日米の注目経済指標： 米・12月の雇用統計、失業率は横ばいか、やや上昇の可能性
フィスコ　2012/12/22/ 13:51
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20121222-00933002-fisf-bus_all

2012年12月24日-2013年1月4日に発表予定の主な経済指標は以下の通り

興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック！

[2回]

■12月27日（火）日本時間28日午前0時発表
○(米)12月消費者信頼感指数－－　予想は、70.0
米国株式市場は12月以降、やや不安定な動きを続けている。雇用情勢が悪化しているとは言えないが、雇用拡大のペースは緩やか。ただし、住宅市場はまずまず順調であることから、信頼感指数の大幅な低下はないとみられる。

■28日（金）午前8時30分発表
○(日)11月全国消費者物価指数－－　予想は、全体の数字が前年比-0.2％、コアは同比-0.1％
前月から横ばいの見通し。先行指標となる東京コアCPIは、11月-0.5％。マイナス幅はやや拡大している。ガソリンや電気料金などエネルギー価格に大きな変動はないことから、下落率はコンセンサスを若干上回る可能性がある。

■1月2日（水）日本時間1月3日午前0時発表
○(米)12月ISM製造業景況指数－－　11月実績は、49.5
先行性のある同指標内訳の11月「新規受注DI」は50.3←10月54.2と大きく低下。既公表の12月の各地区連銀指数は、NYが悪化。他の地区連銀については若干の改善が見込まれるが、11月と大差ない状況。新規受注DIの低下を考慮すると、12月も50を下回る可能性がある。

■3日（木）日本時間日午後10時15分発表
○ (米)12月ADP雇用統計－－　11月実績は、+11.8万人
調査期間である12/12を含む週の新規失業保険申請件数は、やや増加。4週移動平均の数字は11月9、16日週の件数がハリケーンの影響で急増しており、参考にはできない。失業保険継続受給者数はおおむね横ばいとなっており、雇用者数の増加は11月の実績とおおむね同水準となる可能性がある。

■4日（金）日本時間午後10時30分発表
○(米)12月雇用統計　－－　11月実績は、失業率が7.7％、非農業部門雇用者数は+14.6万人
12/12を含む週の新規失業保険申請件数は、やや増加。4週移動平均の数字はハリケーンの影響で急増しており、参考にはできない。失業保険継続受給者数はおおむね横ばいとなっていることから、11月との比較で雇用者数の大幅な増加は期待できない。失業率は横ばいか、やや上昇する可能性がある。