9/28 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

■パックツアーを中止　ミャンマー反政府デモ　ＪＴＢなど来月末まで
ミャンマー情勢が緊迫の度を深めたことを受けて、旅行大手各社は２７日出発分のミャンマーへのパッケージツアーから中止を決めた。
中止するのはＪＴＢと近畿日本ツーリスト<9726>で、同国への渡航を含むパッケージツアーの実施を１０月末の出発分まで取りやめる。また、個人旅行については、現地情勢を説明の上、顧客の判断を受けて航空券や宿泊先を手配する方針だ。ミャンマーへのパッケージツアーはヤンゴン観光を中心に、遺跡愛好家の間で静かなブームで、なかでも世界３大仏教遺跡のひとつバガン観光が人気という。また、ＪＴＢによると、ミャンマーへのパッケージツアーは１９８０年代後半に一時、政情不安から中止されたこともあるが、ここ数年はツアーが中止されたことはないという。
一方、エイチ・アイ・エス<9603>（ＨＩＳ）は、現地情勢を見ながらパッケージツアーの中止を検討しているとしている。
（産経新聞）

■脅迫　折口ＧＷＧ会長あてに銃弾２発と脅迫状
人材派遣会社などを運営する「グッドウィル・グループ<4723>」（ＧＷＧ）の折口雅博会長（４６）に対し、銃弾２発と脅迫状が送り付けられていたことが分かった。警視庁麻布署は脅迫容疑で捜査を始めた。調べでは、脅迫状は今月１５日、東京都港区の六本木ヒルズ内にある同本社に折口会長あてで届いた。茶封筒に入った便せんに新聞や折り込み広告の活字を切り抜いて張った文字で「次は命を狙う」などと書かれていた。拳銃の銃弾２発も同封されていた。差出人の名前はなく、消印は都内だった。１８日に同社が同署に届け出ていた。脅迫状についてＧＷＧの広報ＩＲ部は「詳細を把握していない」としている。

△ソニー<6758>　世界最小・最軽量のワンセグ対応ウォークマン
ソニーは、携帯端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」が視聴でき、最長１００時間の番組録画機能を搭載した新型の携帯型音楽プレーヤー「ウォークマンＮＷ―Ａ９１０シリーズ」を１１月１７日に発売する。本体重量は７４グラムと軽く、携帯電話を含むワンセグ対応機としては世界最小・最軽量。

△サッポロ<2501>ビール　「琥珀エビス」期間限定でアンコール発売
サッポロビールは、高級ビールのエビスブランドの期間限定商品「琥珀エビス」を１１月２１日から発売する。昨年も同時期に販売したところ好評だったため、アンコール発売を決めた。琥珀色の同商品は、既存のエビスより麦芽使用量を増量するなどして、深みのある味わいとなった。来年１月末までの販売予定。

△上半期ヒット商品　「ビリーズブートキャンプ」３位に　
電通<4324>は２７日、消費者が選ぶ０７年上半期の「ヒット商品上位１０位」を発表した。軍隊式訓練を取り入れたエクササイズＤＶＤ「ビリーズブートキャンプ」が「薄型テレビ」「新型家庭用ゲーム機」に次ぐ３位に入り、ブームの大きさを裏付けた。「ビリー」は考案者のアメリカ人インストラクター、ビリー・ブランクスさんが「頑張って」などと励ましながら激しいエクササイズを指導するもの。通販番組を通じて人気が高まり、７月には販売数量が１００万セットを突破した。今回のランキングでは唯一、単一商品での上位入りだ。他にも「乗馬型健康器具」が４位、「脳トレ等ゲームソフト」が１０位に入るなど、消費者の健康やトレーニングに対する関心の高まりが際立つ結果となった。調査は８月１６～２６日、東京近郊に住む約６５０人に対して、電通の消費者研究センターが「最もヒットしたと思われるもの」を面接形式で聞いて行った。
０７年上半期のヒット商品上位１０位　
＜１＞薄型テレビ　
＜２＞新型家庭用ゲーム機　
＜３＞ビリーズブートキャンプ　
＜４＞乗馬型健康器具　
＜５＞高性能携帯ゲーム機　
＜６＞携帯電話・番号ポータビリティー制度　
＜７＞交通系電子マネー　
＜８＞携帯型デジタルＡＶプレーヤー　
＜９＞樹脂製サンダル　
＜１０＞脳トレ等ゲームソフト

△メセナ大賞　「資生堂<4911>ギャラリーの運営」が受賞
企業メセナ協議会は２７日、芸術文化の振興に貢献した企業・団体を表彰する「メセナアワード２００７」を発表した。メセナ大賞には、資生堂の「資生堂ギャラリーの運営」が選ばれた。
文化庁長官賞はアサヒビール<2502>芸術文化財団の「アサヒビール大山崎山荘美術館の総合的な芸術振興活動」だった。

△鹿島<1812>　柱とはりがないマンション建設へ　壁式免震構造で
大手ゼネコンの鹿島は２７日、柱も「はり」もない１４階建てマンションを建設すると発表した。壁で建物を支える壁式構造と、土台に免震装置を組み合わせた壁式免震構造（「ＨＩスマートウォール」＝特許出願中）を採用。従来は低い建物にしか使えなかった技術だが高層建物への応用を可能にした。床から天井まで全面が窓の開放感ある住宅設計や、室内の間取り変更が容易になるという。柱やはりを使わずに壁と床で建物を支える壁式構造のマンションは、これまで部屋の四隅に柱の代わりに「袖壁」という突起物があった。このため使い勝手が悪く、部屋の自由な間取りを妨げていた。壁式免震構造は部屋を四隅いっぱいまで活用でき、インテリアの自由度も上がる。第１号は東京都板橋区に建設（来年８月完成予定）。建物の棟の並びをＹ字形にし、中心部に「コアウォール」という頑丈な壁を設けることで、建物全体の耐震性を高める。
（毎日新聞）

■柏崎刈羽原発１号機、揺れのため炉心機器の一部損傷
新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の被災状況を調べていた東京電力<9501>は２７日、地震当時に定期点検中だった１号機で、原子炉から取り外していた機器の一部が、揺れのため損傷していたと発表した。東電によれば、原子炉の機能などに影響はないという。損傷が見つかったのは、炉内で発生した蒸気の水分を除く「気水分離器」。定期点検中は、圧力容器から外して隣接するプールに入れ、４本のステンレス製の脚（直径約８センチ、長さ約３０センチ）で支え保管している。東電が水中カメラで点検したところ、脚４本と、分離器を再び炉内に装着する際の位置決めに使う２本の金属ピン（直径約９センチ、長さ約２５センチ）が、すべて曲がっているのが確認された。
（読売新聞）

△10種類の陸上競技にチャレンジできる体感ゲーム　KONAMI<9766>
KONAMIは、マット型コントローラを使った体感ゲーム「ハイパースポーツチャレンジ」を2007年9月27日に発売する。同ゲームはテレビに接続するだけでプレイ可能で、ユーザーは100メートル走、ハンマー投げ、走り高跳びなど10種類の陸上競技にチャレンジ。マット型コントローラのボタンを足などで押すことによって、1台で最大4人の記録が競える。カロリー消費表示機能もついている。メーカー希望小売価格は税込みで3,444円。

■日テレ<9404>がラグビーＷ杯で日本のトライを飛ばして放送、抗議1000件
日本テレビが、2007年9月26日未明に中継したラグビーのワールドカップ「日本―カナダ」戦で、終盤の日本のトライシーンを飛ばして放送し、視聴者から同局にメールや電話など計約1000件の抗議が寄せられた。同局によると、番組は約10分遅れの録画中継だったが、試合の後半が長引いたため、途中で生放送に切り替えた。その際、試合終了直前の日本のトライが飛ばされ、いきなりゴール場面からの中継になったという。同局では、試合終了後に約10秒間、日本のトライシーンを再生して放送したが、「視聴者に対して失礼な放送となってしまった」と謝罪している。

△飲むチロルチョコ　ダイドードリンコ<2590>
ダイドードリンコはチロルチョコとコラボレートとし、「チロルチョコドリンク」を10月1日より全国のコンビニエンスストアなどで発売すると発表した。チロルチョコドリンクは、一口チョコ"チロルチョコ"の定番アイテム『コーヒーヌガー』の味をドリンクとして再現した。また缶デザインも『コーヒーヌガー』のパッケージを採用し、缶の大きさも155gの小型缶を採用することでチロルチョコの世界観を表現している。価格は120円（税込み）。

□マクドナルド<2702>、10月から「レジ袋・紙ナプキン削減」キャンペーン
日本マクドナルドは、2007年10月1日から08年3月31日まで、全国のマクドナルド約3800店舗で「レジ袋・紙ナプキン削減」キャンペーンを行う、と07年9月26日に発表した。レジ横に「手さげ袋が不要な方は、お気軽にお申し出ください」と記したアタッチを掲出し、紙ナプキンディスペンサーには「紙ナプキンは、ご使用の分だけお取りください。」と記したシールを貼る。これによって、1人当たりの使用数でレジ袋は約5%、紙ナプキンは約9%の削減を見込み、半年間で紙226トンとプラスチック61トンの削減を目指す。
（J-CASTニュース）

△ケータイを15分でワイヤレス充電　エプソン<6724>と村田製作所<6981>が共同開発へ
村田製作所とセイコーエプソンは9月27日、モバイル機器のバッテリー充電をワイヤレスかつ急速に行えるシステムの共同開発に取り組むことで合意したと発表した。エプソンの無接点電力伝送技術と村田製作所の急速充電技術を組み合わせ、携帯電話などのモバイル機器を15分程度でフル充電できる仕組みを3年以内に実用化するのが目標だ。

△ドワンゴ<3715>に「ニコニコ事業部」
ドワンゴは9月27日、子会社ニワンゴが運営する「ニコニコ動画」関連事業拡大に伴い、10月1日付けで「ニコニコ事業部」を新設すると発表した。現在「dwango.jp事業本部」扱っているニコニコ動画関連事業を、ニコニコ事業部に集約する。ドワンゴはこれまで、ニコニコ動画がきっかけで人気となった楽曲の着うた配信などを行ってきた。

■「鬼嫁日記」のアメーバブックス、解散へ
サイバーエージェント<4751>は9月27日、100％子会社の出版社・アメーバブックスを解散すると発表した。11月30日に精算を完了する予定。アメーバブックスは2004年8月に設立され、人気ブログを書籍化した「実録鬼嫁日記」「渋谷ではたらく社長の告白」などベストセラーも発行したが、2006年9月期には6700万円の営業損失を計上していた。同期の売上高は3億400万円。

△アスキー<3801>とメディアワークスが合併へ
角川グループホールディングス<9477>は9月27日、傘下のIT系出版社アスキーと、ゲーム・エンターテインメント系出版社メディアワークスが、来年4月1日の合併に向けて協議を始めると発表した。合併の方式や比率など詳細は今後詰める。「週刊アスキー」などを発行するアスキーのIT・PC分野の出版ノウハウと、「電撃」シリーズなどを発行するメディアワークスのエンタメ領域を融合し、経営を効率化。出版をめぐる事業環境が変化する中、収益基盤の強化や新規事業創出につなげるとしている。
（ITmedia News）

△サンリオ<8136>、ハローキティをデザインした純金製トランプを発売

△ＴＯＴＯ<5332>、幼児用水まわり器具シリーズ「キッズトイレスペース」を発売

△キヤノン<7751>、高性能光学エンジン「ＡＩＳＹＳ」搭載の液晶プロジェクターなど４機種を発売

△住友不動産<8830>、分譲マンションに緊急地震速報配信サービスを順次導入

△伊藤園<2593>、玄米茶飲料「お～いお茶　焼きたての香り　玄米茶」など２品を発売、茹でて搾ったにんじん飲料の飲用はβ－カロテンの吸収性が高いことを確認

△大正製薬<4535>、精神疾患治療薬の新薬候補物質で米社とライセンス契約を締結

△富士電機リテイルシステムズ（富士電機ＨＤ<6504>）、多彩な商品に対応する新型フード自販機を発売

△佐賀銀行<8395>と新光証券<8606>、証券仲介業務で提携

△クボタ<6326>、耐久性の高い水冷ディーゼルエンジン投光機と発電機を発売

△日本マクドナルド<2702>、「マックカフェ」から新メニュー「ポップオーバー」など販売

△エルビー（アサヒビール<2502>）、「朝の１食　野菜ヨーグルト」の販売エリアを中部・近畿地区にも拡大

△ときめきドットコム、ミニチュアフィギュア「特撮ヒーローズ　東宝怪獣総進撃」を「サークルＫ<3337>」などで発売

△中外製薬<4519>、「エポジン注」の「がん化学療法施行に伴う貧血」効能で追加臨床試験を実施

△武蔵野銀行<8336>、フィッシング対策ソフト「ＰｈｉｓｈＷａｌｌ（フィッシュウォール）」を導入

△マウスコンピューター（ＭＣＪ<6670>）とパシフィックネット<3021>、使用済ＰＣの買取・販売サービスなどで業務提携

△ディースリー<4311>子会社、ニンテンドーＤＳソフト「マジカル頭脳パワー！！　ＤＳ」を発売

△損保ジャパン<8755>、中国現地法人の上海支店設立認可を取得

△ディップ<2379>、求人情報サイト「バイトルドットコム」のモバイル版を刷新

△サークルＫサンクス<3337>、お歳暮カタログギフトの受け付け開始、「年賀状印刷」サービスの取り扱い開始、オリジナルクリスマスケーキの予約受付を開始

△富士通<6702>、メインフレーム系基盤ソフトウエアの開発・保守部門を分社化

△東芝<6502>、ＳＤカードスロット搭載のポータブルメディアプレーヤー「ｇｉｇａｂｅａｔ　Ｖ４１」３モデルを発売

△日本農薬<4997>、韓国Ｄｒｅａｍ　Ｐｈａｒｍａと新規外用抗真菌剤「ルリコナゾール」の韓国導出に基本合意

△テレビ東京ブロードバンド<3786>とアクロディア<3823>、包括業務提携に基本合意

△シャープ<6753>、１２５００：１の高コントラスト車載用液晶ディスプレイを開発

△タカラトミー<7867>、デスクサイズの広さから離着陸できる室内操縦飛行機「Ｑスカイ」を発売

△川崎重工<7012>、「パリショー」に「Ｎｉｎｊａ　ＺＸ－１０Ｒ」など欧州向け新モデル４機種を出展

△東レ<3402>、ファッションアパレル子会社「東レ・ディプロモード」など２社を１０月に統合

△東レ<3402>、石川・福井でオープンラボ・新規繊維加工試験設備を導入

△ジェイコム<4817>関東、１６０Ｍｂｐｓ超高速インターネットサービスを関東エリアで提供開始

△クレディセゾン<8253>、信用保証ビジネスで秋田銀行と提携

△ヤマトホームコンビニエンス（ヤマトＨＤ<9064>）、家族引越し向けに「引越ユニット便Ｆ」を発売

△ＮＴＴデータ<9613>など３社、ＮＴＴ<9432>西日本フレッツユーザ向けに個人健康管理サービスを提供

△神戸製鋼<5406>、高機能硬質膜コーティング受託加工市場に本格参入

△エスエス製薬<4537>、ジェル状の液が喉をカバーする「エスタックのどスプレーＧ」を発売、顆粒タイプのビタミンＣ補給剤「レモナードＣ顆粒」を発売

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、愛知県一宮市の市立４病院でクレジットカード取り扱いを開始

△京急電鉄<9006>と三菱ＵＦＪニコス<8583>、共用端末を活用し電子マネー加盟店を共同開拓

△サッポロ<2501>、限定醸造「琥珀ヱビス」をアンコール発売

△アサヒ飲料<2598>、ホット対応の紅茶飲料「フォション　ミルクティー　ブリュレ　ＰＥＴ２７５ｍｌ」を発売

△明治製菓<2202>、大人のためのチョコレート「カカオスタイルオレンジピール」など２種を発売

△カシオ<6952>、メタルと樹脂を組み合わせたハイブリッドデザインの「Ｇ－ＳＨＯＣＫ」を発売

△セントラルファイナンス<8588>、「愛知県ファミリー・フレンドリー企業」従業員向けマイカーローンを提供

△松下<6752>、軽量・長時間・頑丈を実現したモバイルノートＰＣ「Ｌｅｔ'ｓｎｏｔｅ」４シリーズを発売、ノートＰＣ「レッツノート」の最上位モデル「プレミアム　エディション」を発売

△富士火災<8763>、女性専用の医療サポートサービス「富士火災フローラクラブ」を開始

△コスモスイニシア<8844>、「住環境統合理論」を取り入れたエコマンション「イニシア川口並木」を販売

△日本精工<6471>、コラム式電動パワーステアリング一体型の可変舵角機構を開発

△ウェザーニューズ<4825>、月額３１５円の個人向け「緊急地震速報」サービスを提供

△ひまわり証券（ひまわりＨＤ<8738>）、株式等自動売買の「オートレ」と日経２２５先物の自動売買で連携

△京商、「サークルＫ<3337>」などで「フェラーリ　ミニカー　コレクションＶ」１０車種を数量限定発売
（日経プレスリリース）

△ＮＴＴデータ<9613>関西、ＰＤＦ形式に対応したファクスサーバ用ソフトウエア発売
ＮＴＴデータ関西は、米アドビシステムズのＰＤＦ形式に対応したファクスサーバ用ソフトウエア「ｄｏｔＦＡＸ（ドットファックス）」を２８日に発売する。汎用性の高いＰＤＦ形式に対応することで、中小規模事業者での採用を狙う。ライセンス料金は６８万２５００円。初年度は１０回線以下の事業所で２０ライセンスの販売を目指す。ファクス送受信機能を業務システムに組み込むサーバ用ソフトのバージョンアップ版。従来ソフトで対応する画像フォーマットはＴＩＦＦ形式のみだったが、バージョンアップでＰＤＦ形式でのファクス送信も可能にした。ファクスサーバを利用する業務システムの幅が広がり、システム設計自由度も高まる。

△川崎重工業<7012>、パリショーにニューモデル４種を出展
川崎重工業は２９日からフランスで開催される欧州最大級の２輪車ショー「パリショー２００７」に、スーパースポーツタイプの「ニンジャＺＸ－１０Ｒ」など欧州向け０８年ニューモデル４種を出展する。今回は、０８年から完全施行される欧州の２輪車排出ガス規制「ユーロ３」の適合車や、横滑り防止装置（ＡＢＳ）搭載機種など、環境と安全を強調。旗艦車種の「ＺＺＲ１４００　ＡＢＳ」では、エンジン内部のパーツや吸排気系の最適化で、高出力を実現している。

△クラレ<3405>、欧州のＰＶＢフィルム増設設備が本格稼働
クラレは２７日、欧州でのポリビニルブチラール（ＰＶＢ）フィルム増設設備が本格稼働したと発表した。これによりクラレヨーロッパ（ドイツ・フランクフルト、ＫＥＧ）の年産能力は８０００トン増の３万４０００トンになる。設備投資額は１０００万ユーロ。ＰＶＢフィルムはポリビニルアルコール（ＰＶＡ）樹脂を原料として作られるＰＶＢ樹脂をフィルム化したもの。強力な接着性と透明性、高い膜物性を生かし、ガラス用中間膜として、建築用窓ガラス、自動車用フロントガラスなどに広く用いられている。
（日刊工業新聞）

△ＦＢ<3843>、６連騰
フリービットが６連騰。好材料が相次いで表面化、反騰態勢を強めている。７日の直近高値１３９万円が当面の目標。
（株式市場新聞）

△富山化学工業<4518>　中間期業績予想大幅上方修正を発表
富山化学工業は、２７日引け後今中間期業績予想の大幅上方修正を発表した。９月中間期の連結予想売上高は、前回予想を２５億円上回る１６１億円（前年同期比７６．１％増）、経常利益は２６億円上回る２７億円（前年同期は２８億１２００万円の損失）、純利益は２６億円上回る２７億円（同２５億５３００万円の損失）となる見込み。今下期に見込んでいたＴ－５２２４に関するライセンス契約の締結に伴う技術料収入が中間期に早まったことと中間期に見込んでいた研究開発費の一部が下期にずれ込んだことが主な要因である。２７日の引け値は６２５円であることから、大反発が期待される。

△夢真ホールディングス<2362>　本業回帰で収益力アップで見直し
夢真ホールディングスは、売上げの大幅な減少を覚悟で、多角化した事業を切り離し、得意とする施工管理者の派遣と施工図作成の事業に特化、借入金の返済による財務改善と、それに伴う利益回復が注目点。現社長の佐藤眞吾氏が日大の建築学部時代にアルバイトで施工図を描いていたことがきっかけで同社を創立。建築物の図面は、意匠図と構造計算図の２つからなっており、この両方を合わせて施工図と呼ばれる。海外などでは別々に描かれるが、両方を手がける施工図は日本だけであり、日本の建築物が美しいといわれる背景になっているという。この施工図と建設現場の監督者を養成し派遣する派遣事業をコアに事業を拡大、さらに、建設、不動産などを一貫して手がけるために積極的なＭ＆Ａによって、建設事業や不動産事業を手がけてきた。しかし、資金が固定化するため得策でないと判断、今期になって子会社を次々と売却、本業への回帰に取り組んでいる。３月末で220億円あった有利子負債は、９月末では100億円を切る見通し。今期は子会社売却で変動が予想される。また08年９月期売上げは100億円台へ縮小となる見通しだが利益は高水準が見込まれる。
【株価判断】　05年に４分割後、一時は425円（05年11月）と買われた。Ｍ＆Ａで06年９月期の売上高は6.4倍と急増したものの有利子負債の増加などに伴う収益力の低下で株価は下落に転じ、今年７月には100円を割り８月には53円まで下げた。８月末に比較的大きい週足陽線が出て140円まで戻したことで底打ちを確認できた動きである。まだ26週線を上回っていないため本格反騰とは言い難いが、９月期決算の数字に対する修正が出れば、そこをきっかけに上昇に転じるとみていいだろう。中間値を抜けば200円も十分期待できるだろう。
（証券日刊新聞）

▼バナーズ<3011> 下方修正
バナーズは、2008年3月通期連結予想を発表した。旧経営陣との裁判の和解により5000万円を支払う事になり特損への計上、また、ＣＢの株式への転換の名義書換量3500万円の計上により、下方修正となった。売上高19億円（前予想18.6億円）、経常利益3.33億円(同5.22億円）、当期純利益1.92億円（同5.04億円）。

▼ＩＤＥＣ<6652> 下方修正
ＩＤＥＣは、2008年3月通期連結予想を発表した。 利益面で原材料等の価格高騰に伴う売上原価上昇への影響が続き、一般管理販売費の増加の影響もあって、下方修正となった。経常利益45億円（前予想54億円）、当期純利益27億円（同32.5億円）。

■兼松<8020> 子会社・石油事業部取引の不正に関しての調査結果
兼松は、子会社の石油事業部取引に関する独立調査委員会の調査結果報告について発表を行なった。調査委員会の結論は、「会社の意思によらず、同社元社員が個人的に関与し、会社に多大な損失を発生させた可能性が極めて高い」とした。同社は今後、「元社員に対する刑事告訴を含め適切に対応していく所存」としている。

▼アイネス<9742> 下方修正 無配に
アイネスは、2008年3月通期連結予想を発表した。ソフトウェア資産の評価を見直し繰り延べ税金資産を取り崩しを行い法人税等調整額27億円を計上することから下方修正・通期無配となった。売上高398億円（前予想405億円）、経常利益13億円（同23億円）、当期純利益36.1億円赤字（同13億円）、年間配当無配（10円）。

▼サークルＫ<3337> 下方修正
サークルＫは、2008年2月通期連結予想を発表した。加盟店からの収入の減少、地代家賃・自営店にかかる人件費・販売費・一般管理費が当初予想を上回り、下方修正となった。営業総収入2056億円（前予想1084億円）、経常利益185億円（同200億円）、当期純利益74.9億円（同76億円）。

△日本オラクル<4716> 第一四半期業績
日本オラクルは、2007年8月連結第一四半期業績を発表した。日本オラクルインフォメーションシステムズとの協業体制強化による相乗効果が発揮され増収・増益になった。なお、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高248億円（前年同期比20.6％増）、経常利益79億円（同19.8％増）、当期純利益46.8億円（同19.9％増）。

▼住友ベークライト<4203> 下方修正
住友ベークライトは、2007年9月中間連結決算予想を発表した。当初予想していた以上に顧客への販売価格への転嫁が遅れ、また一部の原材料の購入価格が引き続き高騰し、海外生産移管の遅れからコストが増加し、また、ＩＣパッケージ内のショートの訴訟で和解し34億円の特損計上で下方修正となった。売上高1320億円（前予想1300億円）、経常利益85億円（同105億円）、当期純利益10億円（同52億円）。

▼ユニー<8270> 下方修正
ユニーは、2008年2月通期連結予想を発表した。サークルＫの閉店に伴う解約損害金等の営業外費用や、さが美の減損増加による下方修正で、ユニーも下方修正となった。営業収益1兆2220億円（前予想1兆2170億円）、経常利益402億円（同418億円）、当期純利益40億円（同56億円）。

□グローバルワン<8958> 08年3月の運用状況
グローバルワン不動産投資は、2008年3月予想を発表した。営業収益84.24億円（前予想83.87億円）、当期純利益53.97億円（同53.68億円）、分配金5万5700円（同5万5400円）。

▼電通<4324> 特損･特別利益計上
電通は、アニメ事業ジェネオンの事業縮小で連結で47億円の特損、Ｄ＆Ｔ投資事業組合撤退の連結特損72億円、退職給付信託設定益73億円を特別利益に計上すると発表した。なお、業績予想への影響はあるとしている。

△キリン堂<2660> 上方修正
キリン堂は、2007年8月中間連結決算予想を発表した。ヘルス＆ビューティケア商品の販売強化や値引きコントロールを重視し、粗利益率が向上し、コストコンとロースが奏功し上方修正となった。売上高537億円（前年同期比540億円）、経常利益11.35億円（同11.9億円）、当期純利益3.13億円（同2.82億円）。

△富山化学<4518> 上方修正
富山化学は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。通期後半に見込んでおりましたT-5224に関するライセンス契約の締結に伴う技術料収入が当中間期に早まり、研究費が下期にずれ込んだ事や費用が減少した事で上方修正となった。売上高161億円（前予想136億円）、経常利益27億円（同1億円）、当期純利益27億円（同1億円）。

△テンアライド<8207> 上方修正
テンアライドは、2008年3月通期連結予想を発表した。店舗の立退きに伴う補償金の特別利益1.7億円を計上し、上方修正となった。売上高200億円（前予想202億円）、経常利益1.08億円（同1.81億円）、当期純利益0.82億円（同0.64億円）。

△日本冶金工<5480> 上方修正
日本冶金工は、2007年9月中間連結決算予想を発表した。 販売価格の適正化や「棚卸資産の評価に関する会計基準」を、当中間期より早期適用で50億円の特損を織り込むものの上方修正となった。売上高1100億円（前予想1260億円）、経常利益224億円（同200億円）、当期純利益131億円（同115億円）。
（證券新報）