7/26 お昼の『株価材料』

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■株価材料

△ＩＢＥ<2347>がストップ高、新株予約権付社債の発行が手掛かり
アイ・ビー・イーがストップ高となっている。第三者割当による新株予約権付社債の発行が手掛かりにされた。同社は２５日、大和ハウス<1925>と現在筆頭株主であるケン・コーポを割当先として新株予約権付社債を発行すると発表した。両社に２億円ずつ割り当てる。

△第一中央汽船<9132>が大幅上昇、年初来高値884円を更新
第一中央汽船が大幅上昇となり、２０日に付けた年初来高値８８４円を更新した。１０時３０分現在、同社株は東証１部で出来高第４位。前場終了後に日本郵船<9101>と川崎汽船<9107>が第１四半期決算の発表を予定しており、その内容が良いとの期待感があることが連想買いを誘う要因となっている。直近の信用残高は、売りが９８３万５０００株、買いが１３３４万株、信用倍率が１．３６倍と好取り組みも注目されていた。
新和海運<9110>、飯野海運<9119>など他の中堅海運株にも高い銘柄が目立つ。

△イマジニア<4644>が買われる、4─6月期経常益が前年比3.4倍
イマジニアが買われている。２５日に発表した４─６月期決算で、連結経常利益が前年同期比の約３．４倍にあたる６億２６００万円となったことを好感した買いが入っているという。また、同社グループは任天堂<7974>のゲーム機向けのソフトを手掛けており、業績好調な任天堂関連という切り口もあるという。

△三洋信販<8573>高い、プロミス<8574>によるＴＯＢを今夕発表
三洋信販が高い。プロミスによる三洋信販に対するＴＯＢ（株式公開買い付け）が２６日夕に正式発表されることが明らかになったため、ＴＯＢに期待した買いが入っているという。ただ、ＴＯＢ価格について、プロミスは「三洋信販の過払い返還請求に対する引き当てが少ない」と主張しているもようで、三洋信販の２５日終値３４５０円に対してプレミアムはほとんど付かないとの見方も出ている。

▼東映アニメ<4816>売られる、第1四半期の経常益が59％減
東映アニメーションが売られている。同社が２５日に発表した２００８年３月期第１四半期の連結業績で経常利益が前年同期比５９．１％減と大幅な減少となったことなどが嫌気されている。テレビアニメの放映本数が増え増収になったほか、海外の版権事業も好調だったが、前期に計上した高額ＤＶＤが今期はなかったことが響いたという。

△マース<6419>が大幅高、4─6月期連結経常利益は7％増
マースエンジニアリングが大幅高。２５日に発表した２００８年３月期第１・四半期決算で連結経常利益が７％増と好調だったことを好感している。４─６月期連結業績は、売上高が前年比４％減となったが、営業利益が同６．２％増、純利益も２４．７％増となった。パチンコ向けプリペイドカードシステムなどが好調だった。

△日本郵船<9101>がしっかり、決算期待で年初来高値に接近
日本郵船がしっかり。一時は１２２５円まで上値を伸ばし、６月５日につけた年初来高値１２２７円に迫った。同社はきょう、４─６月期の決算発表を予定しているため、決算に期待する買いが入っているという。

▼阪急百<8242>株が売られる、第1四半期の経常益が3.4％減
午前の株式市場で、阪急百貨店が売られている。同社が２５日に発表した２００８年３月期第１四半期の連結決算で、経常利益が同３．４％減となったことなどが材料となっている。店舗改装やシステム投資などが利益を圧迫したという。

△竹内製作<6432>が買われる、日興シティが新規に「1H」の投資判断
竹内製作所が買われている。日興シティグループが同社の投資判断を新規に「１H」としたことなどが材料となっている。目標株価は９２００円に設定した。日興シティでは、２００８年２月期は為替の円安やミニショベルの販売価格引き上げなどから営業利益が前期比３７％と、会社計画を大幅に上回ると予想している。

▼アイフィス<7833>が大幅安、07年12月期見通しの下方修正を嫌気
アイフィスジャパンが大幅安となっている。２００７年１２月期連結決算見通しについて経常利益を５億円から４億５０００万円に下方修正したことを嫌気した。

▼日電硝<5214>に大量売り、第1四半期の減益決算に失望感
日本電気硝子が大量の売りを浴び、気配を下げている。９時１５分現在、同社株は売りが約２３０万株に対して、買いは１７万株にとどまり、２１４５円売り気配。２５日に発表した０７年度第１四半期（４─６月）連結決算で営業利益が１８７億７３００万円（前年同期比８．３％減）と減益決算になったことが失望感を誘った。

▼サンウッド<8903>が売り気配、公募増資などを嫌気
サンウッドが売り気配を切り下げている。同社は２５日、４４００株の公募増資とオーバーアロットメントによる６００株の売り出しを発表した。これによる希薄化や需給悪化などを懸念している。また、同日発表した２００７年４―６月期決算は、連結当期損失が１億９１００万円となり、前年同期比で赤字幅が拡大した。

△エルピーダ<6665>が買い優勢、市場予測を上回る決算を材料視
エルピーダメモリが買い優勢となっている。２５日発表した０７年４―６月期連結営業利益は３７億円（前年同期比５９．０％減）と大幅減益だったものの、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト５人の予測平均値８億円を上回るなど、予想より良かった点が材料視された格好だ。同社の坂本社長は決算発表の席上、第２四半期（７─９月）連結決算見通しについて「売上高で１３００─１４００億円を期待している」と述べた。同社は見通しを公表していない。

△オールアバウト<2454>が買い気配、9月中間期予想を上方修正
オールアバウトが買い気配で始まっている。２５日に発表した２００７年９月中間期業績予想の上方修正を好感した。連結営業利益は従来予想の６０００万円の赤字から８０００万円の黒字に、連結純利益は６０００万円の赤字から８５００万円の黒字に修正した。出版事業でのコストコントロールによる経費削減や採用計画の遅れにより人件費が計画を下回ったことなどが影響する。投資費用などが見込まれるため、通期予想は変更していない。

△ダイハツ<7262>株が堅調、08年3月営業益予想を増加に転換
午前の株式市場で、ダイハツ工業が堅調。同社が２５日に、２００８年３月期の連結営業利益予想を、これまでの前期比１１％減から同１％増と増加予想に転換したことなどが材料となっている。海外での小型車販売が、インドネシアやマレーシアを中心に好調なためと同社では説明している。
（ロイター）

△高砂熱学<1969>---ビル全体の消費電力減らすシステム開発
高値レベルでの膠着。ビルの空調設備を必要最小の電力で運用する空調管理システムを開発したと報じられている。ビル全体の消費電力を約3％減らすことができるようだ。7/20時点の信用倍率は0.04倍と２週連続で0.10倍を下回るなど、需給妙味大きい。

△エアウォタ<4088> 大幅続伸。
メリルが投資判断を新規に「買い」としていることが材料視される。工業ガス業界のトップピックとして、目標株価を1700円に設定しているようだ。工業ガスは再編が進んだ業界であって単価の下落幅などは限定的、数量拡大に伴って利益は中長期的に成長していくと考えている模様。
なお、メリルでは大陽日酸<4091>も新規に「買い」推奨としている。

△ＪＵＫＩ<6440>---ストップ高買い気配、第一四半期好決算で
ストップ高買い気配。前日発表の四半期決算がポジティブサプライズの格好に。第一四半期営業利益は前年同期比37.8%増益の52.1億円、業績予想の変更はないものの中間期計画の68億円などとの比較では進捗率が4分の3に達しており、今後の上ぶれ期待が先行する状況へ。

▼アドテスト<6857>---さえない、第一四半期の受注低迷を嫌気で
さえない動き。前日に第一四半期の決算を発表、業績数値はコンセンサス並みでインパクトはないものの、受注実績が想定を下回っていることが嫌気材料とされているもようだ。受注高は532億円で前四半期比24％減、600億円弱とされていた会社見通しを下回っている。

▼セガトイズ<7842> 売り気配から。
四半期決算の内容が嫌気されているようだ。第1四半期は売上高が前年同期比15.1％減の26.06億円にとどまったほか、経常損益については4.67億円の赤字となった。07年9月中間期は期初段階で営業損益段階から赤字を予想しているものの、第1四半期の赤字幅が中間期予想を上回ったこともあり、ネガティブに捉えられているもよう。

△みずほ<8411>---横ばいながらテクニカル妙味高まる
横ばいながらテクニカル妙味高まる。じりじりとリバウンドの動きをみせている。信用需給などの改善が課題ではあるが、25日線を捉え、5日線との短期ゴールデンクロス接近、一目均衡表の雲上限で踏ん張るなどテクニカル妙味は出てきている。懸念されるサブプライム問題は野村ＨＤの開示などで影響は限定的との見方に。

△航空電子<6807>---1989年1月の史上最高値2010円が意識されて
大幅反発で1/25以来の年初来高値を一気に更新している。メリルリンチでは「買い」継続、目標株価を2000円としているようだ。7/20時点の信用倍率は0.92倍と、1/26時点以来の1倍を下回るなど需給妙味大きい。1989年1月の史上最高値2010円が意識されてきている。

△角川ＧＨＤ<9477>---3100-3200円レベルでのもみ合い
膠着相場続く。約2ヶ月間、3100-3200円レベルでのもみ合いが続いている。米グーグルと動画共有サービスで提携と報じられているが反応は鈍い。ただ、信用倍率は1倍台、高値期日通過でリバウンド期待も徐々に高まりつつある。

△野村ＨＤ<8604>---上げ目立つ、第一四半期の好決算を受け
上げ目立つ。前日発表した決算内容が評価されている格好。第一四半期純利益は前年同期比3.8倍の大幅増益、想定を大きく上回る好決算となっている。また、懸念されていたサブプライムローン関連についてのポジションも開示され、影響は限定的との見方で、アク抜けにもつながっているようだ。ＣＳでは目標株価を2600円から2800円に引き上げへ。

△テルモ<4543>---買い気配、第一四半期好決算で評価高まる
買い気配。前日に発表した決算内容がポジティブに捉えられている。第一四半期は2ケタの増収増益、営業利益は前年同期比26％増益となっている。中間期は 1ケタ台の増益予想であり、上ぶれ期待が高まる格好となっているようだ。みずほでは投資判断を「３」から「２」へ引き上げているほか、日興シティやメリルなどで目標株価を5700円まで引き上げている。

△任天堂<7974>---買い気配、目標株価引き上げが相次ぐ
買い気配スタート。前日に発表した決算内容があらためて買い材料視されている。業績予想の修正幅などは想定以上との見方が強いようだ。本日はアナリストの目標株価引き上げの動きが相次いでいる。目標株価の水準が高いところでは、日興シティが72000円、マッコーリーが74000円などとなっている。
（フィスコ）

□東京電力<9501>は底打ち、配当利回りは２．２％ていどと魅力十分
東京電力が、４０円高の３３８０円と反発、去る２３日の安値３１６０円で、どうやら底を打ったようだ。今回の中越沖地震で同社の柏崎刈羽原子力発電所が再稼動には１年以上かかる見通しから４０００円前後で推移していた株価が急落した。同社のような公益企業には常に「社会的貢献と株主」とのバランスがついてまわる。あまり配当を多くすると電力料金の引き下げ要求が出る。しかし、株式を上場している以上は株主に対する配慮も大切。株価４０００円前後では配当利回りは１．７５％ていどと１０年物国債利回りを若干下回るていどだったが、株価が下がったのは「今回の地震による対応のまずさなど、最近の電力に対するトラブル続きで、社会の目が厳しくなっているため、安全対策に優先的に資金配分を考えるべきとの声がでることを織り込んで株価が下げた」（中堅証券アナリスト）。つまり、減配の可能性を織り込んだということだ。実際は、減配などの声は出ていないため年７０円配当は継続される見通しで、これを前提なら配当利回りは２．２％ていどと魅力十分。

△ダイハツディーゼル<6023>は通期業績予想の上方修正を好感し反発
ダイハツディーゼルは、１６円高の１５６９円と４日ぶりに反発している。前日、第１四半期決算と併せて２００８年３月期決算予想の修正を発表、上方修正を好感している。通期売上高が前回予想を２０億円上回る６１０億円（前年比１４．４％増）、経常利益が同２億円上回る３９億円（同１７．３％増）、純利益が同１億円上回る２１億円（同２６．０％増）と上方修正した。世界的な経済成長持続を背景に新船建造量および海上荷動量は引き続き高い水準で推移し、船舶用エンジンおよびメンテナンス用部品の販売が増加したことや、円安に動いたことで利益を押し上げたとしている。株価は、造船ラッシュを期待し４月から上昇に転じ、７月３日に上場来高値１７６０円（２．５倍の上昇）をつけたことから、上値にシコリもあると見られ積極的に買い上がる動きが見られないようだ。

△四国化成工業<4099>は１Ｑ２ケタ増益を好感し４日ぶりに反発
四国化成工業は、１８円高の７０８円と４日ぶりに反発している。前日発表の２００８年３月期第１四半期（０７年４月－６月期）業績が前年同期に比べ２ケタ増益となったことを好感している。１Ｑの売上高が前年同期比９．４％増の１０９億６５００万円、経常利益が同２７．１％増の１６億２００万円、純利益が同１１．６％増の８億２７００万円となった。化学品事業が輸出を中心に好調を維持したことに加え、受取配当金の増加が寄与し、特別損失として役員退職慰労引当金の過年度分１億７５００万円を計上を吸収した。業績予想については据置いているが、純利益は会社計画に対し進捗率が２７．５％と順調に推移しており上ブレ期待が高まっている。今期予想ＰＥＲ１３倍台と割安感もあり、上値追いの動きが想定される。

▼エスティック<6161>は１Ｑ大幅減収減益を嫌気し４日続落
エスティックは、８０００円安の２７万５０００円と４日続落している。前日発表の２００８年３月期第１四半期（０７年３月２１日－６月２１日）業績が前年同期に比べ大幅減収減益となったことを嫌気した売りが膨らんでいる。１Ｑの売上高が前年同期比２８．０％減の４億７００万円、経常利益が同７０．８％減の３２００万円、純利益が同７２．５％減の１７００万円となった。主力販売先である自動車業界が昨年後半より設備計画の延期や見直し等大型設備計画が踊り場的状況で推移していることが大きく影響、特にネジ締付装置の受注が低迷している要因としている。国内自動車業界自体は堅調な業績を示しており、現在の状況はあくまで調整期であり、下期からは設備計画も回復するものとして会社側では、５月２日に発表した業績予想は据置いている。株価は、下げ基調となっており、４月２４日につけた年初来安値２４万８０００円を意識した動きになりそうだ。

△ホンダ<7267>は通期業績予想の上方修正を好感し反発
ホンダは、８０円高の４４７０円と反発している。前日の２００８年３月期第１四半期（０７年４－６月）連結決算と併せて通期業績予想の修正を発表、上方修正を好感した買いが入っている。１Ｑの売上高は前年同期比１２．７％増の２兆９３１１億円、営業利益は８．９％増の２２１６億円、税引前利益は１４．１％増の２１８２億円、純利益は１５．８％増の１６６１億円だった。四輪事業は販売台数が５．６％増えて９４万６０００台、売上が１１．１％増の２兆３２７２億円となったが、原材料価格の高騰、北米地域でのインセンティブの増加などから営業利益は１．２％減の１４８３億円だった。しかし、２輪事業が円安の影響などもあり、営業利益が２．３７倍の３１１億円、金融事業の営業利益が１６．９％増の３４２億円と伸長し、全体の営業利益は４－６月期としては過去最高となった。足元も業績好調と、二輪、四輪、汎用機の売上台数の見直しを行い、０８年３月期通期業績は、売上高が従来予想を６０００億円上回る１２兆３５００億円（前期比＋１１．４％）、営業利益は１１００億円上回る８８００億円（＋３．３％）、税引前利益は１０５０億円上回る８８５０億円（＋１１．６％）、純利益は５００億円上回る６２５０億円（＋５．５％）に上方修正した。為替レートは１ドル＝１１７円（従来は１１５円）、１ユーロ＝１５５円（同１５０）に変更した。株価は、業績好調が確認されたことで、直近１７日高値４６００円抜けから２月１４日につけた４９４０円処を目指す展開か。
（東洋経済新報社）

▼松下<6752>が年初来安値、ＰＤＰ価格下落を懸念
松下が続落、今年３月５日の年初来安値２２５０円を下回る場面もあった。ＰＤＰの価格下落が懸念され、売り優勢となっているようだ。前日発表の０７年４－６月期連結業績は、営業利益が７３８億円（前年同期比１４％増）と市場予想などを大きく上回った。証券各社のレポートでは「デジカメ、カーナビ、エアコンが拡大、分散の効いた事業ポートフォリオが奏功した」（日興シティグループ証券）、「ＰＤＰ下振れ懸念は残るが、為替の円安効果だけでもカバー可能」（ＵＢＳ証券）などポジティブな評価が多かった。

▼クリナップ<7955>が急落、中間期赤字転落
クリナップが急落している。同社がこの日１０時に０８年３月期の９月中間期業績の下方修正を実施したことが嫌気されている。連結経常損益は従来予想の９億円の黒字から１０億円の赤字に修正された。住宅着工件数の伸び悩みやリフォーム需要が顕在化しないなど環境の厳しさを理由にあげている。売上高も２９億円減額の５６６億円の見通し。通期業績については、第２四半期の推移を判断のうえで、追って公表するとしている。（

△ＮＲＩ<4307>が新高値、増額を評価
野村総合研究所が大幅高となり、今月１０日の年初来高値３７４０円を更新した。前日に０８年３月期通期業績の上方修正を発表したことが好感されている。金融サービス業向けを中心にシステム開発などの需要が旺盛などから、連結売上高を３５００億円（同１５０億円増）、経常利益を７０億円増額の５５０億円（前期比１９％増）にそれぞれ増額した。三菱ＵＦＪ証券ではポジティブサプライズとして投資判断を「２」から「１」に引き上げた。クレディスイス証券も「ニュートラル」から「アウトパフォーム」としている。目標株価は４３００円。
（ラジオNIKKEI）

△アドテック<6840>、汎用組込みＬｉｎｕｘルーターキット『白木印「生」』用電子割符ＳＤＫを販売

△トランスデジタル<9712>、ＳＵＮからショッピングモールの商品決済システム運用を受託

△インデックス<4835>キャスティング、ＴＢＳ<9401>から出資を受け音楽配信事業など強化

△ソフィア・クレイドル<6942>、世界マーケット向けにＢＲＥＷ　Ｃ＋＋フレームワーク製品を出荷

△ワタベウェディング<4696>、「福岡山の上ホテル」の事業承継などで事業計画を発表

△川崎汽船<9107>、インドでの機関士育成で現地船員教育機関と提携

△ロシュ（中外製薬<4519>）、関節リウマチ患者へのＡｃｔｅｍｒａ単独療法が２４週投与後の症状に有意な改善

△鹿島<1812>、新本社ビルにオフィス環境を制御する新しい設備システムなど導入
（日経プレスリリース）

▼クリナップ<7955>が急落
クリナップが急落。この日に０７年９月中間期の収益減額修正を発表、連結経常損益が従来予想の９億円の黒字から１０億円の赤字に転落する見通しとなったことが響いている。

▼サンウッド<8903>が急落
ジャスダックのサンウッドが急落。４４００株の公募増資を発表、需給悪化や希薄化懸念から売りが先行している。

△東亜石油<5008>　５０日線２１０円に接近し押し目買い局面か。東電向け卸発電を手掛け電力不足関連の側面。

△バンダイＮＥ<3725>　携帯電話を利用した医療・健康産業分野向けモバイル・ソリューション事業を開始が新切り口に。

△ＺＡＰＰ<3770>　軟調地合い続くが、好業績、無借金経営を再評価との見方が浮上。

△芝浦メカ<6590>が買われる
芝浦メカトロニクスが買われている。０７年４―６月期の連結経常損益が５億７７００万円の黒字（前年同期は１４億５９００万円の赤字）と黒字転換したことが好感されている。

△テルモ<4543>が上場来高値に顔合わせ
テルモが大幅続伸で、５月１４日の上場来高値４９７０円に顔合わせとなっている。０７年４―６月期の連結経常利益が１８５億円（前年同期比３８％増）となったことが材料視されている。

△任天堂<7974>が初の６万円
任天堂が大証で初の６万円台乗せ。０８年３月期の収益上方修正を好感している。連結経常利益は従来予想の２９００億円から４１００億円になる見通しだ。
（株式市場新聞）

△カワタ<6292>は反発。好業績に加え、これだけある、買い材料
カワタは反発。前場は１３円高の５９６円まで買われている。きのう大引け後に発表した、第１四半期（４～６月）連結決算は、前年同期比増収増益。とくに経常利益は同３５．６％増の２億３４００万円、純利益は同５７．６％増の１億３７００万円と、大幅な増益となった。プラスチック製品製造機器事業の、自動車・デジタル家電向けが堅調に推移した。また、利益面では、原価低減活動や、新製品開発による高付加価値製品へのシフトなどが奏功して増益となった。
２００８年３月期連結業績予想は、前年実績比増収増益の当初見通しを据え置いている。今年に入ってからのチャートを見ると、１月につけた年初来高値７３８円から続落し、５月につけた年初来安値５４９円で底を打った。その後、６００円をはさんでモミ合っている。好業績をバネに、本格的な上昇局面に転じたと見たい。モミ合ってきたので、オシレーター的には「買い時」となっている。現在の株価でＰＥＲは８．５７倍、ＰＢＲは０．７３倍と割安。株価３ケタで単位１０００株という、買いやすさも魅力だ。マーケットメイク銘柄の安心感もある。

△ゴルフパートナー<3074>は続伸。「団塊世代の大量退職」関連銘柄と見る
ゴルフパートナーは続伸。２０００円高の１１万８０００円で始まり、前場は一時、１３万４０００円まで買われた。ストップ高１３万６０００円ラインまで肉薄する場面もあった。東証マザーズ値上がり率上位にランクインしている。とくに材料が出たわけではないようだが、同社の事業である、「中古ゴルフクラブ販売」が、「団塊世代の退職関連株」として注目されているもようだ。業績は好調。２００７年５月通期決算は前年比増収増益。
２００８年５月期業績予想も増収増益としている。現在の株価で、ＰＥＲは４０倍台、ＰＢＲは７倍台と割高水準ではある。が、ここは、「市場の期待値大」の証左と見る。チャートを見ると、この１～２ヵ月の上値抵抗線１４万円までは行けそうだ。そのフシを抜ければ、次のフシは１６万円ラインだ。

△日本航空電子工業<6807>は好業績でギャップアップ、年初来高値更新かつ値上がり率トップに
日本航空電子工業はギャップアップ。２１０円高の１８４２円で始まり、寄り後は１９００円まで買われた。１月につけた年初来高値１７７５円を大きく更新した。また、一時、東証１部値上がり率トップとなった。きのう大引け後に発表した、第１四半期（４～６月９連結決算が、前年比大幅増収増益だったこと、２００８年３月通期の個別業績予想を上方修正したことが買い材料となっている。上場来高値は１９８９年につけた２０１０円だが、それに向けてさらに値を飛ばすのか、まずはいったん調整が入るのか。現在の株価でＰＢＲは２倍台後半と高めだが、ＰＥＲは２０倍台と割安め。信用残は若干、売り長。もう少し上値追いができると見る。

△Ｆ＆ＡアクアＨＤ<8008>はギャップアップ→続伸。自社株買い・増配なのに割安、買い時
Ｆ＆Ａアクアホールディングスはギャップアップ→続伸。３０円高の７８６円で始まり、寄り後は８００円まで買われた。きのう大引け後に、２００８年２月通期末の増配と、自社株買いを発表した。配当金は、８月中間と２００８年２月通期末にそれぞれ２円５０銭増配の、１０円とする。年間計で当初予想１５円から、２０円とした。現在の株価で、年間配当利回り約２．５％と、高めの数字となる。自己株式の買い付けは、８月１日～１０月１２日に行なう。取得する株式の上限は５０万株（発行済み株式総数に対する割合１．６％）。取得価額の総額は５億円。単純に割ると、１株１０００円の計算となる。チャートを見ると、２００６年１月につけた直近高値１４４０円をピークに、現在の８００円ラインまで、続落傾向で来ている。なので、オシレーターは、短期日足、中期週足、長期月足とも、「買い時」となっている。現在の株価でＰＥＲ１６．６７倍、ＰＢＲ０．６１倍と割安。信用残は買い長で、倍率は４０倍以上だが、買い残は１５４万株と、同社浮動玉の半分にも満たず、心配はない数だ。

□三越<2779>は１０時に４円高５９１円で寄り付き。第三者割当報道は「事実無根」と発表
三越の今朝は、１０時に４円高の５９１円で寄り付いた。今朝は「三越、８００億円の増資検討、今年度内に第三者割当増資」と報道されたため、東証は一時、売買を停止していた。９時３０分に、三越がこの報道について「憶測あるいは推測に基づくもので、事実無根の報道」と発表したため、売買が再開された。寄り後は５８０円台で推移している。一方、伊勢丹<8238>は、９時に高寄り後、続落。１９円安の１９２０円で始まり、その後は続落して、１８８０円台で推移している。

▼ニチロ<1331>は年初来安値更新。「中国での冷凍野菜合弁」報道も市場は反応薄
ニチロは反発→反落。４円高の１９７円で始まったが、寄り後は１８９円まで下落した。報道によると、きのう、「中国で冷凍野菜を生産する合弁会社を設立した」と発表した。枝豆など、日本向けに輸出する主力拠点と位置づけるという。が、市場は反応薄だ。日経記事によると、中国産食品の安全性が問題視されるなか、ニチロは栽培技術指導や農薬管理などを徹底した独自の生産管理システムを導入。安全性を確保して日本での拡販につなげる。新会社は黒龍江省に設立。８月中旬に稼動する予定で、生産するのは枝豆、カボチャ、アスパラガスなど。年間生産能力は計４０００トン。売上は初年度約４億円、２００９年度に約１０億円を見込んでいる。ニチロの今年に入ってからのチャートを見ると、２１０円台を中心にモミ合ったあと、７月に入ってから続落。今朝つけた１８９円は年初来安値更新となった。今朝は日経平均株価が一時、８６円安の１万７７７２円となるなど、現在は地合いも悪い。中国産品のイメージ回復も、これからといった状況にある。同社の株価も、しばらくガマンの時が続こう。しかし中期では持ち直すと見る。
１０月のマルハグループ本社<1334>との経営統合も明るい材料だ。

△野村ホールディングス<8604>は１Ｑ大幅増収増益でギャップアップ。今朝は証券セクターが高い
野村ホールディングスはギャップアップ。２００円高の２３２０円で始まっている。きのう大引け後に発表した、第１四半期（４～６月）連結決算が、前年比大幅な増収増益だったことが買い材料となっている。今朝は日経平均株価が続落し、一時、８５円７９銭安の１万７７７２円６３銭まで下落しており、地合いは軟調。そのなかで、同社をはじめとした「証券・商品先物取引業」セクターが高く、東証１部業種別株価指数で値上がり率トップとなっている。
同社をはじめとして、大和証券グループ本社<8601>、東海東京証券<8616>、水戸証券<8622>、いちよし証券<8624>など、軒並み値を上げている。

□アドバンテスト<6857>は１Ｑ減収減益で続落も、押し目の買い時
アドバンテストは続落。２００円安の４９９０円で始まり、寄り後は４９００円台で推移している。きのう大引け後に発表した、第１四半期（４～６月）連結決算は、前年同期比減収減益。ＤＲＡＭ（パソコンに搭載するメモリー）の市場価格下落を背景に、半導体メーカーによる設備投資の先送りが響き、ＤＲＡＭ用の半導体試験装置が低迷した。
ただし、２００８年３月連結有業績予想は、一部上方修正した。税引前利益を、前回予想比３０億円増額の６５０億円（前年実績比６．４％増）、純利益を、同２０億円増額の４２０億円（同１８．１％増）とした。また、現在の株価でＰＢＲは３倍台と高めだが、ＰＢＲは２０倍台と、とくに割高感はない。押し目のいまが買い時と見る。まずは５５００円ライン奪回を狙う。

△日本製粉<2001>はギャップアップ。１Ｑ好業績が材料だが、テクニカル的にも買い時
日本製粉はギャップアップ。７円高の４４９円で始まっている。きのう大引け後に発表した、第１四半期連結決算は、前年同期比増収増益となった。売上高は同４．４％増の６１８億６８００万円、経常利益は同１０．８％増の２１億７１００万円、純利益は同２．１％増の１１億５３００万円。
２００８年３月期の連結業績予想は、当初予想の、売上高２４５０億円（前年実績比２．３％増）、経常利益７０億円（同６．４％増）、純利益４２億円（同１．３％増）を据え置いている。今年に入ってからのチャートを見ると、２月につけた年初来高値５３０円をピークに、下落トレンドで来ている。現在の株価でＰＥＲ約１８倍、ＰＢＲ約０．８倍と割安水準。買い時と見た。まずは先月の４７０円水準までの戻りが目標。次いで、５月のフシ５００円が目標となろう。

△ホンダ<7267>は１Ｑ好業績と中間・通期上方修正で反発
本田技研工業は反発。５０円高の４４４０円で始まっている。きのう大引け後に発表した、２００８年３月期第１四半期連結決算は、２ケタ増収増益となった。売上高２兆９３１１億２３００万円（前年同期比１２．７％増）、税引前利益２１８２億５８００万円（同１４．１％増）、純利益１６６１億１７００万円（同１５．８％増）。また、同日、業績予想の上方修正を発表した。中間・通期末とも、連結・個別とも、売上高、営業・税引前（経常）・純利益とも上方修正とした。修正後の連結の通期末予想は、売上高が前回予想比６０００億円増額の１２兆３５００億円（前年実績比１１．４％増）、税引前利益が同１０５０億円増額の８８５０億円（同１１．６％増）、純利益が同５００億円増額の６２５０億円（同５．５％増）。チャートを見ると、４月２６日につけた年初来安値３９５０円を底に、続伸トレンドを形成。新潟の地震が悪材料となり、きのうは４３９０円まで売られる深押しとなっていた。地合いにもよるが、好業績をバネに、続伸と行きたいところ。まずは今年高値４９４０円奪回が目標か。
（証券日刊新聞）

□デンソー<6902> 第一四半期業績 通期予想据え置き
デンソーは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高9842億円（前年同期比15％増）、経常利益1048億円（同16.2％増）、当期純利益673億円（同15％増）。通期予想は当期純利益2070億円で据え置きした。市場予想は、クイックコンセンサスで、2203億円。

□ユニチャームペット<2059> 第一四半期業績
ユニチャームペットケアは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。業績は予定通り推移しており推移しており、通期業績予想に変更は無しとしている。売上高93.12億円（前年同期比14.3％増）、経常利益9.29億円（同6.5％増）、当期純利益5.97億円（同10.1％増）。

△川崎汽船<9107> 上方修正 増配 市場予想上回る
川崎汽船は、2008年3月通期連結予想修正を発表した。ライバルク市況が高水準で推移したことと、コンテナ船が好調な荷動きを背景に、下落していたアジア/欧州航路の運賃水準を修復出来たことで上方修正となった。売上高1兆2300億円（前予想1兆2000億円）、経常利益1030億円（同950億円）、当期純利益710億円（同630億円）、一株利益112円（同101円）、期末配当11円（10円）、年間配当22円（20円）。なお、市場予想は、クイックコンセンサスで経常利益1012億円、当期純利益 671億円。

△郵船<9101> 上方修正 市場予想上回る
郵船は、2008年3月通期連結予想修正を発表した。ドライバルカー市況が期初の想定を上回って高水準で推移している状況や、欧州航路、中南米航路を中心とした定期船の荷動きが堅調であること等から上方修正となった。売上高2兆4100億円（前予想2兆2400億円）、経常利益1550億円（同130億円）、当期純利益1000億円（同820億円）。なお、市場予想は、経常利益1374億円、当期純利益857億円。
（証券新報）

△Ｗｉｉ　７カ月で世界販売９２７万台販売、任天堂<7974>、業績予想を上方修正
任天堂は２５日、昨年１１月下旬から世界で順次発売した家庭用ゲーム機「Ｗｉｉ（ウィー）」の販売台数が６月末までの７カ月間強で９２７万台に達したと発表した。販売は全世界で好調で、増産体制も整い、同社は来年３月末までの販売予定台数を従来の１４００万台から１６５０万台へ引き上げた。これに伴い、２００８年３月期の売上高見通しを従来の１兆１４００億円から１兆４０００億円へ上方修正。本業のもうけを示す営業利益の予想は、為替レートの見直しも加味して従来の２７００億円から３７００億円へ大きく引き上げた。通期の配当予想も９６０円（従来７００円）に増やした。Ｗｉｉは対応ソフトも好調で、同社の「スーパーペーパーマリオ」は１２５万本を販売。０４年１２月に発売した携帯ゲーム機「ニンテンドーＤＳ」の累計販売台数は４７２７万台に達した。

△超高速光アンプ　トリマティスが理想科学<6413>と共同開発、１００万分の１秒以下で応答
光制御技術のトリマティス（千葉県市川市）は、応答時間が１００万分の１秒以下という超高速光アンプを理想科学工業（東京都港区）と共同開発した。今年９月にドイツ・ベルリンで行われる欧州最大の光通信国際会議「ＥＣＯＣ２００７」で発表、来年１月からサンプル提供を開始する。通信のブロードバンド化など光通信システムの大容量化を支える光増幅器に独自のアルゴリズム（計算手順）を組み込むことで、これまでの製品に比べ大幅な高速化を実現した。光通信システムでは、光ファイバーの断線のほか、光路、波長の切り替えなどで伝送される光量の急激な変動が起きる。この光損失を補う手段として光増幅器があり、なかでもエビウム添加光ファイバー（ＥＤＦ）と呼ばれるアンプが一般的に用いられている。従来はＥＤＦアンプの制御技術開発で高速化に対応してきたが、それだけでは１００万分の１秒以下の応答は困難とされていた。同社では、次世代光ネットワークシステム構想などさらに大容量化する光通信にも対応できる製品として、来年９月めどに生産を開始する計画だ。

△広報・販促活動を支援　対中進出企業へサービス相次ぐ
対中進出する日本企業向けに、中国市場における広報活動や販売促進を支援するサービスが相次いでいる。
ＰＲ会社のプラップジャパン<2449>や共同ピーアール<2436>が、それぞれ北京、上海に現地法人を置いて日系企業向けに業務を開始した。さらに中国の消費者向けに製品情報などを提供するホームページの作成代行・運営会社も登場した。言葉の壁もあって、中国で日本企業の活動や製品はＰＲが不足しがち。中国語による積極的で的確な情報発信が求められている。プラップジャパンは昨年１２月、北京の合弁会社を子会社化して企業向けＰＲ事業で機動力を高めたほか、共同ピーアールは上海にコンサルティング会社を新設。記者会見などマスコミ向けの企業活動ＰＲのほか、消費者対応などの危機管理ノウハウも支援している。また、中国語で日本のビジネス情報を提供するサイト「看了●」（Ｋａｎｌｅｍａ．ｃｏｍ）を運営しているシーエヌエス（ＣＮＳ、東京都新宿区）は、主に中堅企業向けに企業広報サイトの作成代行と運営を行う新サービス「日々財報」を開始する。費用は１社あたり年間約２７万円。製品情報や企業広報、社会貢献などを中国語で中国の消費者向けにＰＲする。ＣＮＳではさらに、ネット上にビジネス日本語講座を開設するほか、対中進出する日系企業と日系企業に就職したい学生を橋渡しする新たなサービスも年内に始める。日本語講座は受注先企業のニーズに応じた題材を使い、会員制サービスも提供するという。ＣＮＳの中国語サイトは現在、月間約２０万件のアクセスがあるが、コンテンツの充実でこれを年内に１００万件まで拡大させる。消費者に反日機運が強い中国市場では日本企業が理由もなく消費者からクレームを受けたり、事実無根の不祥事がネット上で広まる事例が後を絶たない。歴史問題をきっかけに不買運動に発展したケースなどもある。日本貿易振興機構（ジェトロ）では「日系企業がたとえ中国で欧米企業と遜色（そんしょく）ない社会貢献をしてもＰＲ不足で現地で知られていないケースが多い」と指摘している。

△「企業広報賞」決まる　大賞には三井不動産<8801>　経営者賞に岡部・デンソー<6902>相談役
経済広報センター（会長・御手洗冨士夫経団連会長）は２５日、優れた企業広報を展開している企業や個人を表彰する顕彰制度「企業広報賞」の「企業広報大賞」に三井不動産を、「企業広報経営者賞」に岡部弘・デンソー相談役を決定したと発表した。三井不動産は企業ブランドの価値向上に広報と広告・宣伝、社内啓発などが一体になって取り組み、あらゆるステークホルダー（利害関係者）に的確なコミュニケーションを展開してたことが評価された。岡部氏は、経営理念や企業姿勢を自ら広く社会に発信する“トップ広報活動”に努めたことなどが評価され、受賞した。
また、今回は風間眞一・三菱ＵＦＪニコス<8583>広報部上席調査役プロデューサー、吉川勝・帝人<3401>グループ常務理事広報・ＩＲ室長の両氏に、「企業広報功労・奨励賞」を贈ることにした。企業広報賞は経済広報センターが企業広報の発展を促す目的で創設したもので、今回が２３回目。９月３日に東京・大手町の経団連会館で表彰式を行う。
（FujiSankei Business i）

■注視銘柄

2347 ＩＢＥ
9132第一中央汽船
9110新和海運
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6432竹内製作
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4091大陽日酸
6440 ＪＵＫＩ
6023ダイハツディーゼル
9712トランスデジタル
9107川崎汽船
4519中外製薬
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9101郵船
6292カワタ
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8801三井不動産
6902デンソー
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