10/6 『株価材料』PART Ⅳ

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■株価材料

△ワタミ<7522>、経常益２倍に・９月中間15億円超
ワタミの2007年9月中間期の連結経常利益は、前年同期比2倍の15億円超となったもようだ。従来予想を約4億円上回る。外食事業は居酒屋の出店を前年の4分の1以下に抑え、既存店舗の運営や作業の見直しに注力。人件費や販売促進費の削減につながった。有料老人ホーム事業も入居者が想定よりも多く集まった。売上高は10％増の515億円前後となったとみられる。有料老人ホームの入居率が約95％と高い水準を維持。特に今期新たに開いた施設への入居が好調で、契約金収入が予想を上回ったようだ。居酒屋の既存店売上高は前年同期比3％減だったが、ほぼ期初想定通りで、足を引っ張らなかった。
08年3月期の連結売上高は前期比9％増の1068億円、経常利益は19％増の48億円を見込む。現段階の連結配当性向は17％と目標とする 20％台に届いていない。年間売上高に占める比率が高い年末の宴会シーズンも現在の好調さを維持できれば、2―3円の増配を実施する公算が大きい。

△ＳＭＫ<6798>、営業益15％増・９月中間38億円
ＳＭＫの2007年9月中間期の連結営業利益は前年同期比15％増の38億円前後と従来予想を約5億円上回ったようだ。携帯電話やデジタル家電向けの部品が伸びた。海外への生産移管や部品の内製化率を高めるなどコスト削減も増益に寄与した。売上高は11％増の435億円前後と従来予想を約25億円上回ったとみられる。携帯電話向けコネクターは欧州の大手携帯メーカーの引き合いが旺盛だった。デジタル家電では需要の拡大が続く薄型テレビ用のリモコンやコネクターが伸びたほか、ゲーム機用の部品も好調だった。外部調達に頼らずに部品の内製化率を高めたほか、海外での生産移管も進めた。こうした生産の効率化が原材料高を吸収した。

△オリンパス<7733>、経常益46％増・９月中間最高
オリンパスの2007年9月中間期の連結経常利益は、前年同期比46％増の460億円程度になったようだ。従来予想を約70億円上回り、過去最高を更新する。デジタルカメラ販売がコンパクト型を中心に拡大。内視鏡も最先端装置が国内外で伸びた。売上高は13％増の5500億円程度と、従来予想を約170億円上回ったもよう。デジカメ、医療部門の増収が押し上げる。営業利益は35％増の 570億円前後になったようだ。従来予想を約70億円上回る。部品の共通化などのコスト削減や販売数量増に伴う生産性向上に加え、円安が寄与する。

▼マタイ<8042>、今期営業損益ゼロ
日本マタイの2008年2月期の連結営業損益は損益ゼロ（前期は3200万円の黒字）になりそうだ。従来予想は5億5000万円の黒字。原油高騰で原料費負担が増えるうえ、包装容器など主力製品で価格転嫁が進まない。国内販売が競争激化で落ち込むことも響く。売上高は前期比4％減の370億円程度になりそう。従来予想は400億円。中国など海外事業は好調だが、国内の落ち込みを補えない。経常利益は前期並みの1億円程度になりそうだ。ベトナムの生産工場からの包装容器の仕入れに絡むドルの為替予約で、デリバティブ（金融派生商品）評価益が発生する公算が大きい。07年8月中間期の売上高は前年同期比2％減の190億円前後になったもよう。営業利益は1億円弱と前年同期（200万円）に比べ大幅に改善したようだが、従来予想を2億円程度下回ったもよう。経常損益は2億円強の赤字（前年同期は1億8600万円の黒字）になったようだ。

▼インテリの今期、経常益68億2000万円に下方修正
人材サービスのインテリジェンスは5日、2008年2月期の連結経常利益が68億2000万円にとどまる見通しと発表した。従来予想は98億円。アルバイト求人媒体を7月に大幅刷新した際にシステムの不具合が発生。受注した求人情報を掲載する時期が遅れたほか、営業活動が停滞し好採算の求人広告事業が大幅に落ち込む。人材紹介や派遣事業は堅調に推移するが補えない。決算期変更で07年2月期が5カ月の変則決算だったため、前期との単純比較はできない。売上高は予想を56億円下回り、914億円になりそう。このうち約280億円を見込んでいたアルバイト求人広告事業が228億円と予想を大きく下回ることが響く。同事業は粗利益率が高く、売り上げの落ち込みが利益の減少に直結しやすい。

▼ハーモニック<6324>の今期、純利益14％減
精密減速機のハーモニック・ドライブ・システムズは5日、2008年3月期の連結純利益が前期比14％減の24億円になりそうだと発表した。従来予想は29億円。フラットパネルディスプレー（ＦＰＤ）製造装置に組み込む減速機の受注が国内外で低迷している。年間配当は従来予想より1600円少ない6200円（前期は7400円）とする。同社は配当総額を単独純利益の30％とする方針だ。売上高は4％減の180億円の見通し。従来予想は195億円。産業用ロボット向けの受注は堅調だが、ＦＰＤ製造装置向けの受注回復が遅れ、主力の半導体製造装置向けに販売を強化している、減速機にモーターなどを組み合わせたメカトロニクス製品の受注も国内で6月以降減速している。

▼ギャバン<2817>の８月中間、２億円の最終赤字に転落
香辛料販売のギャバンは5日、2007年8月中間期の連結最終損益が2億1500万円の赤字（前年同期は3600万円の黒字）になったと発表した。従来予想は1000万円の黒字。製品販売が計画を下回り、原材料価格の上昇を吸収しきれなかった。売上高は前年同期比3％減の37億9000万円。香辛料は約3％の増収だったが、混合調味料や加工食品向け製品の販売が落ち込んだ。経常損益は4億円の赤字（同9900万円の黒字）だった。従来予想は1000万円の黒字。物流機能の移管と集約の遅れなどに伴い、機械設備の移転費用や修理費用などが計1億円近く発生したことも響いた。

△ドコモ<9437>とアッカ<3764>連合、ネット５社参加・次世代高速無線
次世代高速無線通信の免許取得を目指しているＮＴＴドコモとＡＤＳＬ（電話線を使ったデジタル高速通信）大手アッカ・ネットワークスが形成する企業グループの概要が5日、固まった。
ＴＢＳ<9401>やＮＴＴコミュニケーションズのほか、ニフティ<3828>などネット接続5社と連合を組む。これで4陣営が出そろい、二つの免許枠を巡る争奪戦に入る。ドコモなどは「ＷｉＭＡＸ」と呼ばれる技術での事業参入を計画しており、来週にも参加企業を発表する。
ＪＲ東日本<9020>や京セラ<6971>などが参画するＫＤＤＩ<9433>陣営、ソフトバンク<9984>―イー・アクセス<9427>陣営も12日までに総務省に免許取得を申請する。ＰＨＳのウィルコムは単独で申請済み。

△住友不<8830>、大都市再開発加速・都内で４件1900億円
住友不動産は都市再開発法に基づく再開発事業を相次ぎ始める。2010年までの完成を目指し、都心で3プロジェクトに着手、5日には東京都文京区でも大型開発に着工した。4件の総事業費は約1900億円。地権者の権利を調整して敷地をまとめる方法を重視し、不動産の直接取得を急ぐ大手各社とは一線を画す。都市再開発法に基づく再開発は道路や公園などのインフラ再整備を進める代わりに、権利調整など開発手続きのスピードアップが可能になる。住友不動産は再開発計画のプランづくりなどでノウハウを蓄積、約10件の実績があることから同法を活用した資産開発事業を拡大する。

△三菱自<7011>、国内の生産能力を１割増強・海外販売が好調
三菱自動車は国内工場の生産能力を1割程度増やす。2007年中に主要拠点で溶接ラインを設けるほか、欧州子会社への生産移管などにより体制を見直す。リコール（無償回収・修理）につながる欠陥隠し問題による業績悪化で一時は工場閉鎖も検討されたが、好調な輸出に支えられ足元でフル稼働が続く。しかし国内販売の停滞が続くうえ海外生産拠点の稼働率も低く、輸出依存の経営再建には為替リスクも伴う。同社は国内に水島製作所（岡山県倉敷市）、岡崎工場（愛知県岡崎市）、パジェロ製造（岐阜県坂祝町）の組み立て拠点を抱える。3拠点あわせた年産能力は現在84万台だが、07年度計画は約86万6000台（前年度比15％増）と上回りフル稼働状態となっている。

△群栄化学<4229>など４社、糖化製品の生産・物流で提携
群栄化学工業、王子コーンスターチ（東京・中央）、向後スターチ（千葉県旭市）、タイのジェネラルスターチ（バンコク）の4社は、水あめや異性化糖など糖化製品の生産・物流で11月に業務提携する。製品の相互供給や原料調達で協力、物流コストの削減や生産を効率化する。群栄化学、王子コーン、向後の3社の販売エリアは関東を中心とした東日本地区。品種ごとの生産集約化や納入先に近い工場からの出荷体制を整える。夏場の需要期に製品供給が困難になった場合は、相互補完を実施する。工場の定期修理などに伴う出荷停止期間中も3社が協力し出荷に対応する。群栄化学と王子コーンは2005年から業務提携しており、向後が参加することで一段のコスト抑制を見込む。

△液晶駆動ＩＣ増産・シャープ<6753>は２倍、沖電気<6703>は５割
国内半導体メーカーが液晶テレビなどの画面表示に使う液晶駆動ＩＣ（ドライバー）を相次ぎ増産する。シャープは今月、生産能力を昨年比2倍に増強し、沖電気工業は能力を5割引き上げた。液晶テレビの市場拡大と大画面化に伴う需要増に対応する。韓国・台湾勢との競合で値下がりが激しい分野だけに、各社とも投資を抑制した増産で採算を確保する。シャープは半導体の主力拠点である福山工場（広島県福山市）で、液晶ドライバーの生産能力を今月、月産2800万個に高める。2006年度下半期に比べて2倍強、07年度上半期に比べ4割の増強となる。半導体メモリーなどに使っていたラインを転用するため追加投資は発生しない。

□固定電話網維持費、利用者負担６円に・総務省、引き下げ認可へ
電気通信事業者協会は5日、ＮＴＴ<9433>東西地域会社の固定電話で過疎地など不採算地域の赤字の一部を通信業界が負担する「ユニバーサルサービス制度」のうち、利用者に転嫁する一電話番号当たりの負担額を来年から現行の月7円から6円に下げる方針を明らかにした。9日に総務省に認可を求め、11月下旬に認められる見通しだ。ユニバーサルサービス制度はＮＴＴ東西が整備する全国の固定電話網を維持するためのコストを通信業界全体で負担する仕組み。2005年度の赤字の一部である約152億円を通信各社が負担し、利用者に転嫁。電話の利用者は今年から固定・携帯に限らず一電話番号当たり月7円を負担している。

△博報堂ＤＹ<2433>、日テレ<9404>系27局と共通仕様の番組制作
博報堂ＤＹメディアパートナーズは日本テレビ系の地方局27局と組み、コンセプトや編集方針を共通化した地域情報番組の制作を始めた。番組のオープニング部分やデザインを統一し、各局は独自取材した映像を組み込むだけで済む。ネット広告が好調な半面、テレビ広告は伸び悩んでおり、地方局が連携して大手広告主を獲得しやすくする。新手法として注目を集めそうだ。第一弾として、各地のおしゃれな女性のファッションを紹介する番組「ＭＯＣＯカメッ！」を今月初めから始めた。約6分の番組で、東京や大阪、名古屋地区を除く日テレ系27局が週一回それぞれの時間帯で放送する。番組スポンサーは日産自動車。

△九九プラス<3338>、ローソン<2651>のノウハウ活用し神奈川に新型店
生鮮食品中心のコンビニエンスストアを運営する九九プラスは16日、資本提携したローソンのノウハウを取り入れた新型店を神奈川県海老名市に開く。従来店舗に比べ、品目数を6割程度に絞り込み、通常のコンビニ並みとした。通路幅を広げるなど買い物のしやすさにも配慮した。総菜や弁当の品ぞろえを拡充するほか、農産物の売り場を広げて季節感を出す。加工食品や雑貨売り場は縮小する一方、買い物カートが通れるよう通路幅を拡大し、お年寄りやベビーカーを利用する主婦などの利便性を高める。

△ＮＥＣ<6701>、ＳＯＨＯ向けにパソコン販売
ＮＥＣはインターネット上の仮想商店街の出店者などＳＯＨＯ（コンピューター利用の小規模事業所）向けにパソコンを販売する。インターネット通販業務を代行するリアルコミュニケーションズ（東京・品川）と提携し、約4万あるリアル社の顧客に売る。販売の対象はリアル社の商品仕入れサイトを利用する約6500社と、商品の受発注や発送を代行する約3万5000社の計約4万1500社。メールマガジンなどで知らせ、専用サイトを通じて卸値で販売する。価格は10万円前後。

△携帯電話の契約純増数、ソフトバンク<9984>が半期で初の首位・4―9月
電気通信事業者協会が5日発表した2007年度上半期（4―9月）の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数でソフトバンクモバイルが114万2800件と半期で初めて首位に立った。
ＫＤＤＩ<9433>（ａｕとツーカー）が102万8800件で続き、ＮＴＴドコモ<9437>は32万600件と上位2社に水をあけられた。
ソフトバンクは月額基本料を抑えた割安な料金プランで若年層や中小法人を開拓した。9月単月の純増数では、ソフトバンクが19万8300件と5カ月連続で首位。ＫＤＤＩは15万8000件だった。ドコモは3万7500件と2カ月ぶりに純増に転じた。番号継続制度を使った転出入で見ると、上半期はＫＤＤＩが38万900件の転入超で首位。ワンセグ（携帯機器向け地上デジタル放送）対応端末やデザイン性の高い端末が若者の支持を集めた。ソフトバンクは8万600件の転入超。ドコモは46万1600件の転出超で、1人負けが鮮明になっている。

▼ＮＯＶＡ<4655>に是正勧告・労基署が給与不払いで
英会話教室最大手ＮＯＶＡの外国人講師らが加盟する労働組合「ゼネラルユニオン」は5日、大阪市内で記者会見し、同社が新たに日本人従業員に給与を支払うよう労働基準監督署から是正勧告を受けたことを明らかにした。ＮＯＶＡを巡っては家賃滞納から教室閉鎖が相次ぎ、中途解約者へのレッスン料返還も滞るなど経営への打撃が広がっている。大阪府の日本人従業員が9月支払い分の給与を受け取っておらず労働基準法に違反するとして、大阪中央労働基準監督署に申し立てていた。同社は9月末にも外国人講師の給与を支払うよう是正勧告を受けている。ＮＯＶＡは同日、ゼネラルユニオンが9月20日付で同社に送った「警告書」に回答。その中で給与の支払いについては「外国人講師の給与は支払い済み」、レッスンを解約した人への返金の遅れについては「事態を改善すべく全力で取り組んでいる」としている。

▼みらい建設グループ<1792>、民事再生手続き開始決定
みらい建設グループは5日、東京地裁からみらい建設工業など3子会社を含め、民事再生手続きの開始決定を受けたと発表した。4社は9月27日、合計約600億円の負債を抱え、民事再生法の適用を申請していた。12月26日までに、再生計画案をまとめる。

△昭和産業<2004>、家庭用パスタ・小麦粉を値上げ
昭和産業は家庭用のパスタや小麦粉などを11月20日出荷分から値上げする。上げ幅はパスタが約9―14％、小麦粉（てんぷら粉など含む）は約2―10％。

△ＪＴ<2914>、英ガラハー３商品を販売
日本たばこ産業（ＪＴ）は4月に買収した英ガラハー社の3ブランドについて国内の輸入販売権を取得する。2008年4月から「ソブラニー」「メンフィス」「アロマ・バニラ」の計14銘柄について輸入代理店の2社から権利を譲り受ける。3ブランドの年間販売量は約1億2700万本。

△国内低公害車出荷台数、ハイブリッド車47.6％増・06年度
日本自動車工業会（自工会）は5日、2006年度の国内低公害車出荷台数をまとめた。ハイブリッド車は9万410台で05年度と比べて47.6％増えた。低燃費車、天然ガス車などを含んだ低公害車全体は409万130台と2.8％減った。00年度に統計を初めて以来、前年割れは初めて。ただし自動車各社とも低公害車投入に力を入れており、同時期の国内新車販売（軽自動車を含む）が4.1％減ったのに比べて低公害車の下げ幅は小さかった。
ハイブリッド車をメーカー別にみると、トヨタ自動車<7203>が44.2％増の8万1001台と約9割を占めた。主力のハイブリッド専用車「プリウス」の販売が好調だったほか、昨年全面改良した「エスティマハイブリッド」も増えた。
ホンダ<7267>の販売も7748台と2倍以上に増えた。「シビックハイブリッド」がけん引した。
国内新車販売（軽除く）は今年9月まで27カ月連続で前年実績を下回っているが、自工会は「環境にやさしい車に対する社会の関心は高まっている」としている。
（NIKKEI NET）

△イオン銀行の資本金300億円に、10月中の営業開始目指す
イオン<8267>は５日、設立準備していたイオン銀行について、金融庁に申請していた営業免許の予備審査が終了し、銀行法に基づいて営業免許の取得を申請したと発表した。１０月中の営業開始を目指す。イオン銀行の準備会社に１０月１９日付で増資し、資本金を３００億円に増やす。出資割合はイオンが３６％、みずほコーポレート銀行、三井住友銀行、三菱東京ＵＦＪ銀行の３大銀行グループのほか、日本生命や第一生命も５％づつ出資する。そのほかリーマン・ブラザーズ証券も５％（訂正）出資する。イオンが展開するショッピングセンターに支店を開設し、普通預金や定期預金のほか、住宅ローン、金融商品の販売も行うリテール向けフルバンキング業務を展開する。会長には原口恒和・元国民金融公庫副総裁が、社長には片岡正二・元みずほコーポレート銀行法務部長がそれぞれ就任する。
（ロイター）

△株式決済専用預金の金利上げ＝住信SBIネット銀
インターネット専業の住信SBIネット銀行は5日、系列のSBIイー・トレード証券<8701>で株式などを購入する代金に充てる銀行預金「イートレ専用預金」の金利を0．05％引き上げ、0．55％にすると発表した。同行の円普通預金（100万円未満）の利率は0．3％となっている。
（時事通信）

▼柏崎刈羽原発で水漏れ
東京電力<9501>は５日、新潟県中越沖地震で被害を受けた柏崎刈羽原発（同県柏崎市・刈羽村）１号機で、原子炉建屋内の廃液を受けるタンクから放射能を含む水約２・４トンがあふれたと発表した。タンク周囲の堰（せき）内にたまっており、外部への放射能の影響はなかった。使用済み燃料プールの水を採取する配管弁から漏れたとみられるという。東電によると、地震の影響でタンクから排水するポンプが作動しておらず、水があふれたという。

△フジテレビ<4676>「ドラマロンドンバス」出発式
「医龍２」などこの秋スタートするフジテレビの新ドラマのビジュアルでラッピングした２階建てバス「ドラマロンドンバス」の出発式が５日、お台場の湾岸スタジオ前で行われた。このバスは走る広告塔として、６日から２１日まで都内各所を走行するほか、新宿～渋谷間のルートでは、無料で乗車することもできる。出発式には、１１日にスタートする新ドラマ「医龍２」に主演する坂口憲二さんが駆け付けた。「自分の顔が載ったバスが東京の街を走るのは恥ずかしいですが、とても目立つと思います。バスの車内にはドラマの情報も満載です。ぜひバスに乗って、ドラマも見てください」とＰＲした。

■ゴルフ用品店からクラブ６０本盗まれる　横浜
５日午前４時５５分ごろ、横浜市戸塚区矢部町のゴルフ用品店「ゴルフパートナー<3074>長後街道戸塚店」にワゴン車が突っ込んだ。神奈川県警戸塚署員が駆けつけたところ、店の入り口のドアガラスが割れ、ゴルフクラブ約６０本（約２００万円相当）がなくなっていた。当時、店内に客や従業員はおらず、けが人はなかった。同店の防犯カメラには白っぽいワゴン車がバックで突っ込み、迷彩柄の服を着た犯人が車にクラブを積み込んで逃走する映像が残っていた。同署で窃盗事件として調べている。

△パスワードでライダーチェック！　新方式のＤＶＤ発売
東映<9605>ビデオは５日、ペイパービュー方式を採用した新方式のＤＶＤ「仮面ライダー　トリプルライダー１Ｓｔエピソードコレクション」をローソン限定で発売開始した。このＤＶＤは、仮面ライダー１号、２号、Ｖ３の初登場エピソード計３話収録で１２６０円。このほか、コンピューターソフトウエア開発のヴィジョネアが独自開発した「ＤＶＤＭＡＧＩＣ」という方式を用いて、パスワードを入手すると、別の７作品が見られる仕組み。パスワードは携帯電話やパソコンを通じて入手でき、往年の６作が１０５円、２年前の劇場公開作品が３１５円。パスワードは１週間有効で、期限切れ後も再度購入できる。１号を演じた藤岡弘、さんは「こんな画期的なシステムでヒーローの世界が広がるのは素晴らしい」と手放しで喜んでいた。
（産経新聞）