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2012 12,20 18:28 |
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ドル83円後半に下落、日銀会合で「材料出尽くし」
東京外為市場午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の83円後半。日銀が追加緩和を決めたことで一時84.39円まで上昇したものの、その後は「材料出尽くし」から調整の動きが強まった。
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<日銀緩和決定も材料出尽くし> ドル/円は83.86─84.39円のレンジで取引された。日銀の追加緩和決定を受け、一時84.39円まで上昇したものの、その後は材料出尽くしから83.98円まで急落するなど、荒っぽい値動きとなった。 その後、84.10円台でいったん小康状態を保っていたが、午後2時半ごろから再び円買いに傾き、一時83.86円まで下落。欧州勢が参入する時間帯に入って「材料出尽くし」が蒸し返された格好だ。 野村証券の金融市場調査部チーフ為替ストラテジスト、池田雄之輔氏は「材料出尽くし感がある上、白川日銀総裁の記者会見は、内容次第ではドル安/円高リスクがあるとみる短期筋が多かったようだ。会見前に早めに円売りポジションを手じまい、今年のブックを閉じる海外勢の動きが目立っていた」と語った。 <海外勢の目線はまだ上か> ドル/円はこれまで「期待」だけを頼りに上げてきただけに、ひとまず調整が入っているが、市場では「相場をけん引してきた海外勢の目線はまだ上にある」(大手邦銀)との声が目立つ。 来春には日銀正副総裁人事を控えていることから、「白川日銀総裁は安倍自民党総裁が作った流れを壊すことはないだろう」(同)という読みが背景にある。 この関係者は「基本的には調整が入るフェーズで、チャート的には80円を割れてもおかしくないが、せいぜい行っても83円程度ではないか。海外勢の目線はまだ上で、調整が入ったとしても根っこのロングは投げないだろう」と話していた。
日銀は19、20日に開いた金融政策決定会合で、今年2月に導入した物価上昇率1%を目指す「中長期的な物価安定の目途」を見直すことを決めた。白川方明総裁は執行部に対し、必要な論点を整理して次回会合で報告するよう指示した。また、資産買い入れ基金を10兆円増額する追加緩和策も全員一致で決定した。基金の規模は2013年末に101兆円となる見通しで、100兆円の大台を突破する。
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