2024 11,22 11:12 |
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2012 12,08 12:00 |
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NYの視点:来週は米「財政の崖」協議、FOMC、EUサミットに注目 12/4付けのシカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで、円のネット売り持ち高は前週から増加、2007年7月末以来で最大となった。日本の追加緩和を織り込む円売りに拍車がかかった。一方で、ユーロのネット売り持ち高は昨年9月初旬以来で最小となった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
■来週のポイント 来週は引き続き12月末の期限を間近に控えた「財政の崖」協議の行方のほか、欧州連合(EU)サミット、連邦公開市場委員会(FOMC)会合に焦点が集まる。また、世界経済の鍵を握る中国経済の動向にも注目が必要だ。「財政の崖」協議で進展がなく、米連邦公開市場委員会(FOMC)がFOMCで追加緩和姿勢を強めると、ドル売りに拍車がかかる。 ◎欧州債務問題 *12/13-14:欧州連合(EU)首脳会議 ギリシャ救済に関する最終的な決定が期待されている。 ◎米「財政の崖」協議 共和党保守派で草の根保守運動「茶会党」(ティーパーティー)の支持を受けるジム・デミント上院議員が辞任する意向を示したことは、協議をスムースにすると考えられている。同議員は今までベイナー下院議長が提案した税収拡大案を批判していたため。ホワイトハウスは国民の2%を占める富裕層向けの増税に共和党が合意しなければ、「財政の崖」を越える覚悟があることを示しており、万一に備え米行政予算管理局(OMB)に緊急時対応策を準備するよう命じた。 ◎米国経済 *12/11-12:米FOMC、バーナンキ米FRB議長会見、FRB見通し発表 12月のFOMCの焦点は以下の2点となる。1)金融政策の見通しを「少なくとも2015年の半ばまで異例な低金利政策が正当化される」との文言から、失業率などの経済指標の水準で表現する方法に修正するかどうか、2)今月末にオペレーションツイスト(450億ドルの長期国債を購入し、同額の短期債を売却する操作)が終了後、米国債の購入など追加的な資産購入を決定するかどうか。一部市場アナリストは、FRBが実施している無制限の住宅ローン担保証券(MBS)購入ペースを維持すると同時に、オペレーションツイストの代替策として各月450億ドル規模の無制限米国債の追加購入を決定すると見ている。 ブラード・セントルイス連銀総裁はアウトライトで毎月250億ドル規模の米国債を購入すれば現在実施している450億ドル規模のオペレーションツイストと同様の効果が得られると提案。ダドリーNY連銀総裁は雇用が回復するまで資産購入が必要だとの見解をすでに公にしている。エバンス・シカゴ連銀総裁も失業率が6.5%に低下するまで低金利政策を維持できると述べた。超ハト派で知られるローゼングレン・ボストン連銀総裁は、「追加資産購入を継続する根拠は十分にある」とし、追加で450億ドルのMBSの購入を提案した。 バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、経済が回復したあとも異例な金融緩和策を維持する必要性を再三にわたり強調している。良好な米11月の雇用統計もFRBの姿勢を揺るがすことはないと考える。 ◎中国経済
*12/8:消費者物価指数:予想+2.1%、10月+1.7%、生産者物価指数:予想前年比-2.0%、10月-2.8% 【12/4IMM】円売り持ち高、5月来の最大
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