あおぞら銀行(8304.T)は７日、筆頭株主の米サーベラスCBS.ULが保有する株式の８割超を売り出すと正式発表した。サーベラスはあおぞら銀の議決権の過半数を保有していたが７．７％に低下し、投資の大部分からエグジット（投資回収）する。売り出し規模は同日終値で換算すると約１４７８億円になる。
売り出されるのは計５億９１２５万株の株式で、国内外の投資家に対して行うグローバル・オファリングとなる。内訳は海外が３億１６２５万株、国内が２億７５００万株。

売り出し価格は１月１６日から１８日までの間に決める。売り出しの取りまとめ役となるグロバール・コーディネーターは、シティグループ証券とモルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券。

ロイターは７日、サーベラスが保有するあおぞら銀の株式の大半を売却する方向で最終調整に入ったと伝え、株価は前営業日比２８円安（１０％下落）の２５０円で取引を終了していた。

サーベラスの持ち分は７億２９０３万株（議決権の５７．７９％、２０１２年１２月１０日時点）だったが、今回の売り出しを経て、持ち分は９６５３万株（同７．７３％）に低下する。依然、第１位の株主であることに変わりはないが、８６．７％を手放すことになる。

サーベラスはこれまで日本で不良債権となったアセットや再生資金を必要とする企業に投資し、リターンを上げてきた。あおぞら銀行への投資もそうした戦略の一環。あおぞら銀は１９９８年に経営破綻し、一時国有化された旧日本債券信用銀行が母体。預金保険機構がソフトバンク(9984.T)やオリックス(8591.T)などを中心とするファンドに売却後、サーベラスが株式を引き受けて筆頭株主となり、２００６年１１月に株式を再上場していた。
（ロイターニュース　江本恵美；編集　山川薫）

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[3回]

買収企業にこだわらない　あおぞら銀行問題で竹中金融相
朝日新聞（人民網）2002/12/06
http://j.people.com.cn/2002/12/06/jp20021206_24040.html

  竹中金融・経済財政相は６日の閣議後の記者会見で、三井住友銀行があおぞら銀行の株式買収を検討していることについて「どこが好ましい、好ましくないということはない。基本的には当事者で話し合うことだ。所有者は銀行経営のノウハウをもっていることが好ましいが、要は実態だ」と述べ、買収企業の業態や国籍にはこだわらない姿勢を示した。

  また、為替相場については「少し前までの為替レートは少し割高感があった。良い方向に動いていくことを期待している」と、円安基調を容認する考えを示した。

  関東信越の在日朝鮮人系破綻（はたん）信用組合の受け皿として新設された「ハナ信用組合」への公的資金注入問題では「国内法に基づいて対応するのがわれわれの務めだ」と述べ、日本人理事長の受け入れなどで経営の透明性を確保するなら注入を認める考えを示唆した。
  ｢asahi.com｣　2002年12月6日
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2000年（平成12年）9月にソフトバンクグループ・オリックス・東京海上火災保険が組成した投資ファンドへ『１０億円』で売却され、2003年（平成15年）以降、筆頭株主であるソフトバンクグループが米国の投資ファンドサーベラスへ持株を売却し、2006年（平成18年）11月に日債銀から起算すると8年ぶりの東証一部に再上場を果たした。

しかし、2008年（平成20年）4月サーベラスグループによるTOBが成立。サーベラスは上場時にあおぞら銀行株を高値で大量売却し多額の利益を得ており、ネット上ではモラルハザードではないかとの声も上がっている。

外資へのあおぞら銀行売却に猛反対していた柳沢金融相の
更迭人事を思い出しますね。
･･･で、次に現れたのが「竹中平蔵」だわなぁ～･････

ちなみにあおぞら銀行売却案件でソフトバンクに付いた財務アドバイザーは
ゴールドマン・サックス

孫ソフトバンクは、あおぞら銀行再建にあたり、
政府保証を付けさせ政府にリスクを転嫁し、
その後売却し短期間で500億円の売却益を得ました。

３年間で500億円のメシウマ～･････

本当に「孫ソフトバンク」＆「竹中平蔵」は最強タッグだわぁ～･････
後ろ盾は、ずっと離れずにいるゴールドマン・サックスだしぃ～･････

･･･で、今回の売却が、
売り出し規模は同日終値で換算すると約１４７８億円になる。