2024 11,22 12:44 |
|
2012 12,05 23:49 |
|
「日本売りの時機到来か」 国債の先行き懸念、大人用おむつにも注目―英紙報道 【新華国際】 英フィナンシャル・タイムズが3日、「『日本売り』の時機到来か」と題した記事を掲載した。一部アナリストは日本国債の先行きを悲観し、今後数カ月で日本には大きな危機が起こり、世界の投資機関がこれを機に「日本売り」を加速させると予測しているとしている。 以下がその主な内容。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
12年、日本の大人用おむつの販売量は初めて子ども用おむつを超えた。これは日本が人口問題で直面している厳しい試練を浮き彫りにしている。日本国債の先安を見込む人は今後数カ月内に日本に大きな危機が起こり、人口問題が危機を招く誘因の1つになると指摘した。 ダラスのヘッジファンドマネジャー、カイル・バス氏は投資家に宛てた書簡で、「史上最大の巨額詐欺事件の犯人、バーナード・マドフの反対方向の投資に関する観点は時に人騒がせな言論に見えるが、追随する人が多かった」として警鐘を鳴らした。 バス氏は「わなにかかった人がわなから逃れた人より多いという条件が成立しさえすれば、未来、とんでもない約束ができる」としている。 日本の社会保険コストは膨らみつつある。日本の定年退職年齢は65歳で、1947年からの4年間は日本の出生率が最も高い時期だった。 日本にはいつかきっと、「総決算」をする時がやって来る。近年、日本の債務の国内総生産(GDP)に対する比率は絶えず拡大し、政府の財政収入は減少が続き、経常勘定はさらに未曾有の赤字が出始め、克服できない人口問題が波瀾を巻き起こしている。 だが、これは新たな言論ではなく、ずっと日本売りにこだわるヘッジファンドは多くある。 例えば、グリーンライト・キャピタルの創設者、デビッド・アインホーン氏は09年から日本売りに力を入れてきたが、いずれも失敗に終わっている。 日本国債の利回りは先週、史上最低に落ち込んだ。仏ソシエテジェネラルのアナリストは、日本国債利回りの上昇への期待は虹を追いかけるような行為だと語った。 三菱UFJモルガン・スタンレーの石井純アナリストによると、揺らぐことのない日本国債吸収メカニズムのもと、銀行預貸の不足分が国債で埋められる形になる。現在、銀行には依然として国債を多く買い入れる余裕があり、日本国債に対する押し目買いの意欲が弱まる兆しは見えない。 だが、これらはヘッジファンドがショートポジションに転向する歩みを止めることができない。 日本の問題研究を専門とし、現在、英オードリー・キャピタルのファンドを担当するクリストファー・リグ氏は、状況が間もなく変わると指摘した。 リグ氏によると、12月16日に行われる予定の日本の選挙は状況を変える触媒となり、自民党の安倍晋三総裁が首相に選出される可能性が大きい。 リグ氏は、「安倍氏は経済成長を熱望し、日本銀行の一層の急進的措置を働きかける。日銀は13年初めに総裁、副総裁を更迭する予定で、安倍氏が首相となれば長期的に鳩派に走る日本中央銀行が誕生し、外国債券の買い入れを通じて新たな量的緩和を実施する可能性がある。これにより日本国債の利回りは2%上昇、崩壊寸前の6~7%の水準までにははるかに及ばないが、大いに儲かることにつながる」と指摘した。 日本が抱える債務を見た人はびっくりし、日本の国債利回りもギリシャのように6%に急上昇する可能性があると予測した。その可能性はゼロだと言えないが、発生する確率は確かに低い。 リグ氏はまた、「ヘッジファンドが大きな収益を手に入れるには、必ずしもさほど高い利回りが必要であるとは限らない」と話している。 現在の日本国債先物と現物価格の比率から見れば、収益率は3桁に達する可能性がある。 コストと収益率が桁違いであるため、日本国債売りはヘッジファンドにとって大きな魅力がある。 ある世界大手の投資機関の責任者は、「日本が直面している状況はもはや、なぜ日本売りを行うかというものではなく、なぜ日本売りをしないのか、ということだ」と話した。
ただ、日本売りは持久戦に転じる可能性もあれば、先行きにさまざまな不確定性要素もある。
「日本国債」について仕掛けるのはまだだと思う。 ■紙おむつ関連銘柄
8113 ユニ・チャーム(ムーニー・マミーポコ)
4114 日本触媒(紙おむつに使われる高吸水性樹脂や、その原料となるアクリル酸の国内唯一の生産拠点) PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |