10/29 『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼エレベーター　新たな強度不足が１２台　住重<6302>製変速機
住友重機械工業（東京都品川区）製のエレベーター用変速機の強度不足問題で、国土交通省は２６日、この変速機を導入するメーカーに指示していた緊急点検の最終結果を公表した。新たな強度不足が冨士エレベーター工業（同千代田区）製１２台で見つかり、８月の１次発表分と合わせ、計４社５７台となった。破損による停止など、新たな事故の報告はないという。住友重機械工業製の変速機を導入したメーカー全３９社（計９３５３台）に指示していた。同省は１次発表時に計３社７４台に強度不足が見つかったとしたが、精査した結果、計３社４５台に訂正した。いずれも１２月末までに部品交換される。

▼東急車輛（東京急行電鉄<9005>）　大型トレーラーのホイール亀裂、さらに２３台で
東急車輛製造（横浜市）製の大型トレーラーでホイールに亀裂が入るトラブルが発生している問題で、国土交通省は２６日、新たに２３台のホイール４７個に亀裂が見つかったことを明らかにした。これで亀裂があったのは計７７台、１０７個になった。ホイールの材質などに異常が見つからないため、今後走行試験をして調べる。問題になっているのは「２軸バラ積み緩和トレーラー」で、０４年１月～０７年８月製造の１０８３台。２９２台の点検が済んだ。亀裂が進んでホイールが破断するとタイヤの脱落につながる。広島県内で７月、走行中に脱落したタイヤが乗用車に衝突、２人が軽傷を負った。

△ニンテンドーＤＳ　国内販売２０００万台突破
任天堂<7974>の岩田聡社長は２６日の経営方針説明会で、携帯ゲーム機「ニンテンドーＤＳ」の国内販売台数が、発売（０４年１２月）から２年１０カ月で累計２０００万台を超えたと発表した。同社の携帯ゲーム機で２０００万台を突破したのは、「ゲームボーイ」シリーズ（８９年４月発売、３２４７万台）に次ぎ、２機種目。ＤＳは、上下２画面の新しいアイデアと、タッチペンで画面に触れるとさまざまな操作ができる手軽さが受け、世界中で幅広い年齢層の人気を集めている。９月末までの世界累計販売台数は、５３６４万台に達し、好業績をけん引。ただし、国内では停滞気味で、７～９月期の販売台数は１６０万台と、４～６月期より４８万台減った。岩田社長は「業界では２０００万台が壁だと言われているが、ゲーム以外の使い方も提案し、１人１台の普及を目指したい」と、販売てこ入れに意欲を示した。さらに、岩田社長は、据え置き型ゲーム機「Ｗｉｉ（ウィー）」を来年、中国と韓国で発売する方針を明らかにした。

△冬柴国交相　外資規制を検討　豪銀の日本空港株取得問題で
冬柴鉄三国土交通相は２６日の会見で、羽田空港ターミナルビルを運営する日本空港ビルデング<9706>の発行済み株式１９．８９％を豪投資銀行マッコーリー銀行グループが取得したことについて、「規制のあり方を幅広く検討し、外資規制も論点の一つにする」と述べた。来年の通常国会に提出予定の空港の管理・運営に関する新法で、空港会社に加え、空港に関係する事業会社も外資規制する考えを示したとみられる。冬柴国交相は「日本空港ビルデングは独立しているとはいえ、国有財産を使っているという意味で国は関与できる」と述べた。マッコーリーは日本空港ビルデングの買収を否定している。
（毎日新聞）

△製紙各社、ティッシュなど１０％以上値上げへ
家庭紙最大手の大王製紙<3880>は２６日、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの家庭紙を１１月から１０～１５％値上げすることを明らかにした。
王子製紙<3861>も１０％以上、日本製紙グループ本社<3893>も１０％程度、家庭紙を今秋から値上げする方針だ。ティッシュペーパー（５箱入りパック）の店頭価格は約２００～３００円で、小売店側が値上げを受け入れれば、２０～５０円程度高くなる見込みだ。製紙各社は、重油など原燃料価格の上昇に対応するためだと説明している。今年夏にも１０～１５％程度の値上げを表明したばかりだ。
（読売新聞）

△スクウェア・エニックス<9684>「ワインのはじめかたDS」ボージョレ解禁日に発売
スクウェア・エニックスは美術出版社とコラボレーションし、ニンテンドーDS対応ソフト「ワインのはじめかたDS」を、ボージョレ・ヌーヴォー解禁日の11月15日に発売する。同ソフトは美術出版社のワイン専門誌「ワイナート」編集部が監修。楽しみながらワインのマナーや基礎知識、ウンチクを習得できる。全1,000問以上のワインクイズを収録するほか、その場に合う1本を選んでくれるシチュエーションナビなどを搭載。希望小売価格は2,940円(税込み)。

△スタイリストとのコラボ・モデル再デビュー　シチズン<7762>時計
シチズン時計シチズン時計は2007年11月上旬から、ウォッチ・ブランド「INDEPENDENT（インデペンデント）」を再デビューし、4シリーズ全15モデル（希望小売価格 税込み15750円～27300円予定）を発売する。再デビュー記念の初回限定モデルとしては、数々のメンズファッション誌やアーティストのスタイリングなどで活躍するスタイリスト・二村毅氏とのコラボレーションモデル「INDEPENDENT × TSUYOSHI NIMURA Collaboration Model」（希望小売価格 税込み21000円）を予定。「自由な価値観」のアイデンティティを引き継ぎながら、「COOL & STYLISH」を新たなキーワードに加えた最新のファッションウォッチ。「CITIZEN independent」は1996年から2000年まで展開。著名なアーティストやデザイナーとのコラボレーションモデルを手がけ、アート感覚や音楽感性を形にしたシチズンのウォッチ・ブランド。

△おちまさと氏がOKwave<3808>プロデューサーに
Q&Aサイトのオウケイウェイヴ（OKwave）は2007年10月25日、TV番組を中心に活動してきたプロデューサーのおちまさと氏を同社のエグゼクティヴ・プロデューサーに迎えると発表した。おち氏は同社子会社のオウケイノーツの社外取締役にも就任する。おち氏は、TBS系バラエティ番組「学校へ行こう！」などのテレビ番組の企画・演出、プロデュースで活躍し、ラジオパーソナリティも務めるなどしていた。オウケイウェイヴは、Q&Aサイトとおち氏のプロデュース力を組み合わせて、ユーザーが参加したくなるような企画や考えさせられるような企画を展開していく、としている。

△鹿児島産黒豚使用のオリジナル商品　ローソン<2651>
ローソンは、2007年10月23日から、鹿児島県産黒豚を使用したオリジナル商品を全国のローソン店舗で発売した。今回発売するのは「鹿児島県産黒豚の焼肉重」「鹿児島県産黒豚のとんかつ弁当」「新潟コシヒカリおにぎり 黒豚焼肉」の3品。 黒豚とは、「純粋バークシャー種同士の交配から生まれた豚」（農林水産省）のことで、高級豚肉として知名度が高く、なかでも鹿児島県産黒豚は味の良さから特に有名という。今回の鹿児島産黒豚のオリジナル商品は、地域に合った店舗づくりにむけ各地の優れた食材などを採用した商品「地産地消」ブランドとして展開するもの。これまでも大分県産かぼすを使用したアイスキャンデーや、宮城県の伊達の銀鮭を使用したおにぎりなど実績がある。価格は、「鹿児島県産黒豚の焼き肉重」が530円（税込み）、「鹿児島県産黒豚のとんかつ弁当」580円（同）、「新潟コシヒカリおにぎり黒豚焼肉」168円（同）。
（J-CASTニュース）

□ヤフー<4689>「画像の収集が遅れた」　初音ミク問題でコメント
Yahoo！JAPANの画像検索で「初音ミク」を検索しても結果がゼロ件だった問題で、ヤフーは10月26日、「画像データの収集が不十分だった。意図的に削除したということは絶対にない」というコメントを発表した。同社の画像検索エンジンは「世界中のWebを対象とし、大規模な情報をクロールすることを得意としてきた」という。ただ「日本で急に話題になった言葉を対象とする画像データの収集が十分でなく、遅れがあった」と認めた。「初音ミク」というキーワードに関する検索結果が意図的に削除されたのでは――などという憶測も飛び交ったが「検索エンジン側で意図的に削除をしたとか、スパム判定をしていたということはなく、今後も絶対にないので安心してほしい」と断言。「日本の利用者が求めているキーワードに合致する検索結果をタイムリーに提供できるよう、最大限努力していく」としている。

▼ドリコム<3793>、2期連続で最終赤字に
ドリコムは10月26日、2008年3月期の連結業績予想を修正し、最終損益を4000万円の黒字としていた従来予想から一転、1億8000万円の赤字になる見通しだと発表した。複数の大型案件の失注が響いた。2期連続で最終赤字に陥る経営責任を明確化するため、内藤裕紀社長は来年3月まで10カ月分の役員報酬全額を返上する。修正後の予想は、売上高が22億円（前回予想比2億3000万円減）、営業利益は5000万円（同2億5000万円減）、経常損益はとんとん（同2億7000万円減）。4～9月期、Webサイト構築・更新システム「ドリコムCMS」パッケージ版で複数の大型案件を失注。売上高が15％減る一方、システム外注費の発生などで費用が13％増え、営業利益が当初見通しを下回った。子会社ドリコムマーケティングの事務所移転による特別損失や繰延税金資産の取り崩しで、最終損益も減る見通し。下方修正要因はドリコム単体によるものが大きく、単体では営業損益、経常損益、最終損益とも赤字になる見通し。4月に子会社化した着メロサイト運営のジェイケンなど、グループ会社の業績は当初見込み通りとしている。今後は事業の選択と集中を進めるほか、販管費・売上原価の削減など、事業の最適化を進める。10～3月期で約1億円の費用削減効果を見込む。同日の同社株価（東証マザーズ）は、前日比1万5000円高（+4.52％）の34万7000円。
（ITmedia News）

△ドコモ<9437>、グループ9社を統合──2008年第2四半期めど
NTTドコモグループ9社は10月26日、2008年第2四半期をめどに1社に統合すると発表した。現在、NTTドコモおよび地域8社（NTTドコモ北海道、NTTドコモ東北、NTTドコモ東海、NTTドコモ北陸、NTTドコモ関西、NTTドコモ中国、NTTドコモ四国、NTTドコモ九州）で行う事業運営体制を見直し、2008年第2四半期をめどに全国1社に統合する。ユーザーサービスのさらなる充実、強化および意志決定の迅速化、経営効率化が目的。同日に行った2008年3月期中間期決算発表で明らかにした。それ以外の具体的実施日や組織詳細は未定。詳細が決定次第、告知する予定としている。
（＋D Mobile）

△東京モーターショー07　カーメイト<7297>、タイヤチェーンの装着競争を実施
「ヨーイ、ドン」---。東京モーターショーのカーメイトのブースではこんな声が聞こえた。よく見ると、そこではタイヤにチェーンをつける競争が行われていた。タイヤチェーンといっても、金属製のものではなく、同社自慢の非金属チェーン『バイアスロンアスリート』だ。女性でも手軽に装着できるということもあって、年間10万ペアを売るヒット商品。「非金属のチェーンの中ではシェアナンバーワン」と同社関係者。そのチェーンをいかに早く装着できるかという競争で、報道関係者が必死になって装着していた。時間を気にすればするほど、焦ってうまくいかないもので、なかには再チャレンジする人もいた。プレスデー2日間の結果は、優勝タイムが24.46秒。優勝者はこの「バイアスロンアスリート」を手にした。ちなみに、カーメイトの専門家はたったの11秒で、1つのタイヤにチェーンをつけるそうだ。いずれにしても、短い時間でチェーンをつけることができれば、雪が降って悪戦苦闘するということが少なくなりそうだ。

△東京モーターショー07　新時代のカーライフ実現に挑戦　三菱電機<6503>
三菱電機は25日、「“夢を夢で終わらせない”をコンセプトに、環境、安全、安心、情報・エンターテイメントの4つの切り口で取り組んでいる」と自動車機器事業本部長の上田敦上席常務執行役が東京モーターショーのプレスブリーフィングのなかで強調した。まず、環境については、2015年の新燃費基準をクリアするために、コストミニマムでの燃費低減と有害排気ガス低減を図った最適制御のガソリンエンジンマネジメントの開発を進めている。特に電気制御系の開発を強化しているという。安全面では、「“交通事故ゼロの社会を実現する”という夢に向けて」（上田氏）、前方監視用ミリ波レーダをはじめとする周辺監視センサ、短距離通信技術を活用した事故防止のための安全運転支援システムといった製品の開発・製品化を進めている。安心については、盗難防止のために世界最高水準の暗号技術「MISTY」を搭載した電気キーシステムを開発した。情報・エンターテイメント分野では、同社独自の情報・通信技術を生かした特徴ある製品を提供するというコンセプトの下、カーメーカーへの標準装備、OEM対応製品、そしてアフターマーケット対応製品など、多様なニーズに応える製品開発に努めているという。「当社は、これらの最新技術を活用あるいは統合し、“新時代のカーライフを実現する先進技術”の開発に果敢に挑戦していく」と、上田氏は力強く語っていた。

△東京モーターショー07　商用車とディーゼルの性能は世界共通　いすゞ<7202>細井社長
いすゞ自動車の細井行社長は25日、東京モーターショーのプレスブリーフィングにて「グローバルライフパートナー」という言葉を使い、いすゞの活動について説明した。グローバルライフパートナーとは、「より良い商品、より良いパートナーシップへのこだわりで、世界の一人ひとりから信頼され選ばれるいすゞになりたい、という思いを込めたもの」と細井社長は強調した。いすゞが生産している商用車とディーゼルエンジンは現在、世界百数十か国で販売されている。その中から学んだことは、「商用車とディーゼルエンジンに求める性能は、国や地域に関係なく同じということ。」（細井社長）。そこで、いすゞは開発思想を国内中心から海外を視野に入れた「グローバル設計」に変えた。細井社長は「世界の暮らしに不可欠な存在となるために、さらにチャレンジを続けていく」とブリーフィングを締めくくった。

△東京モーターショー07　排熱を電気に変換するシステムを開発中…デンソー<6902>深谷社長
デンソーの深谷紘一社長は25日、「ガソリンエンジンでは、使用する燃料エネルギーのうち、20％程度しか実際にクルマが走るために使われていない。80％もの燃料エネルギーが失われている」と東京モーターショーのプレスブリーフィングで訴えた。デンソーではエネルギーマネジメントシステムをテーマに、エネルギー損失を削減するための技術開発に取り組んでいる。エネルギーの損失には、ラジエータなどから外部に放出される熱エネルギーと減速時やアイドリング自に失われる運動エネルギーがある。「熱エネルギーに関しては、現在、エンジンからの排熱を電気に変換するための新しいシステムを開発している。また、運動エネルギーのより効率的な利用を進めるため、減速エネルギーを電気に変換する技術を改良している」と深谷社長は具体的な取り組みについて説明した。デンソーはいま、「地球温暖化防止」、「環境負荷物質の低減」、「清浄な大気の確保」に寄与する新製品や技術の開発に拍車をかけている。

△東京モーターショー07　ゼンリン<9474>、海外向けに地図表現を3D化
ゼンリンは25日、海外に向けて、地図表現を2Dから3Dへとシームレスで切り替える「Global City Model プロジェクト」をスタートさせたことを発表。このデモ映像を東京モーターショーのゼンリン・ブースにおいて見ることができる。日本では地図表現を3D化するのは珍しいことはなくなったが、海外でこのような表現を見る機会はまだまだ少ない。ゼンリンは、そうした状況下で、路面のペイント情報まで地図上に表現したハイレベルな詳細地図と、街並みをリアルに再現する3次元デジタル地図を開発。2Dと3D地図を必要に応じて連続してアングルを変えることを可能とした。この地図の対象となるのは、北米主要40都市以上、欧州主要40都市を予定。ゼンリンは、この技術の確立によって、まだ一般化していない欧米での3D地図の展開に弾みをつけたいとしている。

△東京モーターショー07　手の動きを認識するインターフェイス…クラリオン<6796>
東京モーターショーのクラリオンブースは、手の動きに応じて、様々なコマンドとして認識する新たなインターフェイスを提案している。この機能のポイントは、上下左右に4つのセンサーを設置し、これによって手が動く方向を認識し、それに応じて様々なコマンドに対応可能としていることにある。たとえば、画面の上を手で横切るとメニュー画面が表示し、上下方向に動かすとメニュー階層の中に入っていける。また、走行中は一般的にカーナビの操作は制限されるが、助手席の方向から手が伸びてくると「助手席に座っている人の操作」と認識して操作ができるようになる。再び、運転席側から手を伸ばすと操作の制限が加わるといった具合だ。その他、地図の縮小/拡大や、FUNRINGの回転などにも対応し、それ以外にも多彩なコマンドに対応可能になるという。

△東京モーターショー07　パナソニック（松下電器産業<6752>）、リアビューカメラシステムを出品
東京モーターショー、パナソニックブースは、カーナビなどが装着されていなくても手軽にバックカメラが使えるようになる「リアビューカメラシステム」を参考出品している。
現在、トヨタ自動車<7203>の『カローラ』にバックカメラが標準装着されるなど、バックカメラへのニーズは着実な高まりを見せている。カメラと3.5型液晶モニターをセットにしてシステム化した。また、このディスプレイ部にはワンセグ用チューナーをはじめとするオプションも順次用意していく計画だという。参考出品とはなっていたものの、販売用パッケージも同時に展示されるなど、発売への準備もほぼ整っている様子。おそらく年内にも4万円を超える程度で発売されるもの見られる。

△東京モーターショー07　アルパイン<6816>、iPod を純正オーディオで楽しめるキット
アルパインは、純正オーディオなどと組み合わせてより手軽に『iPod』が車内で楽しめるようになるインターフェイスキット『ex-10』を、東京モーターショーに参考出品した。年内にも欧米で発売し、日本でも来年早々には発売する。日本での価格は2万円台になる見込み。システムはiPodと接続するインターフェイス部分と、iPodの情報が表示できるディスプレイ部、さらにコントロールを行うワイヤレスリモコンの3つで構成される。インターフェイス部からはiPodへの充電も行え、搭載したFMトランスミッター機能を使うことでiPodの音声信号をFMラジオへ送信して楽しむことができる。また、ミニジャック出力も備えたことで、オーディオ側にAUX-IN端子があればノイズレスで音楽再生が可能となる。ディスプレイ部は2.5型程度の大きさで、ここにはiPod内に記録されたジャケット写真をはじめとする楽曲情報を表示。運転席から見やすい位置にこのディスプレイ部を設置することで、走行中でも再生中の情報表示が確認しやすくなる。

△東京モーターショー07　三洋電機<3764>、Bluetooth内蔵カーオーディオを展示
三洋電機は、Bluetooth（ブルートゥース）を内蔵したポータブルプレーヤーを使い、屋外で楽しんだ後もそのままカーオーディオで楽しめる「ワイヤレス・メモリー・カーオーディオ・システム」を開発、東京モーターショーで参考出品している。従来は屋外で音楽プレーヤーを楽しんでいても、クルマの中に入るとメモリーカードを入れ替えたり、ケーブルを接続する必要があるなど、屋外と車内とでシームレスで音楽を楽しめないというのが一般的だった。このシステムでは、ポータブルプレーヤーとカーオーディオをセットにし、互いをBluetoothで結ぶことでこれを実現した。Bluetoothを使った携帯電話のハンズフリー通話も可能で、『iPod』をダイレクト接続することでそのコントロールも実現している。その他、 USBメモリやSDカードに収録したMP3などの楽曲再生にも対応。漢字表示対応の有機「ELパネル」をディスプレイ部に採用したことで、ディスプレイ部に薄型化と視認性にも有利とする。Bluetoothによる音楽再生は、他の対応音楽プレーヤーや携帯電話とも組み合わせが可能だという。発売時期、価格等は未定。
（レスポンス）

△カブドットコム証券<8703>、ＦＸ口座開設者向けに「東京サマリー」など５種類のマーケット情報を配信

■ゼンショー<7550>、カッパ・クリエイト<7421>との資本業務提携契約を凍結

△野村総研<4307>、「ポイント・マイレージに関するアンケート」調査結果を発表

△松下電工<6991>、米ＵＬＴＨＤ社を株式取得により子会社化

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、石川県の公立つるぎ病院で医療費・入院費のクレジットカード取り扱い開始

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、東日本銀行<8536>と提携しリボルビング一部返済サービスを開始

△国際石油開発帝石ＨＤ<1605>、西豪州でのプロジェクト権益を取得

△オウケイウェイヴ<3808>、ゼネラルヘルスケアと業務提携し正規代理店契約を締結

△フェリシモ<3396>、若い人向け通販カタログ「ｈａｃｏ．ｎｏ．１４」を発売

△損保ジャパン<8755>ＤＩＹ生命、機動的な事業戦略展開へ３５億円を資本増強

△デサント<8114>とイマジョー、「消防防火服」を共同開発し商品化

△ハートフォード生命、イオン<8267>銀行で変額個人年金保険「アダージオＶ３」を販売

△アツギ<3529>、ストッキングの中台紙に「乳がん予防」など女性に役立つ情報を掲載

□ソフトバンク<9984>モバイル、「スマートビジネスパック」など一部料金プランのサービスを終了

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、新たな購入方法および料金プランを提供

△東京海上日動フィナンシャル生命（ミレアＨＤ<8766>）、イオン<8267>銀行で変額個人年金保険「グッドニュース」を販売

△アシックス<7936>、「オニツカタイガー」からＢＭＷ「ＭＩＮＩ」とコラボレートしたシューズを発売

△ネプロジャパン<9421>とネプロアイティ、「携帯電話とネット投票」に関する調査結果を発表

△コナカ<7494>グループ、佐藤可士和氏プロデュースの「ＳＵＩＴ　ＳＥＬＥＣＴ　ＳＩＮＪＵＫＵ」をオープン

△キユーピー<2809>、鶏卵中の残留農薬を効率的に分析できる分析方法を開発

△森永製菓<2201>、森永乳業<2264>とのコラボレーション商品６品を発売
（日経プレスリリース）

△ブリヂストン<5108>、乗用車向け省燃費タイヤを０８年４月に発売
ブリヂストンは、乗用車向け省燃費タイヤ「エコピアＥＰ１００」を０８年４月に国内で発売する。従来の同社の省燃費タイヤに比べて転がり抵抗を３０％低減して車両の燃費性能を高めた。併せて転がり抵抗と両立が難しいとされる制動性能を維持した。価格は未定。初年度２万本の販売を見込む。ゴム内のカーボンを分散させることで転がり抵抗を低下させた。同社の国内市販用タイヤでは最も走行抵抗が低いという。同時に、タイヤ表面上の溝やブロック配列を工夫し、タイヤの地面への接地圧を均一化することでウェット路面などでの制動性能を維持した。同社は、環境対応の基幹商品と位置づけており、この製品に活用した技術を他製品にも転用する。

△デサント<8114>、消防防火服市場に参入
デサントは消防士向け消防防火服を商品化、消防防火服市場に参入する。スキーウエア開発のノウハウを生かし企画製造を担当。特殊ユニフォーム製造販売を行うイマジョー（大阪市生野区）の販売網を活用し、全国販売を行う。防火服のほかトレーニング用品も展開し、初年度売上高２億円を見込む。デュポンの難燃繊維を使用し、耐火性に関する安全性規格ＩＳＯ１１６１３をクリア。肩や腕が動きやすいプリーツの採用や片手で袖の開閉ができる仕様など、消火活動や着脱がしやすい構造にした。価格は手袋など一式で１５－２０万円。約５年前から普及している上下セパレートタイプの防火服の交換時期にあることから、全国の消防本部や市役所へ展開する。

△牧野フライス製作所<6135>、部品加工をテーマにショーを開催
牧野フライス製作所は１１月８日－１０日、厚木事業所（神奈川県愛川町）で部品加工をテーマとしたプライベートショーを開催する。自社のマシニングセンター（ＭＣ）による建設機械、造船、発電、印刷機械の部品加工を提案する。また厚木事業所内の機械加工工場と、横型ＭＣを生産する富士勝山事業所（山梨県富士河口湖町）の見学会も実施する。

△住江工業、福岡・行橋市に進出－新工場を建設、０９年４月操業
住江工業は福岡県行橋市に進出する。同市稲童工業団地に自動車・鉄道用座席、内装部品の新工場を建設、０９年４月操業する。
資本関係にある日産車体<7222>が、生産の一部を神奈川県から日産自動車福岡工場（福岡県苅田町）内に０９年度早期に移管するのを受けた対応。また北部九州地域で自動車産業が活況なため「九州の営業エリア拡大が不可欠と判断した」（同社）。新工場の敷地面積は約８９９０平方メートル、建屋は約３３００平方メートル。投資額４億円。従業員約２０人を予定しているが、半数の１０人程度を地元で新規雇用する計画。

△三菱化学（三菱ケミカルＨＤ<4188>）、リチウムイオン二次電池用電解液の年産能力を増強
三菱化学はリチウムイオン二次電池用電解液の年産能力を５割増強したと発表した。四日市事業所（三重県四日市市）の電解液製造棟に新たに生産設備を導入し、従来の年産４０００トンから同６０００トンに引き上げた。投資額は約１０億円。リチウムイオン二次電池は従来主流のニッケル水素電池に比べ、高容量・高電圧として自動車向けに需要が拡大しているため。
（日刊工業新聞）

△日本電産トーソク<7728>が反発、業績予想の上方修正を発表
日本電産トーソクが、３９円高の８４０円と反発している。本日後場立会中に０８年３月期業績予想の上方修正を発表、これを好感した買いが入っている。売上高が前回予想を１５億円上回る２４０億円、経常利益が同３億円上回る２１億円、純利益が同２億円上回る１１億５０００万円に修正した。、自動車部品事業・半導体製造装置事業・計測機器事業ともに受注が好転に加え、原価低減が寄与したとしている。
（証券日刊新聞）

□三井住友ＦＧ<8316> サブプライムのエクスポージャーは0.1％
三井住友ＦＧは、米国サブプライムローン関連のエクスポージャーは9月末で950億円、ポートフォリオに占める割合は0.1％程度であり、ＲＭＢＳ、ＡＢＳＣＤＯ等の証券化商品への投資は、期末時価で償却後の簿かは約700億円。

△三井住友ＦＧ<8316> 通期上方修正
三井住友ＦＧは、2008年3月通期連結予想を発表した。下期にリース事業子会社の合併に伴い持分変動差額1000億円計上で、上方修正となった。経常収益4兆3000億円（前予想4兆1000億円）、経常利益9400億円（同9800億円）、当期純利益5700億円（同5400億円）。

▼ＴＩＳ<9751>、今3月期予想を下方修正
ＴＩＳは、今3月期の連結業績予想を下方修正、売上高2000億円（前回予想2050億円）、経常利益88億円（同108億円）、純利益32億円（同52億円）、ＥＰＳ70円61銭（同114円75銭）とした。

△ＪＲ東海<9022>、中間は32％経常増益　通期上方修正
ＪＲ東海の9月中間連結は、売上高7656億円（前年同期比4％増）、経常利益1866億円（同32％増）、純利益1080億円（同29％増）だった。同時に3月通期の見通しを上方修正、売上高1兆5260億円（前回予想1兆4940億円、前期比2％増）、経常利益2490億円（同2280億円、同5％増）、純利益1460億円（同1330億円、同6％増）、ＥＰＳ7万4113円52銭（同6万7514円37銭）とした。

△エプソントヨコム<6708> 上方修正
エプソントヨコムは、2008年3月通期連結予想を発表した。コストダウンが送れた事や、費用等の負担が増加し 営業利益90億円（前予想125億円）のみの修正となる。

△コカコーラウエスト<2579> 第3四半期業績 40％増益 通期予想据置
コカコーラウエストは、2007年9月連結第3四半期業績を発表した。売上高3105億円（前年同期比36.1％増）、経常利益126億円（同34.5％増）、当期純利益72億円（同40.7％増）。通期業績予想は、当期純利益93億円と従来予想を据置した。市場予想は、クイックで、同93億円。

□ケネディクス<8972>ＲＥＩＴ 08年4月の運用状況
ケネディスク不動産投資法人は、2008年4月の運用状況を発表した。営業収益73億円、当期純利益28億円、分配金1万4100円。

△日本合成化学<4201> 上方修正
日本合成化学は、2008年3月通期連結予想を発表した。販売数慮増加、原燃料価格の高騰に対応するため売買スプレッド確保に注力したこと、また、円安効果もあり上方修正となたｔ。売上高1050億円（前予想989億円）、経常利益62億円（同56億円）、当期純利益34億円（同26億円）。

▼カルソニック<7248> 下方修正
カルソニックは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。モデルミックスの悪化影響等や、製造した部品の品質問題に係る処理費用、26億円の計上や、セカンドキャリア支援制度で特別退職加算金38億円を計上し、上方修正となった。売上高3800億円（前予想3267億円）、経常利益0円（同42億円）、当期純利益61億円赤字（同3.29億円）。

▼丸井Ｇ<8252> 下方修正
丸井グループは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。在庫処分や値下げや消費者ローン利息収入やカード年会費の減少、店舗閉鎖に伴う、特損計上で、下方修正となった。売上高2368億円（前予想2500億円）、経常利益71億円（同120億円）、当期純利益8億円（同30億円）。

▼ニイウスコー<2731> 第一四半期業績 赤字計上
ニイウスコーは、2007年9月連結第一四半期業績を発表した。売上高76億円（前年同期比51.5％減）、経常利益22.4億円赤字（前年同期9.29億円黒字）、当期純利益22.54億円赤字（同3.5億円黒字）。

□大和証券<8601> 中間決算 12.9％減益 最終利益予想上回る
大和証券は、2007年9月中間連結決算を発表した。営業収益4656億円（前年同期比11％増）、経常利益703億円（同11.9％減）、当期純利益752億円（同12.9％減）。市場予想は、クイックでは経常利益1250億円、当期純利益600億円。

△日本電産コパル<7756> 上方修正
日本電産コパルは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高870億円（前予想860億円）、経常利益72億円（同66億円）、当期純利益48億円（同40億円）。

▼Ｕアローズ<7606> 下方修正
ユナイテッドアローズは、2008年3月通期連結予想を発表した。セール等の値引き販売の拡大や自主企画衣料品より売上総利益率が低下、商品廃棄・評価損、などを計上し、下方修正となった。売上高725億円（前予想767億円）、経常利益52億円（同81億円）、当期純利益40億円（同59億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益54億円。

□日産<7201> 中間決算 22.5％減益 通期据置も市場予想上回る
日産は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高5兆644億円（前年同期比11.7％増）、経常利益3603億円（同0.2％減）、当期純利益2124億円（同22.5％減）。通期業績予想は、当期純利益4800億円で従来予想を据置とした。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益4760億円。

△ファナック<6954> 上方修正 市場予想上回る
ファナックは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高4601億円（前予想4347億円）、経常利益2035億円（同1820億円）、当期純利益1228億円（同1083億円。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益1218億円。

▼ウシオ電機<6925> 通期予想据置 市場予想下回る
ウシオ電機は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1550億円（前年同期比2.3％増）、経常利益255億円（同1.4％増）、当期純利益169億円（同2.1％増）と従来予想を据置した。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益172億円。

△日立建機<6305> 上方修正 増配
日立建機は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高9000億円（前予想9100億円）、経常利益910億円（同860億円）、当期純利益520億円（同480億円）、期末配当20円（同18円）。下期想定為替レートは1ドル115円、1ユーロ155円。

△住友電工<5802> 上方修正
住友電工は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2兆4500億円（前予想2兆4000億円）、経常利益1500億円（同1400億円）、当期純利益850億円（同800億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益844億円。

▼大平洋金属<5541> 下方修正 減配
太平洋金属は、2008年3月通期連結予想を発表した。ニッケル価格の先安感により減産体制に入ったことから、フェロニッケル販売数量が下期も低迷することが見込まれ下方修正となった。売上高1108億円（前予想1341億円）、経常利益535億円（同659億円）、当期純利益319億円（同389億円）、期末配当24円（同30円）、年間配当は48円（同60円）。

▼日立化成<4217> 下方修正
日立化成は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高6560億円（前予想6400億円）、経常利益575億円（同570億円）、当期純利益285億円（同330億円）。

△日本電産サンキョー<7757> 上方修正
日本電産サンキョーは、2008年3月通期連結予想を発表した。ステッピングモータを中心に増収となったこと、電子部品関連事業製品の収益改善が進み上方修正となった。売上高1070億円（前予想1050億円）、経常利益90億円（同80億円）、当期純利益65億円（同60億円）。

▼アドバンテスト<6857> 下方修正 市場予想下回る
アドバンテストは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2300億円（前予想2550億円）、税引き前利益510億円（同650億円）、当期純利益330億円（同420億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益409億円。

□丸紅<8002> 上方修正 市場予想わずかに下回る
丸紅は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高10兆7000億円（前予想10兆5000億円）、税引き前利益2300億円（同2150億円）、当期純利益1450億円（同1350億円）。クイックコンセンサス1479億円。

▼積水化学<4204> 下方修正
積水化学は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高9700億円（前予想9800億円）、経常利益505億円（同565億円）、当期純利益345億円（同381億円）。

△大林道路<1896> 上方修正
大林道路は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。受注が好調に推移し工事の消化高が増加したことから、中間期完成工事の採算性が大きく向上し、上方修正となった。売上高340億円（前予想333億円）、経常利益2.6億円赤字（同10億円赤字）、当期純利益3.6億円赤字（同7億円赤字）。
（證券新報）