「かんしゃく玉」、２月には「爆弾」にも－米債務上限問題
Bloomberg NEWS　2013/01/04 16:40 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MG39Y26K50XV01.html

　米国が与野党の激しい応酬の末にようやく「財政の崖」を回避したばかりだというのに、連邦債務の上限引き上げをめぐってオバマ米大統領はさらに大きな対立に直面する可能性がある。

米政府がデフォルト（債務不履行）に陥ると最も直接的な影響を受ける米国債の投資家は警戒態勢を取ってはいない。ウォール街の投資家は、与野党がオバマ大統領が「壊滅的」な結果を招くと恐れる事態を引き起こすのではなく、折り合いつけると引き続き確信している。米国の長期国債利回りは依然として過去最低付近だ。

カルバート・インベストメンツの債券運用者、マシュー・ドゥチ氏は、「政府と議会は見苦しく、さらに見苦しくなりつつある。ただ投資家は米国がデフォルトを回避するかどうかより、米国の経済成長率を気にしている」と述べた。

だがそれは共和党とオバマ大統領の衝突に向けた動きを止めるものではない。共和党が主導権を握る下院の指導者らは、債務上限引き上げの見返りに歳出削減を進めることを要求するとする一方で、大統領は交渉の余地はないとしている。

上院共和党の予算問題担当スタッフだったスティーブ・ベル氏は「経済的にみると、政府と議会はこれまでかんしゃく玉をもてあそんできた。それが２月にはプラスチック爆弾になり始める」と話している。
原題：Obama Catastrophe With Congress Looms as Investors Show NoAlarm（抜粋）
記事：ﾜｼﾝﾄﾝ Mike Dorning
記事：Steven Komarow

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[3回]

下記リンクでも言った通り、

しかし波･･･波乱はあれど、基本的には参院選を目指して
株価は騰がって行くと考えています。
そうしなければ８月中旬の「4-6月期GDP速報値」に間に合わないからです。
この「4-6月期GDP速報値」の良し悪しで
10月末迄に「14年4月の消費税率引き上げ」判断をしなければならないからです。

ここに判っている『２０１３年主要スケジュール』を記して置きます。

■２０１３年主要スケジュール■

１月２１日　　米大統領就任式（ワシントン、オバマ政権２期目スタート）
１月２２日　　イスラエル総選挙
１月内　　　  安倍首相訪米予定

２月　７日　　EU首脳会議（ブリュッセル）
２月１５日　　20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議（モスクワ）
２月２４日　　イタリア総選挙
２月２５日　　韓国大統領就任式（パク・クネ大統領）
２月内　　　  12年度補正予算成立（下旬）

３月　４日　　TPP拡大交渉会合（シンガポール13日まで）
３月　５日　　中国全人代開幕　習近平氏が国家主席に就任
３月１４日　　EU首脳会議（ブリュッセル）
３月１９日　　山口・西村亮日銀副総裁任期満了
３月内　　　  13年度暫定予算成立

４月　８日　　白川日銀総裁任期満了
４月１０日　　G8外相会議（ロンドン）
４月内　　　厚生年金の報酬比例部分の支給開始年齢が段階的に65歳に引き上げ

５月１０日　　G7財務省・中央銀行総裁会議（英アイルズベリ）
５月２２日　　EU首脳会議（ブリュッセル）
５月内　　　  13年度予算成立

６月１７日　　G8首脳会議（北アイルランド）
６月２７日　　EU首脳会議（ブリュッセル）

７月　１日　　クロアチアがEU加盟
７月１９日　　G20財務省・中央銀行総裁会議（モスクワ）
７月内　　　  参議院選

８月１０日　　世界陸上（モスクワ）
８月２９日　　横浜市長任期満了
８月内　　  　米カンザスシティー連銀経済シンポジウム（ジャクソン・ホール）

９月　５日　　G20首脳会議（サンクトペテルブルク）
９月　７日　　IOCが20年夏季五輪開催地を決定
９月内　　  　9月分から翌年8月分までの厚生年金保険料引き上げ、年17.12％へ
９月内　　  　ドイツ連邦議会選

10月　７日　　APEC首脳会議（インドネシア・バリ島）
10月１１日　　IMF・世銀年次総会（ワシントン）
10月内　　　  14年4月の消費税率引き上げ判断の期限（日本政府）
10月内　　  　10月分から公的年金の給付水準を1％引き下げ

11月１１日　　第19回国連気候変動枠組条約締約国会議（COP19ワルシャワ）

12月　３日　　WTO閣僚級会合（バリ島）
12月１９日　　EU首脳会議（ブリュッセル）
12月２３日　　天皇陛下80歳の誕生日

【日銀金融政策決定会合】
1月21～22日、2月13～14日、3月6～7日、4月3～4日、5月21～22日
6月10～11日、7月10～11日、8月7～8日、9月4～5日、10月3～4日
11月20～21日、12月19～20日

 【米連邦公開市場委員会（FOMC）】
1月29～30日、3月19～20日、4月30～5月1日、6月18～19日、7月30～31日
9月17～18日、10月29～30日、12月17～18日

 【欧州中央銀行（ECB）理事会】
1月10、24日、2月7、21日、3月7、21日、4月4、18日、5月2、16日
6月6、20日、7月4、18日、8月1日、9月5、19日、10月2、17日
11月7、21日、12月5～19日

【国内総生産（GDP速報値）発表日】
　　　      　        　　  日本　　 　アメリカ　　ユーロ圏　

12年10～12月期 　2月14日　　1月30日　　2月14日

13年  1～3月期　　5月中　 　 4月26日  　5月15日

13年　4～6月期　　8月中　  　7月31日　　8月14日

13年　7～9月期　 11月中     10月30日　 11月14日