2024 11,22 10:20 |
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2012 11,17 12:00 |
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【日本株週間展望】上値重い、欧米情勢不透明-政権交代期待が支え 11月3週(19-22日)の日本株は、上値の重い展開が予想される。米国の税・財政政策など海外情勢に不透明感が強い中、日経平均株価が節目の9000円を上抜けたため、損益確定の売りが出やすい。一方、総選挙後の新政権誕生、金融緩和圧力が強まるとの観測から一部投資家の買いは続き、下値も限られる。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
ITCインベストメント・パートナーズの山田拓也シニアポートフォリオマネジャーは、「海外環境が不安定な中、ここから新たな買いが入る展開は想定しにくい」と指摘。直近の急反発で「買い戻しの動きはひと段落したと見ており、一段高となるには新しい好材料が必要」と話している。 第2週の日経平均株価 は、前の週末に比べ3%高の9024円16銭と反発。週前半は、欧米を中心とした海外景気や財政問題に対する不透明感から売り先行となったが、週央の党首討論で野田佳彦首相が異例の衆院解散の日程に言及すると、追加的な金融緩和や公共投資の拡大に前向きとみられている自民党を中心とした新政権誕生期待で、輸出関連や不動産、建設株などを中心に切り返し、日経平均は終値で5日以来、2週間ぶりに9000円台を回復した。 国内では16日夕に衆院が解散、12月4日公示、同16日投開票の選挙戦に突入した。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が今月3、4両日に実施した世論調査によれば、政党支持率は自民党がトップで、市場関係者の間でも自民党を中心とした新政権誕生の見方が強く、直近の日本株はそうした状況を織り込み始めている。 安倍トレード 自民党の安倍晋三総裁は15日に開かれた読売国際経済懇話会で、衆院選後に政権を奪還すれば、政府と日本銀行で2-3%のインフレ目標を設定するなどデフレ脱却へあらゆる政策を総動員し、公共投資を増やした景気刺激型の予算を編成する方針も明らかにした。 自民党を中心とした新政権による景気浮揚策への期待から、14日の野田首相による衆院解散方針の表明以降、日経平均株価は4.1%上昇、ドル・円相場は2円程度円安に振れた。 BNPパリバ証券の丸山俊日本株チーフストラテジストは、「自民党新政権への期待を受けた円安進行を背景に、日本株は短期的には上値を追う展開が続く可能性がある」と予想。ヘッジファンドがアップサイドリスクに備えているという要素が大きく、「その流れに他の投資家も便乗する形になっている」と言う。 一方、6日の米国大統領選でオバマ大統領の再選が決まって以降、米S&P500種指数 は15日までに5.3%下落。下院で共和党が多数派を維持し、歳出削減と大型減税の失効が重なる「財政の崖」に対する両党協議が、議会のねじれのために難航するとの懸念が背景にある。 米統計の改善緩慢、欧州懸念も再び また、経済指標の改善基調が緩慢なことも、米国株が調整している一因だ。フィラデルフィア連銀が15日に発表した11月の同地区製造業景況指数 はマイナス10.7と、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値(プラス2)を大きく下回った。米統計の実際の数値とエコノミスト予想との差異を示すシティグループ経済サプライズ指数 は、10月中旬以降に上昇基調が一服している。 プラザアセットマネジメントの村井一之チーフインベストメントオフィサーは、「根本的に相場のトレンドを決めるのは米国経済。経済指標を見る限り、伸び悩んでいるという印象」と指摘。景気などファンダメンタルの部分がはっきり改善しない限り、「日本株は今のレンジでのこう着が続く」とみる。 欧州債務問題に対する市場の懸念も再燃している。欧州連合(EU)統計局が15日に発表した7-9月期(第3四半期)のユーロ圏の域内総生産(GDP)は、前期比0.1%減と前四半期に続くマイナス成長で、欧州は過去4年で2回目のリセッションに突入。経済の低迷が政府の財政再建を難しくする悪循環が続いている。 震源地となったギリシャをめぐり、ユーロ圏財務相らは12日の会合で315億ユーロの融資について決定を見送り、20日の臨時会合に結論を先送りした。EUなどによる試算では、今後2年で約150億ユーロの追加資金が必要とされ、状況改善に向けた出口は依然見えていない。スペインの10年国債利回り は足元で6%に接近するなど、重債務国とされる南欧諸国の国債利回りは上昇基調にある。 日銀会合、米住宅統計 大和証券投資戦略部・情報課の高橋卓也副部長は、「欧州は実体経済がさえず、あらためて問題の深刻さが突き付けられている」とし、ギリシャの追加融資への方向性は見えてくる可能性が高いが、「万が一決まらないリスクも市場は意識せざるを得ない」と話す。 日本銀行は19、20両日に金融政策決定会合を開催する。ブルームバーグが有力日銀ウオッチャー13人を対象にした調査では、今会合は全員が現状維持を予想した。来月開かれる次回会合については、全員が追加緩和の可能性があると指摘。年明け以降も連続的な金融緩和が行われる、との見方も出ている。
第3週の株式相場に影響を与えそうな材料は、国内では20日に10月の百貨店売上高、21日に貿易統計が発表予定。米国では、19日にNAHB住宅市場指数と中古住宅販売、20日に住宅着工件数、21日に新規失業保険申請件数とミシガン大学消費者信頼感指数が予定され、中国では22日にHSBC製造業購買担当者指数(PMI)、欧州ではユーロ圏の総合景気指数と消費者信頼感指数などがある。 「自民党の安倍晋三総裁は15日に開かれた読売国際経済懇話会で、衆院選後に政権を奪還すれば、政府と日本銀行で2-3%のインフレ目標を設定するなどデフレ脱却へあらゆる政策を総動員し、公共投資を増やした景気刺激型の予算を編成する方針も明らかにした。」
まぁ~ね!これも当初から予想されていた事で、
大体、日本の政治家が金融政策や経済政策をブチ上げる場合、 ・・・で、現在の欧州(EU)ですが、
■ギリシャ PR |
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