貿易赤字　１１月で最大　９５３４億円
東京新聞　2012年12月19日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012121902000233.html

 　財務省が十九日発表した十一月の貿易統計（速報、通関ベース）は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が九千五百三十四億円の赤字だった。赤字は五カ月連続。日中関係の悪化で中国向け自動車輸出が大きく落ち込んだことが影響した。赤字額は比較可能な統計が残る一九七九年以降で過去三番目の大きさだった。十一月としては過去最大。

　輸出は前年同月比４・１％減の四兆九千八百三十九億円で、六カ月連続のマイナス。自動車は中国向けだけでなく欧州向けも振るわなかった。船舶も落ち込んだ。輸入は０・８％増の五兆九千三百七十三億円で二カ月ぶりに増加。中国や韓国からのスマートフォン（多機能携帯電話）の輸入が大きく伸びた。

　国・地域別では、中国向け輸出が１４・５％減の八千五百八十七億円となり、六カ月連続で減少。貿易赤字は６８・６％増の五千四百七十五億円に膨らんだ。

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[3回]

財務省／11月分貿易統計、輸出は4.1％減、輸入0.8％増
LNEWS　2012年12月19日
http://lnews.jp/2012/12/e121912.html
 
財務省は12月19日、11月分貿易統計速報を発表し、輸出金額4兆9839億円（前年同月比4.1％減）、輸入金額5兆9373億円（0.8％増）となった。

輸出では、船舶が46.1％減、自動車が5.2％減、建設用・鉱山用機械29.1％減で、
輸入は、通信機が72.0％増、液化石油ガス49.1％増、非鉄金属鉱31.2％増、液化天然ガス10.8％減、石炭20.6％減、鉄鋼31.2％減だった。

輸出と輸入の差引額はマイナス9534億円となった。
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下記PDFの「平成24年11月分貿易統計（速報）の概要」の内容が
上記記事内容です。
平成24年11月分貿易統計（速報）の概要（PDF）- 財務省 2012/12/19

上記記事にある通り「赤字は五カ月連続」。
円安に成っているにも関わらず輸出が伸びていない。
９，５３４億円の赤字に対し対中国において５，４７５億と半分を占めている。

景気が良くて円安傾向なら問題ないのだが、輸出が伸びず円安となれば、
困るのは物価だけが上がって行く事です。

ドル／円 相場を観て戴ければ判りますが
「円安」は既に10月始めからスタートしています。

なのに上記記事結果なのです。

明日、緩和枠が増えたとして、企業が借りた資金は
海外企業買収などに振り向けられ、国内投資に向くかはいささか疑問です。
物価上昇スピードに労働賃金上昇が付いて行くかも疑問･････
･･･っていうか、難しい（無理）でしょう。
なので、明日の緩和策は片輪だけが動いている状態なので、
もう片輪が動かなければ余り意味を成しません。
数多くある金融措置の中の１つにしかならないのです。
１つ１つが重なって行って、その結果、効果が上るのです。

円安は当然の事ながら輸入物価を引き上げ、
電気料値上げは国内生産コストも押し上げ、
なおさらながら、企業は海外生産を拡大させます。

･･･で、この「円安」。
実際に効果が出るのは来年の３月期末決算時の「円安」による、
来季･･･次の四半期決算予想の上方修正でしょう。

まだ時早し･･･現在はデモストレーションです。
ただ、このまま今年は意地でも１０,０００円台を死守する気だと思います。
まぁ～次は新興市場が騰がるでしょうねぇ～･････
去年＆今年のIPO銘柄の中でも今下がっている銘柄で、
そろそろ反発しそうな銘柄が散見されますしぃ～･････