8/12『株価材料』PART Ⅱ

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■株価材料

■丸井<8252>　東京・中野本店を閉店　７０年の歴史に幕
丸井は２６日に中野本店（東京都中野区）を閉店する。中野は同社創業の地。１９３６年から現在地に本店を構え、ＪＲ中野駅前のシンボル的存在として親しまれてきたが、約７０年の歴史に幕を下ろすことになる。丸井は創業者の青井忠治氏（故人）が、割賦販売業の「丸二商会」からのれん分けを受けて中野に店舗を開いたのが発祥。本店は戦時中に一度焼失したが、４７年に再興され、７２年には現在の２館体制になった。本店の売り場面積は約９４００平方メートルで、８０年代には「ＤＣブランド」ブームに乗って若者らの人気を集めた。しかし、老朽化が進んだこともあって、最近は売り上げが減少傾向をたどり、丸井は店舗見直しの一環として閉店を決めた。現在、閉店セールを開催しており、最終日の２６日午後６時半に閉店する。建物は取り壊し、跡地は丸井の本社関連施設などとして利用する方針。

■ＳＩＩ<8050>　「ウィニー」で子会社の取引先情報など流出
精密機械メーカー、セイコーインスツル（ＳＩＩ）は１０日、子会社セイコーアイ・インフォテックの男性社員が自宅で使用していた個人用パソコンがファイル交換ソフト「ウィニー」のウイルスに感染し、取引企業の住所や電話番号、担当者名など６９５７件分の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。
（毎日新聞）

■日経ビジネスに厳重抗議　ヤマダ電機<9831>のコワモテ
「日経ビジネス」に掲載された特集記事「孤独な最大手、ヤマダ電機の猛進」を巡り、家電最大手のヤマダ電機がホームページ上で「ネガティブキャンペーンだ」とかみついたことが波紋を呼んでいる。同社は2007年1月、職安法違反疑惑を連載記事で報じた読売新聞に対しても、連載中に強硬に抗議していた経緯があるからだ。

△みずほ<8411>銀行がハードロックCDにコンテンツ投資
みずほ銀行はアニメや映画などで実施していたコンテンツ投資を、洋楽CDにも対象を広げる。2007年8月10日付のフジサンケイビジネスアイが報じた。コンテンツ投資は信託機能を使った投資手法で、レコード会社「ワードレコーズ」が今後発売するCDアルバム（コンテンツ）に出資して収益配分権を信託し、出資分に応じて利益を受け取る。CDが売れれば利益も上がるが、売れないと損失となることもある。第1弾としてハードロック・バンド「ディープ・パープル」のコンサート音源を使ったCDアルバムがすでに発売され、07年9月には「yes」のCDアルバム「ライブ・アット・モントルー2003」を発売する。
（J-CASTニュース）

△ベネッセ<9783>、レビュー機能付き総合通販サイト
ベネッセコーポレーションはこのほど、総合通販サイト「ショッピングモール」をオープンした。雑誌ブランド別に開設していた通販サイトを統合し、商品レビュー機能も付けた。育児・教育関連商品や、「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」通信講座、犬、猫用グッズなど計7000点の商品をそろえた。「ベビー」「小学生」などライフステージ別のメニューや、「アパレル」「生活用品」「学習」などジャンル別のメニューから検索できるほか、キーワードや価格帯による検索も可能だ。ID不要で利用できるが、IDを取得して子どもの年齢を登録すれば、子どもに合った商品をマイページで提案する。

△平和堂<8276>、Edy／QUICPay／iD共用端末を導入
複数のFeliCa決済方式が利用できる、マルチ端末の導入が進んでいる。滋賀県を中心に展開するスーパー平和堂では、3種類の決済に対応するマルチ端末を導入する。

△オンキヨー<6729>、HD DVDプレーヤーを発表
オンキヨー米国法人は8月9日、同社初のHD DVDプレーヤー「DV-HD805」を発表した。同製品はHDMI 1.3a Deep Color、新しいロスレスサラウンドサウンドフォーマットのDolby TrueHDとDTS-HD Master Audioに対応する。イーサネットポートを備え、HD DVDのインターネット機能を利用できるほか、ファームウェアアップデートを簡単にダウンロードできるという。DV-HD805は今秋発売予定で、推奨小売価格は899ドル。

△「ヤフー<4689>みんなの検定」に携帯版
ヤフーは、ユーザーが作成した13万以上の検定を受けられる「みんなの検定」の携帯電話向けサイトを8月15日に開設する。「ガンダム名セリフ使い方検定」「プロ野球選手検定」などユーザーが作成した検定を、5問か10問の択一式で受検できるほか、Yahoo！JAPAN IDでログインすれば、受験履歴やお気に入り検定を確認したり、出題者にコメントを残せる「マイページ」を利用できる。携帯から検定の作成はできない。
NTTドコモ<9437>、KDDI<9433>（au）、ソフトバンク<9984>モバイルの携帯に対応した。同社は「PCだけでなく携帯からの利用を促進し、知識の共有を軸にしたコミュニケーションを楽しんでほしい」としている。
（ITmedia News）

△東京ドーム<9681>ホテル、「年末限定！ドーム満喫連泊プラン」を発売

△マウスコンピューター（ＭＣＪ<6670>）とヨドバシカメラ、「ｉ－Ｆｒｉｅｎｄシリーズ」からスリムＰＣなど６機種を発売

△セルシス<3829>、マンガ制作ソフト「コミックスタジオ」の最新バージョンを発売

△アクロディア<3823>、ＫＤＤＩ<9433>と「ＶＩＶＩＤ　ＵＩ」「ＶＩＶＩＤ　Ｍｏｖｉｅ」のライセンス契約を締結

△平田機工<6258>、クライスラー社から新型エンジン組立ラインなど約７０億円を受注

△スズキ<7269>、フランクフルトモーターショーにコンセプトカー「Ｃｏｎｃｅｐｔ　Ｋｉｚａｓｈｉ」など出品

△三菱ＵＦＪニコス<8583>など、北都銀行と提携しリボルビング一部返済サービスを開始

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、日本生命と提携し来年１月から保険契約者対象に決済サービスを開始

△ＳＢＩ<8473>　Ｒｏｂｏ、株式銘柄検索サービス「Ｅ＊　Ｓｅａｒｃｈ」の機能を大幅強化

△東芝<6502>、インドの大手民間電力会社から石炭火力発電設備を受注

△盛田（ジャパン・フード＆リカー・アライアンス<2538>）、辛口タイプの清酒「尾張乃國　鬼の燗酒」を発売、愛知県産酒造好適米「夢山水」を使用した清酒「ねのひ　特別純米」を発売

□ソフトバンク<9984>モバイル、「Ｓ！キャスト」サービスを９月２８日で終了、「Ｓ！ケータイ動画」サービスを９月３０日で終了

△明治製菓<2202>、高濃度ポリフェノールの「テオブロココアＰ－８００」を発売

△森永乳業<2264>、ジューシーなフルーツゼリー「ミックスフルーツが食べたい！」を発売、エスキモー「ＰＡＲＭ　チョコレート＆チョコレートアイスクリームバー」を発売

△亀田製菓<2220>、期間限定スナック「かぼちゃスナック」と「ごぼうスナック」を発売

△昭和産業<2004>、「まるめて焼くだけおやつパンミックス」など秋の家庭用製品を発売

△ソニー<6758>スタイル・ジャパン、法人向け「ビジネスＶＡＩＯレンタルサービス」を開始

△マクロミル<3730>、「会社員の夏休みに関する調査」結果を発表

△ファンケル<4921>、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整える「おなかピオ」を発売

△ウェザーニューズ<4825>、熱中症の危険を携帯電話に知らせる「熱中症アラーム」サービスを開始

△ひまわり<8738>証券、大証で導入の日経２２５ｍｉｎｉなど夜間取引の取り扱いを初日から開始

△システムインテグレータ<3826>、Ｏｒａｃｌｅアプリケーション統合型開発支援ツールの最新版を提供

△大阪ガス<9532>、キッチンとカラーコーディネートができるビルトインコンロを発売

△コーセー<4922>、挑発的な大きな目に仕上げる「リンメル　マグニファイズ　マスカラ」を発売

△オンキヨー<6729>、ＣＤ＆ｉＰｏｄ再生対応のＤｏｃｋ搭載ＣＤチューナーアンプシステム２機種を発売

△新日本石油<5001>グループ、マレーシア・サラワク沖ガス田で新たなガス埋蔵量を発見

△ピジョン<7956>、お手入れしやすい「ベビーリズム　さく乳器＜手動タイプ＞」を発売

△新日鉄<5401>、南米の鉄鋼会社「ウジミナス社」の拡張投資計画を発表
（日経プレスリリース）

△トヨタ<7203>、ＨＶ車「プリウス」が７月スタートの新燃費目標基準を初めて達成
トヨタ自動車は１０日、ハイブリッドカー「プリウス」が、７月にスタートした新燃費目標基準「２０１５年度燃費基準」を、同社で初めて達成したと発表した。同基準では、従来の走行燃費試験「１０・１５モード走行」に代わり、より実態に則して燃費を算定する新たな走行燃費試験「ＪＣ０８モード走行」が導入された。プリウスが属する乗用車カテゴリーは１リットル当たり１７・２キロメートルの燃費が求められる。プリウスは同２９・６キロメートルと大幅にクリアした。

△リンナイ<5947>、米ＧＥにガス瞬間式給湯器をＯＥＭ供給
リンナイは１０日、米販売子会社のリンナイアメリカを通じ、米ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）への家庭用ガス瞬間式給湯器のＯＥＭ（相手先ブランド）供給で同社と合意したと発表した。リンナイが日本で生産して０８年１月から供給、ＧＥが米国とカナダで販売する。０８年に３万台、２０１０年に８万台の販売を見込む。米のガス給湯器市場はタンクに湯をためる貯湯式給湯器が主流。大量に湯を使うと湯切れが発生する。広い設置も必要とするなど課題があった。昨今、米での省エネルギー機器需要の高まりなどを受け、熱効率が貯湯式より約２０％優れ、湯切れがなく、省スペースのガス瞬間式給湯器の需要が増えている。今回のＯＥＭ供給により米でのガス瞬間式給湯器の販売を拡大させる。

△伊藤忠商事<8001>、豪石油会社と原油・ガスの権益取得で合意
伊藤忠商事は１０日、豪州現地法人を通じて、豪州南東部ビクトリア州沖海域にある原油・ガス鉱区の権益を２０％取得することで、現地の中堅石油開発会社と合意したと発表した。アンゾン・オーストラリアとビーチ・ペトロリアムから１０％ずつ譲渡を受ける。取得金額は計２億４６００万豪州ドル（約２５０億円）。取得したのは、ＶＩＣ／Ｌ２６・２７・２８の３鉱区。０６年に原油生産を開始し、現在の生産量は日量１万５０００バレル。同鉱区ではガス開発と原油増産を計画中で、向こう１５年にわたり安定収益が見込めるという。伊藤忠では、豪州での石油・ガスの権益買収と探鉱・開発活動を強化するため、引き続き４００億円以上の投資を行う計画だ。

△日商エレ<9865>、米インフィネラと販売代理店契約－光伝送装置を国内で販売
日商エレクトロニクスは１０日、米インフィネラ（カリフォルニア州）と国内販売代理店契約を締結したと発表した。インフィネラの光伝送装置「ＤＴＮ」を日本国内で販売、サポートする。ＤＴＮはルータなどから複数の回線を取り込み、同一の光ファイバーで伝送することで、伝達容量、効率の向上を実現する。初年度５億円の売り上げを目指す。ＤＴＮは、１０ギガベースで最大８０の波長に対応する高密度波長分割多重方式（ＤＷＤＭ）機能に加え、２・５ギガベースをはじめとした複数の波長レベルに対応できる機能を持つ。またインフィネラが開発した光集積回路（ＰＩＣ）技術により、従来の波長分割多重（ＷＤＭ）方式の装置で使われていた数十のデバイスを１チップ化。光伝送において波長を意識することなくネットワークの構築や拡張変更、障害の切り分けが可能となるため、設計・導入・運用コストが５０－７０％程度低減できる。
（日刊工業新聞）

▼新日本製鐵<5401>が４日続落
新日本製鐵が、３１円安の３２６円と４日続落となった。一時８１６円まで売られる場面もあった。相場全体は、サブプライムローン問題に端を発した米国市場安を受け、日経平均株価は４００円を超える下落、ヘッジファンドの解約を懸念した売り、信用取引における追加保証金差し入れ発生に伴う、処分売りなどが重なった模様。

△株マニ注目のソネット・エムスリー<2413>が３日続伸しモミ合い抜け
株マニ注目のソネット・エムスリーが、７０００円高の３７万８０００円と３日続伸、一時３８万５０００円まで買われ６月１９日高値３７万７０００円を上回りモミ合い抜けとなっている　医療サイト『ＭＲ君』の運営を通し、製薬会社の医師向け情報提供を支援するソネット・エムスリーは、前週２５日に第１四半期決算を発表、１Ｑ売上高が前年同期比４６．３％増、経常利益が同５８．３％増、純利益が同５５．０％増と大幅増収増益と好調に推移しているから注目したい。

△電通<4324>は信用好需給も下支えし５日続伸
電通が、１万円高の３３万円６０００円と５日続伸となっている。６日付で外資系証券が投資判断を「中立」→「買い」格上げ、目標株価を３７万円としたことが買い手掛かり。信用取組倍率が０．７８倍と好需給となっており、６月２１日高値３５万７０００円を視野に入れている。
（証券日刊新聞）

△リサパートナー<8924>、6月中間は経常42％増益
リサパートナーズの6月中間連結は、売上高111億7100万円（前年同期比36％増）、経常利益26億7200万円（同42％増）、純利益18億0500万円（同59％増）だった。12月通期は、売上高267億0800万円（前期比60％増、進捗率41％）、経常利益79億8400万円（同53％増、同33％）、純利益45億6700万円（同50％増、同39％）を見込む。

△ぐるなび<2440>、今3月期予想を上方修正
ぐるなびは、今3月期の連結業績予想を上方修正、売上高145億5000万円（前回予想142億5000万円）、経常利益19億 5000万円（同16億5000万円）、純利益8億5000万円（同7億円）とした。

△アートネイチャー<7823>、9月中間予想を上方修正
アートネイチャーは、9月中間期の連結業績予想を上方修正、売上高151億7000万円（前回予想148億2700万円）、経常利益22億3400万円（同17億1600万円）、純利益12億1500万円（同9億2800万円）とした。

▼ダイコク電機<6430>、9月中間期予想を下方修正
ダイコク電機は、9月中間期の連結業績予想を下方修正、売上高157億円（前回予想179億円）、経常損益4億円の赤字（同8億円の黒字）、純損益7億円の赤字（同4億円の黒字）とした。同社では、パチスロ遊技機を新基準機へ入れ替える時期を迎えたため、出店計画が抑えられているため、情報システムの売り上げがマイナスとなる見通し。また制御システムも第2四半期に予定していた1機種が下期にずれ込むことになったため、としている。

▼日駐<2353>、前7月期予想を下方修正
日本駐車場開発は、前7月期の連結業績予想を下方修正、売上高67億7500万円（前回予想66億0500万円）、経常利益13 億2000万円（同14億5000万円）、純利益6億1000万円（同8億3500万円）とした。

▼六甲バター<2266>の下方修正
六甲バターは、今12月期の連結業績予想を下方修正、売上高334億円（前回予想343億6000万円）、経常損益2億7500 万円の赤字（同6億1000万円の黒字）、純損益3億円の赤字（同2億9000万円の黒字）とした。

▼三井海洋開発<6269>、中間期の利益予想を減額
三井海洋開発は、6月中間期の連結業績予想について、経常利益予想を従来予想の21億円から19億円、純利益を同12億円から 11億円とし、それぞれ減額修正を行った。同社では、建造工事の大部分が持分法適用会社向けであったことや海外子会社工事で、費用は上期に発生するものの、売り上げは下期に計上される追加工事などがあったため、としている。一方、売上高についてはＦＰＳＯの建造工事が当初予想を上回ったことから550億円から720億円に増額した。通期については為替レートや工事の進ちょくなど不確定要素が多いため、現時点で変更していない。

▼ターボリナックス<3777>、6月中間予想を下方修正
ターボリナックスは、6月中間期の連結業績予想を下方修正、売上高3億9100万円（前回予想3億8500万円）、経常損益2億 3500万円の赤字（同1200万円の赤字）、純損益2億6300万円の赤字（同1100万円の赤字）とした。同社では、「wizpy」の販売開始時期が遅れたことが主な要因としている。

□共立メンテ<9616>、第1四半期は経常22％減益　進捗率32％
共立メンテナンスの第1四半期連結は、売上高180億4700万円（前年同期比15％増）、経常利益14億3000万円（同22％減）、純利益8億5000万円（同13％減）だった。3月通期は、売上高742億円（前期比11％増、進捗率24％）、経常利益44億6000万円（同17％増、同32％）、純利益27億9000万円（同15％増、同30％）を見込む。

△芝浦電子<6957>、第1四半期は経常30％増益
芝浦電子の第1四半期連結は、売上高38億9200万円（前年同期比6％増）、経常利益5億4800万円（同30％増）、純利益3億6500万円（同41％増）だった。3月通期は、売上高173億円（前期比9％増、進捗率22％）、経常利益25億円（同10％増、同21％）、純利益16億9000万円（同20％増、同21％）を見込む。

△ミクニ<7247>、第1四半期は経常40％増益
ミクニの第1四半期連結は、売上高240億3200万円（前年同期比4％増）、経常利益5億0800万円（同40％増）、純利益2億3800万円（同37％増）だった。続く3月通期は、売上高960億円（前期比0％増、進捗率25％）、経常利益30億円（同2％増、同16％）、純利益17億円（同22％増、同14％）を見込む。

△松田産業<7456>、今3月期予想を上方修正
松田産業は、今3月期の連結業績予想を上方修正、売上高1800億円（前回予想1750億円）、経常利益80億円（同67億円）、純利益48億円（同41億円）とした。同社では、半導体・電子部品業界での生産状況と貴金属価格が高水準に推移したことから、当初の計画を上回ったため、としている。下期の動向に不透明感があることから、通期については上期の修正分のみを修正したという。

△オプト<2389>、6月中間業績予想を上方修正
オプトは、6月中間期の連結業績予想を上方修正、売上高170億9800万円（前回予想170億円）、経常利益6億8500万円（同3億8000万円）、純利益4億6300万円（同2億9000万円）とした。同社によれば、利益率の高い媒体の取扱高が拡大したことに加え、連結子会社5社の利益は想定よりも上振れたため、としている。

■ＴＨＫ<6481> 第一四半期業績 減益
ＴＨＫは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高497億円（前年同期比11.4％増）、経常利益92億円（同3.6％減）、当期純利益55億円（同1.9％減）。通期業績予想は、従来予想を据え置した。

▼富士ＰＳ<1848>の第1四半期　通期予想は下方修正
富士ピー・エスの第1四半期（4-6月期）連結は、売上高21億1500万円、経常損失7億4300万円、純損失7億7600万円だった。今年度より四半期開示を開始したため、前年同期との比較はない。なお、3月通期予想の下方修正を実施。売上高232億円（前回予想比2.7％増）、経常損失14億8000円（前期は9億円の赤字）、純損失17億円（前期は11億円の赤字）と赤字幅が拡大する見通し。

△ビケンテクノ<9791>の第1四半期　純利益23％増
ビケンテクノの第1四半期（4-6月期）連結は、売上高60億8900万円（前年同期比1.3％増）、経常利益2億4100万円（同2.0％減）、純利益1億8300万円（同23％増）だった。特別利益が寄与した模様。通期予想の変更はない。

△クレディセゾン<8253>、第1四半期は経常利益8％増
クレディセゾンの第1四半期連結は、営業収益925億4100万円（前期比12％増）、経常利益215億2900万円（同8％増）、純利益107億6600万円（同11％増）だった。エンタテイメント事業がマイナスと成ったものの、主力のクレジットカードサービス事業、ファイナンス事業、不動産関連事業がいずれも好調に推移した。
続く3月通期は、営業収益3400億円（前期比1％増、進捗率27％）、経常利益560億円（同30％減、同38％）、純利益260億円（同75％増、同41％）を見込む。

▼フジプレアム<4237>の第1四半期　減収減益に
フジプレアムの第1四半期（4-6月期）連結は、売上高50億8400万円（前年同期比6.3％減）、経常利益2億800万円（同37.1％減）、純利益1億円（同51.3％減）だった。ＦＰＤ事業は計画を上回ったものの、クリーン・エコエネルギー事業が受注量の未達や新設工場の費用増加が響いたようだ。

▼電気興業<6706> 第一四半期業績
電気興業は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高95億円（前年同期比12.2％減）、経常利益5.22億円（同48.2％減）、当期純利益2.18億円（同65.1％減）。通期業績予想は、従来予想で据え置としている。

△シノケン<8909>の第1四半期　67％増収
シノケンの第1四半期（4-6月期）連結は、売上高39億4400万円（前年同期比67.6％増）、経常損失1億200万円（前年同期は900万円の黒字）、純損失1億900万円（前年同期は300万円の黒字）だった。投資案件の引渡しが増えたため、大幅増収で着地した。
なお、3月通期は、売上高265億円（前期比35.1％増）、経常利益13億円（同21.7％増）、純利益8億2000万円（同11.7％増）を見込む。

△藤田観光<9722>、6月中間は経常52％増益
藤田観光の6月中間期の連結業績は、売上高346億3500万円（前期比3％増）、経常利益16億5100万円（同52％増）、純利益7億1900万円（同72％減）だった。12月通期は、売上高726億円（前期比2％増、進捗率47％）、経常利益53億円（同43％増、同31％）、純利益20億円（同46％減、同35％）を見込む。

▼シライ電子<6658>、今3月期予想を下方修正
シライ電子は、今3月期の連結業績予想を下方修正、売上高360億円（前回予想385億円）、経常利益8億円（同13億円）、純利益5億7800万円（同9億7000万円）とした。同社では、プラズマディスプレイを中心としたデジタル家電の受注量が予想よりも減少したことに加え、原材料価格の高止まり、売価への転嫁が遅れているため、としている。

■セントラル硝子<4044> 第一四半期業績
セントラル硝子は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高464億円（前年同期比0.4％減）、経常利益42億円（同2.5％減）、当期純利益25億円（同1.7％減）。通期業績予想は、当期純利益104億円と従来予想を据え置した。

△トウアバルブ<6466> 上方修正
トウアバルブは、2007年9月通期連結予想を発表した。バルブメンテンス事業が、原発向け敵検査工事の売上を計画しているなど校長に推移しており、上方修正となった。売上高113億円（前予想109億円）、経常利益12億円（同10億円）、当期純利益9.5億円（同7.3億円）。

△マクロミル<3730>、今期も2ケタ増収増益を計画
マクロミルの今6月期連結は、売上高80億円（前期比25％増）、経常利益22億円（同10％増）、純利益12億円（同13％増）となる見通し。「四季報」予想は、売上高84億円、経常利益27億円、純利益14億6000万円だった。

▼ＧＳユアサ<6674> 第一四半期業績 赤字拡大
ＧＳユアサは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高620億円（前年同期比8.1％増）、経常利益16.91億円赤字（前年同期7.33億円赤字）、四半期純利益16.29億円赤字（同14.13億円赤字）。通期業績予想は、当期純利益50億円（同21％増）と従来予想を据え置した。

△ホソカワミクロン<6277>、第3四半期は経常68％増益
ホソカワミクロンの第3四半期（10-6月期）の連結業績は、売上高347億2200万円（前年同期比20％増）、経常利益23 億3000万円（同68％増）、純利益17億8900万円（同2.1倍）だった。同社では、設備投資需要が旺盛に推移したことに加え、為替の円安、経費節減効果が奏功した、としている。
続く9月通期は、売上高480億円（前期比12％増、進捗率72％）、経常利益36億円（同13％増、同64％）、純利益28億円（同28％増、同63％）を見込む。

△ゲオ<2681>、今3月期予想を上方修正　ゲーム、DVDが好調
ゲオは、今3月期の連結業績予想を上方修正、売上高2500億円（前回予想2420億円）、経常利益117億円（同98億円）、純利益59億円（同50億円）とした。主力のレンタルDVDが好調に推移していることに加え、ゲーム関連商品でも「ニンテンドーDS」を中心に機器、ソフトの売り上げが大きく増加したという。同社では、ゲーム関連については、当初、品不足気味になると想定していたという。

■三井松島<1518>、第1四半期は経常17％増益
三井松島の第1四半期（4-6月期）連結は、売上高146億3800万円（前年同期比17％増）、経常利益2億2300万円（同 17％増）、純損益1億8700万円の赤字（前年同期2500万円の黒字）だった。同社では、海外子会社でのコスト増加などがあったものの、海外炭の販売単価がアップしたことで増収増益を確保した。純損益の赤字については投資有価証券評価損を計上したため。なお、3月通期は、売上高620億円（前期比16％増、進捗率23％）、経常利益14億円（同65％減、同15％）、純利益2億5000万円（同65％減）を見込む。

△バルクＨＤ<2467>、第1四半期は赤字幅縮小
バルクホールディングスの第1四半期（4-6月期）の連結業績は、売上高3億5400万円（前年同期比3％増）、経常損益 2100円の赤字（前年同期5500万円の赤字）、純損益2700万円の赤字（同5700万円の赤字）だった。主力のPBISM事業では内部統制構築支援サービスの受注とサービス内容の拡充に努めた結果、売上高が77％の増加となったほか、営業利益も大幅な伸びとなった。マネジメント構築コンサルティングの実績が評価されたようだ。ただ、マーケティングリサーチ事業では受注単価の低価格化や競合環境の激化の影響で、売り上げが減少し、営業損失が発生したという。続く3月通期は、売上高18億5000万円（前期比9％増）、経常利益1億0700万円（同2.6倍）、純利益6000万円（前期2300万円の赤字）を見込む。

▼Ｅギャランティ<8771>、第1四半期は経常利益6800万円
イー・ギャンランティの第1四半期業績は、売上高4億3300万円、経常利益6800万円、純利益6700万円だった。初の四半期決算のため前年との比較はないが、同社では「計画通りだ」とコメントしている。事業法人向け保証サービスが好調に推移したようだ。新設した九州支店の寄与や、名古屋銀行や山口銀行、百四銀行などとの提携の効果が出たという。また、金融法人向け保証サービスでも、4月に金融法人営業部を設置した。「一件あたりの契約金額が大きいため、積極的な営業活動を行っている」（同社）。続く3月通期は、売上高20億4000万円（前期比43％増、進ちょく率21％）、経常利益3億円（同52％増、同22％）、純利益1億5600万円（同4％減、同42％）を見込む。

△ＭＣＪ<6670> 上方修正
ＭＣＪは、2007年9月中間連結予想を発表した。売上高492億円（前年同期比462億円）、経常利益11.71億円（同7.42億円）、当期純利益6.54億円（同3.07億円）。

△浜松ホトニクス<6965> 第3四半期業績 増益
浜松ホトニクスは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高716億円（前年同期比11.9％増）、経常利益164億円（同20％増）、当期純利益99億円（同25.9％増）。通期業績予想は、当期純利益122億円で従来予想を据え置した。クイックコンセンサスは、同123億円。

△マーベラス<7844> 上方修正
マーベラスは、2008年3月通期連結予想を発表した。アミューズメント事業において事業譲渡が不透明であった1店舗で見込んでいた特損1.3億円がなくなったことで、当期純利益7.8億円（前予想6.5億円）となった。

△住友倉庫<9303> 第一四半期業績 大幅増益
住友倉庫は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高338億円（前年同期比23.2％増）、経常利益27億円（同33.8％増）、当期純利益17億円（同33.3％増）。通期業績予想は、従来予想を据え置とした。

△Ｔ＆Ｄ<8795> 第一四半期業績 増益
Ｔ＆ＤＨＤは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。経常収益6352億円（前年同期比0.4％増）、経常利益665億円（同15.5％増）、当期純利益283億円（同5.1％増）。通期業績予想は、当期純利益370億円（同4.6％減）。クイックコンセンサスで同376億円。

▼コジマ<7513> 第一四半期業績 赤字拡大
コジマは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高1167億円（前年同期比4.6％減）、経常利益13.19億円赤字(同2.46億円赤字）、当期純利益7.62億円（同1.87億円赤字）。通期業績予想は、当期純利益25億円（同34.5％増）。クイックコンセンサスは同21億円。

▼シンニッタン<6319> 下方修正
シンニッタンは、2008年3月通期連結予想を発表した。役員退職慰労引当金の計上に伴い、販売費及び一般管理費も特損に計上し、当期純利益16億円（前予想19億円）。

△宮地エンジニアリング<3431> 上方修正
宮地エンジニアリングは、2008年3月通期連結予想を発表した。固定資産売却益を特別利益で計上することで、当期純利益が17億円（前予想5.3億円）となる。

□日東紡<3110> 第一四半期業績
日東紡は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高330億円（前年同期比0.8％減）、経常利益26億円（同24.9％増）、当期純利益15億円（同0.1％減）。通期業績予想は、当期純利益55億円で従来予想を据え置した。クイックコンセンサスは、同62億円。

■サッポロＨＤ<2501> 中間赤字 通期は据え置
サッポロＨＤは、2007年6月中間連結決算を発表した。売上高2114億円（前年同期比5.7％増）、経常利益28億円赤字（前年同期30億円赤字）、当期純利益55億円赤字（同39億円赤字）。通期業績予想は、経常利益80億円、当期純利益30億円と従来予想を据え置した。クイックコンセンサス当期純利益25億円。

▼カカクコム<2371> 第一四半期業績 減益
カカクコムは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高14.8億円（前年同期比37.9％増）、経常利益2,45億円（同2.6億円）、当期純利益1.27億円(同16.6％減）。通期業績予想は、当期純利益9億円従来予想を据え置した。市場予想は、クイックコンセンサスで9.46億円。
（證券新報）

□荏原<6361>の４―６月期、経常赤字38億円――風水力好調で赤字幅縮小
荏原が10日発表した４―６月期の連結業績は、経常損益が38億円の赤字（前年同期は107億円の赤字）だった。下期に売り上げが集中するため赤字だが、主力の風水力事業がアジアなど海外を中心に好調だったのに加え、粗利益率が改善し赤字幅を縮小させた。受取利息や受取配当金などの営業外収益の増加も赤字幅縮小に貢献した。売上高は26％増の1032億円だった。エンジニアリング部門は利益体質への転換のため、減収となったものの、主力の風水力事業が石油化学プラント向けのポンプなどの販売が伸びて好調。精密・電子事業もフラッシュメモリー関連の設備投資が旺盛で堅調に推移した。営業損益は36億円の赤字（前年同期は103億円の赤字）、最終損益は20億円の赤字（同61億円の赤字）だった。前年同期にあった有価証券売却益などの特別利益がなくなったことも影響した。

▼ＮＯＶＡ<4655>、4―6月決算発表を延期
英会話最大手のＮＯＶＡは10日、同日予定していた2007年4―6月期業績の発表を延期すると発表した。中途解約者への対応や、返金額の決定に時間を要するためとしている。同社は6月以降、経済産業省や東京都による行政処分・指導などを受け、中途解約をめぐる返金基準などを見直している。発表は8月 24日となる予定という。

△楽天<4755>、関連会社売却で特別益455億円・今期
楽天は10日、持ち分法適用関連会社の株式を売却し、2007年12月期に約455億7000万円の特別利益を計上すると発表した。売却するのは米ナスダック市場に上場している中国の旅行サイト運営会社、シートリップ・ドットコム（ケイマン諸島）の保有株すべて。売却額は約575億5000万円。楽天は04年6月にシートリップに出資した。その後、グループの楽天トラベル（東京・港）が中国事業を拡大する一方、シートリップとの事業面での連携はほとんど進んでいないことから、今月7日にシートリップ株を売却すると発表していた。売却で得た資金は運転資金や借入金の返済などに充てる。
（NIKKEI NET）

△ｎｇｉ<2497>が大幅高、業績や自己株取得が手掛かり
ｎｇｉ　ｇｒｏｕｐが大幅高。一時はストップ高をつける場面もあった。９日に発表した４─６月期決算や自己株取得が手掛かりになっているという。４─６月期連結当期損益は、前年同期の６４００万円の赤字に対して１億５３００万円の黒字を確保した。また、発行済み株式総数の４％に当たる５０００株を上限に自己株式を取得することも、合わせて発表している。

▼住友ベークライト<4203>が一段安、4─6月期決算を嫌気
住友ベークライトが一段安。１０日に発表した４─６月期決算を嫌気しているという。４─６月期の連結経常利益は前年同期比１９．５％減の４１億０７００万円になった。

■Ｔ・ＺＯＮＥホールディングス<8073>、親会社との合併延期
Ｔ・ＺＯＮＥホールディングスは１０日、同社の親会社であるＫＥホールディングス（東京都中央区）との合併を当初予定の１０月１日から延期すると発表した。当初は合併後にジャスダック証券取引所へ新規上場企業として申請を行う方針だったが、１）日本版ＳＯＸ法への対応、２）新しい会計監査人への対応、３）子会社の株式上場への準備──などを優先させるために合併を延期するとしている。Ｔ・ＺＯＮＥＨＤは１０月１日付でＫＥＨＤとの合併を行うと５月２４日に発表したが、ジャスダックはＴ・ＺＯＮＥＨＤが実質的な存続会社とは認められないとして合併効力発生日から猶予期間に入ると発表。Ｔ・ＺＯＮＥＨＤは合併期日前に審査を受けることが実務上または日程上難しいため、合併自体を遅らせるよりは合併後に新規上場企業としての審査を申請することに決めたと６月４日に発表していた。

□トヨタ<7203>の米自動車販売は今後も拡大、ペースは減速＝北米事業幹部
トヨタ自動車の北米事業販売担当責任者のジム・レンツ氏は９日、ロイターとのインタビューで、トヨタは今後も米国市場で自動車販売を伸ばす見通しだが、そのペースは過去と比べて減速する見込みだと語った。同氏は「われわれは現在、米国市場でかなりのシェアを占めており、過去数年のような２ケタ成長が続くとは考えていない」と述べた。同氏は８日、２００７年のトヨタの米自動車販売台数が前年比５―６％増になるとの見通しを示した。トヨタは、世界販売で米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）と接戦を繰り広げており、今年には世界最大の自動車メーカーになるとみられている。レンツ氏は「２００８年のトヨタの自動車販売は確実に伸びる見込みだが、どの程度の伸びになるかは第４・四半期に市場を見直してみなければならない」と語った。同氏はまた、トヨタが米市場で高級小型車の販売に注目していることも明らかにした。トヨタは、２０代や３０代前半の多くの若者が都市部に移り住む「都市化」の動向について調査しており、同氏は「こうした人々はお金を持っており車を必要としている。通勤には長時間を要さず、駐車スペースの広さは限られている。ここに高級小型車のニーズがある」と指摘した。

■日興<8603>プリンシパル株式売却を検討している事実はない＝日興ＣＧ
日興コーディアルグループは１０日、傘下の投資会社、日興プリンシパル・インベストメンツの株式売却を検討している事実は一切ない、とのコメントを発表した。１０日付日経新聞朝刊は、農林中央金庫が日興プリンシパル・インベストメンツを買収する方向で、日興の親会社の米シティグループと調整に入った、と報じた。
（ロイター）

△ＹＡＭＡＴＯ<7853> 一時ストップ高。
株主優待制度が手がかり材料となっているようだ。前日に株主優待制度の新設を発表、10株以上保有の株主に5000円相当の優待券を贈呈するとしている。株主優待を利回りに換算した際、妙味があるとの見方につながっているもよう。

△ヒロセ電<6806>---高値更新後は寄り付き水準に
高値更新後は寄り付き水準に。売り先行で始まった後は急速に切り返しをみせていたが、再び寄り付きレベルに押されている。ただ、前日陽線範囲内で底堅く、 5日、25日線とのゴールデンクロスも意識される格好。なお、カリヨンでは「Buy」を継続。7月の受注が明確な回復基調を示してきたと。妥当株価は 17300円。

▼インフォテリ<3853> ストップ安売り気配。
業績の計画未達懸念から売りがかさんでいるようだ。第1四半期は前年同期との比較がないものの、経常損益で1.27億円の赤字と営業損益段階から赤字となっている。上場時から上期は経常利益で0.06億円と大幅な減益を見込んでいるが、売上高の進ちょく状況も相まって未達懸念につながっているもよう。

△トウアバルブ<6466>---これまでの支持線をサポート
プラスに転じる。7/11、7/25高値とのダブルトップが意識され、その後は調整が続いている。ただ、本日も利食い優勢となっていたが、これまでの支持線として意識されている55万円レベルで下げ渋りをみせ、プラスに転じてきている。

△三菱商<8058>---テクニカルでは一旦リバウンド狙いだが
大幅下落で2ヶ月ぶりに3000円を割り込んでいる。ファンドによる資産圧縮とみられる流れが強まり、先駆銘柄への利食いが強まっている。一目均衡表では先行スパン（雲）下限に到達。テクニカルでは一旦リバウンド狙いだが。

□ユニチャペット<2059>---日興シティでは「1Ｍ」継続
小動き。4900円を中心とした膠着が続いている。なお、日興シティでは社長とのミーティングを行い、強気の投資スタンスを裏付ける内容だったようだ。投資評価「1Ｍ」、ターゲット5300円を継続。

△鹿島<1812> 利食い優勢後は再び出直り基調に。
なお、モルガン・スタンレーでは、2日間で株価が大幅に上昇したとは言え、「OVERWEIGHT」としている鹿島、戸田建、関電工、きんでんの株価に割高感は無いと。

▼アジア<2149> ストップ安売り気配。
中間期の計画未達が嫌気されているようだ。前日に07年6月中間期の業績予想を下方修正しており、経常利益については従来予想の5019千米ドルから3491千米ドルに減額された。広告枠の減少に加え、為替差損が発生したとしている。

▼洋エンジ<6330>---4月以来の600円割れ
4月以来の600円を割り込んでいる。一目均衡表では直近リバウンドも雲上限に跳ね返されていた。なお、カリヨンでは「Buy」を継続。プラントセクターの中で1Qの受注が大幅増加。妥当価格は800円としている。

▼アビリット<6423>---下方修正受けて急落、上場来安値更新
急落。昨年11月13日の上場来安値を更新している。前日に業績予想の下方修正を発表、中間期経常損益は従来予想7.9億円の赤字から10.7億円の赤字に減額している。パチスロ機の販売不振が背景となっており、期末配当金も20円の予想から無配に転落となる。

△住友ゴ<5110>---ＧＳでは「買い」再強調
3日続落で年初来安値更新。昨日決算を発表したが、ゴールドマン・サックスでは6日の上期上方修正に沿った内容で、サプライズ無しと。コンセンサスはこれから数量増を織り込むと考え、「買い」再強調。

△ブリヂス<5108>---ＵＢＳでは収益環境は一段と明るくなったと
5営業日ぶり反落。前日までの上昇で7月高値を捉えていたが、利食い優勢で25日線を割り込んでいる。なお、ＵＢＳでは収益環境は一段と明るくなったとし、レーティングを「Buy」に格上げし、目標株価を3300円に引き上げている。
（フィスコ）

△日興コーデ<8603>が高い、農林中央金庫が傘下の投資会社を買収と報じられる
日興コーディアルグループが一時、前日比63円（4.12％）高の1593円まで上昇。10日付の日本経済新聞朝刊は「農林中央金庫が日興コーディアルグループ傘下の投資会社『日興プリンシパル・インベストメンツ』を買収する方向で調整に入った」と報じたことが買い手掛かりとなったようだ。尚、日興コーデは同日付けでこの買収報道に関して「当社グループとして、日興プリンシパル・インベストメンツの株式売却を検討している事実は一切ございません」とする声明を発表している。
（テクノバーン）

△西尾レント<9699>が急騰、第３四半期時点での業績進ちょく率は８３．５％
西尾レントオールが急騰。１５５円高の２３０５円まで買われ、大証１部で値上がり率上位に躍進した。１０日に今０７年９月期の第３四半期業績（０６年１０月～０７年６月累計）を発表。経常利益は６１億３８００万円（前年同期比２．６％増）と堅調に推移。民間建築工事の増加やショッピングセンター建設、自動車、家電メーカーなどの工場メンテナンスの需要が高まり、業績に貢献した。通期業績予想は経常利益７３億４９００万円（前期比０．４１％増）を据え置くが、業績の進ちょく率は８３．５％に達しており、買い意欲が強まっている。

△コカウエスト<2579>が上伸、中間期の経常４割増益で通期業績予想を上方修正
コカ・コーラウエストホールディングスが上伸。一時１０５円高の２５８５円まで買われている。近畿から九州をエリアにコカ・コーラ製品を扱う同社は９日、今０７年１２月期の６月中間期連結決算を発表。０６年７月の経営統合効果などで経常利益は４８億５１００万円（前年同期比４０．０％増）、純利益は２６億９０００万円（同５５．６％増）と好調だった。併せて通期の連結業績予想を修正、減価償却方法の変更などで経常利益を１５３億円から１６３億円に、純利益を８９億円から９４億円に増額したことも評価されている。

△タカタ<7312>が買われる、大和総研のレーティング引き上げを好感
タカタが全般相場軟調のなか逆行高。１７０円高の４２８０円まで上昇している。大和総研は９日付で「『端境期』でも増益確保にメド」とし、レーティングを「３」から「２」に、目標株価を４２００円から４７００円程度に引き上げた。引き上げの背景には従来業績予想の増額修正があり、連結業績について、今０８年３月期は売上高５１８０億円（前期比３％増、会社側計画は４７１５億円）、営業利益４２６億円（同７％増、同３８５億円）、経常利益４２６億円（同７％増、同３７５億円）、純利益２５５億円（同８％増、同２２０億円）、来期については売上高５３８０億円（今期予想比４％増）、営業利益４５７億円（同７％増）、経常利益４５７億円（同７％増）、純利益２７２億円（同７％増）と試算している。
（株式新聞ダイジェスト）

△みずほ証がダイヘン<6622>を「１」に格上げ
みずほ証券は１０日付でダイヘンの投資判断を「２」から「１」に引き上げた。目標株価は９００円。リポートでは「主要３事業全てで会社計画を上回り、０７年度は経常利益１００億円への到達を予想する」などとしていた。
（ラジオNIKKEI）

△大正製薬<4535>が強い
大正製薬が強い。薬品株でディフェンシブ性があるうえ、猛暑到来で主力のドリンク剤リポビタンＤなどの伸びに期待する向きもあるようだ。

△九州電力<9508>など電力株が高い
九州電力など電力株が逆行高。ディフェンシブ、高利回りで買われているようだ。

▼アルデプロ<8925>がＣＢ発行など決議
アルデプロは１０日、ゴールドマン・サックスが出資するＧＳＴＫ４を引受先とする約２００億円の第三者割当による新株式の発行および約１００億円のＣＢ発行を行うと発表した。今後の更なる事業拡大に向けて、これまで以上に強固な財務基盤を築くことが狙い。
（株式市場新聞）

▼アビリット<6423>が上場来安値を更新、赤字に修正を嫌気
パチンコ遊技機とパチンコプリペイドカードシステムを手掛けるアビリットが、５８円安の３９６円と大幅安。０６年１１月につけた上場来安値４２０円を更新している。前日の６月中間期・通期業績予想の下方修正発表を嫌気して失望売りが膨らんでいる。通期の純利益は１８億７７００万円の黒字予想から一転１３億２２００万円の赤字になる見通し。

△東洋炭素<5310>が高値更新、外資系証券が目標株価を引き上げ
東洋炭素が、６００円高の１３４０円と続伸し年初来高値を更新している。外資系証券が投資判断を「アウトパフォーム」継続、目標株価を１万９００円→１万５８００円に引き上げたことが買い手掛かり。同じ黒鉛関連の東海カーボン＜５３０１＞（東１）も高値更新となっている。

△片倉工業<3001>が３日続伸し連日の年初来高値更新
片倉工業が、１２５円高の２４２５円と３日続伸し連日の年初来高値更新となっている。新立川航空機<5996>など実質無借金会社で含み資産がある銘柄を見直す動きが鮮明となっている。片倉工業は、さいたま新都心に大型商業施設コクーンを運営していることなどを見直す動きに加え、信用取組倍率が０．４３倍と売り長の好需給になっていることも株価を押し上げているようだ。

▼ＤＯＷＡ<5714>が４日続落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキング第１位に
ＤＯＷＡホールディングスが、前場１０９円安の１１６６円と４日続落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキング第１位になっている。資源株にヘッジファンドの解約売りが懸念されていることから続落している同社は、７月２０日に非鉄市況高を背景に１５１５円の年初来高値をつけた後、７月３０日に通期業績予想の上方修正を発表も高値を抜くことが出来ず、上値の重たさから、戻り売り基調を強める展開となっている。株価は、５月２１日の安値１１００円に接近しており、このあたりで下げ止まるか注目されよう。
（証券日刊新聞）

△石油資源開発<1662> 上方修正
石油資源開発は、2008年3月通期連結予想を発表した。為替・原油価格動向の見直しから、上方修正となった。売上高1823億円（前予想1557億円）、経常利益221億円（同176億円）、当期純利益170億円（同132億円）。

▼日本電子<6951> 下方修正
日本電子は、2008年3月通期連結予想を発表した。、半導体関連において電子ビーム描画装置の売上が計画に対して減少を余儀なくされ下方修正となった。売上高1000億円（前予想1050億円）、経常利益32億円（同55億円）、当期純利益15億円(同30億円）。

▼日本軽金属<5701> 第一四半期業績
日本軽金属は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高1532億円（前年同期比8.9％増）、経常利益21.78億円（同41.2％減）、当期純利益10.19億円（同1％減）。通期業績予想は、当期純利益125億円で従来予想を据え置した。市場予想は、クイックコンセンサスで同126億円。

▼チタン工業<4098> 第一四半期業績
チタン工業は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高11.9億円（前年同期比9.3％減）、経常利益0.03億円（同95.6％減）、当期純利益0.32億円（同62.4％減）。通期業績予想は、据え置とした。

▼神鋼電機<6507> 第一四半期業績
神鋼電機は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高157億円（前年同期比8.2％増）、経常利益5.75億円赤字（同4.04億円赤字）、当期純利益5.25億円赤字（同7.41億円赤字）。通期業績予想は、当期純利益22億円と従来予想を据え置した。

□日鉄鉱業<1515> 第一四半期業績
日鉄鉱業は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高296億円（前年同期比6.5％増）、経常利益38億円（同16.7％増）、当期純利益21億円（同13.6％増）。通期業績予想っは、従来予想を据え置するとしている。

■東洋水産<2875> 第一四半期業績
東洋水産は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高779億円（前年同期比0.2％増）、経常利益54億円（同8.8％増）、当期純利益31億円（同5.9％減）。通期業績予想は、従来予想を据え置した。

△乾汽船<9113> 上方修正
乾汽船は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高200億円、経常利益55億円（前予想44億円）、当期純利益46億円（同44億円）。

▼住友ベークライト<4203> 第一四半期業績 減益
住友ベークライトは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高646億円（前年同期比1.9％増）、経常利益41億円（同19.5％減）、当期純利益28億円（同19.7％減）。通期業績予想は、当期純利益131億円（同9.9％増）と従来予想を据え置した。

△荏原製作所<6361> 第一四半期業績 赤字縮小
荏原製作所は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高1032億円（前年同期比25.7％増）、経常利益38億円赤字（同107億円赤字）、当期純利益20億円赤字（同61億円赤字）。通期業績予想は、据え置とした。
（証券新報）