9/13 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

■電話網接続料　３分間４．３～４．５円に値下げ　総務省
総務省の情報通信審議会の専門委員会が１２日開かれ、新電電などがＮＴＴ<9432>東日本と西日本に支払っている固定電話網への接続料について、利用の多い市内交換機での接続ケースについて、０８年度は３分間４．３～４．５円とする方針を決めた。０７年度の同４．６９円から値下げになる。

▼大阪ガス<9532>、コージェネ補助金２６億円を不正受給
大阪ガスは１２日、顧客に導入したコージェネレーション（熱電併給）設備などの事業２２件で、経済産業省から交付された補助金計約２６億２８５０万円について不正な手続きが見つかったと発表した。同日、経産省に報告し、今後は指示に従って補助金返還などの手続きを取るという。大ガスは７月３１日、子会社のコージェネテクノサービス（大阪市西区）などが虚偽の見積書を作成して、補助金約５１００万円を不正に受給していたことを公表。社内に調査委員会を設け、類似の案件を調べた結果、平成９～１８年度に交付申請した補助事業１５１件のうち、７月の公表分を含む２２件に不正が見つかった。コージェネ設備などの工事契約を締結する前に競争入札か複数の見積書を取得する必要があるが、１６件では見積書を取得、検討せずに補助金を申請。残る６件では複数の見積書を検討したが、補助要件を満たさない内容の見積書を、他社の見積書に差し替えるなどしていたという。大ガスでは内部監査体制の強化や、社外メンバーを中心としたコンプライアンス（法令順守）委員会の設置など再発防止策を来年３月までに順次実施していく。大ガスでは昨年、子会社の談合事件をきっかけに、グループ全体の不正を総点検するとともに、法令順守の徹底に取り組んでいた。今回新たに多数の不正が見つかったことに対し、芝野博文社長は「信頼を裏切ることになり、まことに申し訳ない。深くおわび申し上げます」と陳謝。自らの減給を含む社内処分を３０日付で実施すると発表したが、引責辞任の考えはないと述べた。

▼厄日？　東海道、上越新幹線で接触事故相次ぐ
１２日午後２時４０分ごろ、ＪＲ東京駅の上越新幹線ホームにいた男性が到着してきた越後湯沢発東京行き「Ｍａｘたにがわ４１２号」に接触し、駅員の通報で駆け付けた救急隊に運ばれた。男性は３０歳くらいで頭を強く打ってホームに倒れ込んだ。意識ははっきりしていたという。
ＪＲ東日本<9020>によると、この事故で東北、上越、長野新幹線の計８本が一時運転を見合わせ、約３４００人に影響が出た。また、同日午前１１時４５分ごろ、ＪＲ名古屋駅の東海道新幹線上りホームにいた女性が、博多発東京行き「のぞみ１０号」の発車直後にホームと車体のすき間に足を挟まれ、３メートル引きずられた。のぞみは緊急停止し、女性は肋骨（ろつこつ）を折るなど重傷を負った。
ＪＲ東海<9022>によると、新幹線２１本が最大１時間遅れ、約１万９０００人に影響が出た。

△全長３メートル未満でエコ　トヨタ<7203>が超小型車
トヨタ自動車は開催中のフランクフルト国際自動車ショーで、超小型のコンセプトカー「ｉＱコンセプト」を初公開した。全長２．９８メートルとトヨタ車最小で、軽自動車よりも小さい。環境問題に加え、渋滞など都市交通問題にも一石を投じる狙いだ。新コンセプトカーは大海原を泳ぐマンタをモチーフにデザインされた。トヨタが欧州で投入した小型車「アイゴ」より全長が４２．５センチ短いが、大人３人と子供１人まで乗車できる居住性が売り物。「コンパクトだが妥協はないクルマ」に仕上げたという。詳細な仕様や発売時期などは未定。日本や欧州ではライフスタイルの変化や環境規制の強化などに伴い、小型車需要が高まっている。新コンセプトカーが国内投入されれば、核家族の移動に適したクルマとして話題になりそうだ。
（産経新聞）

□全日空<9202>　福岡―新潟、新千歳―庄内など廃止へ
全日本空輸が０８年３月末で福岡―仙台、新潟、富山、新千歳―庄内（山形県）の路線を廃止する方針であることが１２日分かった。全日空はさらに複数の路線廃止を自治体と交渉しており、廃止路線は増える可能性もある。廃止する路線の０６年度の搭乗率は、最も高い福岡―新潟線が５９％、最も低い新千歳―庄内線が２８％。

△ビール出荷　２カ月連続増加　猛暑の影響で
ビール主要５社が１２日発表した８月のビール類（ビール、発泡酒、第３のビール）の出荷量（課税ベース）は、前年同月比１．２％増の４９７７万ケース（１ケース＝大瓶２０本換算）と２カ月連続で増加した。猛暑の影響で第３のビールが大幅に伸びた。第３のビールは前年同月比９．３％増と、４カ月連続の増加。各社が５～６月に発売した新商品が好調だった。ビールは、家庭用は健闘したが、飲食店などの業務用が伸び悩み、同０．２％減と２カ月ぶりに減少した。発泡酒は、同１．２％減と４カ月連続のマイナスだった。

■地デジ放送　必要投資は１兆４４０億円　民放１２７社で
日本民間放送連盟は１２日、地上民放テレビ１２７社のデジタル化に必要な設備投資が、アナログ放送が終了しデジタル放送に完全移行する２０１１年までに総額１兆４４０億円に上る見通しだと発表した。前回０３年の調査（８０８２億円）から２３５８億円増えた。投資の内訳は、親局・中継局への投資が２７０２億円で、制作設備などへの投資額が７７３８億円。中継局投資は効率的な設置で局数を減らし、０３年の調査と比較して４分の３に減少したが、制作設備などへの投資はハイビジョン機器やワンセグ放送の機能などを充実するため大幅に増えた。総務省は６日に「地上デジタル放送総合対策本部」を設置。全世帯でデジタル放送の視聴が可能となるように対応を進めているが、民放の設備投資が予定通り行われることもその条件になる。現在も、山間部など中継局設置の採算を取るのが難しい地域には国や自治体の財政支援があるが、民放連は「設備投資に悲鳴を上げているローカル局もある。今の支援体制ではとても足りない」としている。

△安倍首相辞任　マンガ・アニメ銘柄上昇　東京株式で珍現象
安倍晋三首相辞意表明の一報が流れた１２日午後の東京株式市場で、マンガ・アニメ関連銘柄が軒並み値を上げる珍現象が起きた。政界きっての「マンガ通」を自任する麻生太郎・自民党幹事長を次期首相と見込み、業界に好影響が及ぶとの連想が働いたようだ。
漫画専門古書店の最大手、まんだらけ<2652>は値幅制限の上限となる前日終値比５万円高の４３万６０００円まで上昇。
出版大手の角川グループホールディングス<9477>は同７５円高の２８９０円、
アニメ制作の老舗、東映アニメーション<4816>は同９０円高の２８７５円だった。
（毎日新聞）

△市場の後継予想は麻生氏？漫画・アニメ関連株が急騰
東京市場では１２日午後、“麻生銘柄”とされる漫画・アニメーション関連株が急騰した。「漫画好きで知られる麻生自民党幹事長が後継首相と予想した買い注文が集中した」（中堅証券）ためだ。
漫画古書販売のまんだらけ<2652>には、安倍首相の辞意が伝わった午後１時前から買いが殺到し、前日比５万円高の４３万６０００円まで上昇してストップ高となった。
アニメ制作のプロダクション・アイジー<3791>もストップ高。
同業の創通<3711>、東映アニメーション<4816>、バンダイビジュアル<4325>なども軒並み上昇した。
麻生グループで唯一、株式を上場する土木建設業、麻生フオームクリート<1730>は午後１時過ぎから売買が成立せず、ストップ高となり、直近の取引成立日（４日）より８０円高の３９０円で注文数に応じて比例配分された。
（読売新聞）

△吉野家<9861>「復活祭」牛丼3杯目が100円に　ヤンキース松井選手もCMに
吉野家ディー・アンド・シーは2007年9月14日朝11時から、「牛丼復活」1周年を記念して、牛丼3杯目が100円（並盛）になるキャンペーンを展開する。牛丼1杯につき、「牛丼札」を1枚進呈。2杯食べると、3杯目（並盛）が100円になる。配布期間は同日から9月27日24時まで。有効期間は同日から10月4日24時まで。また、14日からオンエアーされるキャンペーンCM「百年、うまい。」編には、昨年9月に左手首のケガから復活したニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が登場。牛丼をかっ込むように食べる姿を披露。最後に、かつて同社のテレビCMで一世を風靡した「明日はホームランだ！」の名セリフも約30年ぶりに復活した。松井選手はCM撮影にあたり、高校時代、甲子園に出場した時に、夕食後チームメイトと宿泊先をこっそり抜け出して近所の吉野家に食べに行ったエピソードを「楽しい思い出」として話したという。

△ウェブサイト価値、1位はトヨタ<7203>の1386億円
日本ブランド戦略研究所は2007年9月11日、日本の有力企業のウェブサイト価値を測定した調査結果を発表した。それによると、1位がトヨタ自動車の1386億3800万円、
2位が全日本空輸<9202>（ANA）の1061億100万円、3位がホンダ<7267>の828億1100万円。上位には、自動車、運輸・レジャー業界の企業が多数ランクインした。調査は、消費者向け事業を行う278社のウェブサイトを対象に07年5～6月に行った。商品販売への貢献度、企業や商品の認知度などの項目を、一般消費者1万9500人へのアンケートと財務データを基に算出し、その合計をウェブサイト価値とした。
（J-CASTニュース）

△ニコン<7731>がインドに現法　デジカメ販売など強化
ニコンは9月12日、インドでのデジタルカメラ販売強化などを目的とした現地法人「Nikon India」を8月に設立したと発表した。資本金は約2億4000万円。デジカメ販売のほか、画像測定システムなど産業機器の技術サポート、アフターサービス、中東向け映像事業のマーケティングなどを行う。インド向けマーケティングや販売活動はこれまで、シンガポールの現地法人を通じて行ってきたが、インドは家電や携帯電話の市場が拡大しており、デジカメ市場も数年内に急拡大すると見込んで販売体制を強化する。

△富士通<6702>、家庭用ロボット向け3次元画像認識LSI
富士通と富士通研究所は9月12日、周囲の物体の形や動きを3次元でリアルタイムに認識するLSIを開発したと発表した。サイズは27ミリ角と小型に抑え、省電力化したのが特徴。バッテリー駆動の家庭用小型ロボットにも組み込めるとしている。左右2つのカメラ画像を使った「ステレオ法」で3次元を認識する。256個の並列演算回路により画像処理を高速化。画像の濃淡パターンの特徴量を計算する専用回路を搭載し、約2000点の特徴点を毎秒30フレームで抽出できる。2つのパターンの一致度を高速に計算する新方式の並列処理回路を搭載し、パターンマッチング性能は従来機種の5倍以上に高めた。200MHz動作時の消費電力は約2.7ワットと従来機種より30％省電力化した。新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）受託事業として開発した。今年度中に新LSIを搭載したモジュールをロボットに搭載し、機能や性能を実証する予定。画像認識ソフトも充実させ、次世代ロボット用の共通コンポーネントとして普及を図る。9月13日から開かれる「日本ロボット学会学術講演会」（千葉工業大学）で技術発表する。

△安倍首相辞任でアニメ企業の株価上昇　「ローゼン麻生」に期待か
9月12日の東京株式市場では、アニメ製作会社やコミック関連出版社などの銘柄が一様に値を上げた。安倍晋三首相の辞任表明を受け、漫画好きと言われる麻生太郎自民幹事長が次期首相に就任するのではとの見方から、コンテンツ振興が進むという気の早い思惑で買われたらしい。
アニメ関連では、GDH<3755>が3900円高（+8.21％）の5万1400円、
プロダクション・アイジー<3791>が5400円高（+5.84％）の9万7900円、
マーベラスエンターテイメント<7844>が1500円高（+4.27％）の3万5100円、
バンダイビジュアル<4325>が9000円高（+4.21％）など、軒並み高い。
漫画雑誌を発行するマッグガーデン<3720>は100円高（+2.17％）の4万7000円、
麻生幹事長が読んでいたのを目撃されたという「ローゼンメイデン」の単行本を発行する幻冬舎<3843>も1万2000円高（+3.91％）の31万9000円。
マーケットメイク銘柄のため、値幅制限のないブロッコリー<2706>は65円高（＋70.65％）の157円に高騰、この日の全銘柄中の値上がり率トップに。値上がり率ランキング上位には、
ガンホーオンラインエンターテイメント<3765>やコーエーネット<2697>、ウィーヴ<2360>、まんだらけ<2652>など、アニメやゲームに関連した銘柄が目立つ。
各銘柄のそれぞれ日中の値動きを見ると、安倍首相の辞任表明が伝えられた後場に入って一様に上げている。日経平均株価も後場に入り急騰したが、政局の混乱への懸念から、終値は80円安（0.50％）の1万5797円に反落した。2005年4月には、浜銀総合研究所のリポートをきっかけに、ブロッコリーなどの「萌え銘柄」が急騰したことがあった。

△14万円普及機も　ソニー<6758>、BDレコーダー4機種を一気に投入
ソニーは9月12日、Blu-ray Disc（BD）レコーダーの新製品4機種を11月8日に発売すると発表した。昨年末発売の機種では非対応だった2層ディスクへの録画が可能になり、4倍速ドライブの採用によりハイビジョン1時間のBDへのダビングが3分で可能という。実売14万円の普及機から20万円の上級機まで一気に投入する。「家庭用レコーダーも次世代に移行する環境が整った」（井原勝美副社長）として、同社は今後、光ドライブ搭載レコーダーの新商品はすべてBD化する方針。フルHDラインアップを強化した液晶テレビ「BRAVIA」（関連記事参照）やハイビジョンハンディカムなど、年末商戦はソニー商品群による“HDワールド”を強力に展開する。
（ITmedia News）

△不二製油<2607>、中国「正義グループ」と業務・資本提携を検討

△東芝<6502>ライテック、セラミックメタルハライドランプ「ネオセラ〈プライド〉１４５Ｗ」など発売

△ぐるなび<2440>、忘・新年会向け新コンテンツ「宿飲み会のススメ」を開設

△信越化学<4063>、高輝度ＬＥＤ向けシリコーンダイボンド材を開発し発売

△アルコニックス<3036>、中国・広東省の新会社への投資販売で香港に合弁会社を設立

△三菱鉛筆<7976>、ノック式油性ボールペン「ＪＥＴＳＴＲＥＡＭ」のラバーボディータイプなど発売

△テクモ<9650>、Ｘｂｏｘ　３６０用アクションゲーム「ＮＩＮＪＡ　ＧＡＩＤＥＮＲ　２」を発売

△セブン－イレブン（セブン＆アイＨＤ<3382>）、ボリューム満点のデザート「がっつりプリン＆チョコパフェ」を発売

□旭硝子<5201>、子会社「旭ファイバーグラス」の会社分割と株式譲渡を決議

△宝酒造（宝ＨＤ<2531>）、紹興酒に果実のお酒をブレンドした「梅恋娘酒」など２品を発売、カップ酒「松竹梅＜いか酒＞１８０ｍｌ壜カップ」を発売

△住友大阪セメント<5232>、コンクリートの黒ズミ除去・防止に効果の「強力ホワイトニング・ソルブ」を発売

△新生銀行<8303>、アフラックの個人年金保険「貯めよう教育費保険」の取扱いを開始

△ＮＴＴドコモ<9437>グループ、グアムでパケットローミングサービスと会員優待サービスを提供

△メルシャン<2536>、やや甘口のイタリア産スパークリングワイン「カペッタ・バレリーナ・ソレラ」を発売、「メルシャン　酸化防止剤無添加スパークリング　爽美のぶどう」を発売

△アステラス製薬<4503>、免疫抑制剤「ＡＳＰ０４８５」の第ＩＩ相臨床試験を開始

△ネプロジャパン<9421>、セキュリティ機能など強化した機密ファイル管理システムを提供

△コンビ<7935>、新生児から使用できるチャイルドシート「コッコロ」シリーズを発売、サイドが開いてオムツ替えも簡単にできるハイ＆ローラック「ロアンジュ」をリニューアル

△サイバーステップ<3810>とフジテレビ<4676>、「お台場ランド」でＲＰＧ「ロボ聖紀Ｃ２１」を提供開始

△サラダクラブ（キユーピー<2809>）、秋冬限定のトレー入りカット野菜３品を発売

△アース製薬<4985>、台所用除菌スプレー「フルーツ除菌アルコールスプレー」を発売、美肌成分を贅沢に配合した美肌入浴液「バスロマン液体ｂｉｈａｄａ」を発売

△野村ＨＤ<8604>など３社、「ＰＥファンド」の評価・運用を行う合弁会社の設立で合意

△帝人<3401>ファイバー、マツダと共同で１００％植物由来の繊維を使用したカーシート素材を開発

△スクウェア・エニックス<9684>、ニンテンドー<7974>ＤＳ用ソフト「ドラゴンクエストＩＶ」を１１月２２日に発売

△エキサイト<3754>、可愛いアイコン使った女性向けカレンダー・ダイアリーサービスを開始

△昭和電工<4004>、中国に第２のネオジム系磁石用合金生産工場を竣工

△ヤマト（ヤマトＨＤ<9064>）オートワークス、宇佐美グループで使用できる法人向け燃料カードの取扱いを開始

△リコー<7752>、高速画像処理を実現しながら消費電力を低減した高性能プロセッサーＬＳＩ

△三菱地所<8802>、建替事業「パークハウス中野広町」マンションのギャラリーをオープン

△東京ガス<9531>、ヒートアイランド現象を抑制する水冷式ガスヒートポンプエアコンを開発

△フジノン（富士フイルムＨＤ<4901>）、衛星光学系レンズ３種が月周回衛星「かぐや」に搭載

△小林製薬<4967>、耳なりの症状を改善する内服薬「ナリピタン」を発売、塗りやすいハケ付き液体ばんそうこう「サカムケア」を発売、手指の殺菌・消毒ジェル「薬用ウィルテクト」を発売

△ダイハツ<7262>、小型乗用車「シリオン」をマイナーチェンジ

△ガイアックス<3775>、ベネフィット<2412>と内定者フォローのＳＮＳ「フレッシャーズ」販売で提携

△ＧＥ　Ｈｏｎｄａ<7267>、ＨＦ１２０エンジンの性能実証試験を開始

△富士通ＢＳＣ<4793>、情報漏洩抑止ソフト「ＦＥＮＣＥ－Ｇ　Ｐｒｅｍｉｕｍ」を発売

△ネットプライス<3328>ともしも、共同購入とドロップシッピングを連動させた新しい販売モデルを展開

△ＨＩＳ<9603>、ちょっと贅沢な添乗員同行ツアー「ｉｍｐｒｅｓｓｏ　ＰＲＥＭＩＵＭ」を販売

△ニフティ<3828>、音楽イベント「ＳＵＭＭＥＲ　ＳＯＮＩＣ　０７」のオフィシャル書籍を発行

△ニコン<7731>、全額出資の販売・サービス子会社をインドに設立

△丸大食品<2288>、ピザ・スナックやヨーグルトなど秋の新商品を発売

△スズキ<7269>、軽乗用車「アルト」から特別仕様車「Ｅ　ＩＩ」を発売
（日経プレスリリース）

△野村総研<4307>、電子信書交付システムに仮想化技術採用したサービス開始
野村総合研究所（ＮＲＩ）は１２日、電子信書交付システム「ポスタブ」において、仮想化技術を採用したサービスを始めたと発表した。仮想化技術を用いることで、今後の取引量の増加に対して、同システムの迅速な構築と運用の効率化を実現する。同システムへ仮想化ソフト「ＶＭウェアインフラストラクチャー」を導入したことで、顧客の電子信書取引量に応じた最適なサーバ運用が可能。ＮＲＩでは０７年度までに電子信書の取引件数１億件を見込んでいる。仮想化サービスの提供により、そうした取引量の増加にも耐えられるサーバ環境を効率的に構築できるとしている。ポスタブは、株式や投信などの取引報告書や請求書、銀行口座明細書といった機密性の高い顧客提供書類を電子的に作成し、インターネット上に設けた電子ポストを通じて安全に顧客へ届けるシステム。ＡＳＰ（ソフトの期間貸し）サービスとして提供し、現在約１３０万人が登録している。

△マツダ<7261>、帝人<3401>と植物由来１００％繊維使用した自動車内装用生地を開発
マツダは１２日、帝人、帝人ファイバーと共同で、植物由来１００％繊維を使い自動車内装用バイオファブリック（生地）を開発したと発表した。自動車内装用としては世界で初めてという。原料の分子構造を制御して、高品質を要求されるシート表皮に適用可能な耐摩耗性、耐光性を確保した。これに表面処理技術を加えた。この新素材シート車を１０月開催の東京モーターショーに出品する。今後、コストや量産化を検討する方針。

△東京ガス<9531>、三洋電機<6764>と共同で水冷式ＧＨＰを開発
東京ガスは１２日、三洋電機と共同で水冷式のガスヒートポンプエアコン（ＧＨＰ）を開発したと発表した。ＧＨＰで水冷式は初めてという。１０月に受注を始め、０８年１月から納入を開始する。同社では延べ床面積２万平方メートル程度のビルへの採用を見込んでいる。室外機の価格は５６キロワットで空冷式より１割安い４５０万円程度を想定する。ＧＨＰはガスエンジンを動力として圧縮機を駆動し、冷暖房を行う空調システム。水冷式では室外機周辺の外気温が上がらず、ベランダなど狭い場所にも複数台設置できるのが特徴。ＧＨＰはビルの個別空調で採用が広がっているが、これまでの空冷式では排熱の問題で室外機の設置条件が厳しく、電気式のヒートポンプエアコンとの競争で苦戦していた。

△日立製作所<6501>、１０３型と６５型の業務用プラズマディスプレーの受注を開始
日立製作所は１２日、フルハイビジョン（１９２０×１０８０画素、フルＨＤ）パネルを搭載した１０３型と６５型の業務用プラズマディスプレーの受注を１０月上旬に始めると発表した。超大型サイズとなる１０３型の投入は同社では初めて。
２機種とも同社とパネルの相互供給契約を結んでいる松下電器産業<6752>がＯＥＭ（相手先ブランド）供給する。１０３型は国内だけで年間５０台、６５型は同５００台の生産を見込む。大会議室やショッピングモール、空港など向け。１万対１の高コントラストと４０９６階調相当の表現力を実現したのが特徴。専用の壁掛け金具を使用することで、縦置き設置も可能になる。
（日刊工業新聞）

△夢真ホールディングス<2362>　今回の売却により中期経営計画実現はさらに近づく
夢真ホールディングスは１２日引け後、１００％子会社夢真エンジニアリングの譲渡を発表した。
譲渡先はジャフコ<8595>の子会社ジャフコ・エスアイジーＮＯ．８（東京都千代田区）で、譲渡金額は２２億９０００万円。株式譲渡は９月２７日の予定。今年５月３１日に発表した中期経営計画「人材ビジネスオンリーワン計画」に基づき、人材派遣企業を中心としたグループ経営構想を推進してきたが、シナジー効果が発揮できなかったことから中核事業である建設業界向けの技術者派遣事業に経営資源を集中するため、夢真エンジニアリングの売却を決定した。先月２７日発表の夢真アーバンフロンティアに続く売却となる。中期経営計画によると今期末までに有利子負債を６０億円までに減らす計画である。今３月中間期末に約２２０億円あった有利子負債は第３四半期（６月末）では１５０億円へ減少、さらに今８月期末には１００億円を切るまでに減少していることから、今回の売却により、中期経営計画実現はさらに近づいたといえる。

△スリープログループ<2375>第３四半期経常利益３．８２倍
スリープログループの０７年１０月期第３四半期連結業績は、売上高６３億３０００万円（前年同期比３６．３％増）、経常利益１億５５００万円（同３．８２倍）、純利益１億５９００万円（前年同期は０円）と大幅増収増益。販売支援サービス、導入・設置・交換支援サービス、運用支援サービス、学習支援サービスとすべての事業が好調であったことが大幅増収増益の要因。通期業績予想は、売上高８２億円（前期比３０．７％増）、経常利益１億８０００万円（同３．１倍）、純利益１億７０００万円（同８．８７倍）、１株当り利益８８８６円８５銭を見込む。

△ＮｏｗＬｏａｄｉｎｇ<2447>　イマージュホールディングス<9947>と合弁会社設立
ＮｏｗＬｏａｄｉｎｇは１２日引け後、イマージュホールディングスと合弁会社を設立することを発表した。合弁会社の商号はイメージングで設立は９月１４日を予定している。所在地は渋谷区神宮前、資本金１００万円で、株主構成はイマージュホールディングス９０％、ＮｏｗＬｏａｄｉｎｇ１０％である。事業内容はインターネットによる衣料品等の販売。インターネットの特性を十分に活用したネット独自ビジネスを展開することにより、通信販売事業全体の売上規模を拡大するために合弁会社を設立することを決定した。

△ふくおかＦＧ<8354>が反発、九州銘柄が次期総理関連として上昇
ふくおかフィナンシャルグループが、３５円高と７日ぶりに反発している。ふくおかフィナンシャルグループは、８月２９日、７９００万株の公募増資、１６９９万株の売り出し、１４００万株を上限とするオーバーアロットメントによる売り出しを９月中旬に実施すると発表、これを受け株価は下落の一途。１０日に公募・売出価格が５５６円、申込期間が９月１１～１２日、払込日が９月１８日に決定。株価は公募売り出し価格を上回って上昇。本日、午後２時安倍首相の辞任会見が行われた。
（証券日刊新聞）

△東京楽天地<8842>、7月中間は純利益40％増
東京楽天地の7月中間連結は、売上高57億円（前期比0.3％増）、経常利益12億3700万円（同0.2％増）、純利益7億5200万円（同40％増）だった。続く1月通期は、売上高114億円（前期比1.1％減）、経常利益24億5000万円（同1.8％減）、純利益14億円（同0.9％減）、ＥＰＳ22円07銭を見込む。

△ストリーム<3071>、中間期は経常50％増益
ストリームの7月中間連結は、売上高128億0800万円（前年同期比32％増）、経常利益1億9200万円（同50％増）、純利益1億1400万円（同43％増）だった。続く1月通期は、売上高295億0800万円（前期比34％増）、経常利益5億2800万円（同47％増）、純利益3億2900万円（同59％増）、ＥＰＳ7695円91銭を見込む。

▼山善<8051> 下方修正
山善は、2008年3月通期連結予想を発表した。オフィス賃貸ビルを譲渡した譲渡損計上で、当期純利益61億円（前予想75.5億円）と下方修正となった。

△フルスピード<2159> 今期予想 市場予想上回る
フルスピードは、2008年7月通期連結予想を発表した。売上高92億円（前年同期比80.2％増）、経常利益13億円（同52.7％増）、当期純利益7.24億円（同51.7％増）。市場予想は、クイックコンセンサスで経常利益10.7億円、当期純利益6億円。

△スリープロＧ<2375> 上方修正
スリープログループは、2007年10月通期連結予想を発表した。 グループ全般での増益傾向に加え、子会社の管理部門の統合効果により、上方修正となった。売上高82億円（前予想78億円）、経常利益1.8億円（同1.5億円）、当期純利益1.7億円（同1.3億円）。

△インテリジェントＷ<4847> 中期経営計画
インテリジェントウェイブは、2008年6月連結予想は、売上高63.95億円、営業利益8.74億円、09年6月連結予想は、売上高73.04億円、営業利益13.83億円、10年6が連結予想は、売上高82.93億円、営業利益19.87億円。

△東映アニメ<4816> 上方修正
東映アニメは、2008年3月通期連結予想を発表した。東映の株式93万5000株を売却し売却益を2億7837万円を計上し、上方修正となった。当期純利益18.56億円（同16億円）。
（證券新報）