10/4 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

▼ヤマハ子会社の発電機、発火する可能性…無償で部品交換へ
ヤマハ発動機<7272>は３日、子会社のヤマハモーターパワープロダクツが製造・販売する携帯型発電機が、指定品以外のスパークプラグを使うと発火する可能性があるとして、プラグの接続部品を無償交換すると発表した。発火の恐れがあるのは、ヤマ発子会社が２００４年１０月に発売した「ＥＦ２８００ｉＳＥ」と「ＥＦ２０００ｉＳ」の２機種と、ヤンマー建機、日立工機、デンヨー、新ダイワ工業の計４社にＯＥＭ（相手先ブランド相手先ブランドによる生産）供給した製品で、交換対象は計１万８３７６台。いずれも販売店に持ち込めば無償交換に応じる。

△「家庭用ＴＶ使ったネットサービス強化」ヤフー<4689>社長が表明
インターネットのポータル（玄関）サイト最大手ヤフーの井上雅博社長は３日、家庭用テレビ向けのインターネットサービスを強化する方針を明らかにした。国内最大のデジタル家電・情報通信機器展示会「シーテク（ＣＥＡＴＥＣ）ジャパン２００７」で行った講演で表明した。ヤフーはシャープと共同でテレビを使ったネットサービスを始めるが、井上社長は、他の電機メーカーとの連携にも意欲を示した。井上社長は講演で「家庭用テレビを使ったネット利用を広げたい」と述べたうえで、テレビを使ったネットサービスの利点として「家族全員でネット情報を楽しむことができる」ことなどを挙げた。
（読売新聞）

△ニフティ<3828>「アバウトミー」、他社IDで利用可能に
ニフティは10月3日、プロフィールサービス「アバウトミー」β版に、はてなやライブドアなど他社のIDやOpenIDで利用できる機能を追加した。各社の認証APIなどを活用し、「livedoor ID」「はてなID」「JugemKey」「TypeKey」、OpenIDでログインできるようにした。同サービスの利用には従来、＠nifty IDが必要だったが、対応各社のIDを持っていれば、＠nifty IDなしで利用できる。アバウトミーは5月にサービス開始し、会員数は1万2000人。今後も他社サービスとの連携を強めていく、としている。

△富士通<6702>、ブレードサーバ強化へ社長直轄プロジェクト
富士通は10月3日、ブレードサーバ分野を強化するため、黒川博昭社長直轄のプロジェクトを発足したことを明らかにした。データセンターの消費電力と発熱の増大から、省電力性が高いブレードサーバへのニーズが高まっており、世界市場で通用する製品の企画開発を社長肝いりで進める。

△楽天<4755>、DVD＆CDのネットレンタルに参入
楽天はこのほど、CD、DVDのオンラインレンタルサービス「楽天レンタル」を始めた。1度に20枚までレンタルできるヘビーユーザー向け「メガプラン」が特徴だ。レンタルしたい作品をWebサイトで選び、メール便で届けてもらって郵便で返送する。返却商品が到着次第、次の商品を借りられる。当初4万タイトルを利用できるが、1年後に8万タイトルに増やす予定だ。料金プランは4種類。1回2枚×月2回まで借りられる「スタートプラン」（1280円）は「業界最安値」としている。それ以上のプランはレンタル回数無制限で、1回4枚までの「スタンダードプラン」（2980円）、1回6枚までの「ファミリープラン」（5780円）、1回20枚までの「メガプラン」（9800円）がある。利用には楽天会員IDが必要で、クレジットカードで決済する。楽天スーパーポイントも利用できる。

■「AmebaVision」、ニコニコ動画対応を終了
サイバーエージェント<4751>の動画投稿サービス「AmebaVision」が、ニワンゴ（ドワンゴ<3715>）の「ニコニコ動画」への動画提供を10月1日に終了した。運用上の問題が理由といい、今後はブログサービス「アメブロ」などとニコニコ動画との連携を検討する。サイバーエージェントによると、ニワンゴのニコニコ動画用投稿サービス「SMILE VIDEO」で違法動画やわいせつ動画を投稿してアカウントを停止されたユーザーが、AmebaVisionのアカウントを取得して再び問題のある動画をアップロードする――といったケースが頻発。有効な対策が打てなかったため、対応を終了することにした。問題解決のめどが立てば対応を再開する可能性もあるとしながらも、今後両社は、AmebaVision以外のサービスで協力関係を築いていきたい考え。アメブロの記事にニコニコ動画の動画を挿入できるようにする――といった可能性を検討する。

△「漫画の質問、されませんね……」――CEATECにセルシス<3829>初出展
PCに映し出された、大きな眼をした女の子の線画。かぶっている帽子に、薄いピンクが色づけられていく――ITの総合イベント「CEATEC JAPAN 2007」（千葉・幕張メッセ、10月6日まで）に、周囲と雰囲気の異なる“実演コーナー”がある。「ComicStudio 4.0」で女の子を描く　日産自動車やマイクロソフトブースなどがある「1ホール」の一角。スーツ姿の男性がタブレットを使い、PC上で冒頭のようなイラストを黙々と描いている。セルシス漫画制作ソフト「ComicStudio 4.0」の実演展示だ。経済産業省が主導する「国際コンテンツフェスティバル」（Cofesta）の一環としてCEATEC内に設置された「デジタルコンテンツコラボスクエア」というエリアで、セルシスのブースは入り口からすぐ。同社はCEATEC初出展だという。
（ITmedia News）

△ITS世界会議07　トヨタ<7203>、レクサス LS600hL などを出展
トヨタ自動車は3日、10月9－13日に中国・北京で開始される「第14回ITS世界会議」に出展すると発表した。中国で展開予定のテレマティックスサービスなどを紹介する。テレマティックスサービスの一部「オペレーターサービス」、「ニュース」などのリアルタイム情報提供サービスを、通信が可能な実機や映像を使って紹介する。同サービスでは、北京交通情報センターが北京市内のタクシー（約1万1000台）からプローブ情報を収集し配信する、FM波を使用した交通情報サービスも利用できる。世界最先端のITS技術を搭載したレクサス『LS600hL』（特別版）を展示し、プリクラッシュセーフティシステム、後方プリクラッシュセーフティシステムなどを紹介する。このほか、プローブ交通情報システム、交通流シミュレーションなど、ITS技術を使った環境対策などを紹介する。

△ヤマトオートワークス、四国に初の整備工場を竣工
ヤマトホールディングス<9064>は、グループのヤマトオートワークスが四国に初めての整備工場（スーパーワークス）を香川県仲多度郡多度津町に竣工したと発表した。3日に営業開始した。ヤマトオートワークスでは、運送事業者用トラック・バスの「稼動を止めない整備」をコンセプトに営業展開しており、グループ会社を含めて日本全国に63の整備工場を配置している。今回、四国地方に初めてとなる整備工場を香川県に建設した。香川工場の竣工により整備工場の全国ネットワークが整い、利便性の向上が図れるとしている。ヤマトオートワークスでは営業車両の稼働を止めないため、24時間・365日営業、短時間で作業を行なえる時間軸整備の提供、計画外の臨時整備を減らすための定期的な巡回点検の提供など、従来にない発想で運送事業者の車両管理コスト削減を支援する。

△カルソニックカンセイ<7248>、本社ビルと土地を島忠<8184>に売却
カルソニックカンセイは、本社のある東京都中野区南台の土地・建物をホームセンターを展開する島忠に売却すると発表した。同社は2008年5月に本社をさいたま市に移転する。現在の本社の土地・建物が遊休化するため、売却する。土地は6344平方メートル、建物の延床面積が 1万3923平方メートル、売却価格は155億円。物件引渡しは2008年3月末で、カルソニックカンセイは物件引渡し後、本社移転までは賃貸して利用する。本社ビルの売却で132億円の特別利益を計上する見込みだが、業績見通しには織り込み済み。

△グッドデザイン07　ダンロップ ビューロVE302 が受賞
住友ゴム工業<5110>は、ダンロップファルケンタイヤが販売している乗用車用ラジアルタイヤ、ダンロップ『VEURO VE302』が「2007年グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。VEURO VE302は今年2月から販売を開始したダンロップのプレミアムコンフォートラジアルタイヤ。このタイヤはダンロップの独自技術である特殊吸音スポンジを搭載し、タイヤ内部で発生する「空洞共鳴音」の大幅な低減を図った。また、独自のシミュレーション技術を採用することで、「静粛性」や「乗り心地」、「操縦安定性」を高次元で両立している。同社では今回の受賞で、2006年の『LE MANS LM703』に続き、特殊吸音スポンジを搭載した乗用車用タイヤが2年連続でグッドデザイン賞を受賞したことになる。

△日本電産<6594>、華北の自動車メーカー向け営業強化へ
日本電産は、100％子会社の日電産（上海）国際貿易有限公司が中国北京市に北京営業所を開設したと発表した。最近の華北（特に北京、天津地区）は、研究開発拠点としての重要性、生産拠点として急速に発展している。新設した営業所は、これらの地域での自動車関連、情報通信機器関連を中心とした企業への対応の強化・拡充、新規顧客開拓を推進するための拠点となる。日本電産では、今後も顧客ニーズとマーケットに即応したサービス体制づくりを推進するとしている。

△松下電器<6752>、自動車レース用部品を開発・製造する新会社などを設立
松下電器産業は、自動車レース業界向け新軽量二次電池の開発・製造・販売を行う「イブリダセル」と、タンパク質の構造解析、予測、ソリューションビジネスを行う「サイファイフォールディングス」の2社を設立したと発表した。両社ともベンチャー支援制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」（PSUF）を活用した新会社。同制度を活用し、すでに25社が設立されており、今回の2社をあわせると合計27社となった。イブリダセルは、自動車レース業界向けに、独自技術を用いた従来にない大幅な軽量化を可能とした車載用二次電池を製造、販売する。この電池は、従来のレース用鉛バッテリーと比較して50％以上の軽量化を達成し、車載用鉛バッテリーとの互換性も確保した。鉛フリーを実現して環境にも優しい。新会社ではユーザーの要求仕様にきめ細かく対応したレース用新軽量二次電池の提供を通じ、将来的には市販車両への採用を目指した新型車載用バッテリーの技術開発を目指す。一方、サイファイフォールディングスは、タンパク質の立体構造予測、構造解析、機能予測に関わるソフトウェア開発・販売とソリューション、さらに、タンパク質の設計開発を行う会社となる。

△パーク24<4666>、タイムズの顧客相談窓口をドライバーズネットに移管
パーク24は顧客サービスを推進するため、グループ機能を見直すと発表した。今回、グループ機能を見直し、タイムズの「お客様サービス窓口」をドライバーズネットに統合する。また、11月1日付けで役割を明確化するため、ドライバーズネットの社名を「タイムズコミニケーション」に変更する。タイムズコミニケーションは、顧客一人ひとりとの対話を重要に考え、タイムズ利用者、タイムズクラブ会員の声を経営に反映する使命を鮮明にするとしている。

△エプソントヨコム<6708>、カーナビ向け高精度ジャイロを開発
エプソントヨコムは、カーナビゲーションの測位手法であるDR（推測航法）向けに最適なジャイロセンサ「XV-8000」シリーズのラインナップとして、傾斜実装が可能な『XV-8000LK』を開発したと発表した。XV-8000シリーズは、独自の水晶素子構造を用いた優れた安定性に加え、「QMEMS」技術、低消費電力アナログ回路技術、パッケージング技術を駆使し、高精度かつ小型サイズを実現したジャイロセンサとしている。インダッシュ型のカーナビゲーションでDRを行ううえで、取り付けられたダッシュボードの傾きにより傾いたジャイロセンサは、DRソフトウエアで補正することによりDRの精度を高めている。しかし、ダッシュボードの傾きによっては、DR補正ソフトウエアでは十分に補正できない場合もあり、ジャイロセンサそのものの傾斜実装への市場要求がありました。今回開発したXV-8000LKは、取り付け角度の自由度をさらに向上させるため、センサを傾斜させて実装した製品。傾斜角度は10度と20度の2タイプを設定、これにより、DRソフトウエアの設定自由度を大幅に向上させることができるとしている。2日－6日に幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2007」展示会場のエプソントヨコムブースに今回開発した製品を含む水晶デバイスの展示している。
（レスポンス）

△マイクロソフト、バンダイナムコ<7832>ゲームスからゲームソフト「アイドルマスター」を１１月発売

△ケンタッキー<9873>、ワンコインのお得なチキンセット「￥５００セット」を期間限定で発売

△東洋水産<2875>、来年１月から即席めんや生めん製品の価格を値上げ、群馬に即席めん工場新設と埼玉の生めん工場増改築の概要を発表

△ケンタッキー<9873>、中華タイプのラップサンド「ドラゴンツイスター」を発売

△トヨタ<7203>、新型ＳＵＶ「ヴァンガード」が発売１ヶ月間で約８０００台を受注

△ティアック<6803>、手のひらサイズの計装用ロードセルシグナルコンディショナーを発売

△トランスジェニック<2342>、尿中ジアセチルスペルミジン測定用のＥＬＩＳＡキットを発売

△ゲームオン<3812>、「Ｆａｎｔａｓｙ　Ｏｄｙｓｓｅｙ」など２ゲームの「スターターアイテム」を東芝<6502>に提供

△ヤフー<4689>など３社、ドラマ「サンシャイン　デイズ」を「Ｙａｈｏｏ！動画」と「ＢＢＴＶ」で配信開始

△アサヒ<2502>、「アサヒカクテルパートナー　ミルクカクテル　カフェ＆ミルク」など２品を発売

△日本製紙グループ<3893>、報告書作成管理支援ソフト「スタファイルレポート」を発売

△ヤマト（ヤマトＨＤ<9064>）オートワークス、四国に整備工場「スーパーワークス」を竣工

△日本マクドナルド<2702>、スナックタイプの「マックラップ　チキンシーザー」など２品を発売

△日本マクドナルド<2702>、総合研究施設「スタジオＭ」を新設

△大垣共立銀行<8361>グループとＪＡＬ<9205>、共立ＵＣカード「まるごとマイル」サービスを開始

△昭文社<9475>、ポスター型地図「なるほどｋｉｄｓ　はっておぼえる日本全国新幹線」など２品発売

△ＪＴ<2914>、深い味わいの缶コーヒー「ルーツ『ローストワン　ブラジリアンカフェ・オレ』」を発売

△日本精工<6471>、コンパクトで軽量な電動式チルト・テレスコ調整ステアリングコラムを開発

△イーエムシステムズ<4820>、患者向け情報サービス「お薬できましたお知らせサービス」を提供

△ユニチカ<3103>、ハナビラタケに癌転移抑制作用と大腸癌予防作用確認など研究成果を発表

△タカラバイオ<4974>、米カパ・バイオシステムズ社にＬＡ－ＰＣＲ法のライセンスを供与

△ＮＥＣ<6701>、ＲＦＩＤミドルウエアがＥＰＣＩＳ製品認定を取得

△日産自<7201>、「オッティ」に新グレード「ＲＭ」「ＲＺ」シリーズを追加し発売

△オーテックジャパン（日産自動車<7201>）、「モコ」の特別仕様車「ａｅｒｏ　ｓｔｙｌｅ」を発売、「キューブ」などの特別仕様車「ライダー　１０ｔｈ　アニバーサリー」を発売

△富士通<6702>テン、メモリータイプ業務用カーナビゲーションを出荷開始

△コクヨ<7984>、ビジネスレンタルスペース「ＤＥＳＫ＠（デスカット）大阪梅田店」をオープン

△ミズノ<8022>、グローバルモデルの軟鉄鍛造アイアン「ミズノＭＰ－５７」を発売

△ＪＷｏｒｄ（ＧＭＯインターネット<9449>）、ＪＷｏｒｄ登録情報をオンライン百科事典「Ｗｅｂｌｉｏ」に掲載

△ソネット・エムスリー<2413>・オウケイウェイヴ<3808>など、提携によりネット上で医師などに健康相談できる場を拡大

△ＫＤＤＩ<9433>と沖縄セルラー<9436>、ａｕ携帯電話の新機種「Ｗ５３Ｓ」を発売

△横河電機<6841>、ペーパーレスポータブルレコーダ「ＭＶ１０００／ＭＶ２０００」２機種を発売
（日経プレスリリース）

△富士通<6702>テン、メモリータイプの業務用カーナビの出荷開始
富士通テンは３日、本体に内蔵したフラッシュメモリーとＳＤカードに、地図データを収録した業務用カーナビゲーション「ＴＶＭＭ－０９１」の出荷を同日に始めたと発表した。タクシー会社や輸送業者向けに展開し、年間４０００台の販売を見込む。価格はオープンで公表していない。カーナビ本体、表示部、操作部を一体にしたことで小型化を図った。大きさは幅１７７ミリ×高さ１０１ミリ×奥行き３３ミリメートル。既存品はモーター駆動部が必要なハードディスクやＤＶＤに地図データを収録している。新製品はメモリータイプを採用したことで駆動部が不要となり、長時間使用に対応できる耐久性を実現した。同社のタクシー配車システムとの連携も可能。

△日本マクドナルド<2702>、メニュー開発や品質管理など目的の新総合研究所を新設
日本マクドナルドは３日、メニュー開発や食の安全・品質管理などの研究を目的とした新総合研究所「スタジオＭ」を東京都新宿区に新設、今月中旬から稼働すると発表した。マクドナルドのビジネスの基盤であるＱＳＣ＆Ｖ（信頼の品質、スピーディーで心地よいサービス、清潔で快適な環境、バリュー）の強化を狙いに開設するもの。モニター調査や店舗オペレーションの研究など一連の流れを短時間で検証できる体制を整えた。施設面積は約７７０平方メートル。計１１４の客席を配したドライブスルー付きの店舗・キッチンを再現した施設や新商品開発専用のキッチン、食品衛生に関する検査を行う研究室などを設けた。同社ではこれまで数カ月以上要した新メニュー投入のスピードが向上するほか、食材の旬やトレンドに素早く対応した商品・サービスの提供が可能になるとしている。

△日本製紙<3893>、国内に保有する社有林がＳＧＥＣ森林認証を取得
日本製紙は３日、東北・関東・中部・近畿地方に保有する社有林２万２７１ヘクタールで緑の循環認証会議（ＳＧＥＣ）森林認証を取得したと発表した。これにより、国内の全社有林（約９万ヘクタール）で同認証の取得が完了した。同社は０３年から社有林でのＳＧＥＣ森林認証取得に取り組んでいた。社有林は自然環境教室などの社会教育活動に活用しているほか、建設会社と協力し森林認証材の利用開発も進めている。これまで静岡県の地元建設会社が同社の森林認証材を使った住宅開発を手がけているほか、年内にも熊本県の建設会社と同様の取り組みを始める計画。

△リョービ<5851>、高速オフセット印刷機がＥＵの環境対応規格を取得
リョービは３日、Ｂ２判高速オフセット多色印刷機「ＲＹＯＢＩ７５０シリーズ」がＥＵ認定の環境対応規格「ＢＧ（ドイツ労働障害保険組合）環境テスト認証」を取得したと発表した。同規格は印刷業従事者の健康確保を目的に設置されている。審査では印刷中に印刷機から出る特定有害物質や音を測定して、安全性が評価される。
（日刊工業新聞）

△宇部興産<4208>が続伸し２月２６日につけた年初来高値を更新
宇部興産が、５円高の４２０円と続伸し２月２６日につけた年初来高値４１９円を更新している。業績の上ブレ期待から買われている。９月５日の四季報速報では、同社の今２００８年３月期は、会社計画の営業利益４５０億円が上ぶれる可能性があると予想している。カプロラクタムや合成ゴムの好調、医薬品原体・中間体の出荷前倒しという動向をふまえれば会社側計画円を超過達成する公算が大として４７０億円を予想している。信用取組倍率が０．７８倍の売り長の好需給となっていることも株価を押し上げているようだ。
（証券日刊新聞）

△ＥＣＢ高官発言で 円安進行 1ドル116円台に
この日の外国為替市場は、16時過ぎより急激に円安が進行した。現在は1ドル116円台、1ユーロ164.42円となっている。トリシェＥＣＢ総裁やラガルドフランス財務雇用大臣が、強いドルが米国の国益を支持する発言がした事で円安が進行した模様。

▼イントランス<3237> 下方修正・減配
イントランスは、2008年3月通期予想を発表した。サブプレイムの影響で資金調達が順調に行かず販売用物件の売却が延期となった事もあり、下方修正となった。売上高146億円（前予想164億円）、経常利益8億円（同17.2億円）、当期純利益4.5億円（同9.4億円）、期末・年間配当700円（同1400円）。

△日産車体<7222> 上方修正
日産車体は、2008年3月通期連結予想を発表した。国内向けセレナの販売やピックアップの輸出が好調なこと等により売上台数が増加し、上方修正となった。売上高5800億円（前予想5360億円）、経常利益250億円（同184億円）、当期純利益112億円（同99億円）、一株利益72.09円（同63.73円）。

△ジョイントリート<8973> 上方修正 増配
ジョイントリートは、07年9月運用状況を発表した。営業収益29.65億円（前予想29.33億円）、当期純利益11.18億円（同11.1億円）、分配金1万3000円（同1万2900円）。08年3月予想、営業収益31.87億円（同28.8億円）、当期純利益13.28億円（同10.89億円）、分配金1万2650円（変わらず）。

▼どん<8216> 赤字に下方修正
どんは、2008年2月通期単体予想を発表した。売上計画の見直しや、不採算店舗の閉鎖に伴う特損計上し、下方修正となった。売上高297億円（前予想310億円）、経常利益0.3億円（同4億円）、当期純利益7.8億円赤字（同2.1億円）。

▼ＣＡＣ<4725> 143億円の賠償訴訟を受けたと発表
ＣＡＣは、ＩＲＩよりＣＡＣから購入したＩＸＩ株で損害を被ったとして143億8033万円の賠償請求の訴訟を受けたと発表した。なお同社は「適正なプロセスを経たものであり、不正な取引への当社関係者の関与もなく、原告主張の損害賠償金を支払う義務がないことを確信しております。今後は法廷の場で適切に対応する」とコメントを発表した。

▼マネックスビーンズ<8698> 9月月次速報
マネックスビーンズは、マネックス証券の9月の状況を発表した。株式の注文件数は、14万8063件（前月比2万3034減）、約定件数5万7121件（同9049減）、投信は5723件（同1142減）。

▼Ｓ＆Ｐ ＮＩＳ<8571>を格下げ
Ｓ＆Ｐは、ＮＩＳの長期優先債券格付けを現行のＢＢ+→ＢＢ-に引き下げした。
（證券新報）