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2013 01,04 11:00 |
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歌川国貞 『源氏物語 : わかなの巻』 京都『蹴鞠(けまり)初め』 (京都の休日249)
下鴨神社では、天下泰平・五穀豊穣などを願い、
下鴨神社は、平安京遷都以前からある京都最古の神社の一つ。
1500年ほど前、538年の仏教伝来と共に中国より伝わった蹴鞠は、
明治維新の後に一度は廃れたものの、1903年に蹴鞠保存会が設立されてからは、
◆1月4日 午後1時30分 ~
京都・下鴨神社で新春恒例「蹴鞠(けまり)初め」
鮮やかな色の水干、袴、烏帽子を身に付けた鞠人らが入庭すると、
解鞠(ときまり)とは、読んで字の如く、枝鞠から鞠を切り離す(解く)
蹴鞠は8人(もしくは6人)で円のようになり行われます。 この日本独自の伝統スポーツが特異なのは、 実は「勝敗がないこと」。
「相手が受けやすい鞠を蹴る」ことが「蹴鞠の道」とされています。 蹴り方は「一段三足(いちだんさんそく)」で返すのが良いと言われています。 鞠が回って来たら、3回で蹴って相手へと打ち返す事が理想的なのです。
「受取鞠(うけとるまり)」で、まずは鞠を受け止め、 こうして「アリ!ヤア!オウ!」と言いながら蹴鞠を進めて行きます。
まぁ~この他にも蹴鞠には色々と作法があるのですが端折ります。
心をひとつにして鞠をつなぐ蹴鞠は、 『蹴鞠』で思い出されるのは『源氏物語』の「若菜(わかな)上の巻」。
上記、歌川国貞 画『源氏物語 : わかなの巻』は、
御簾(みす)がまくれ、その隙間から紐の端を持った女人が姿を見せます。
柏木がかねてより思いを寄せていた女三宮を垣間見た瞬間です。 PR |
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