10/16 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

■TBS<9401>「放送取りやめ危機」「亀田びいき報道」のつけ
亀田大毅選手の「反則試合」を受けて、亀田一家を「応援」していたTBSにまで批判の声が相次いでいる。TBS系番組でも出演者から「最低の実況だった」などといった不満が噴出。TBSが取ってきた「亀田びいき」の姿勢は事実上崩壊したに等しい状態になってきた。そして、当の亀田一家にも「制裁」が下った。

△新幹線、新大阪～鹿児島間を4時間で直結へ
2011年春の九州新幹線全線開業(博多～鹿児島中央)を控え、JR九州とJR西日本<9021>は、九州新幹線と山陽新幹線を相互乗り入れし、新大阪～鹿児島中央間を直通運転することで合意した。2007年10月12日から13日にかけて各紙が報じたもので、近く発表される。新大阪～熊本間を3時間で、新大阪～鹿児島中央間を4時間で結ぶ予定。
（J-CASTニュース）

△手のひらサイズのシンクライアント　NEC<6701>が発売
NECは10月15日、手のひらサイズのシンクライアント「US110」を10月29日から出荷すると発表した。4万9000円（税別）。Windows CEを搭載したデスクトップ用シンクライアント。MPEG、WMV、Flashの再生やIP電話に加え、VPNに対応することで社外からのテレワークでも企業内サーバに安全に接続できるとしている。サイズは150（幅）×94（奥行き）×30.4（高さ）ミリ、重さ350グラム。モバイルノート型端末「US60」も11月下旬から出荷する。19万9000円（同）。仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を中心とするクライアント統合ソリューションで、今後3年間で1,500億円の売り上げを目指している。

△ガンホー<3765>、インターチャネル・ホロンのコンシューマーゲーム部門を取得
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは10月15日、インターチャネル・ホロンのコンシューマーゲーム部門を買収すると発表した。オンラインゲームを家庭用ゲームなどに移植するマルチプラットフォーム戦略に活用する。買収対象はインターチャネル・ホロンの「エンターテインメント第1事業部」が手掛けるコンシューマーゲーム事業とメディアミックスの映像事業。対象事業の2007年8月期業績は売上高が10億6600万円、売上総利益は1億9100万円の見込み。同日付で設立したガンホー100％出資の子会社「ガンホー・ワークス」が、11月1日付けで対象事業を譲受する形。買収額は1億4100万円の予定。インターチャネル・ホロンは、インデックスグループの中間持ち株会社インデックス・ヴィジュアルアンドゲームズの100％子会社。旧NECインターチャネルと旧ホロンが合併して2006年8月に誕生した。コンシューマーゲーム事業はPC用美少女ゲームの家庭用機向け移植などで知られる。ガンホーは主力のPC向けオンラインゲームをニンテンドーDSに移植する「ラグナロクオンラインDS（仮称）」の開発を表明するなど、マルチプラットフォーム化を進めている最中。さらに映像・音楽や出版物などの2次著作物にも展開するワンソースマルチユース戦略も掲げており、買収先のノウハウをいかして「総合エンターテインメント企業を目指す」としている。
（ITmedia News）

△東洋ゴム<5105>、品質経営度ランキングで総合3位
東洋ゴム工業は、日本科学技術連盟が実施した第3回「品質経営度」調査で総合3位にランキングされたと発表した。品質経営度は、製品の競争力や企業価値に影響する「品質」を高めるための取り組みや実践状況を客観的に評価したもの。調査は2007年6月１日から7月6日にかけて、製造業・建設業など523社を対象にアンケート形式で実施した。全社的な取り組みを聞く「品質向上への仕組み作り」と、基幹商品・事業について聞く「製造現場の実践活動」の二分野で、合計65項目について質問した。ランキングは「仕組み作り」の分野では「経営者コミットメント」、「普及と推進」、「意欲と参加」の3つ、基幹商品・事業の部分に対応する「実践活動」分野には「現場管理」、「製品開発」、「顧客対応と品質保証」の3つの合計6つの側面について回答を評価し分析した合計で算出した。同社は「顧客対応と品質保証」で1位、「経営者コミットメント」、「普及と推進」で3位、「現場管理」で5位、「製品開発」で8位となり、総合3位となった。同社では社員の設備保全意識を高める「トーヨーTPM活動」を2004年から一部の工場で開始し2005年には全工場に展開、工場の作業員全員が日頃から、設備を見直し問題点の抽出と保全力を身につけて改善を自分達で実施するよう毎月の会合で指導してきたことが高く評価されたとしている。

△東芝<6502>と加賀東芝エレクトロニクス、パワー半導体の新工場を本格稼動
東芝と加賀東芝エレクトロニクスは15日、石川県能海市の加賀東芝敷地内に建設した新製造棟の開所式を実施した。新棟は、携帯電話やPCなどデジタル機器向けのパワー半導体の製造棟で、今年5月に竣工、加賀東芝初となる200ミリウェハ対応ラインを本格稼動する。新棟向け設備投資額は、2010年度までに建設費と製造設備費の合計で約550億円の計画で、今後月産6万枚まで段階的に能力を拡充し、市場動向に応じてさらなる拡大を検討する。パワー半導体は、携帯デジタル機器やハイブリッド自動車など特に電力使用効率が重視される分野を中心に、電源部分などで電流制御や電圧変換を担う重要部品として需要が拡大している。東芝は、今回の加賀東芝新棟を活用してさらに事業を強化し、業界トップの地位を目指す。

△市光工業<7244>、大型車用ルームミラー型後方確認システムを発売
市光工業は、トラックやバスなどの大型車の後方部分を確認するためのルームミラー型後方確認システム「セーフティ・ビジョンST-500」を販売を開始した。セーフティ・ビジョンST500は、車両の後方部分にカメラを搭載し、確実に被写体を移して、ドライバーがルームミラー型モニター画面を通して後方の状況を確認するシステムだ。昼間走行モード、夜間走行モードに加え、暗い場所でも映像が鮮明に映る白黒モードを設定した。また、ドライバーが映像を確認するモニター前面に、操作ボタンを配置し、従来製品と比べて走行中でも操作が容易になり、夜間走行時や駐車する際に、人や障害物などを明確に確認でき、事故を防止する。車両の後方だけをモニターする基本セットは解像度33万画素相当の専用モニター、カラー標準カメラ、中継ケーブルのセットで11万4240円。オプションの車両の左右にセットする補助カメラは4万950円、セレクターが2万6250円。

△3か所の死角を同時に見る　市光工業<7244>が映像ユニットを発売
市光工業は、後方と左右側方を捉える映像を1台のモニターで同時に確認できる「セーフティ・マルチ・ビジョン」を開発して販売を開始した。セーフティ・マルチ・ビジョンは、大型車に装着したカメラが死角を映し出す既存のルームミーラー型後方確認システムのセーフティ・ビジョンと組み合わせて使用する新しいコントロールユニットで、1つのモニター上に3つの映像を同時に映し出す新たな機能を加えた。車両後方と左右のミラー上部にカメラを装着し、通常走行ではモニターに上側半分に車両後方を、下側に車体の左右側方の映像を映し出す。また、バックギアに入れるとモニター内の上下の映像の位置が自動的に切り替わる。さらにウインカーを操作すると、自動的に曲がる方向を捉えているカメラ映像と、車体後方部が映し出されるように切り替わる。今まで見えなかった車両全体の走行環境が確認できる。セーフティ・マルチ・ビジョンは、セーフティ・ビジョン専用の後付のコントロールユニットで価格は7万3500円。

△東京モーターショー07　富士通<6702>テン、ケータイリンクを体感
富士通テンは、24日より幕張メッセで開催される「第40回東京モーターショー」にカーAV＆ナビゲーションシステム「ECLIPSE（イクリプス）」で出展する。展示ブースでは「楽しさリンク！ECLIPSE」をコンセプトに、携帯電話とリンクする最新のカーナビゲーション「ケータイリンクAVN」による新しいドライブの楽しみ方を、アニメキャラクターとコンパニオンがリンクするビジュアルライブで紹介する。さらに、自由に操作できるケータイリンクAVNと、携帯電話・パソコンも展示、ケータイリンク機能をその場で体験できる。また、ドライブの安全・安心をサポートする、ドライブレコーダーなどの商品も出展する。
（レスポンス）

△ＹＥデータ<6950>、デジタル写真受付機に最適な３．５インチサイズのカードリーダーを発売

△松下<6752>、２．４ＧＨｚデジタル無線伝送方式のワイヤレスサラウンドヘッドホンなど発売、コード巻取り＆折りたたみ式で軽量タイプのステレオヘッドホンを発売、巻取りメカ搭載のクリップ式ステレオヘッドホンを発売

△京王プラザホテル（京王電鉄<9008>）、補助犬専用トイレ施設をホテル敷地内に設置、宿泊プラン「プレミアクリスマス　ｗｉｔｈ　Ｌｉｍｏ」など発売、日本料理など６つのレストランでクリスマスディナーを販売、京王百貨店でのプレゼント購入と高級客室宿泊のセットプランを発売、贈答などに最適な「プレミアムディナーチケット２００８」を発売

△セガトイズ<7842>、海洋生物の泳ぎをシルエットで鑑賞できる「プライベートオーシャン」を発売

△岩崎電気<6924>、白熱電球に近い光色のセラミックメタルハライドランプを発売

△住友林業<1911>、ＤＮＡによる木材製品の個体識別技術を確立

△凸版印刷<7911>、「トップナビ・ネット」で簡易利用向け新サービス「ライトコース」を提供

△セキュアヴェイル<3042>、ログ監視分析システム「ＬｏｇＳｔａｒｅ　Ｔｅｔｒａ」のソフト販売を開始

△マクニカ<7631>、アジア地域の販売強化に向け子会社を再編

△東急百貨店（東急不動産<8815>）、１８８種類の老舗料亭「おせち料理」の受注会を開始

△カゴメ<2811>、ゲノム解析と抗生物質感受性からも「ラブレ菌」は安全性の高い菌と確認

△プラネックス<6784>、１１ｎ　Ｄｒａｆｔ２．０無線ＬＡＮ製品を含む２１製品の価格を値下げ

△シチズン時計（シチズンＨＤ<7762>）、コラボウオッチ「シチズン　ガリレオ・エディション」を個数限定発売

△ｃｃｉ<4788>とＵＳＥＮ<4842>、屋外メディアを組み合わせたクロスメディア広告商品を販売開始

△ＭＰＴ<3734>、講義映像とＦｌａｓｈ教材が融合した教育コンテンツの配信ホスティングサービスを開始

△ネクシィーズ<4346>、星野仙一氏と若者支援の共同プロジェクト「ＨＤＰ」を開始

△三井不動産<8801>など、「ＴＸ・柏の葉キャンパスエリア」で「屋根付き三輪自転車」を試験運行

△大日本印刷<7912>、ゼネラル<3890>子会社の昇華型熱転写記録材事業を譲り受け

△米ユニバーサルなど３社、ｉモード（ＮＴＴドコモ<9437>）を活用した映画プロモーションを共同推進

△亀田製菓<2220>、新潟市に技術部門を集約した新Ｒ＆Ｄセンターを竣工

△ゼンリン<9474>データコム、無料地図情報検索サイト「ｉｔｓ－ｍｏ　Ｇｕｉｄｅ」を大幅刷新

△コンビ<7935>、ゆったり座れるシート設計で生後７ヶ月から３歳まで使えるベビーカーを発売

△トランスジェニック<2342>、仏社から相同組換え法による遺伝子改変技術ライセンスを取得

△ＤＴＩ（フリービット<3843>）、中部からインターネットプロバイダー事業の「ＳＡＬＡインターネット」を事業譲受

△久光製薬<4530>、癌性疼痛治療薬「ＨＦＴ－２９０」の第ＩＩＩ相臨床試験結果を発表

△アシックス<7936>、グンゼ<3002>と共同で発熱機能素材に動きやすさを加えたアンダーウエアを発売

△アサヒ<2502>、３５年熟成のプレミアムブレンデッドウイスキー「竹鶴３５年」を限定発売

△ＡＣＣＥＳＳ<4813>、シャープ<6753>製の香港・台湾市場向け携帯電話に「ＮｅｔＦｒｏｎｔ　Ｂｒｏｗｓｅｒ」などを提供

△三菱鉛筆<7976>、「ｕｎｉ　α－ｇｅｌ　多機能ペン」から新色シャイニーカラー　３色を追加発売

△日清食品<2897>、たて型カップスープ「日清　野菜はるさめスープ　とろみ中華」など４品を発売

△バンダイ<7832>、新型カプセル自販機商品「データップ」を順次導入

△東芝<6502>、加賀東芝敷地内のパワー半導体向け新製造棟を本格稼動

△ソフトバンク<9984>テレコム子会社、デジタルサイネージ　システム（電子看板システム）を開発

△オリコ<8585>、札幌地区での国民年金保険料収納業務を受託

△森永乳業<2264>、ワンハンドで食べられる「朝ヨーグルト　ハンディースタイル」を発売

△東洋水産<2875>、「マルちゃん　でかまる　メチャ盛り！コーン塩バター味ラーメン」を発売

△夢の街創造委員会<2484>、大阪市と官民協働サイト「駆けつけ館（大阪市版）」を開設

△ケンタッキー<9873>、「クリスマスキャンペーン」限定商品の予約受付を開始

△ＫＤＤＩ<9433>、知多半島ケーブルネットワークと固定電話サービスで業務提携

△リコー<7752>、薄紙・厚紙など対応のＡ３モノクロレーザープリンター２機種を発売
（日経プレスリリース）

△キムラユニティー<9368>、中国子会社に増資－補給部品用の第２倉庫建設
キムラユニティーは１５日、中国子会社の広州広汽木村進和倉庫（広州市）を増資し、補給部品用の第２倉庫を建設すると発表した。着工済みで１２月に稼働予定。トヨタ自動車の中国事業拡大に伴い、供給力を高める。投資額は３億２０００万円。資本金は１億８０００万円増の５億３０００万円とし、出資比率を７２・７％とする。第２倉庫は第１倉庫隣接地に建設する。床面積は８０００平方メートルで、両倉庫合計で１万４０００平方メートルとする。０８年１２月期に前期比１億３０００万円増の売上高３億５０００万円を見込む。

△豊田自動織機<6201>、東京モーターショーに新型Ｖ８ディーゼルエンジンなど出展
豊田自動織機は１５日、幕張メッセ（千葉市美浜区）で２６日に開幕する第４０回東京モーターショーに、新型Ｖ型８気筒（Ｖ８）ディーゼルエンジンや樹脂製ウインドーなどを出展すると発表した。環境と快適をキーワードに最新技術を紹介する。Ｖ８ディーゼルエンジン「ＶＤ型」は、トヨタ自動車のスポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ランドクルーザー」の輸出モデルに搭載。引っ張り強度を高めた鋳鉄をシリンダーブロックに採用、軽量化した。樹脂製ウインドーは主に天井やリアへの採用を想定し、自在な形状が可能。静粛性を高めた電動パワーステアリング（ＥＰＳ）用ＤＣ／ＤＣコンバーターやプラグインハイブリッド車用充電器、カーエアコン用コンプレッサーも展示する。

△新東工業<6339>、メキシコに新会社設立し業務を開始
新東工業は１５日、メキシコに鋳造設備などの販売・メンテナンス会社「ロバーツ・シントー・メキシコ」（モンテレー）を設立して業務を始めたと発表した。設備市場が拡大する同国で対応力を強化するのが狙い。初年度３億円の売上高を目指す。資本金は数十万円規模で、米国子会社ロバーツシントー（ミシガン州）が全額出資した。従業員は３人。メキシコには日本のほか米国とドイツの子会社から製品を輸出しており、合計の年間売り上げは約１億５０００万円。メンテナンスは米子会社などが担当していた。

△極東開発工業<7226>、新型テールゲートリフターを１１月１日に発売
極東開発工業は１５日、トラックなどの荷台後部の扉部分に取り付けて、荷役を省力化する新型後部格納式テールゲートリフター「パワーゲートＧＩＩ１０００」を１１月１日に発売すると発表した。従来品に比べ剛性、静音性を強化した。価格は１００万８０００円。０９年３月期に年間３０００台の販売を目標としている。新製品は、荷物を乗せる部分の剛性を強化。同社従来品に比べ、昇降作業時の揺れを無くし、安定性を向上させた。静音パワーユニットを新たに採用し、積み降ろし作業の騒音を低減。早朝や夜間の配送作業時などに効果を発揮する。１０月２８－３０日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「２００７東京トラックショー」に出展する。
（日刊工業新聞）

△コシダカ<2157>　今期純利益は３．２倍
コシダカは１５日引け後、前０７年８月期業績を発表した。売上高１１３億３２００万円（前々期比２７．６％増）、経常利益５億６１００万円（同０．１％増）、純利益１億３４００万円（同５８．１％減）。最終利益が大幅に減少した理由は、新業態店舗ＯＲＡＴＯ＆Ｋの１億２４６７万９０００円及び期中に閉鎖した７店舗分の３１５９万６０００円を減損計上したことによる。０８年８月期業績予想は、売上高１４２億８４００万円（前期比２６．０％増）、経常利益８億５８００万円（同５２．８％増）、純利益４億２９００万円（同３．２倍）、１株当り純利益１万７８７５円を見込む。

△ジェイアイエヌ<3046>　今期売上高４３．１％増
ジェイアイエヌは１５日引け後、前０７年８月期業績を発表した。売上高５１億１００万円（前々期比２９．５％増）、経常利益６億７３００万円（同０．２％減）、純利益３億８７００万円（同２．６％増）であった。積極的な店舗展開により売上は拡大したものの人件費など販売管理費の増加や雑貨卸事業の縮小などにより利益面では前期並みとなった。０８年８月期業績予想は、売上高７３億円（前期比４３．１％増）、経常利益８億５０００万円（同２６．２％増）、純利益４億７０００万円（同２１．２％増）、１株当り純利益２２円９５銭を見込む。

△エノテカ<3049>　中間・通期とも大幅上方修正
エノテカは１５日引け後、中間・通期業績予想の上方修正を発表した。９月中間期業績予想の売上高は前回予想を４億１１００万円上回る４７億３３００万円（前年同期比１５．８％増）、経常利益は５億９００万円上回る６億４３００万円（同２．０３倍）、純利益は２億８９００万円上回る３億６６００万円（同２．０６倍）と増収大幅増益を見込んでいる。３月通期業績予想は、売上高は４億８６００万円上回る１１０億１１００万円（前期比２０．０％増）、経常利益は１億５２００万円上回る９億２４００万円（同１９．２％増）、純利益は８６００万円上回る５億２７００万円（同２０．６％増）と２ケタ増収増益を見込む。ショップ部門、卸営業部門、通販サービス部門のそれぞれが売上・利益とも順調だったことに加え、為替予約時価評価額１億９０００万円を営業外収益として計上したことにより大幅な利益の増加となった。

△イーサポートリンク<2493>　第３四半期業績を発表
イーサポートリンクは１５日引け後、０７年１１月期第３四半期業績を発表した。連結売上高は３８億５６００万円、経常利益１億８１００万円、純利益８３００万円。第３四半期連結業績の発表は今回が初めて。システム事業では、顧客数の増加が寄与し、データ件数は若干増加した。設立当初から段階的に投資を行ってきた生鮮流通システムの消却が一部終了したことにより、収益に寄与した結果、売上高は１６億９５００万円、営業利益は３８００万円であった。業務受託事業では輸入青果の伸び悩みにより、主要顧客向け受注作業量が若干減少した結果、売上高２１億２７００万円、営業利益６億２４００万円となった。その他の事業では、連結子会社の㈱農業支援（９月１日に㈱津軽りんご販売から商号変更を行っている）において、りんごの受託販売事業を行っている。売上高は３３００万円、営業損失１２００万円となっている。通期連結業績予想は、売上高５６億８００万円、経常利益４億７００万円、純利益２億３４００万円、１株当り純利益８０５１円６４銭を見込む。

△バリオセキュア・ネットワークス<3809>　中間配当の実施と増配を発表
バリオセキュア・ネットワークスは１５日引け後、中間配当の実施と増配を発表した。年間配当金の配当性向３０％以上を目標にしていたが、より積極的な株主還元ならびに株主への利益還元の機会を充実させるためとして、今期より中間配当を実施し、１株当り配当予想金を前回予想の１１９０円から１５００円（中間配当７００円、期末配当８００円）に決定した。したがって配当性向は約３７％となる。

△親和銀行保有の佐世保重工業<7007>と三井松島産業<1518>が高値を更新
佐世保重工業が、１８円高の８６８円と前日と変わらずを挟んで５日続伸し連日の年初来高値更新となっている。同社は、ばら積み船運賃の総合指数であるバルチック指数が高値更新、バラ積み船中心に船種を絞っている同社にフォローの風と受け止められた。他の造船株が戻り待ちの売りに阻まれるなか堅調を持続していることは注目に値する。
親和銀行の全株式が１０月に、福岡銀行や熊本ファミリー銀行を傘下に持つふくおかフィナンシャルグループ<8354>に譲渡されることから、親和銀行保有銘柄に対する再評価の動きもあろう。
特に、九州との関係が深く、グループ力強化を掲げる新日本製鐵<5401>が１５６５万株（９．６％）保有の筆頭株となっていることからも高株価が求められる動きは当然と言えるかも知れない。
新日鉄系の造船会社は他に名村造船所<7014>もあり、新日鉄にとって造船部門は当然無視できない分野である。
また三井鉱山<3315>が業績予想の上方修正を発表しストップ高となった。来週の中間決算発表本格化を控え、新日鉄の先導役として大株主の三井鉱山を全員参加型の銘柄にしたいとの意図もあると思われるが、
これに呼応する形でやはり親和銀行が３２６万株保有する三井松島産業も高値を更新した。
これらの動きに続く銘柄として、親和銀行が８０万株保有しているニッチツ<7021>は注目だろう。四季報秋号では、バルカー、自動車運搬船などの活況を背景にハッチカバーが続伸。営業益増額として、夏号の予想を２億２０００万円上回る１９億１０００万円を予想している。８月６日につけた年初来高値７５０円奪回の動きも期待されよう。
（証券日刊新聞）

△オンリー<3376>、今8月期は経常20％増益予想　
オンリーの今8月期の連結業績は、売上高80億円（前期比8％増）、経常利益10億円（同20％増）、純利益5億2000万円（同18％増）、ＥＰＳ1万1130円44銭となる見通し。「会社四季報」予想は、売上高84億円、経常利益9億5000万円、純利益5億円だった。

△メッツ<4744>、9月中間期は経常187％増
メッツの9月中間決算は、売上高28億7200万円（前年同期比80％増）、経常利益11億7300万円（同187％増）、純利益6億9300万円（同72％増）だった。続く3月通期は、売上高50億円（前期比11％増）、経常利益18億1000万円（同0％増）、純利益10億円（同28％減）、ＥＰＳ2050円02銭を見込む。進ちょく率は、経常利益64％、純利益69％となっている。

△ビックカメラ<3048>、今8月期は増収増益予想　市場予想上回る
ビックカメラの今8月期の連結業績は、売上高5890億円（前期比8％増）、経常利益185億円（同6％増）、純利益124億円（同52％増）、ＥＰＳ8198円88銭となる見通し。「会社四季報」予想は、売上高5850億円、経常利益180億円、純利益100億円だった。

△久光製薬<4530>、8月中間期は増収増益
久光製薬の8月中間連結は、売上高603億8300万円（前年同期比6％増）、経常利益146億2000万円（同6％増）、純利益88億6000万円（同9％増）だった。続く2月通期は、売上高1175億円（前期比7％増）、経常利益295億円（同9％増）、純利益175億円（同10％増）、ＥＰＳ197円34銭を見込む。進ちょく率は、経常利益49％、純利益50％となっている。

△ダイセキ<9793>、中間期は20％超の増収増益
ダイセキの8月中間連結は、売上高169億円（前年同期比24％増）、経常利益40億3400万円（同33％増）、純利益21億1900万円（同22％増）だった。続く2月通期は、売上高339億円（前期比25％増）、経常利益73億円（同28％増）、純利益38億3600万円（同19％増）、ＥＰＳ93円65銭を見込む。進ちょく率は、経常利益55％、純利益55％となっている。

△松屋<8237>、8月中間期は最終黒字転換
松屋の8月中間連結は、売上高475億5200万円（前年同期比2％増）、経常利益8億8500万円（同0％減）、純利益4億1400万円（前年同期17億7200万円の赤字）だった。続く2月通期は、売上高990億円（前期比1％増）、経常利益23億円（同7％減）、純利益12億円（前期5億3100万円の赤字）、ＥＰＳ22円65銭を見込む。進ちょく率は、経常利益38％、純利益34％となっている。

△進和<7607>、今8月期は経常1％増益予想　市場予想上回る
進和の今8月期の連結業績は、売上高431億円（前期比9％増）、経常利益38億8000万円（同1％増）、純利益22億 9000万円（同3％増）、ＥＰＳ177円41銭となる見通し。「会社四季報」予想は、売上高445億円、経常利益37億円、純利益21億円だった。

△三光ソフラン<1729>、今8月期は経常2%増益予想
三光ソフランの今8月期の連結業績は、売上高280億円（前期比11％増）、経常利益27億円（同2％増）、純利益13億 7000万円（同19％増）、ＥＰＳ22円43銭となる見通し。「会社四季報」予想は、売上高280億円、経常利益25億円、純利益14億5000万円だった。

△竹内製作所<6432>、8月中間期は経常18％増益
竹内製作所の8月中間連結は、売上高477億5700万円（前年同期比17％増）、経常利益67億2700万円（同18％増）、純利益41億2200万円（同14％増）だった。続く2月通期は、売上高866億円（前期比17％増）、経常利益115億円（同17％増）、純利益70億円（同16％増）、ＥＰＳ457円23銭を見込む。進ちょく率は、経常利益58％、純利益58％となっている。

■Ｓ＆Ｐ ＲＭＢＳ損失 野村ＨＤ<8604>の格付けに変更無し
Ｓ＆Ｐは、野村ＨＤがこの日にＲＭＢＳで損失を出した事について、野村グループの格付けに影響はしないと発表した。

▼野村ＨＤ<8604> 米国ＲＭＢＳを完全撤退損失730億円
野村ＨＤは、米国ＲＭＢＳ関連ビジネスで、2008年3月第2四半期に計上する損失見込み額が第2四半期で730億円（第一四半期業績時は312億円）と発表した。なお、9月末のＲＭＢＳのポジションは480億円内サブプライムは170億円。直近は、同140億円でサブプライムは 1億円。

□Ｊフロントリテイリング<3086> 2月通期業績
Ｊフロントリテイリングは、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高1兆397億円、営業利益424億円、経常利益415億円、当期純利益221億円、期末配当4.5円。

△サムティ<3244> 上方修正
サムティは、2007年11月通期連結予想を発表した。金利上昇推移が当初予想よりも低位に推移し支払利息が減少した事や、宣伝広告費などのコスト削減で、上方修正となった。売上高280億円、経常利益55億円（前予想48億円）、当期純利益30.96億円（同27.31億円）。

△東急不動産<8815> 上方修正
東急不動産は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。ＳＰＣが保有するビルの売却配当の増収増益、分譲業における販売費用の減、東急リバブルが好調に推移し、上方修正となった。売上高2685億円（前予想2600億円）、経常利益215億円（同130億円）、当期純利益55億円（同20億円）。

▼日商エレクトロニクス<9865> 下方修正
日商エレクトロニクスは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。売上高の低調や、投資有価証券評価損等の特別損失の計上で、下方修正となった。売上高253億円（前予想300億円）、経常利益6.1億円（同8億円）、当期純利益4.8億円（同4.5億円）。

△エノテカ<3049> 上方修正
エノテカは、2008年3月通期予想を発表した。為替予約時価評価額1.9億円を営業外収益に計上し、上方修正となった。売上高110億円（前予想105億円）、経常利益9.24億円（同7.72億円）、当期純利益5.27億円（同4.41億円）。

△やまねメディカル<2144> 上方修正
やまねメディカルは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。主に既存施設のサービスレベルの向上と効率的な運営に傾注し、上方修正となった。営業収益18.5億円（前予想18億円）、経常利益3.38億円（同2.6億円）、当期純利益1.77億円（同1.5億円）。

△新日本建物<8893> 上方修正
新日本建物は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。下期案件が上期に前倒しになった事、経費削減が貢献し、上方修正となった。売上高439億円（前予想453億円）、経常利益43.3億円（同28.7億円）、当期純利益24.6億円（同152億円）。

△ＮＥＣモバイリング<9430> 上方修正
ＮＥＣモバイリングは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。モバイルセールス事業の販売台数が予想を上回り、基地局関連や端末修理が様相に比べて増加し、また、コストダウン推進により、上方修正となった。売上高602億円（前予想580億円）、経常利益30億円（同24.5億円）、当期純利益17.4億円（同13.8億円）。

▼共立印刷<7838> 下方修正
共立印刷は、2008年3月通期連結予想を発表した。顧客からの印刷単価引き下げの要請が期初の想定を上回る速度で伸展しており、下方修正となった。売上高360億円、経常利益19.2億円（前予想26.3億円）、当期純利益10.9億円（同15億円）。

▼ベスト電器<8175> 下方修正
ベスト電器は、2007年8月中間連結決算予想を発表した。新規事業の初期コストが吸収できなかったことや、さくらやの業績不振により、下方修正となった。売上高2090億円（前予想2100億円）、経常利益4.5億円（同16億円）、当期純利益2.4億円（同8億円）。

□神戸製鋼所<5406> 上方修正 市場予想は下回る
神戸製鋼所は、2008年3月通期連結予想を発表した。鋼材の価格改善及び建設機械の販売台数増に伴う増益に加え、エンジニアリング分野を中心とした機械関連事業におけるコストダウンもあり上方修正となった。売上高2兆1500億円（前予想2兆800億円）、経常利益1500億円（同1400億円）、当期純利益900億円（同850億円）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益933億円。

▼さかい屋<8254> 下方修正
さかい屋は、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高740億円（前予想745億円）、経常利益7.2億円（同8億円）、当期純利益3億円（同3.5億円）。

△日本電線<5817> 上方修正
日本電線は、2008年2月非連結予想の上方修正を発表した。営業努力、経費節減、生産効率の向上に努めた結果、上方修正となった。売上高63.5億円（前予想57億円）、経常利益4.55億円（同4.2億円）、当期純利益2.2億円（同2.05億円）。

▼丸栄<8245> 中間赤字
丸栄は、2007年8月中間連結決算を発表した。売上高246億円（前年同期比1.1％減）、経常利益2.91億円（同9.3％増）、当期純利益7.7億円赤字（同27億円赤字）。08年2月予想は、売上高509億円（同3.2％減）、経常利益8.1億円（同37.5％減）、当期純利益5億円、一株利益11.11円、期末配当3円。
（證券新報）