ダウンサイドリスクを警戒、米企業業績や中国経済指標をにらみ
＝来週の東京株式市場
ロイターNEWS　2012年 10月 12日 17:24 JST
http://jp.reuters.com/article/jptokyomarket/idJPTK0STOCKS20121012

　来週の東京株式市場は、米国で相次ぐ企業業績発表や中国経済指標など外部要因をにらみながら、ダウンサイドリスクを警戒する動きとなりそうだ。業績懸念が根強く残る日本株は、不安定な米国株動向につられ、さらに調整する可能性があるという。ただ下値では、割安感から押し目買いも想定される。

　日経平均の予想レンジは８２５０円─８７５０円。

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[3回]

　調整局面入りしている日本株にとって、米国株式市場でのダウ工業株３０種.DJIの動向は注目材料の一つ。世界的な景気減速が警戒される中で企業業績への期待感は乏しいものの、米大手金融・ハイテク企業の一連の業績発表で悪材料が重なれば、日本株の下押し圧力が強まりそうだ。市場では「基本的には８５００円を挟んでのもみあいとみているが、米国企業決算次第では６月４日の安値（８２３８円９６銭）に近付くリスクがある」（立花証券・顧問の平野憲一氏）という。

　発表が相次ぐ中国の経済指標への関心も高い。１５日には中国の消費者物価指数（ＣＰＩ）と生産者物価指数（ＰＰＩ）が予定されているほか、１８日には中国の第３・四半期国内総生産（ＧＤＰ）が発表される。ロイター調査によると、成長率の予想中央値は７．４％で減速傾向を示す見通し。市場では「中国当局による景気対策は１１月以降とみられ、指標悪化となれば株価の下押し要因となりかねない。もっとも、日経平均が８５００円を割り込む場面では押し目を拾う動きが強まるだろう」（松井証券・シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏）との声が聞かれた。

　国内では、中国関連である安川電機(6506.T)の決算発表が１７日に予定されている。
月末から国内企業業績の発表が本格化するが、「業績下方修正の懸念は根強く、なかなか決算が出終わるまでは、ショートカバー以外は入りづらい」（みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏）として、買いエネルギーには乏しい状況が続くとみられている。

　米主要企業の決算発表では、１５日にシティグループ(C.N)、１６日にゴールドマン・サックス(GS.N)やインテル(INTC.O)、１７日にバンク・オブ・アメリカ(BAC.N)、１８日にグーグル(GOOG.O)やマイクロソフト(MSFT.O)など予定されている。１１月６日の米大統領選に向けて、オバマ大統領と共和党候補のミット・ロムニー氏の動向も引き続き注目されている。

　経済指標では、国内は１６日に９月首都圏マンション市場動向（不動産経済研究所）１９日には全国信用組合大会での白川日銀総裁の挨拶を予定。米国では１５日に９月米小売売上高、１６日に９月米消費者物価指数や９月米鉱工業生産、１７日に９月米住宅着工件数、１８日に１０月米フィラデルフィア地区連銀業況指数、１９日に９月米中古住宅販売などが予定されている。
（ロイターニュース　株式マーケットチーム）
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市場では「基本的には８５００円を挟んでのもみあいとみているが、米国企業決算次第では６月４日の安値（８２３８円９６銭）に近付くリスクがある」（立花証券・顧問の平野憲一氏）

･･･って事で、基本的には米主要金融企業関連は好業績を上げると
思うのですが、米主要金融企業関連銘柄は、全くＮＹダウやＳＰ500と
違う動きをしますので良かろうが悪かろうが、
株式相場チャートにさほど影響は及びません。

･･･で、日本株式相場を世界から観ますと、
パフォーマンスが異常なほど悪い。

ハッキリ申しますと、危機であるギリシャやスペインよりも
パフォーマンスが悪い。
もっとハッキリ申しますと、世界から眺めて観ると、
「日本危機」じゃないか？･･･と思わせる程パフォーマンスが悪い。

是非！世界の株式相場（6ヵ月～1年程度）の株価チャートを見比べてみて下さい。

多分、気付かれている処があったとしても、
その理由に多分「円高」を指すことでしょう。

しかし、もしその理由に「円高」を指す処があったとしたら
（実際に、そういうサイト等は、ワタシは全く知りません。）
その考えは数年前までの古い考え方です。
もう既に現在その考え方は、金融の世界では喰って行けない世界と成りました。

「円高」＝「株安」。

もうそんな単純な世界では無くなったのです。

それは、日本の輸出企業に勤めている方々に聞けば判ると思います。
もう一概に「円高」＝「悪」では無く成って来ているんです。

まぁ～それを金融の世界で説明すると「アルゴリズム」が関わってきますので
また時間のある時にでも説明したいと思います。
･･･っていうか、判りやすく説明するのが難しい･････
商品先物等、色々な金融商品が絡んできますから･････

まぁ～そんなこんな感じで次の記事にバトンを渡します。