10/6 『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△電気自動車、普及なるか　電池性向上で現実味
まったく排ガスを出さない電気自動車の普及が現実味を増している。根幹の部品である電池の性能が飛躍的に向上したためで、
三菱自動車<7011>が平成２２年の市販を視野に入れているほか、富士重工業<7270>や日産自動車など各メーカーも商業化を急いでおり、環境対策の切り札になると期待を集めている。電気自動車は、ガソリン車よりも長い歴史を持つ。１８００年代後半に英国で実用的な電気自動車が開発され、日本でも戦前、戦後に利用されていた。しかし、ガソリンエンジンの進化や給油スタンドの普及に伴い電気自動車は衰退。日本の自動車メーカーは何度も研究開発に取り組んだが、当時の技術では電池の性能を改善させることは難しく、普及には至らなかった。ここにきて、自動車各社が再び電気自動車の開発に本腰を入れ始めたのはいくつかの理由がある。地球温暖化の進行で排ガスに含まれる二酸化炭素（ＣＯ０７５９）の排出削減が急務となっているほか、寿命が延びるなど電池の性能向上、ガソリンの歴史的な高値でコスト的にも見合う可能性が出てきたことが挙げられる。
三菱自動車は軽乗用車「ｉ（アイ）」をベースにした「ｉ　ＭｉＥＶ（アイ・ミーブ）」を開発、東京<9501>、中国<9504>、九州<9508>の各電力と共同研究を進めている。電気自動車に乗ると車内が静かなことや、低速の加速が良いことが体感できる。同型のガソリン車と比べ、時速８０キロまでの加速が１・５秒速い。また、走行距離も延びてきた。今秋から使う試験車では、満タン充電で１６０キロ走行でき、三菱自動車ＭｉＥＶ協業推進グループの吉名隆マネジャーは「量産時には２００キロまで走れるようにしたい」と語る。
トヨタ自動車<7203>が開発中の家庭用電源で手軽に充電できるプラグイン・ハイブリッド車も実用化を見据えている。ガソリンも使用するため純粋な電気自動車ではないが、これまでのハイブリッド車では時速５５キロまでだった電気モーターでの対応速度を１００キロにまで引き上げを図る。
三菱自の吉名氏は「電気自動車は、通勤や買い物、営業用など比較的近距離の使用が多いのではないか」とみる。日常の足として使うのに気になるのは車両の販売価格だ。１００キロ走行するのに必要な額は、ガソリン車と比べ３分の１。深夜電力を使えばさらに安く、維持費は５年で５０万円安いとの試算もある。「国の補助も考慮に入れれば、２００万円台で売り出せば勝負になる可能性がある」（関係者）との声もあり、市販時にその水準まで価格を下げられるかが最大の課題となる。
（産経新聞）

▼住金<5738>名古屋製造所＞放射性物質を未届けのまま放置
住友軽金属工業名古屋製造所で、放射性物質が未届けのまま放置されているのが見つかり、文部科学省は５日、原子炉等規制法に基づき、適切に管理するよう文書で指導した。同省によると、被ばくや環境への影響の恐れはないという。放置されていたのは天然金属ウラン約１０キロとウラン化合物、トリウム化合物。

△富士フイルム<4901>　機能性食品「メタバリア」通信販売へ
富士フイルムは１０日から、カロリーを取りすぎる人の体内環境を改善する機能性食品（サプリメント）「メタバリア」を、インターネットや電話で通信販売する。価格は５８００円。インドやスリランカで糖尿病の治療薬に用いられ、ダイエット成分を含んだ植物「サラシア」から抽出したエキスを配合した。

△富士重工業<7270>　運転支援システムの新技術開発
富士重工業は５日、追突事故などを防止するため、自動的にブレーキ制御を行う運転支援システムの新技術を開発したと発表した。従来は車の前方を確認するカメラとレーダーを併用し、先行車との距離などを測定していたが、カメラだけで測定できるように画像処理能力を向上した。レーダーを省くことで、従来のシステム（約３５万円）より、販売価格を下げられるという。新システムでは、フロントガラスの内側上部に装着した二つのカメラで正面や斜め前方の車や歩行者などを検知する。追突事故を起こしそうになった場合には、警報音で注意喚起し、自動的にブレーキをかける。高速走行中だけでなく、渋滞でのノロノロ運転時でも作動する。また、アクセルやブレーキを踏まなくても、一定の速度や車間距離を保つ機能も搭載する。来年半ばから、乗用車「レガシィ」で同システムを採用する。
（毎日新聞）

△ブラジル国営会社、沖縄・南西石油を買収の方針
ブラジルの国営石油会社ペトロブラスが、東燃ゼネラル石油<5012>の子会社で石油精製を手がける南西石油（沖縄県西原町）を買収する方向で最終調整に入ったことが５日、明らかになった。買収が実現すれば、ペトロブラスにとってアジア初の精製基地となり、ブラジル産原油の日本、中国向け輸出拠点として活用する考えとみられる。日本にとっては、原油、石油製品の調達先を多様化できるほか、余剰感の強い精製設備の有効活用につながる。関係者によると、東燃ゼネラルが保有する南西石油株式の８７・５％すべてを、ペトロブラスが取得する方向だ。買収総額は数十億円とみられる。南西石油の原油処理能力は日量約１０万バレルと比較的小規模で、精製コストが割高となっている。人口減を背景にしたガソリン需要の減少傾向もあり、東燃ゼネラルと、親会社のエクソンモービルは、製油所の閉鎖も検討していた。
（読売新聞）

△レクサス IS F 発表　エンジン開発にはヤマハ発動機<7272>も参画
レクサス『IS F』のエンジンはV8型5リットルの「2UR-GSE」で最高出力は423馬力。『LS』シリーズのハイブリッド車である「LS600h」に搭載したエンジンを、IS F専用にチューンナップした。
開発には資本提携先でトヨタ<7203>『2000GT』以来、ハイパフォーマンスエンジン開発に定評のあるヤマハ発動機も参画した。開発責任者の矢口幸彦レクサスセンター主幹は「シリンダヘッド部分を共同開発した」と紹介した。シリンダヘッドはカムシャフトを支える「カムシャフトハウジング」をヘッド部と一体構造とし、高回転域でのバルブ作動の安定性を追求している。カムシャフトハウジングはエンジン組立工程を効率化するため、通常はヘッド部と別部品にする。LS600h用のエンジンも別構造だが、IS Fでは性能最優先で一体構造型とした。このほか、シリンダヘッド内のインテークポートの入り口形状を見直したことによる吸入効率の10％向上なども図った。
（レスポンス）

△朝日ラバー<5162>、シリコーンゴム製電波測定用検体の全身ファントムを開発

△ティアック<6803>、「ＴＡＳＣＡＭ」ブランドからＵＳＢ２．０オーディオＭＩＤＩインターフェースなど発売

△ＪＢＣＣＨＤ<9889>、新日鉄<5401>系の情報サービス会社「ソルネット」の株式を取得し子会社化

□ＡＮＡ<9202>、１２月搭乗分の「特割７」「特割１」運賃を追加届出

△岩崎電気<6924>、太陽電池の評価装置「ＰＶ用　パルスドキセノン　ソーラーシミュレータ」を発売

△ハウス食品<2810>、「ＧＡＢＡＮ　ポテトチップス」＜ジャーマンポテト味＞など２品を発売

△ＫＤＤＩ<9433>と沖縄セルラー<9437>、バミューダ諸島で国際ローミングサービスを開始

△ローソン<2651>、オリジナルクリスマスケーキの予約受付を開始

△オリコ<8585>、複合アミューズメント施設運営のコロナと提携クレジットカード「コロナワールドカード」を発行

△日産自<7201>、東京モーターショー出展車両「ピボ２（ＰＩＶＯ　２）」を公開

△オウケイウェイヴ<3808>、オリンパス<7733>ビジュアルコミュニケーションズにＦＡＱ作成管理ツールを提供

△ＪＴ<2914>、ギャラハー社買収完了に伴い「ソブラニー」「メンフィス」「アロマ・バニラ」を輸入・販売

△ＡＲＭ<8769>、グッドウィル・フォーサイトの株式取得で完全子会社化

△ＮＴＴデータ<9613>・アンリツ<6754>など３社、災害発生時の緊急情報伝達など行う双方向型減災コミュニケーションシステムを開発

△セガトイズ<7842>、お菓子のデザインで出来ている「お茶犬Ｓｗｅｅｔｓ」のドールハウスを発売

△松下<6752>、「多軸動作乗馬ドライブ」を塔載の乗馬フィットネス機器「ジョーバ」２機種を発売

△サカタのタネ<1377>、黄化葉巻病の耐病性を備えた大玉トマトＦ１新品種「秀麗」の種子を発売

△ソフトバンク<9984>モバイル、新料金プラン「シンプルオレンジ」を導入

△ＴＹＯグループ<4358>、照明機材会社のライトワークをグループ化

△ベネフィット・ワン<2412>、高級・有名レストランを特別優待価格で利用できる「プレミアムクーポン」を販売

△トランスコスモス<9715>、営業派遣会社を子会社化し店頭セールスサポート市場に参入

△富士重工<7270>、ステレオカメラのみで搭載性を高めた運転支援システムを開発
（日経プレスリリース）

△大ガス<9532>、１２月にグループ会社通じ住商液化ガス西日本の株式取得
大阪ガスはグループ会社を通じて住商液化ガス西日本（大阪市中央区）の全株式を１２月１日付で取得する。大ガスの孫会社である大阪ガスＬＰＧ（同）が株を保有、液化石油ガス（ＬＰＧ）販売の営業力強化などを狙う。取得金額は明らかにしていない。住商液化ガス西日本は住友商事の完全子会社である住商エルピーガス・ホールディングス（東京都中央区）の近畿地区販社。

△豊田通商<8015>子会社のグランプラス、東京・有楽町に高級チョコレートの専門店開設
豊田通商の連結子会社のグランプラスは、１２日に東京・有楽町にオープンする商業施設「有楽町イトシア」内に、高級チョコレート専門店の２号店を開設する。「和栗ショコラ」など日本産の素材と、ベルギー産チョコレートを組み合わせた季節商品が特徴。有楽町店では新たに青森産リンゴの「ふじ」をカルバドスに漬け、濃厚なミルクチョコでコーティングした「林檎ショコラ」（７個入り１０５０円）を秋冬限定品として発売する。有楽町店だけで０８年度の目標売上高は６０００万円。

△ヤマハ発<7272>、東京モーターショーに電動系バイク６機種を出展
ヤマハ発動機は、東京モーターショーに電動系バイク６機種を出展する。世界初出品となる「テッセラクト」は４輪で安定した旋回を可能としながら、車幅は７２０ミリメートルと２輪車並み。水冷Ｖツインエンジンとモーターを併用するハイブリッド車（ＨＶ）で、「未来の２輪車のカタチ」として注目を集めそうだ。もう１台のＨＶ「ラクシア」はヤマハとの協業による専用オーディオシステムを搭載。燃料電池（ＦＣ）車はメタノール水溶液を燃料とする「エフシーミー」と、圧縮水素を燃料とする「エフシーアクエル」の２機種を公開。電動バイクは折り畳み式の「ボビー」や、小型ボディーにヘルメットも収納できる「シースリープラス」を世界初出品する。

△アサヒビール<2503>、民間活力開発機構と食文化の普及などで協業
アサヒビールは民間活力開発機構（民活）と食文化の普及や地域活性化の取り組みで協業した。民活が企画する健康講座「健康づくり大学」の食分野について、全国自治体が持つ名産品のＰＲ活動などを支援する。こうした取り組みは業界でも初めて。今年２５自治体について支援を推進する。第一弾として民活が支援する新潟県新発田市がブランド育成する食材「アスパラガス」について、その特長や調理法、生産者の声などをアサヒビールのホームページ上でも紹介。名産品の認知度向上を支援するとともにアサヒ商品を取り扱う業務店の中で、アスパラガスを使用したメニューを出す飲食店などを紹介。食と酒類の組み合わせの提案を進める。

△東海ゴム工業<5191>、大分に防振ゴム生産子会社を設立
東海ゴム工業は、大分県豊後高田市に自動車用防振ゴムの生産子会社「ＴＲＩ九州」を１２月に設立する。工場を０９年１月に稼働し、２０１０年から自動車用樹脂ホースも生産する。投資額は８３億円。０９年度に３８億円、２０１２年度に１００億円の売上高を目指す。国内の防振ゴム工場は５カ所目。資本金３億円を全額出資し、将来３０億円に増資する計画。社長には渡辺満執行役員が就任する。工場は同市の大分北部中核工業団地に０８年１月に着工する。敷地面積１２万平方メートル、平屋建てで床面積１万７５００平方メートル。従業員は当初８０人、２０１２年に２００人にする。
製品は九州のトヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>の工場に供給する。
（日刊工業新聞）

△ソフトバンク<9984>が５連騰、ソフトバンクモバイルが５ヶ月連続トップ
ソフトバンクが、１００円高の２３４０円と５連騰となっている。本日、同社子会社のソフトバンクモバイルが９月の携帯電話契約の純増数（新規契約から解約を引いた数）が１９万８３００件（８月は１８万８９００件）と５ヶ月連続トップと好調に推移していることを好感した買いが入っている。信用取組倍率も前週末時点で売残が３８２万株増加、買残が１３２万株減少し１．２８倍と好転していることも株価を押し上げている。８月１６日に開いた２３８５円までのマドを埋めるか注目となろう。

△パルコ<8251>が上げ幅を拡大し年初来高値を更新、業績予想の上方修正を発表
パルコが、後場に入り８９円高の１６７０円と上げ幅を拡大し７月１１日につけた年初来高値１６７４円を更新している。本日、午後２時２５分に８月中間期と通期の業績予想の上方修正を発表、これを好感した買いが膨らんでいる。通期の売上高は前回予想を２０億円上回る２９２０億円、経常利益は同５億円上回る９９億円、純利益は３億円上回る４６億円に修正した。信用取組倍率が０．０４倍と極端な売り長の好需給となっており、買戻しの動きも入っているようだ。
（証券日刊新聞）

□コスモス薬品<3349>、第1四半期は純利益3％増
コスモス薬品の第1四半期連結業績は、売上高352億7300万円（前年同期比13％増）、経常利益11億6300万円（同5％減）、純利益6億6000万円（同3％増）だった。続く5月通期は、売上高1468億円（前期比16％増）、経常利益47億円（同7％増）、純利益24億5300万円（同6％増）、ＥＰＳ122円69銭を見込む。進ちょく率は、経常利益24％、純利益26％となっている。

△技研製作所<6289>、前8月期推定を大幅上方修正
技研製作所は、前8月期の連結業績予想を上方修正、売上高122億5600万円（前回予想110億円）、経常利益10億9000 万円（同3億1700万円）、純利益5億5000万円（同1億5500万円）とした。同時に期末配当予想について、6円から10円に引き上げた。普通配当の6円に加え、創業40周年記念配当を行うため、としている。

△バンダイＮＥ<3725>、中間業績予想を上方修正
バンダイネットワークスは、9月中間期の連結業績予想を上方修正、売上高58億円（前回予想52億円）、経常利益3億9000万円（同3億円）、純利益2億3000万円（同1億8000万円）とした。

△クリード<8888>、第1四半期は経常34%増益
クリードの第1四半期（6-8月期）の連結業績は、売上高109億3100万円（前年同期比14％増）、経常利益58億2200 万円（同34％増）、純利益34億8800万円（同41％増）だった。続く5月通期では、売上高410億円（前期比2％増）、経常利益100億円（同12％増）、純利益56億円（同20％増）、ＥＰＳ3万3571円93銭を見込む。進ちょく率は、経常利益58％、純利益62％となっている。

△クラウディア<3607>、今期経常45％増益予想
クラウディアの今8月期連結は、売上高111億円（前期比10％増）、経常利益14億2000万円（同45％増）、純利益3億 8000万円（同36％減）、ＥＰＳ78円46銭となる見通し。「会社四季報」予想は、経常利益15億円、純利益8億円だった。

△Ｖヴァンガード<2769>の第1四半期業績
ヴィレッジヴァンガードの第1四半期連結は、売上高63億1700万円、経常利益6億8800万円、純利益3億8200万円だった（連結として初の第1四半期業績のため、前年との比較はなし）。続く5月通期では、売上高247億9400万円（前期比9％増）、経常利益26億1100万円（同4％増）、純利益13億5000万円（同2％減）、ＥＰＳ3万5111円58銭を見込む。進ちょく率は、経常利益26％、純利益28％となっている。

▼セガトイズ<7842> 赤字拡大
セガトイズは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。粗利率の低い海外販売が増加したことを主因に赤字幅が拡大し、法人税等調整額の見直しで、下方修正となった。売上高77.3億円（前予想75億円）、経常利益3.7億円赤字（同2億円赤字）、当期純利益3.9億円赤字（同2.03億円赤字）。

△ジェーソン<3080>、8月中間業績予想を上方修正
ジェーソンは、8月中間期の連結業績予想を上方修正、売上高81億2000万円（前回予想78億円）、経常利益3億5500万円（同3億2000万円）、純利益2億4900万円（同2億1500万円）とした。既存店の売上が好調に推移したことや、コストの見直しが奏功したため、としている。

▼ピクセラ<6731>、前9月期予想を下方修正
ピクセラは、前9月期の連結業績予想を下方修正、売上高67億7200万円（前回予想94億6000万円）、経常損益14億 8700万円の赤字（同7億3000万円の赤字）、純損益16億5000万円の赤字（同9億2300万円の赤字）とした。

▼東京個別<4745> 第一四半期業績
東京個別指導学院は、2007年8月非連結第一四半期業績を発表した。当初計画に対して概ね順調に推移しており、通期業績予想に修正は無しとしている。売上高45億円（前予想3.3％減）、経常利益8.8億円（同12.4％減）、当期純利益4.19億円（同17.2％減）。

▼丸栄<8245> 赤字に下方修正
丸栄は、2007年8月中間連結決算予想を発表した。役員退職慰労引当金繰入額2.48億円、未使用商品券引当繰入額10.45億円計上などにより下方修正となった。売上高246億円（前予想258億円）、経常利益2.91億円（同2.6億円）、当期純利益7.7億円赤字（同1.5億円）。

△ローランド<7944> 上方修正
ローランドは、2008年3月通期連結予想を発表した。コンピュータ周辺機器事業で、北米や欧州等、海外でのプリンターを中心とした売上が好調に推移し、電子楽器もドラムギター・ポータブルエフェクターなどが順調に推移し、上方修正となった。売上高1080億円（前予想1050億円）、経常利益152億円（同128億円)、当期純利益55億円（同47億円）。

△スギ薬局<7649> 上方修正
スギ薬局は、2007年8月中間連結決算予想を発表した。既存店売上高が前年同期比6.6％増となり、販売管理費比率が改善した事で、上方修正となった。売上高1191億円（前予想1155億円）、経常利益67億円（同55億円）、当期純利益36.4億円（同30億円）。

▼ウッドワン<7898> 下方修正
ウッドワンは、2008年3月通期連結予想を発表した。ニュージーランドドルの高騰による円安効果はあったが、新設住宅着工戸数が建築基準法改正で当初予想を下回り、下方修正となった。売上高972億円（前予想1050億円）、経常利益28.5億円（同38億円）、当期純利益21億円。

△ローランドＤＧ<6789> 上方修正
ローランドＤＧは、2008年3月通期連結予想を発表した。品目別ではプリンターの伸びが大きく寄与し、地域別では米国、欧州を中心に当初予想を上回り好調に推移し、上方修正となった。売上高448億円（前予想422億円）、経常利益100億円（同79億円）、当期純利益58億円（同45億円）。

▼セガサミーＨＤ<6460> 赤字拡大
セガサミーＨＤは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。パチスロ遊技機事業において主力タイトルの許認可取得が遅れで、販売台数が31万台と計画の48.6万台を大きく下回り、パチンコも同様に5.7万台（前予想12.7万台）と下回り、販売価格の低下、アミューズメント・今週マージ業の売上も計画を上回り、下方修正となった。売上高2300億円（前予想3100億円）、経常利益65億円赤字（同130億円）、当期純利益215億円赤字（同50億円赤字）。

△電通<4324> 9月単体売上
電通は、9月度単体売上高が1576億1300万円（前年同月比8.8％増）と発表した、。主力のＴＶが3.3％増の622億 4500万絵、その他業務が278億2400万円（同105.1％増）と伸張したことが寄与した。

△古野電気<6814> 上方修正
古野電気は、2008年2月通期連結予想を発表した。舶用電子機器部門が全般的に好調に推移し、為替が想定より円安に推移した事で、上方修正となった。売上高930億円（前予想865億円）、経常利益68億円（同52億円）、当期純利益36.5億円（同30億円）。

▼平和不動<8803> 下方修正
平和不動産は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。上期に見込んでいた不動産の売り下が下期に変更となり、売上が128億円（前予想142億円）となった。

▼マースエンジニアリング<6419> 下方修正
マースエンジニアリングは、2008年3月通期連結予想を発表した。予想以上にパチンコホールの経営環境は厳しく、周辺機器の買い控えが続いた事で、下方修正となった。売上高270億円（前予想324億円）、経常利益56億円（同70億円）、当期純利益31.16億円（同40.28億円）。

△ユーシン精機<6482> 上方修正
ユーシン精機は、2008年3月通期連結予想を発表した。、汎用機並びに特注機の新機種効果、増収効果が当初予想以上に寄与したため上方修正となった。売上高191億円（前予想190億円）、経常利益32.7億円（同29億円）、当期純利益19.7億円（同17.37億円）、一株利益121.72円。

▼マルヤ<9975> 赤字拡大 下方修正
マルヤは、2008年2月通期予想を発表した。低価格政策の実施で粗利益の減少、固定資産の減損9.12億円の計上なので、下方修正となった。営業収益350億円、経常利益11億円赤字（前予想1億円）、当期純利益22億円赤字（同0.5億円）。

△パルコ<8251> 上方修正
パルコは、2008年2月通期連結予想を発表した。売上高2920億円（前予想2900億円）、経常利益99億円（同94億円）、当期純利益46億円（同43億円）。
（證券新報）