始まり、寄り後は１０４５円まで買われている。今朝の日経新聞に、「新日本石油の２００８年３月期の連結経常利益は、前期比４１％増の２６４０億円前後になりそうだ。従来予想を約１００億円、上回る」との観測記事が掲載された。原油高騰で、期初の割安な在庫による利益かさあげ（在庫評価益）が増えるため。また、ロイターなどで「新日本石油は、１１月１日からのガソリン等の石油製品卸価格について、１リットル当たり６．０円引き上げると発表した。値上げは２ヵ月連続。コスト上昇分の４．６円に、これまでの卸価格値上げの未転嫁分である１．４円が上乗せされる」と伝えられた。チャートを見ると、２２日につけた９７３円の押し目からの戻り足を形成中。まずは前のフシ１１００円ラインまでの戻りが目標となろう。２８日の米ニューヨーク・マーカンタイル取引所の時間外取引で、原油先物相場は続伸。一時、１バレル９３．１８ドルと、初めて９３ドル台に乗せ、最高値を更新した。そのため、今朝の東証１部業種別株価指数の石油・石炭セクターは引き続き高く、値上がり率上位にランクインしている。
同社のほか、昭和シェル石油<5002>、コスモ石油<5007>、ＡＯＣホールディングス<5017>などが買われている。

△テルモ<4543>は９月中間好決算で利確売り先行、反落。中期では再び上昇トレンドへ
テルモはギャップダウン。２９０円安の５５００円で始まり、寄り後は５４００円台に下落している。きのう大引け後に発表した、９月中間連結決算は、前年同期比２ケタ増収増益となった。チャートを見ると、７月４５００円ラインから続伸。１８日には上場来高値６１５０円まで買われた。中間好決算発表で、まずは利益確定売りが先行しているもようだ。現在の株価でＰＥＲは２３倍台、ＰＢＲは４倍台と、高めの数字。しかし、信用残は売り長だったが、買い残もふくらみ始めている。目先、調整局面が続こうが、中期ではディフェンシブ銘柄が買われる傾向を背景に、再び上昇トレンドを描くと見る。また、２００８年３月通期連結業績予想も、前年比２ケタ増収増益を見込んでいる。

△イー・アクセス<9427>は通期業績予想の上方修正で続伸
イー・アクセスは続伸。３７００円高の７万３０００円で始まっている。きのう大引け後に、２００８年３月通期連結業績予想の上方修正を発表。連結・単独とも、売上高、営業・経常・純利益とも上方修正とした。連結の経常・純損益は、損失幅縮小の見通しとなった。ＡＤＳＬ加入者の獲得が予想を上回る一方で、解約率が予想を下回ったこと、１加入当たり月額売上高が予想を上回った。利益面では、費用の圧縮など、コスト削減努力が奏功した。
（証券日刊新聞）

△商船三井<9104> 上方修正 年8円増配
商船三井は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆9200億円（前予想1兆8300億円）、経常利益2800億円（同2300億円）、当期純利益1850億円（同1450億円）、期末配当14円（同10円）、年間配当は28円（同20円）。。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益1595億円。

△大東建託<1878> 中間決算予想は上回る 通期据置
大東建託は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高2537億円（市場予想2595億円）、経常利益264億円（同245億円）、当期純利益149億円（同144億円）。なお、通期業績予想は、当期純利益484億円と据置した。市場予想は、クイックコンセンサスで、484.5億円。

▼オリジン電気<6513> 下方修正
オリジン電気は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。原材料の高騰や、メカトロニクスの不振により、下方修正となった。売上高158億円（前予想175億円）、経常利益6億円（同9億円）、当期純利益4.5億円（同8億円）。

△川崎汽船<9107> 上方修正
川崎汽船は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆3000億円（前予想1兆2300億円）、経常利益1280億円（同1030億円）、当期純利益840億円（同710億円）。なお、市場予想のクイックコンセンサスは、778億円。

▼デサント<8114> 通期据置 市場予想下回る
デサントは、2008年3月通期連結予想を発表した。当期純利益20億円で従来予想を据置した。クイックコンセンサスは、同22.82億円。

▼積水化成<4228> 下方修正
積水化成は、2008年3月通期連結予想を発表した。汎用製品の売上数量が当初予想を下回る見込であり、想定を上回る原料・燃料価格の急騰に製品価格転嫁が遅れ、高機能材料がＩＴ関連業界の在庫調整もあり、下方修正となった。売上高995億円、経常利益30.5億円（前予想35.3億円）、当期純利益16.7億円（同20.3億円）。

△三菱ＵＦＪ証、栄研化学<4549>を格上げ
三菱ＵＦＪ証券は、29日付レポートで、栄研化学のレーティングを「3」から「2」に格上げした。同証券では、前回の業績予想をほぼ維持したことでフェアバリュー1150円は維持するものの、株価が下落したため、レーティングを引き上げたとしている。
（証券新報）