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2012 12,24 18:00 |
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ドル紙幣勢力分布を塗り替えるのは産油国
米国ではベビーブーマー(1946年~1964年生まれ、推計7800万人)の引退が本格化し、これから約20年にわたって過去に経験のないスピードで高齢化が進展する。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
その後、ブッシュの大統領就任が2001年1月。先行きを暗示するかのごとく、米国経済の減速が3月から観られた。そこでブッシュは6月に大型減税を成立させる。 この軍事侵攻の2003年5月、ブッシュはまたもや追加減税策を打ち出した。また、5月よりフェデラルファンド・レートは歴史的な1%にまで下げられ、ドルが世界中にばら撒かれる事になったのである。敵は誰でもよかった軍事侵攻と減税・低金利政策による強烈な経済刺激、これがブッシュの大統領在任期間にやってきた事である。 戦争という名の公共投資、1兆5千億ドルに及ぶ減税策、超低金利による大金融緩和を行って表面的には経済成長を達成した。軍事支出増大、大型減税政策を行なえば、景気がよくならないほうがおかしいのであって、その裏では財政事情が火の車となることもわかりきっていた。
その後始末に負われているのがオバマである。レ-ガンの外敵はソ連だった。ブッシュの外敵はイラクだった。そしてオバマの外敵は中国だろう。 しかし、忘れてはならない巨大勢力がもうひとつある。それは、中東アラブ産油国である。今まで石油はドル紙幣を集めるために利用されてきたが、彼らがドル紙幣以外のペ-パ-マネ-に興味を示し始めると、ドル紙幣勢力分布が大きく塗り変わる。 米国の消費・ドル紙幣支払⇒中国の生産・ドル紙幣受取、中国の石油消費・ドル紙幣支払⇒産油国・ドル紙幣受取 というような流れの中で、最終的にドル紙幣が貯まっているのは産油国である。案外、米中直接対立による要因よりも、ドル紙幣勢力分布を塗り替えるのは産油国だと言えるのでしょうか。米国ではシェ-ルオイル増産で、アラブ産油国とは疎遠になる方向にも向かっていますしね。 米国で生産が急増する新しい地下資源であるシェールオイルとガス。従来の化石燃料をしのぐ埋蔵量があるため、世界が大きく変わろうとしている。この新しい資源は、地下の固い岩盤(=シェール層)に含まれ、2000年前までは利用が困難とされてきたが、いまや技術革新が採掘を可能にした。
その中でも莫大な埋蔵量を誇る米国は、実用化に成功して経済効果に湧いている。さらに、石油の中東依存からの脱却も今後は可能となり、世界のパワーバランスが激変するものと考えられている。
未来を大きく変える可能性を秘めるとされる「シェール革命」。 オバマ大統領は、「我々の足もとには100年分のシェールが眠っている。このまま開発すれば、いずれエネルギー輸入量を半分にでき、シェールガスだけで60万人を雇用できる」と、期待を寄せている。 シェール革命は、19世紀の石炭、20世紀の石油、21世紀以降のシェ-ルとさえ言われるほどになりました。つまり、この新しいエネルギー革命は、国家間のパワーバランスまで変えつつあります。
まず、シェールの登場によって世界一の天然ガス産出国の地位から滑り落ちたのがロシア。ロシアにとって、シェール革命の影響はかなり深刻だと見られています。 そして、石油価格。誰もが欲しがり、自分の国では産出がない、あるいは足りないから石油価格が高止まりしていたが、消費大国米国が他国から欲しがらなくなる資源の価格がいつまで高値を維持できるのか、そのあたりも注目されるところです。
1944年のブレトンウッズ合意は英国ポンドに取って代わる卓越した世界的準備通貨としてのドルの地位を確固たるものとした。
長い文章だけれども、パワーバランスの点で、 PR |
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