10/24 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

■柏崎刈羽原発　６号機でタービンの回転翼損傷　地震原因か
新潟県中越沖地震で被災した東京電力<9501>柏崎刈羽原発の６号機で、タービンの回転翼が損傷していたことが２３日分かった。地震が原因とみられる。地震発生当時、６号機は定期検査中で停止していたが、稼働中に破損した場合、大規模な事故につながった恐れもある。東電は、交換の必要性や原因を詳しく調べる。損傷が見つかったのは、６号機の３基ある低圧タービンのうち１基と高圧タービンの計２基。タービンを覆うカバーを外して目視点検中の１８日、原子炉でできた蒸気で回転する「動翼」（最大直径約５．３メートル、２．２メートル）と呼ばれる羽根の先端部分に、無数のすり傷がついているのが見つかった。動翼の外側を覆い、蒸気の流れを整える羽根「静翼」（同）の内側もさびが削り取られたような跡があった。動翼と静翼とのすき間は３～７ミリで、地震の揺れで接触したらしい。地震発生当時、３、４、７号機のタービンは稼働中だった。タービンは耐震設計上の重要度は上から２番目のＢクラスで、建築基準法に基づく通常の建物の１．５倍の地震力に耐える必要がある。６号機以外のタービンの点検は始まっていない。また東電は２３日、柏崎刈羽原発７号機の原子炉建屋内で、微量の放射性物質を含む水が壁のひび（長さ約１センチ、幅約０．１ミリ）から漏れ出たと発表した。漏れは約２００ミリリットルで、今もわずかに続いているが、外部への影響はないという。同建屋では微量の放射性物質を含む漏水が２１日も見つかっている。使用済み燃料プールの水が地震であふれ、壁の中を伝わってしみ出たか、プールのステンレス製内張り（厚さ約６ミリ）が破損して水が漏れ出た可能性などが考えられる。

□不正アクセス　元社員に３３０万円賠償命令　東京地裁
インターネットを利用したオンラインゲームを運営する「ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>」（東京都）が、ゲーム上の仮想通貨を不正に入手して業者に売却した元社員を相手取り、７４８６万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁（綿引穣裁判長）は２３日、３３０万円の支払いを命じた。問題になったのは、多数のプレーヤーがキャラクターを操作して仮想通貨で武器などのアイテムを買い、冒険を繰り広げるというロールプレーイングゲーム。仮想通貨やアイテムなどは、実際に売買の対象になることもあるという。判決によると、元社員は盗み見た上司のＩＤを使ってゲームの管理プログラムに不正アクセス。データを改ざんして自分のキャラクターの仮想通貨保有量を増やし、専門業者に売却した。０６年３月に発覚し、元社員は不正アクセス禁止法違反に問われ、懲役１年、執行猶予４年が確定した。判決は、元社員の不法行為が運営会社のシステムや管理体制への信用を害したと認定。同社側は元社員が５８００万円の不正利益を得たと主張したが、判決は直ちに同社の損害とはならないと判断して、信用棄損の損害額を独自に算定した。

□トヨタ<7203>　「質的なレベルで世界一に」…渡辺社長が講演
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は２３日、東京都内で講演し、今年の世界販売台数で米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）と激しい首位争いをしていることに関連して、「規模で世界一を望むのではなく、質的なレベルで世界一になりたい」と述べ、トヨタ車の高い品質を確保していくことを最優先の目標とする考えを改めて示した。２６日開幕する東京モーターショーを前に自動車メーカー各社の首脳が出席した「東京国際自動車会議」で講演した。今年の世界販売台数を巡っては、トヨタがＧＭから初の首位の座を奪うかに注目が集まっている。渡辺社長は「できるだけ『ほめ殺し』にあわないようにしなければ」とも語り、販売拡大を受けて社内に慢心が広がらないよう自戒する姿勢を強調した。

△メガ盛り　商品次々と発売…脱・メタボの反動？
ファストフードやコンビニエンスストア各社が、ボリューム重視の“メガ盛り”商品を次々発売している。中年層の脱・メタボリック（内臓脂肪）の反動や、若者を中心とする「大食い」ブームを反映しているとみられ、幅広い世代の男性の人気を集めている。
牛丼店「すき家」を展開するゼンショー<7550>は１６日から、「メガ牛丼」（６８０円、１１月１１日まで６５０円）を発売。牛肉が並盛り２杯分の特盛りに対して、メガ牛丼は３杯分。カロリーは１２８６キロと、ジョギング２時間の運動量に相当するが、「特盛り以上に注文がある」という。
サークルＫサンクス<3337>は３０日、「大きなおむすび！」（３１５円、約５５０キロカロリー）を１１月１９日までの限定で発売する。重さ約２９０グラムと通常サイズの２．８倍という大きさ。
ファミリーマート<8028>は１６日、通常弁当の１．６倍の「メガハンバーグ弁当」（５４０円、１１８４キロカロリー）を発売。
セブン－イレブン（セブン＆アイＨＤ<3382>）も９月から、重さ約３８０グラムの「がっつりプリン＆チョコパフェ」（４９０円、約７４０キロカロリー）を売り出した。
人気の火付け役は、日本マクドナルド<2702>の「メガマック」（３３０～３８０円、７５４キロカロリー）だ。ハンバーグ４枚のボリュームが話題を呼び、１月から数回の期間限定販売で、計２０００万個以上を売り上げた。コンビニなどはここ数年、健康志向の食品開発に力を入れてきたが、「量にこだわる顧客が意外に多い」（ファミリーマート）ことが判明。１品当たりの単価は上がるため、少しでも売り上げを伸ばしたい各社にとって魅力的な商品で、当面ブームは続きそうだ。
（毎日新聞）

△英語でも手話でも買えるエキナカ、東京駅に新施設
ＪＲ東<9020>京駅の改札内に２５日オープンする商業施設「グランスタ」で、報道関係者向けの内覧会が２３日開かれた。丸の内側と八重洲側を結ぶホーム下の地下約４５００平方メートルを開発し、全国の有名駅弁を集めた店や和・洋菓子店、飲食店など４７のテナントをそろえた。「首都の玄関口」を意識して＜１＞英会話と手話を学んだ係員「ステーション・コンシェルジュ」が様々な問い合わせに応じるカウンター＜２＞米ドルやユーロ、中国元など３１の海外通貨に対応する外貨両替所＜３＞荷物を預かったり冷凍食品を宅配したりできる「クローク」――などを備えた。ホテルのような高品質のサービスの提供を目指している。

▼全日空<9202>機長、社内規定に違反し乗務９時間半前に飲酒 (読売新聞)
全日空大阪乗務センターの機長（３８）が昨年９月、社内規定に違反し乗務の約９時間半前まで飲酒していたことが２３日わかった。今月になって事実関係を確認した同社は国土交通省に報告し、近く機長に乗務停止などの社内処分を下す。同社は「乗務前の検査でアルコールは検知されず、安全上の問題はなかった」としている。航空法はアルコールの影響で正常な運航ができない恐れがある場合の乗務を禁じており、同社は独自に「定刻の１２時間前からは飲酒してはならない」とする規定を国交省に届け出ている。関係者によると、この機長は翌朝に乗務を控えていた昨年９月３日午後１０時ごろまで、友人らと名古屋市内で飲酒。４日午前７時２５分に名古屋発新潟行きの便に搭乗するなどこの日に４便の操縦を担当した。
（読売新聞）

△「2008全豪オープンテニス」観戦ツアー　HIS<9603>
エイチ・アイ・エス（H.I.S.）関東営業本部は、オーストラリアのメルボルンで2008年1月に開催される全豪オープンテニストーナメントの観戦ツアーを、07年10月26日に発売する。メインコートのチケット2日分を組み込んだ「ロッドレーバーアリーナ観戦チケット付きメルボルン5日間」のツアーで、カンタス航空を利用する。観戦以外にも、本格的な夏を迎えるメルボルン市内を効率的に回れる市内観光や、路面電車・トラムの乗車券などの特典も付けた。
参加者全員に、同大会オフィシャルスポンサーのウィルソンとカンタス航空が手がけた特製「カンタス航空ロゴ入り　オーストラリアオープン・スリングバッグ」＝写真＝をプレゼントする。出発日は、1月12日～24日。2人1室利用時の大人１人の旅行代金は、168,000～226,800円。
（J-CASTニュース）

△曲の値段は人気次第「AmieStreet」が日本進出へ
ターボリナックス<3777>はこのほど、SNS機能を持つ音楽配信サイト「AmieStreet」と独占ライセンス契約を結び、音楽配信事業に参入すると発表した。ユニークな仕組みを持つAmieStreetのサービスを国内で展開する。「エイミーストリートジャパン」を10月22日に設立。資本金約3500万円はターボリナックスが全額出資したが、第三者割当増資を引き受ける形でAmieStreetが資本参加する予定。AmieStreetは2006年春にオープンした音楽配信サイト。楽曲の価格が1曲0セントからスタートし、ダウンロード数が増えると最高98セントまで上がるようになっている。ユーザーが推薦した楽曲の人気が上がると、それに応じた報酬が支払われるなど、ユーザーが音楽を発掘したり、価格決定に影響を与えるシステムになっている。米Amazon.comも出資した。

△「モバゲー」サイト検索にオーバーチュア検索連動広告
ディー・エヌ・エー<2432>は10月23日、携帯電話向けゲーム＆SNSサイト「モバゲータウン」のサイト検索サービスで、検索連動型広告の表示を始めた。オーバーチュアの「スポンサードサーチモバイル」を採用。検索キーワードに関連性の高い広告を最大4件表示する。サイト検索サービスは10日にオープンβ版として公開していた。動画・画像検索を除いてエンジンを自社開発したため、「サービス開始から間もないタイミングでの広告導入が可能になった」としている。7月にはオーバーチュアの「コンテンツマッチ モバイル」を導入し、「ニュース」「サークル」ページ内などでコンテンツ連動型広告を掲載している。

△台湾人が日本語アニソン大合唱　「ニコ動」が生む国際交流
「ニコニコ動画」（ドワンゴ<3715>）で台湾がブレイクしている。台湾人258人がそろって日本のアニメソングを合唱したとする動画が、掲載から3日で12万回以上も再生された。「台湾めちゃくちゃ好きになった」「台湾サイコー！」などといったコメントが、日本人ユーザーから数多く寄せられている。動画をアップロードした台湾人（うｐ主）も、日本人からの歓迎の声に応えて別の動画をアップ。ニコ動を拠点にした国際交流が進んでいる。
（ITmedia News）

△東京トラックショー07　日野<7205>が最新モデルや環境技術を展示
日野自動車は、28 - 30日に、東京ビッグサイトで開催される「2007東京トラックショー」に出展し、大中小型トラックおよび環境技術などを展示すると発表した。東京トラックショーには、軽量低燃費エンジンやセミオートマチックトランスミッションを搭載、追突軽減ブレーキなども採用した日野『プロフィアFW』やスカニア社との共同開発した日野『スカニア・セミトラクター』などを出展する。また、技術展示として日野の最新技術を結集して開発した新長期排出ガス規制適合の大型トラック用ディーゼルエンジンの環境技術を紹介するほか、エコドライブ支援技術として「日野ドライブマスター」、「エコロジーヒーター」などを紹介する。

□アーレスティ<5852>、生産体制を再編…東松山工場を特殊鋳造品の専用工場化
アーレスティは、東松山工場を自動車の足回り部品などを用途とした高品位ダイカスト品を生産する特殊鋳造品専用工場とし、既存生産品の普通ダイカスト品の生産を連結子会社であるアーレスティ山形に集約すると発表した。東松山工場は現在中小物のダイカスト品を生産しているが、これら中小物ダイカスト品は、主要顧客の海外生産移転が進み、海外からの調達が年々増加している。こうした環境変化に対応するため東松山工場で現在生産している中小物の普通ダイカスト品の生産を子会社のアーレスティ山形に集約することで、生産効率を高め、競争力を強化する。2008年度中に生産を移管する。一方、自動車の足回り部品などを用途とした高品位ダイカスト品は、独自で開発した特殊鋳造法であるNI鋳造法により浜松工場で生産しているが、今後受注量増加が見込まれており、それに応じた生産能力の拡充が必要となっていおる。浜松工場でこれ以上の能力拡充が困難なため、2008年度末までに東松山工場をNI鋳造法などによる高品位ダイカスト品を生産する特殊鋳造品専用工場とする。

□アーレスティ<5852>ダイモールドが熊本工場を分社化
アーレスティの子会社アーレスティダイモールドは、熊本工場の金型及び精密機械の製造・販売事業を新たに設立するアーレスティダイモールド熊本に承継させる分社化を実施すると発表した。アーレスティダイモールドは、栃木工場と熊本工場で金型及び精密機械の製造・販売事業を行っているが、熊本工場の事業を分社化することで、競争力の向上図るとともにグループ全体の事業の効率化が図れるとの判断した。分社化は2008年1月4日に実施する予定。分社化する新会社は普通株式1860株を発行する。

△アーレスティ<5852>、子会社2社を合併…東海精工が存続会社
アーレスティは、連結子会社の東海精工と浜松メカテックを合併すると発表した。アーレスティは、グループ各社の経営資源の有効活用を図るとともに、グループ全体の事業効率を高めるため、東海精工とメカテックを合併すると、している。東海精工を存続会社とする吸収合併方式で、メカテックは解散する。新会社名は東海精工となる。アーレスティの100％子会社同士の合併。

△トーヨークリップウォールが不燃材料認定を取得
東洋ゴム工業<5105>は、ダイバーテックカンパニーの断熱商品の一つである『トーヨークリップウォール』が不燃材料認定を取得したと発表した。トーヨークリップウォールは、イソシアヌレートフォーム（硬質ウレタンフォーム）を表裏鋼板面材で包み込んだ断熱金属サンドイッチパネルだ。最近の建物の建築技術が進展する中、防火安全対策は重要な課題となっており、建築物の構造及び内外装材料の防・耐火性能の向上を図るために防火材料などの必要性が高まっている。建築基準法では建築物の火災に対する安全性を確保するための具体的基準が定められ、国土交通大臣がこれらの材料、構造などを認定している。トーヨークリップウォールは防火材料のうち、最も防火性能の高い位置付けになる不燃材料として認定された。

□三井住友海上<8752>、持株会社化後の社名などを決定
三井住友海上火災保険は、持株会社となる基本事項を決定したと発表した。同社は株主総会の承認と関係当局からの認可を受けて、2008年度中の早い時期に単独株式移転で持株会社を設立、グループ経営体制を強化することを決めている。今回、持株会社の基本事項を決定した。それによると持株会社の社名は「三井住友海上グループホールディングス」で、資本金は1000億円、本店を東京都中央区に置く。持株会社は、損害保険会社、生命保険会社、その他保険業法での子会社の経営管理を行うとしている。

△宇部興産<4208>、英国ICL社と技術ライセンス契約を締結
宇部興産は、英国のICL社とPUD（水系ポリウレタン・ディスパージョン）に関する技術ライセンス契約を締結し、環境コーティング材料分野に本格参入すると発表した。PUDは数十-数百ナノメートルレベルの微粒子が水中に分散した樹脂製品。各種塗料・コーティング材、人工皮革、接着剤、ガラス繊維集束材など、多彩な用途で年率5 - 10％の成長を続けている。最近では、特にVOC（揮発性有機化合物）排出規制に対し切り札となる材料の一つとして、自動車用内外装コーティングを中心に需要が急伸している。宇部興産では2003年からPUDの研究開発を進めてきたが、市場の拡大に対応して、先行メーカーからの技術導入により事業化を早めることが得策と判断、欧州市場を中心にコーティング用途でPUDの製造・販売に長年の実績を持つICL社とライセンス合意した。宇部興産はPUDの中間原料であるPCD（ポリカーボネート・ジオール）を既に日本とスペインで事業化しており、さらにPCD原料のDMC（炭酸ジメチル）と1.6ヘキサンジオールも内製している。DMCは宇部で増産対応済み。1.6ヘキサンジオールについては宇部、堺、スペインに続きタイでの工場建設を検討している。機能品・ファインカンパニー（ファインケミカルビジネスユニット）内に今年4月に新設した「環境コーティング材料グループ」が顧客へのPUDサンプルワークを既に開始しており、既存製品の市場導入に加えて自製原料を利用し、個別ニーズに対応するカスタム・グレードの開発も積極的に推進していく。供給体制は、当面の市場導入期にはパイロット設備とICL社へ委託生産で対応するが、年産2000トン規模の自社量産工場を2009年度半ばまでに国内に新設、稼働させる予定だ。宇部興産では、環境コーティング材料をグローバルな戦略事業と位置づけており、PUDについて当面、国内およびアジア市場を主要ターゲットとするが、中長期的にはICL社との協力関係の拡大も含めて、世界的な製造、販売、技術サービス体制の構築を目指す。

■極東開発<7226>、自己株式を取得を完了
極東開発工業は、自己株式の取得を終了すると発表した。同社は1日から22日まで、自己株式を30万4000株を取得した。取得総額は2億6507万100円。同社は、8月28日開催の取締役会で、自己株式を上限80万株、総額10億円を上限に取得することを決議した。今回の自己株式の取得で、決議後に取得した株式の総数が80万株に達したことから、自己株式の取得を終了する。取得総額は6億9054万9000円だった。

△SEMA07　東洋ゴム<5105>、TOYOブランドとNITTOブランドで出展
東洋ゴム工業は、米国のタイヤ販売子会社であるトーヨー・タイヤ（U.S.A.）とニットー・タイヤ・ノース・アメリカが10月30日から11月2日までの4日間、米国ネバダ州ラスベガスで開催される「SEMA Show 2007」に出展すると発表した。SEMA Showは世界最大規模の自動車アフターマーケット製品のトレードショーで、毎年開催されるこのイベントには、今年も2000社以上の自動車関連企業が出展を予定している。TOYOとNITTOは、それぞれにブースを出展して、独自のブランド戦略を訴求する。TOYOブースでは、ウルトラ・ハイ・パフォーマンス・タイヤのグローバルブランド「PROXES」シリーズや、オフロードタイヤ『OPEN COUNTRY M/T』などを装着したカスタマイズ車両を中心に展示する。NITTOブースでは、今月16日に日本国内でも販売を開始した斬新なトレッドパターンとコンフォート性能を両立するNITTOのフラッグシップタイヤ『INVO』をはじめ、SUV用タイヤ『NT420S』やスポーツコンパクトカー用タイヤ『NEO GEN』など、高性能と芸術的パターンデザインを両立する商品を展示する。特に、独自の創造的マーケティング活動により開発した新製品を装着したカスタマイズ車両の展示で、NITTOブランドの高感度と革新性を訴求する。

△富士通<7267>テン、Yahoo!地図情報をカーナビに送信できるサービス開始
富士通テンは、ヤフーと協力し、「Yahoo!地図情報」の携帯電話向けアプリケーション「スクロール地図アプリ」で検索した情報を、携帯電話を通じてECLIPSEのカーナビゲーション「ケータイリンクAVN」へ取り込める新しいサービスを年内に開始すると発表した。このサービスのデモンストレーション端末を「第40回東京モーターショー」の富士通テンブースに参考出展する。このサービスは、Yahoo!JAPANが9月28日にサービスを開始した、Yahoo!地図情報提供の「スクロール地図アプリ」で検索した住所情報やランドマークなどの施設情報を直接、携帯電話の赤外線通信機能を利用して、カーナビゲーションへ送信、目的地として設定が可能になる。これにより、「ケータイリンク機能」に、携帯電話で情報検索を行う手段として、新たに地図から情報を検索するという手段が追加される。
（レスポンス）

△ＡＮＡ<9202>とみずほ<8411>銀行、「みずほマイレージクラブカード／ＡＮＡ」を取り扱い開始

△ブリヂストン<5108>スポーツ、レディスクラブ「ＴＯＵＲＳＴＡＧＥ　Ｎｅｗ　Ｖ－ｉＱ　ＣＬ」をフルモデルチェンジ、「スター・ウォーズ」キャラクターをデザインしたキャディバッグなど発売、「ＴＯＵＲＳＴＡＧＥ」からレディス用ウオーキングシューズを発売、飛距離重視設計の「ＴＯＵＲＳＴＡＧＥ　Ｎｅｗ　Ｖ－ｉＱ」アイアンを発売、「ＴＯＵＲＳＴＡＧＥ　Ｎｅｗ　Ｖ－ｉＱ」フェアウェイウッドを発売

△ＮＥＣエレクトロニクス<6723>、パワー半導体の生産能力拡大で来秋メドに新生産ライン構築

△デサント<8114>、高い保温性能を発揮する「コズミックライトダウンジャケット」を発売

△東急百貨店（東急不動産<8815>）、１１月８日から首都圏８店舗にお歳暮ギフトセンターを開設

△ジョルダン<3710>、携帯向けサービス「乗換案内ＮＥＸＴ」で「行き方案内」を提供開始

△ハーバー研究所<4925>、クリスマス限定セット「ビューティアップコレクションＩＩ」を発売

△日立化成<4217>、自動車用ディスクブレーキパッドの国内製造拠点を「浪江ＪＢ」に移管・統合

△松井証券<8628>、すぐに現金を引き出せる「即時出金サービス」を開始

△野村<8604>証券、確定拠出年金専用の「野村資産設計ファンド（愛称：未来時計）」を販売開始

△ＧＭＯ－ＰＧ<3769>など、「公金収納サービスコンソーシアム」を設立

△三菱鉛筆<7976>、顔料インクの油性マーカー「なまえペン『パワフルネーム』」など発売

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、「安心・安全」機能を強化した「ケータイあんしんパック」を提供

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、「メアド変えても転送サービス」など提供開始

△アーレスティ<5852>、普通ダイカスト品の生産を連結子会社に集約するなど生産を再編

△ソフトバンク<9984>ＢＢ、「ＴＥＫＩ－ＰＡＫＩ」ＡＳＰサービスで法人向けＰＣ資産管理「ＩＳＭ　Ｃｌｉｅｎｔ　Ｃａｒｅ」を提供開始

△ニッセン<8248>とチューリッヒ生命、包括的業務提携に合意

△インテージ<4326>、家計簿サイト「散財．ｃｏｍ」（ＳＢＩベリトランス<3749>）にＥＶ　ＳＳＬ証明書を採用

△明治製菓<2202>、「伯方（はかた）の塩」を使用したチョコスナック「塩チョコカール」を発売

△大和証券<8601>ＳＭＢＣ、ベトナムのハノイに駐在員事務所を開設

△中外製薬<4519>、不安定狭心症治療剤「シグマート注」が急性心不全の効能・効果を追加取得

△ＤｅＮＡ<2432>、「モバゲータウン」のサイト検索サービスで検索連動型広告を開始

△ゼンリン<9474>データコム、ブログ記事情報検索サービス「地図ログ」でドライブ情報を拡充

△サイボウズ<4776>ＭＴ、「女性のダイエットに関する意識とダイエット食品のネット購買行動調査」を販売

△ＪＦＬＡ<2538>子会社、イタリアで伝統的な焼菓子「パネトーネ　缶入り」など発売

△ユアサ商事<8074>、三井リースと共同事業会社の設立に向け協議を進めていくことを決定

△三井不動産<8801>販売、７月～９月の首都圏の住宅地・既存マンション価格動向調査結果を発表

△ソニー<6758>、「サイバーショット　ＤＳＣ－Ｇ１」のソフトウェアアップグレードを提供

△積水ハウス<1928>、賃貸住宅「シャーメゾン」シリーズの新商品「クラヴィエ」を発売

△宇部興産<4208>、英国のＩＣＬ社とＰＵＤの技術ライセンス契約を締結

△ネクストジェン<3842>、セキュリティコンサルティングサービスを大手通信事業者向けに提供

△三菱重工<7011>、３Ｄスクロールコンプレッサーを搭載した陸上輸送用冷凍ユニット「Ｓシリーズ」を発売

△森永乳業<2264>、「ハイチュウドリンク　ストロベリー」を発売
（日経プレスリリース）

△ＮＥＣ<6701>、光ネットワークでの経路管理を自動化する技術開発
ＮＥＣは２３日、電気信号による処理を行わないオール光ネットワークの実現に向け、ネットワーク管理を自動化する技術を開発したと発表した。ネットワークを複数のドメインに分割し、最適な経路を自動で切り替えるアルゴリズムを考案した。これでネットワークの運用コストを低減し、柔軟性を向上した。従来に比べ約１００倍となる数千台のネットワーク機器をつなぐ大規模光ネットワークに適用できる。開発した技術は光ネットワーク上の信号を制御する「ＧＭＰＬＳ」を使い、光ネットワークの制御を利用者に近い領域にまで拡大。異なるドメインにまたがる経路を複数のサーバが連携して計算し、設定を自動化した。複数のドメインに分けることで全体で制御するデータ量も減らせた。従来のＧＭＰＬＳ技術ではネットワークの運用を手動で行っており、経路設定などは数十台程度の機器で構成した通信事業者の基幹ネットワークに利用が限られていた。
（日刊工業新聞）

△アスラポート・ダイニング<3069>　中間期連結業績予想の大幅上方修正を発表
アスラポート・ダイニングは、２３日引け後に９月中間期連結業績予想の上方修正を発表した。連結業績予想の売上高は、前回予想を９億５０００万円上回る４８億円（予想比２４．７％増）、経常利益は７２００万円上回る１億５００万円（同３．２倍）、純利益は３０００万円上回る４５００万円（同３倍）と大幅な上方修正となった。牛角事業で新規加盟店６店を出店したことと、フランチャイズ店舗数が当初見込みを上回りフランチャイズ売上高が伸長したことに加え、子会社ゲンジフーズの和食レストラン、カフェ事業において、当初予想より譲受の時期が早まったことにより売上高、営業利益ともに大幅増となった。利益面の増加は、大幅増収効果に加え、予定していた直営店の出店が下期にずれ込んだことも要因となっている。また、オリジンフーズから７月１日より３１店の直営店とフランチャイズ店２５店を子会社であるゲンジフーズが引き継いでいるが、譲渡価額は、１８億５５０６万８７０７円であったことを発表。既に、全額の払い込みは完了している。なお、通期の見通しについては、８月３１日に株式を取得した㈱とり鉄の業績を含めて現在精査中であり、現時点では業績予想の変更は行わない。確定次第発表する方針。

△マックス<6454>　今中間期業績は増収増益
マックスは２３日引け後に０７年９月中間期の業績を発表した。連結業績の売上高は３２４億６２００万円（前年同期比２．８％増）、経常利益３６億１１００万円（同０．７％増）、純利益２１億５４００万円（同０．１％増）と増収増益。国内では改正建築基準法の施工に伴う確認申請事務手続きの混乱、米国ではサブプライムローン問題の発生により、内外ともに新設住宅着工数が大幅に減少したことで、住宅市場を主な対象とするインダストリアル部門の成長は鈍化したうえに、原料価格の高騰により収益面を圧迫した。一方、オフィス部門は新製品のラベルプリンタや、小型ホッチキス「サクリ／サクリフラット」及びオートステープラなどが堅調であったことから収益を拡大し、全体では増収増益となった。通期連結業績予想は売上高６７０億円（前期比２．９％増）、経常利益７２億円（同４．５％減）、純利益４２億円（同６．１％減）と増収減益の見込み。原材料・資材価格の高騰、国内住宅着工戸数の減少、サブプライムローン問題による国際経済への悪影響など色々な障害があるが、同社では、ＣＲＭ（カスタマー・リレーションシップ・マネジメント）活動、及びＳＣＭ（サプライ・チェーン・マネジメント）活動の取り組みを一層深め、また、緊急的な新製品投入などにより、業績の向上に取り組むとしている。

△１日５リットルの奪い合いにビールは勝てるか
キリンホールディングス<2503>が、協和発酵工業<4151>と提携することが決まった。が、キリンＨの株価はほとんど反応していない。キリンＨの事業はビール等の酒類事業が６４％、飲料２４％、医薬４％他。今回の提携は、かえって主力の酒類事業の厳しさを印象づける形となっている。いつ、どのくらいまで医薬事業の構成比率が上がってくるか予想できないためだ。むしろ、高齢化と若者のビール離れ、しかも人口減少で主力のビール事業がダウンする心配がある。ちなみにビール３社の株価最高値はいずれも、日本の「元気がよかった」１９８０年代だった。ビールは、社会の元気と共に飲まれるものだと思う。ビール会社が３社で食べていけるのだろうか、そんな気持ちを持つ。１社だけのホールディングスとなって、北海道地区、関東地区、関西以西のビール会社となったほうがよいのではないだろうか。人口減少＝胃袋数の減少だからだ。成人は１日５リットルの水分を摂るといわれるが、５リットルの奪い合いにビールが勝てるとは思えない。
（証券日刊新聞）

▼オートバックス<9832> 下方修正
オートバックスセブンは、2008年3月通期連結予想を発表した。カーエレクトロニクス商品の中心価格帯が低下したことなどにより売上総利益が減少し、下方修正となった。売上高2749億円（前予想2720億円）、経常利益93億円（同135億円）、当期純利益43億円（同73億円）。

△ワークスアプリ<4329> 上方修正
ワークスアプリケーションズは、2007年9月連結第一四半期業績予想を発表した。パッケージソフトウェア製品「ＣＯＭＰＡＮＹ R」シリーズが、引き続き好調な売れ行きを示しており、宣伝広告費等の一部経費を第2四半期以降に繰り越す事から、上方修正となった。売上高43億円（前予想41.3億円）、経常利益5.2億円（同2.8億円）、当期純利益3.1億円（同1.4億円）。

▼小林洋行<8742> 下方修正
小林洋行は、2008年3月通期連結予想を発表した。業務停止処分により、受け入手数料が大幅減となり、下方修正となた。営業収益75～65億円（前予想88～74億円）、経常利益11～19億円赤字（同1.9億円黒字～12億円赤字）、当期純理利益13～23億円赤字（同1億円黒字～12億円赤字）。

△オリエンタルランド<4661> 上方修正
オリエンタルランドは、2008年3月通期連結予想を発表した。入園者数が計画を若干上回った事や、固定費や人件費などの減少から、上方修正となった。売上高3444億円（前年同期比3421億円）、経常利益275億円（同246億円）、当期純利益160億円（同146億円）。

□宝ＨＤ<2531> 上方修正
宝ＨＤは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。酒類調味料事業で焼酎やソフトアルコール飲料が予想より減少幅が小さかった事や、管理費・固定費が予想より減少した事、研究開発費の計上が下期にずれ込んだ事で、上方修正となった。売上高912億円（前予想890億円）、経常利益27億円（同18億円）、当期純利益12億円（同7億円）。

△大王製紙<3880> 上方修正
大王製紙は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。印刷用紙及び家庭紙などの販売価格復元、原価低減などのコスト 削減が進んだことから、上方修正となった。売上高2140億円（前予想2100億円）、経常利益73億円（同65億円）、当期純利益35億円（同20億円）。

▼日本車輌<7102> 下方修正
日本車輌は、2008年3月通期連結予想を発表した。ＰＣＢ処理設備に係る固定資産の減損で、35.76億円を特損計上し、当期純利益47億円赤字（前予想10億円赤字）。

△カヤバ工業<7242> 上方修正
カヤバ工業は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。増産に伴う固定費の増加抑制や為替相場が当初の予想より円安になった事等により上方修正となった。売上高1890億円（前予想1864億円）、経常利益98億円（同70億円）、当期純利益49億円（同33億円）。

△日本レップ<8992> 上方修正
日本レップは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。匿名組合出資持分利益の増加により上方修正となった。営業収益20.32億円（前予想21億円）、経常利益13.38億円（同9.63億円）、当期純利益7.58億円（同5.71億円）。

△東洋精糖<2107> 上方修正
東洋精糖は、2008年3月通期連結予想を発表した。原材料及び輸送費や副資材のコスト管理を徹底した結果、上方修正となった。売上高141億円（前予想140億円）、経常利益8,5億円（同6.7億円）、当期純利益5.2億円（同4億円）。

△ジャパンエクセレント<8987> 上方修正・増配
ジャパンエクセレントは、2007年12月期運用状況の上方修正を発表した。営業収益69億円（前予想63億円）、当期純利益23億円（同21億円）、分配金1万5000円（同1万3800円）。08年6月運用状況の予想は、営業収益78億円（前予想63億円）、当期純利益24億円（同21億円）、分配金1万5800円（同1万3700円）。

△ダイソー<4046> 上方修正
ダイソーは、2008年3月通期連結予想を発表した。コストダウン効果で、上方修正となった。売上高780億円、経常利益45億円（前予想40億円）、当期純利益24億円（同21億円）。

△タカラバイオ<4974> 上方修正
タカラバイオは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。研究費等の下期へのずれ込みや、、特別利益として投資有価証券売却益等7.19億円計上で上方修正となった。売上高94億円（前予想98億円）、経常利益3.51億円（同2.1億円赤字）、当期純利益0.06億円（同3.3億円赤字）。

▼沖縄電力<9511> 下方修正
沖縄電力は、2008年3月通期連結予想を発表した。建設業において公共工事及び民間工事の受注減や、販売電力の減少で売上が低下し、燃料価格の高騰や、台風復旧などの修繕や他社購入電力料、費用の増加で、下方修正となった。売上高1620億円（前予想1628億円）、経常利益106億円（同128億円）、当期純利益65億円（同80億円）。

▼マックス<6454> 1.99円減配
マックスは、期末配当予想36.99円から35円に減配すると発表した。

△北越工業<6364> 上方修正
北越工業は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。売上高は設備投資、輸出の増加により予想を上回る見込となり、また、効率的な経費の活用、繰り延べ税金資産の増加で、上方修正となった。売上高164億円（前予想151億円）、経常利益13.41億円（同11億円）、当期純利益10.13億円（同5.7億円）。

△ダイニチ工業<5951> 上方修正
ダイニチ工業は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。量販店等への石油暖房機器の早期販売が順調に推移したことにより、上方修正となった。売上高37.6億円（前予想36億円）、経常利益1.08億円（同2億円赤字）、当期純利益0.36億円（同1.3億円赤字）。

■花王<4452> 中間決算 通期予想据え置き 市場予想下回る
花王は、2007年9月中間連結決算を発表した。売上高6544億円（前年同期比8.6％増）、経常利益550億円（同5.9％減）、当期純利益293億円（同0.9％減）、中間配当27円。通期業績予想は、従来予想の当期純利益660億円を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサス696億円。

△関電工<1942> 上方修正
関電工は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。屋内線工事と配電線工事が順調であることと、コストダウン・経費削減に努めたことにより上方修正となった。通期業績予想は、据え置きとしている。売上高2149億円（前予想2120億円）、経常利益33億円（同16億円）、当期純利益20億円（同11億円）。

▼日清食品<2897> 下方修正
日清食品は、2008年3月通期連結予想を発表した。即席めんの価格改定に伴う一時的な売上減や、原材料価格の高騰に伴うコストアップ、中間期で海外子会社の特損計上で、繰り延べ税金資産の取り崩しで、下方修正となった。売上高3940億円（前予想4070億円）、経常利益310億円（同350億円）、当期純利益135億円（同215億円）。

△中外製薬<4519> 第3四半期業績
中外製薬は、2007年9月連結第3四半期業績を発表した。通期業績予想は、従来予想の当期純利益335億円を据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで、同364億円。売上高2504億円（前年同期比10.3％増）、経常利益509億円（同20.8％増）、当期純利益302億円（同11.1％増）。

▼東宝<9602> 下方修正
東宝は、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高2000億円（前予想変わらず）、経常利益205億円（同変わらず）、当期純利益100億円（同110億円）、市場予想は、クイックで、129億円。
（證券新報）