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2012 10,01 12:00 |
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男女を問わず下流は結婚相手として見なされにくい かつて日本の成長力の源泉とされた中間層は消滅したのか? 中間層の二極化の実態をアンケート結果から詳らかにする。 調査概要/平成22年4月23日から27日までインターネット上でアンケート調査を行った。30~50代を上流・中流・下流の区分に分け各層の人数がほぼ同数となるよう調整。調査実施機関は株式会社インテージ。 上流階級に属する人は、プリウスに乗り、日経新聞を読み、ロレックスをつけて、龍馬伝を見る。一方、下流階級に属する人は、カローラに乗り、新聞を読まず、カシオをつけて、ネプリーグを見る――。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
定期昇給が見込めず成果給が幅を利かせるいま、優秀な人はより高収入に、そうでない人はより低収入へと引っ張られている。中間層は、いずれ消えゆく運命だ。一般のビジネスマンの間でも、生活様式や行動形態に一定の違いが出てきていることは想像に難くない。 そこで今回、プレジデント編集部で全国の30~50代の現役世代1039人を対象にアンケート調査を実施。世帯年収によって上流・中流・下流の3階層に分け、それぞれの実像を探ってみた。各階層の人数は、350人前後とほぼ同数となるよう調整した。男女比も各階層で7対3と揃えた。また、年齢が上がるにつれて所得も増える現状の傾向を踏まえ、今回は各世代の平均所得に見合った基準で階層を定義した(図1)。 その結果、浮かび上がってきたライフスタイルが、冒頭に挙げた上流像・下流像だ。そのほかにも注目すべき傾向がいくつか見て取れた。上流・下流によって、行く店や食べる物、お金の使用法にどのような違いがあるのか。そして、その差を生み出す要因はどこにあり、価値観はどのように異なるのか。さっそく紹介していこう。 ■既婚率で大きな差が 上流と下流では既婚率が大きく異なる。上流の既婚者は84.6%であるのに対し、下流は47.2%。甲南大学の森剛志(たけし)准教授は、「下流の既婚率が低い背景には、自分より高収入の相手を選ぶ“上方婚”志向がある」と指摘する。 「昔から女性は上方婚志向ですが、女性自身の年収が増えたため、上方婚から弾かれた下流男性はますます結婚が難しくなりました。一方、最近は男性側も上方婚志向が強い。本来、経済基盤のある上流男性は、妻が無収入の専業主婦でも構わないはずです。しかし、今回の調査で配偶者の年収について尋ねたところ、上流男性ほど妻の専業主婦=無収入率が低く(下流28.4%、上流18.0%)、高収入の女性と結婚している実態が浮かび上がった。つまり男女限らず、下流は結婚相手として見なされにくいのです」 上流はダブルインカム、下流は独身か、妻が専業主婦となると、世帯収入でも大きな差がつく。世帯収入が少ない下流は支出を削る必要に迫られるせいか、昼食代やタバコ代など日々使う金額は総じて上流より少なかった。 支出面では、家賃や食費、衣服などで上流と下流に差があったが、なかでも注目すべきは子供の教育費だ。下流は月平均3万6129円だが、上流は月平均7万3760円で、ほぼ倍額を子供に投資している。これで驚いてはいけない。上流の中には、この金額以外に数字に表れない隠れた教育投資を行う家庭もあるという。 「神戸市東灘区に、灘中学への合格率が抜群に高い公立小学校があります。関西のお金持ちの中には、わざわざその小学校がある校区に引っ越して、子供を通わせる親もいます。これは校区を買うようなものです。上流は大きな家に住むため、住居取得や賃貸のコストは馬鹿にならない。下流には、とても真似のできない教育投資ですね」(森氏) スキルアップのための支出も上流のほうが上であることを考えると、子供にも自分にも教育熱心な上流の姿が浮かび上がってくる。 住居の大きさは、自動車の所有率にも影響を与える。自宅に車庫があったり、駐車場代を払う余裕のある上流は、9割近くの人が自動車を所有。一方、下流は7割を切った。当然、自動車関連の支出も上流のほうが高い。 意外だったのは、ファストファッションやファストフードなど、デフレに強いといわれる店舗の利用頻度だ。高額商品である自動車と対照的に、低価格路線の店舗は下流ほど利用回数が多いと予想していたが、実際は上流ほど足繁く通っている。ユニクロ、マクドナルド、サイゼリヤといった、デフレ経済下の代表的な勝ち組企業の店舗により多く足を運んでいるのは、意外にも下流ではなく上流なのだ。今回の調査では、吉野家や餃子の王将でも同様の傾向が見てとれた。電通ソーシャル・プランニング局の袖川芳之氏は、この逆転現象を次のように解説する。 「所得が右肩上がりで増えた時代は、モノを買い続けることが消費の喜びでした。例えば自動車なら、小型自動車から始まり、高級車へ買い替えていくことに幸せを感じていたのです。しかし、最近は上流下流に限らず、消費をコストとして捉えて、自分の興味のあるモノ以外、とくにこだわりをもたない消費者が増えてきた。いわば『~が欲しい』から『そこそこでいい』への変化です。ファストファッションやファストフードは『そこそこでいい』の典型。ですが、価格だけでなく個性や面白みがプラスアルファされ始めた点が上流に支持されている理由。一方、下流は、ファストファッションやファストフードの価格帯よりももっと消費へのモチベーションが下がっているのでしょう。それがこの逆転現象を生んでいるのだと思います」 下流の貧困ぶりは資産額を見てもよくわかる。預貯金や土地不動産、株式、債券の保有額は、どの世代でも上流が圧倒的に多い。当然、全資産では、上流と下流にかなり大きな差がつくこととなる。ただ、同じ上流でも世代によってポートフォリオが異なり、30代上流は流動性資産の比率が高い。 「アメリカで1929年の世界恐慌を経験した世代は、その後の株式の保有率が著しく低かったという報告があります。上流でも40~50代の流動性資産比率が低いのは、就労後にバブル崩壊を直接体験したからでしょう」(森氏) 上流は資産額が大きいものの、借金額も大きく、約4割が1000万円以上の住宅ローンを抱えている。 「銀行が容易にお金を貸さないいま、住宅ローンを組めることこそ上流の証しなのかもしれません。住宅以外の分野では下流のほうが借金は多いのですが、銀行から相手にしてもらえず、身内や友人、消費者金融に頼らざるをえない状況に追い込まれています」(森氏) 給料に関する考え方はどうか。成果給の是非について質問したところ、成果給を支持する声は下流が上流をわずかながら上回った。上流が高収入の源泉である成果給を支持するのは当然として、下流でも支持派が多かったのは、成果給なら逆転の目があると期待した結果なのかもしれない。
ただ、下流でも将来に期待をもてるポジティブな人はまだマシだ。うつ病の経験を尋ねたところ、上流10.8%に対し、下流は18.9%で、倍近い開きがあった。下流でメンタルが弱い人にとっては、まさに生き辛い時代といえるだろう。
PRESIDENT 2010年7月5日号に載ったモノを再度、2012年9月18日に
だいたい、ロレックスって高級品なの???
『プレジデント編集部で全国の30~50代の現役世代1039人を対象にアンケート調査を実施』・・・って事なんだけれども、ワタシのブログ読者の年齢層と
『上流はダブルインカム、下流は独身か、妻が専業主婦となると、世帯収入でも大きな差がつく。』・・・って、ダブルインカム=1世帯に二つの収入源があること。
でも一般に言われている『共働き世帯』が上流って思うのか??? 『神戸市東灘区に、灘中学への合格率が抜群に高い公立小学校があります。関西のお金持ちの中には、わざわざその小学校がある校区に引っ越して、子供を通わせる親もいます。』
富裕層が集まる地域の『公立 小・中学校』は、実際に学力が2段階程度高い。 『低価格路線の店舗は下流ほど利用回数が多いと予想していたが、実際は上流ほど足繁く通っている。ユニクロ、マクドナルド、サイゼリヤといった、デフレ経済下の代表的な勝ち組企業の店舗により多く足を運んでいるのは、意外にも下流ではなく上流なのだ。今回の調査では、吉野家や餃子の王将でも同様の傾向が見てとれた。』
いやぁ~・・・ここまで来たら、もう終わっているでしょう。 『所得が右肩上がりで増えた時代は、モノを買い続けることが消費の喜びでした。例えば自動車なら、小型自動車から始まり、高級車へ買い替えていくことに幸せを感じていたのです。しかし、最近は上流下流に限らず、消費をコストとして捉えて、自分の興味のあるモノ以外、とくにこだわりをもたない消費者が増えてきた。いわば『~が欲しい』から『そこそこでいい』への変化です。ファストファッションやファストフードは『そこそこでいい』の典型。ですが、価格だけでなく個性や面白みがプラスアルファされ始めた点が上流に支持されている理由。』
まずクルマに対しての定義なのですが、
それはクルマを例にすれば判りやすいのですが、 ですが『興味が無いからこだわらない』・・・それではいけないのです。
ワタシは結婚してから、メルセデスかベントレーのどちらかしか
当然、ワタシも経営を乗っ取られて貧乏した時代もありました。
他所から観れば、世間体を気にして・・・とか、面子の重んじて・・・とか、 なぜ貧乏時代もメルセデス・ベンツだったのか?? それは、単純に子供や家族のためだからです。
事故は起こすだけでは無く、向こうから起こされる場合もあるという事です。
アナタが思ったその答えが全てなのです。
四六時中、アナタが付きっ切りで家族を守れない。
安物のベンツの1番大きい「Sクラス」なんて、
何もヤクザに間違ってもらう為ではありませんが、
もう一つ例に出しますと、ワタシの家では昔々から・・・・・
洋食器なら「マイセン」とか・・・・・ それはなぜか?
まず、物はいずれ壊れる(崩れ去る)・・・という事を教え、 だから『興味が無いからこだわらない』・・・それではいけないのです。
ちなみにワタシの程度は「上流」では無いことを自覚しています。
ワタシは小学4年生ごろから、この"プレジデント"は親父のを借りて PR |
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