7/23 朝の『株価材料』PART Ⅰ

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■株価材料

△マツダ<7261>、上級車向けエンジンの自社生産再開
マツダは20日、上級車向けのＶ型6気筒（Ｖ６）エンジン（排気量3700cc）の生産を本社工場（広島市）で約4年ぶりに再開したと発表した。筆頭株主の米フォード・モーターから調達していたが、業績回復に伴い北米で上級車販売を強化するため自社生産に切り替えた。生産ラインは自動車業界で初めて異なる種類のガソリンエンジンと混流生産することで設備投資負担を抑えた。

△ラサ工業<4022>、シリコンウエハー再生工場を建設
ラサ工業は20日、検証用に使った直径300ミリシリコンウエハーの再生工場を宮城県に建設すると発表した。投資額は約50億円。2008年3月末に稼働する計画で生産能力を既存設備の増強が終わる9月末比16％増やす。デジタル家電などの需要拡大で回収先の半導体メーカーが300ミリウエハーを増産していることに対応する。三本木工場（宮城県大崎市）の敷地内に新工場棟を建設する。工場の敷地面積は約8600平方メートル。月産の生産能力を17万5000枚に増やす。需要動向をみながら将来的に月産25万枚体制にする。半導体メーカーは工程ごとに、テスト用のウエハーを混ぜて正確に動作するか検証している。テスト用は300ミリウエハーの全需要の3割前後を占めているとみられている。ラサ工業はテスト用ウエハーの表面の配線や絶縁膜などを除去し、研磨剤を用いて研磨・洗浄して再生している。

▼６月のコンビニ売上高4.2％減、12カ月連続マイナス
日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した6月のコンビニエンスストアの売上高（11社、既存店ベース）は前年同月比4.2％減の5621億円で、12カ月連続の前年割れとなった。昨年6月は、7月1日からのたばこ増税前の駆け込み需要で売上高が跳ね上がったため、今回はマイナス幅が大きかった。雨天が少なかったため、客数は前年と同数だった。各社はたばこの駆け込み需要による反動減分を3―4％程度とみており、これを差し引くと前年と同程度か若干下回る程度だった。天候が安定していたため、アイスクリームや冷やしめんが好調だった。
大手各社はセブン<3382>―イレブン・ジャパンが3.5％減、ローソン<2651>が3.1％減、ファミリーマート<8028>が4.6％減、サークルＫサンクス<3337>が7.5％減だった。

▼中越沖地震の影響でクボタ<6326>も４工場停止
新潟県中越沖地震で被災した自動車部品大手リケン<6462>の操業停止を受け、クボタは20日、油圧ショベルなどを生産する国内4工場を23日から最長3日間停止することを決めた。リケンは建設機械向けのエンジン部品などでも大きなシェアを握っており、部品調達が困難になった。リケンの操業停止の影響が、自動車業界以外にも広がってきた。クボタが生産を停止するのは枚方製造所（大阪府枚方市）と堺臨海工場（堺市)、堺製造所（堺市)、筑波工場（茨城県つくばみらい市）の4工場。
（NIKKEI NET）

△世界最小の量産人型ロボット、エアギターを披露
玩具メーカーのタカラトミー<7867>が、英ギネス・ワールド・レコーズ社（ギネスブック）から世界最小の量産人型ロボットと認定された新製品「Ｏｍｎｉｂｏｔ１７μ　ｉ-ＳＯＢＯＴ（オムニボットワンセブンミュー　アイソボット）」を披露した。体長１６．５センチの同ロボットは、三洋電機<6764>のニッケル水素電池「エネループ」を動力源としており、１８０の言語を話すほか、約２００通りの違った動きができる。当地で２０日開かれた記者会見では、ギター演奏の真似をする「エアギター」の動きなどが実演された。タカラトミーによると、国内では１体２万９８００円で販売される予定。

△田崎真珠<7968>、130万株を上限として23日朝に終値取引で自己株取得
田崎真珠は２０日、発行済み株式数の３．４４％にあたる１３０万株を上限とする自己株の取得を、２３日寄り前のＴｏＳＴＮｅＴ─２（終値取引）で行うと発表した。取得株価は２０日終値の４８１円。取得総額上限は６億２５３０万円。

△米ブランデス、三井住友海上<8752>とアイフル<8515>を買い増し
ブランデス・インベストメント・パートナーズ（米カリフォルニア州）は、三井住友海上火災保険の株式を買い増し、保有比率を７．９１％から９．０３％に高めた。この他、ブランデスは、アイフルの株式も買い増し、保有比率は９．６５％から１０．９８％になった。ブランデスが１９日提出した大量保有報告書によると、いずれも保有目的は「ポートフォリオ投資」となっている。アイフルによると、ブランデスの保有比率は、議決権ベースで１１．０１％という。

▼マネックス<8698>4―6月期は35％減益、日興ＣＧとの資本関係見直しへ
ネット証券大手のマネックス・ビーンズ・ホールディングスが２０日発表した２００７年４―６月期連結決算は、純利益が前年同期比３５．４％減の１９億０２００万円になった。個人の売買代金が前年同期比で低下したことを背景に、株式委託手数料が同２９％減となったほか、新規株式公開（ＩＰＯ）の引受手数料収入などが振るわなかったことが響いた。純営業収益は同２２．８％減の６８億７１００万円となった。販売費・一般管理費は微減となったが委託手数料の低下を補えず、経常利益は同３５．９％減の３３億５４００万円となった。自己資本利益率（ＲＯＥ）は１７％と、前年同期（２９％）から低下した。会見したマネックスの松本大社長は、同社の筆頭株主である日興コーディアルグループとの資本関係の見直しについて、「これまでも表明してきた通り特定の大株主を持つことは好ましくない」との考えをあらためて示し、ネット上で個人向けの総合金融サービスを展開するマネックスとしては、戦略の異なる日興ＣＧとの資本関係を見直すための「一定の解決がされていく」との認識を示した。マネックスは、ネットで株式売買のサービスを中心に提供するビジネスモデルから、ＩＰＯの引き受けや投資信託や債券の販売など、個人投資家向けに幅広くサービスを展開するビジネスモデルにシフトしている。日興ＣＧが対面取引を中心としたサービス展開をするなかで、米シティグループ の傘下に入ったこともあり、マネックスは資本関係の見直しが必要との認識を示してきた。
ネット証券界では、オー・エイチ・ティー<6726>の株価急落にともなう個人投資家の取引の焦げ付きが問題となっているが、マネックスでは「オー・エイチ・ティーの立替金は１件、４００万円のみだった」（松本社長）とした。

▼りそなＨＤ<8308>、第一生命と業務提携し1000億円の優先株発行へ
りそなホールディングスは２０日、第一生命保険と業務提携し、１０００億円の優先株式を発行すると発表した。

△アルインコ<5933>が50万株上限に自己株取得へ、発行済み株の2.56％
アルインコは２０日、発行済株式総数の２．５６％に相当する５０万株を上限に自己株を取得すると発表した。取得総額上限は４億円。取得期間は７月２３日から９月２０日まで。

▼日本アジア投資<8518>、新生銀行<8303>などに約797万株の第三者割当増資
独立系ベンチャーキャピタルの日本アジア投資は２０日、新生銀行などを対象に７９７万９０００株の第三者割当増資を実施すると発表した。新生銀行とは共同投資などを目的に事業提携も行う。
１株３６０円で払い込みは８月６日。調達資金約５６億円は営業投資資金に充当する予定。割当先は新生銀行４１６万６０００株、ＤＢＪ事業価値創造投資事業組合２７７万７０００株、大和生命６２万株、静岡中央銀行４１万６０００株。新生銀行は保有比率３．４７％の第３位株主となる。

□東電<9501>、平年並み需要なら電力供給に支障ないと報告＝経済産業相
甘利明経済産業相は２０日、関東圏電力需給対策本部の会合で「東京電力からは、平年並みの需要であれば電力供給に支障はないとの報告を受けている」と述べたうえで「大幅な気温上昇による異常な需要増がないとも限らないため、安全を期する必要がある」と述べた。また「産業界にはピーク時間帯の節電をお願いする必要がある」と述べた。

△ファーストリテ<9983>、キャビン<8164>株をＴＯＢ＝1株710円
ファーストリテイリングは２０日、キャビン株を公開買付け（ＴＯＢ）し、完全子会社化すると発表した。買付価格は１株７１０円。キャビンは、ファーストリテのＴＯＢに賛同する意向を表明している。

△三井海洋開発<6269>、ＢＨＰから海洋石油生産プラント受注
三井海洋開発は２０日、英豪系資源大手ＢＨＰビリトンから浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備（ＦＰＳＯ）１基の建造および保守サービスを受注したと発表した。ＢＨＰがオーストラリア沖に鉱区権を保有するピレニース鉱区での開発用。建設するＦＰＳＯは日量９．６万バレルの石油生産能力、日量６０００万立方フィートのガス再注入処理能力および８５万バレルの貯蔵能力を有する。２０１０年上期に生産を開始する予定で、完成後、三井海洋開発の関係会社が運転や保守点検などを行う。業界筋によると、同種のプラントシステムの受注額は通常２００億─３００億円という。
（ロイター）

△「クロレッツ」の英キャドバリー：「テイカロ」三星食<2227>へのＴＯＢ成立
ガム製品「クロレッツ」などのブランドを持つ菓子メーカー世界最大手、英キャドバリー・シュウェップスが「テイカロ」ブランドのキャンディを製造・販売する三星食品に対して実施していた株式公開買い付け（ＴＯＢ）が成立した。両社が20日発表した。大証ヘラクレスに上場している三星食品は、ＴＯＢの成立に伴い上場廃止となる。６月19日から７月19日までの買い付け期間中に予定株数（333万3400株）を上回る480万3772株の応募があり、キャドバリーは当初計画通り全株式を買い付ける。買い付け価格は１株2750円、買い付け総額は約132億円。買い付け実施後の保有割合は96.08％となる。
（ブルームバーグ）

△日本電産<6594>---しっかり、シーゲートの好決算が刺激
しっかり。米国で発表されているシーゲートの決算内容が刺激材料にもなっている模様。前第4四半期売上高、並びに、今第1四半期売上高見通しはともに市場コンセンサスを上回るものとなっており、ＨＤＤ市場に対する警戒感が後退の格好へ。
（フィスコ）

△合金鉄を手掛ける日本電工<5563>が鉄鋼株物色に乗じる　4日続伸して900円台回復が視野に
大手高炉メーカーの株価上昇に刺激を受け、鉄鋼副原料として鋼材の強度や靱性、耐熱性や耐食性を向上させるために添加される合金鉄を生産している同社にも、粗鋼生産の拡大に期待した資金が回ってきているという。

△特殊車両メーカーのモリタ<6455>が1台で7台分の消化力を持つ新型消防車を発売
昨日、600リットルの水槽で1万リットル分の消化能力を有する新型消防車「ミラクル・キャフス・カー」を発売。1台で1,500リットル消防車7台分の消化能力があるという。

△そーせいグループ<4565>が25日線まで値を崩す　買いは続かず
英ベクチュラ・グループ・ピーエルシーとの共同開発品「NVA237」について、導出先のノバルティスが対照薬と比較した新規デバイスによる用量反応試験の開始したと発表したことで昨日動意付いたものの、買いは続かず、本日は25日線どころまで値を戻している。

▼下方修正で嫌気して売られたマザーズのフレームワークス<3740>が更に下落　株式引受契約の延期を発表
MIT Corporate Advisory Servicesと株式引受契約を締結すべく協議を進めていたものの、当初想定していた要件の一部変更により協議を延長することになったと発表したことが嫌気されているという。

□東京製鐵<5423>はUBSの目標株価引き上げで買い安心感が台頭　鉄屑価格の高騰が一服
UBS証券が鉄屑価格の高騰が一服したことを理由に、目標株価を1,700円→1,810円に引き上げたことが手掛かり材料となってか、買いが先行する展開となっている。

□ジャスダックのセプテーニ・ホールディングス<4293>が戻り売りに押されて値を消す
前期まで非連結子会社であったベンチャー投資ファンドが連結対象となったこともあって、6月度月次売上高が前年同月比17.7％増収の22.63億円となったと発表したことで昨日賑わいを見せたものの、本日は戻り売りに押されて値を消している。

△高騰続きのジャストシステム<4686>が買い戻されて昨日マークした高値に迫る
金融庁の有価証券報告書の電子開示のEDINETに協力し、「xfy XBRL EDINET対応版」の無償ダウンロードを提供していることが注目されたのか、7月10日辺りから値を飛ばしており、昨日こそ戻り売りに押されて値を下げたものの、即座に買い戻されて戻り高値更新を窺う水準まで値を戻してきている。

▼昨日STOP安に沈んだジャスダックのグラファイトデザイン<7847>は大幅続落で50,000円を下割れ　なお戻り売りが優勢に
08年2月期第1四半期連結経常利益が2.72億円となったことを踏まえ、中間経常利益見通しを従来の1.35億円→2.02億円に上方修正したことが好感されて一昨日には大台の60,000円に迫る勢いを見せたものの、昨日は利食い売りに押されてSTOP安に沈み、本日も売り先行で続落している。

△JFEホールディングス<5411>が4日続伸して本日も高値を更新　鋼材需要の拡大に期待
好調な世界経済により鋼材需要が拡大するという期待や、世界的な業界再編への期待が買い手掛かり材料となっているようで、本日も高値を更新してきている。
（NSJショートライブ）

△アークランド<9842>が一時ストップ高、東証上場後の高値更新、地震後の復興思惑を指摘する声も
アークランドサカモトが急騰。一時、４００円ストップ高の２６６０円まで買われ、東証での上場来高値２４４５円を更新した。市場では、「上値のフシであった６月２７日の年初来高値２３２０円を抜けたことで買いが入ったと見られる。新潟県中心にホームセンターを展開していることから、地震後の復興思惑もあるのではないか。ただ、出来高が少ない銘柄であるので値動きには注意が必要だろう」（準大手証券）との声が聞かれた。

△黒崎播磨<5352>が後場一段高、鉄鋼周辺株が買われる
黒崎播磨が後場一段高。一時、５１円高の５４８円まで買われ、終値ベースでも東証１部値上がり率８位に浮上した。同社は耐火れんがの大手企業で新日本製鉄 <5401> 系。新日鉄が新値追いとなるなど旺盛な鉄鋼株物色が続く中、周辺銘柄にも物色が広がっている。鉄鋼向け耐火物を手掛ける品川白煉瓦 <5351> も値上がり率上位。ＴＹＫ <5363> も買われた。新日鉄系の専門商社の日鉄商事 <9810> 、ＪＦＥホールディングス <5411> 系のＪＦＥ商事ホールディングス <3332> も後場上げ幅を拡大。また、新日鉄系の三晃金属工業 <1972> も商いを膨らませて続伸。

△住友重<6302>が上場来高値、大型株物色の流れに乗る
住友重機械工業が３２円高の１４９６円まで買われ、７月９日に付けた上場来高値１４９２円を更新、１５００円台が目前となっている。大型株物色の流れから、三菱重工業 <7011> などの造船・重機株が人気。変減速機などが好調なほか、造船所などで使われる大型のクレーンに強みを持ち、中期的な業績拡大期待が大きい。

△三井製糖<2109>が堅調、粗糖の国際価格が上昇基調強める
三井製糖が４円高の３９４円と堅調。粗糖の国際価格が上昇基調を強めている点が好材料視されたようだ。国際価格の指標であるニューヨーク先物（期近物）の１８日終値は前日比０．２２セント高となる１ポンド＝１０．０７セントと、約４カ月ぶりに１０セント台を回復。生産国のブラジルの収穫が遅れ気味だ、との思惑から投機資金が流入しているとの見方が出ている。日新製糖 <2116> も小幅高。
（株式新聞ダイジェスト）

▼楽天<4755>が連日の年初来最安値更新、ＴＢＳ<9401>株取得を巡って村上ファンド関与報道
楽天が一時、前日比1750円（4.64％）安の3万6000円まで下落して、株価は連日での年初来最安値更新となった。20日付の読売新聞朝刊が「村上ファンドが買い集めたＴＢＳ株の売却で、2005年10月に200億円もの利益を上げていたことが、読売新聞が入手した同ファンドの内部資料で明らかになった。市場では村上ファンドが楽天にＴＢＳ株を売ったとの見方が多い」とＴＢＳ株取得を巡って一審実刑判決を受けた村上氏が率いてきた村上ファンドの関与が指摘されたことが懸念材料の一つとなったようだ。

△ブルドックソース<2804>がストップ高、需給ひっ迫期待から思惑買い
ブルドックソースが値幅制限の上限となる前日比100円（15.38％）高の750円まで上昇してストップ高。同社は11日に投資ファンド「スティール・パートナーズ」のＴＯＢに対抗するために新株予約権を発行。株価も新株予約権の発行に伴う１株価値の希薄化懸念で急落を起こしたが、株主に新株が届くまでにはまだ期間があることから、需給ひっ迫期待から思惑買いが入るところとなったようだ。株価は大型株式分割を行った銘柄のようなような動きともなってきている。

▼大手不動産株が安い、投資家の物色の対象から外れる
三菱地所<8802>が一時、前日比160円（5.03％）安の3020円まで下落する展開となった他、三井不動産<8801>が一時、前日比150円（4.48％）安の3200円まで下落、住友不動産<8830>が一時、前日比150円（3.89％）安の3710円まで下落するなど大手不動産株が軒並み下落。長期金利の高止まり傾向が続くなかで投資家が内需関連株を物色の対象から外す動きが続いているようだ。今日のところは堅調な動きが続いているが、他に大手銀行株などもこのところ軟調な動きが続いており、投資家の視線は新興株でもなく、内需関連株でもなくもっぱら鉄鋼などの素材関連株に向かっている。
（テクノバーン）

△東京製鐵<5423>が中間、通期とも利益増額～１Ｑ上ブレ分
東京製鐵は２０日、２００８年３月期９月中間期および通期の業績予想（非連結）の修正を発表した。売上高は中間期１２００億円（前年同期比１４．４％増）、通期２５００億円（前期比１９．９％増）で据え置くものの、経常利益を中間期、通期とも２５億円増額して、中間期１４５億円（前年同期比３５．３％減）、通期２７５億円（前期比２３．５％減）に修正。減益幅が縮小する見通しとなった。会社側によれば第１四半期（４－６月）の上ブレ分を乗せた形で、第２四半期以降については期初の見通しを変更していないという。第１四半期の鉄スクラップ価格は想定していたトン３万８０００円に対して、平均３万７０００円前後で落ち着いた。昨年からの上昇の反動でゴールデンウイーク明けに一旦値下がりに転じた。一方、製品価格は想定の７万２０００円に対して７００円ほど強含んだ。為替が想定の１ドル＝１１５円より円安で推移したため、輸出価格が押し上げられた。鉄スクラップ価格は６月半ばから再び反発に転じているといい、足元では想定の３万８０００円水準まで戻ってきている。「秋口にはもう少し強含む可能性もあるが、すでに歴史的な高値水準にあり、ここからどんどん上がっていくことは考えにくい。一方で需要も強いので、大きく下がることもなさそう」（阪部英二常務）。生産に関しては、スクラップ価格を鑑みて、第２四半期は想定より５万トン引き下げて８０万トンとし、上期１６５万トン、下期１８０万トンに変更した。収益性の高い厚板は、１月に立ち上げた九州工場で想定を若干上回るペースで生産が行われているといい、歩留まりも想定に近いところまで来ているとのこと。建築、機械、造船向けなど需要は旺盛で、今期は上期１０万トン、下期２０万トンの生産で対応する計画。本格稼動する来期には年間６０万トンの生産を見込んでいる。

△新日鉄<5401>、株式時価総額が過去最高を更新
新日本製鉄の株式時価総額が過去最高を更新した。２０日の株価終値は３６円高の９５５円だったが、一時９６０円まで買い進まれた。同社の発行済み株式総数は６８億６９８万株あまりだから、その時点での時価総額は６兆５３４７億円。これに対して過去の株価の最高値は１９８９年２月２３日に付けた９８４円だが、その際の株式数は６６億３６７０万株あまりだったため、時価総額は６兆５３０５億円で、２０日はこの水準を上回って過去最高を更新した格好。ちなみに当時の為替相場は１ドル＝１２５円前後と現在より若干円安だったことから、ドルベースでも最高値を更新したことにある。なお、終値での時価総額は６兆５００６億円で、東証ではソニーとＪＴを抜いて１１位に浮上した。他の鉄鋼大手はＪＦＥホールディングス　<5411>　が５兆２６２０億円あまりで１７位、住友金属工業　<5405>　が３兆６８６１億円あまりで２７位、神戸製鋼所　<5406>　は１兆５３８８億円あまりで７７位となっている。
（ラジオNIKKEI）

△駅近で利便性の高いマンション　販売登録受付開始　東急不動産<8815>
東急不動産は７月21日（土）から、東京・八王子市に開発中の「ブランズ八王子狭間」の第１期販売登録の受付を開始する。「ブランズ八王子狭間」は、京王電鉄高尾線「狭間」駅から徒歩３分の恵まれた場所に立地し、新宿や東京といった都心へは約１時間で通える通勤圏となっている。駅周辺にはスーパーやショッピングセンターといった生活利便施設が充実しており、快適な毎日を提供する。駅徒歩３分という快適性・利便性に優れたポジションであることから、フォルムには正統な意匠として次世代に受け継がれていくために、きめ細やかで洗練されたデザインをめざしている。設備・仕様面では、優れた熱効率とパワフル火力のＩＨクッキングヒーターを採用。また、ガス温水式床暖房を全戸のリビングダイニングに標準装備し、暖房の理想系と言われる頭寒足熱を実現するなど、住生活の快適さに配慮した仕様となっている。間取りは３ＬＤＫ～４ＬＤＫ、専有面積は63.38平方メートル～94.23平方メートル。販売価額は2,570万円～4,050万円。竣工は2008年２月末日を、引渡しは同年3月末日を予定している。

△大阪・咲洲で大規模マンション　アーバンコーポレイション<8868>など３社
アーバンコーポレイション、ＪＦＥ<5411>都市開発、アーバンライフ<8851>の３社は、大阪市住之江区の人工島「咲洲（さきしま）」で、総戸数600戸のマンション「アーバンビュー咲洲」を分譲する。同物件は、地下鉄中央線コスモスクエア駅徒歩２分に立地。地上23階地下１階建て・総戸数600戸の大型物件だ。専有面積66平方メートルから129平方メートル・96タイプの間取りを予定している。販売価格2,300万台から6,500万円台で、平均価格は3,000万円台前半。坪単価は平均約139 万円になる予定。９月にモデルルームをオープンし、11月から販売を開始する。竣工予定は09年１月。

■07年度住宅着工戸数は若干の減少を予測　建設経済研
財団法人建設経済研究所はこのほど、建設経済モデルによる建設投資見通しの中で07年と08年の住宅着工戸数を予測した。それによると、07年度の住宅着工戸数は06年度を若干下回る128.0万戸（06年度は128.5万戸）と予測した。大都市圏における地価上昇や供給可能な用地の限界による供給サイドの下押し要因から、住宅着工戸数は高水準を保ちつつも、若干減少すると分析している。08年度の住宅着工戸数は、07年度を下回る126.4万戸と予測した。団塊ジュニア世代等の高い住宅購入意欲により需要は底堅く推移するが、用地取得の困難、建築コストの上昇、都心の供給可能地の限界などがより明確になるため、減少幅が大きくなると分析している。一方、今後の金利動向や消費税率の動向などにより、駆け込み需要も想定され、上ぶれすることも考えられるとしている。
（住宅新報）

■診療報酬を過剰請求＝入力ミスで490万円－大阪鉄道病院
JR西日本<9021>が運営する大阪鉄道病院（大阪市阿倍野区）は20日、診療報酬を処理するコンピューターシステムの入力ミスで、2003年4月から今月までに約490万円の過剰請求があったと発表した。保険使用分は返還、患者の自己負担分も個別に返すという。同病院は2000年12月に、医師が診療を行った際に診療報酬を自動的に計算するシステムを導入。その際、血液の固まり具合を調べる類似の2つの検査を混同し、実際より診療報酬が8点（80円）高く算出されるプログラムの入力ミスがあったという。

□富士重<7270>、被災地に義援金500万円
富士重工業は20日、新潟県中越沖地震の復興支援として、県共同募金会を通じて500万円の義援金を送ると発表した。　

□住金<5405>、中越沖地震に義援金1000万円
住友金属工業は20日、新潟県中越沖地震の被災者支援のため、新潟県共同募金会にグループとして義援金1000万円を寄付すると発表した。このほか、住金物産 <9938> が繊維製品を提供する。　

□ヤマハ発動機<7272>、中越沖地震にスクーター10台を追加
ヤマハ発動機は20日、新潟県中越沖地震の追加支援としてスクーター10台を送ったと発表した。

△パソナ<4332>、08年5月期連結最終益5．5％増の44億3千万円―500円増配
パソナが20日発表した2008年5月期連結業績予想は、売上高が前期比12．1％増の2591億円、経常利益が4．8％増の92億3000万円、最終利益が 5．5％増の44億3000万円と、5年連続の2ケタ増収と最高益更新を見込む。同期の配当予想は2500円（前期2000円）と500円増やし、この結果、配当性向は23．5％と前期比3．5ポイントアップする。　

△日本大昭和板紙、段ボール原紙を値上げ＝王子製紙<3861>も
日本製紙グループ本社<3893>本社傘下の日本大昭和板紙（東京）は20日、段ボール原紙を9月1日出荷分から値上げすると発表した。値上げ幅は、外装用ライナー、段ボールの中層となる中しん原紙とも1キロあたり7円以上。中国の需要増加により主原料の段ボール古紙の価格が高騰しているほか、重油や薬品も値上がりしていることから、製品価格に転嫁する。

□帝人<3401>、中越沖地震に500万円を寄付
帝人は20日、新潟県中越沖地震の被災者に義援金として500万円を寄付したと発表した。また、医薬医療事業の一環として、給水用ポリタンク30個（容量20 リットル）、大人用おむつ50個、ペットボトルの飲料水360本（2リットル入り）も提供しており、今後も現地の状況を見ながら支援を行う予定。　

△リクルート、フジテレビ<4676>株1万株取得
リクルートは20日、フジテレビジョンの株式1万株強（発行済み株式総数の0．457％）を同日までに約27億円で取得したと発表した。両社は6月、業務提携しており、リクルートは関係強化の一環としてフジテレビ株の取得に踏み切った。

△三菱商事<8058>子会社、再生ファンドへの投資組合を新設＝地銀や年金向けに今秋
三菱商事の子会社で、内外の企業再生ファンドなどに投資する投資組合（ファンド・オブ・ファンズ）を組成・運用している「エー・アイ・キャピタル（AIC）」（東京）は20日、米国と欧州の複数の企業再生ファンドやベンチャーキャピタルで運用する総額300億円規模の新たな投資組合を今秋に立ち上げることを明らかにした。

△日立<6501>とクラリオン<6796>、業務用カーナビ発売＝耐久性高め通信機能も装備
日立製作所と同社子会社のクラリオンは20日、タクシーやトラックなどの業務用車両向けカーナビゲーションシステム「ソリッド　ナビ」を共同開発、23日に発売すると発表した。一般車両に比べ長時間の利用が見込まれることを考慮、記録媒体としてフラッシュメモリーを採用。モーターやファンなど発熱性のある部品をなくし、耐久性を高めた。　

□国際石油開発<1605>、被災地に義援金3000万円など
国際石油開発帝石ホールディングスは20日、新潟県中越沖地震の被災地支援のため、飲料水や簡易トイレなどの救援物資を送ったと発表した。併せて、義援金3000万円を送る。

□中部電力<9502>、原発の消防体制など保安院に報告＝中越沖地震受け
中部電力は20日、原子力安全・保安院に対し、同社浜岡原子力発電所（静岡県御前崎市）の消防活動と報告の体制について報告を行ったと発表した。　

□被災地の高齢者に7000食＝食品メーカーが協力－農水省
農水省は20日、亀田製菓<2220>とキユーピー<2809>が新潟県中越沖地震で被災した柏崎市と刈羽村に対し、高齢者らが食べやすいかゆや肉じゃがなど計7000食を提供すると発表した。同省が両自治体から不足している食品を聞き取り、業界に要請した。
柏崎市にはこのほか、子ども向けレトルトカレー6650個（ハウス食品<2810>など提供）、野菜ジュース1万0368本（カゴメ<2811>提供）なども配送する。自治体から要望があれば、追加で提供する予定。　

▼消費期限偽りハンバーグ販売＝総菜店を2日間の営業停止に－京都市
京都市は20日、「なとり<2922>デリカ」（本社東京都北区）がジェイアール京都伊勢丹（京都市下京区）地下に出店している総菜店「デッラ　クッチーナ」が、販売するハンバーグセットの消費期限を偽っていたと発表した。市は食品衛生法違反（表示基準違反）で、同日から2日間の営業停止を同店に命令した。市の調査に対し、店長は「6月ごろから消費期限の延長を指示していた」と認めているという。
（時事通信）

■中越沖地震　原発消火設備の耐震基準…経産相、見直し指示
東京電力<9501>柏崎刈羽原発で中越沖地震により火災が発生した問題で、甘利明経済産業相は２０日、「消火設備の耐震基準が低いのでは、ないのと同じ」と話し、消火設備の耐震基準を見直すことを明らかにした。さらに、東電はじめ原子力施設を持つ電力会社など１１社の社長を呼び、地震時の自衛消防体制の強化などを指示した。

▼ＫＤＤＩ<9433>　料金過徴収…メタルプラス電話の契約で
ＫＤＤＩは２０日、今年１、２月に申し込まれた固定電話サービス「メタルプラス電話」の契約で１１１６件、総額２２０万７８１７円の料金過徴収があったと発表した。基本料金１４７０円を最大６カ月間９８０円にするキャンペーンの適用日を誤って入力したため、割引が行われなかったのが原因。８、９月に返金するという。

▼柏崎刈羽原発　地下５階、水漏れ続く　消火用水の配管壊れ
東京電力<9501>は２０日、柏崎刈羽原発１号機（新潟県柏崎市）の地下５階で、現在も水漏れが続いているとみられることを明らかにした。中越沖地震で消火用水の配管が壊れたためで、深さ約４０センチ、量は約１７００トンに達している。１７日には一度止まっていたが、１９日に再びしたたり落ちる程度の水が漏れ出した。水からは放射性物質が検出されているが、この床はもともと微量の放射能で汚染されており東電は「床の汚染が水に混じったのではないか」としている。東電は、水が所外に出るおそれはないとして他の復旧作業を優先し、当面はそのまま床にためておくという。
（毎日新聞）

■人材派遣のパソナ<4332>、３大都市圏の長期スタッフに交通費支給
人材派遣大手パソナの南部靖之社長は２０日、２００７年５月期決算の発表記者会見で、東京、名古屋、大阪地区の長期契約の派遣スタッフ計約２万人を対象に、通勤交通費を１人当たり月額最大５０００円を支給する取り組みを６月から始めたことを明らかにした。人材派遣会社がこれだけ多くの派遣スタッフに通勤交通費を支給するのは珍しいという。パソナの負担は年間約５億円に上るが、景気回復に伴い人材確保が難しくなる中、優秀な人材を集める狙いがある。派遣社員の通勤交通費は十分に支給されないケースがあり、派遣社員から不満が出ていた。パソナは、派遣先の企業が支給する交通費と合わせて、１人当たり月に最大５０００円が支給されるようにする。

△全日空<9202>のネット予約割引サービス、９月３０日搭乗分で廃止
全日本空輸は２０日、インターネットで予約し、クレジットカードなどで支払いを済ませた場合に２％割引する「ネットチケットレス割」を、９月３０日搭乗分限りで廃止すると発表した。割引サービスは、インターネットなどによる予約を普及させようと２００１年６月にスタート。０６年度下期に、個人客のネット予約が販売額の５割を超え、役割は終わったと判断した。日本航空も同様の割引を行っているが、「対応を検討し、今月中に結論を出す」としている。

■猛暑なら電気使用削減を要請、東電<9501>が工場・百貨店などへ
新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所の運転が停止したことを受け、東京電力の勝俣恒久社長は２０日、猛暑になって管内への電力供給が不足する場合、大規模工場や百貨店などに電気利用を減らすよう要請する方針を明らかにした。東電は大口の需要先との間で、電力の受給が逼迫（ひっぱく）した時には電気利用を減らしてもらう「需給調整契約」を結んでおり、これに基づく措置となる。東電は夏場に向けて、福島第１原発の定期検査を延期するほか、休止中の火力発電所を再稼働させたり、電力６社から電力を融通してもらったりして不足分の電力を補う考えだ。これにより、夏の気温が平年並みだった場合の予想最大電力６１１０万キロ・ワットは賄える見通しとなった。東電は２０日午後、これらの電力確保策を発表する。
（読売新聞）

△mixi<2121>コミュの動画、ケータイから閲覧可能に
ミクシィはこのほど、SNS「mixi」の携帯電話版「mixiモバイル」で、コミュニティーに貼り付けられた動画を再生できるようにした。動画があるトピックには「動画」リンクが表示され、クリックするとダウンロードかストリーミングを選んで再生できる。

△テレビ電話できる「FOMAヘルメット」
身の安全を守りつつ、被害状況をテレビ電話で伝える――災害時の利用を想定したヘルメットが、「ワイヤレスジャパン2007」（東京ビッグサイト）のNTTドコモ<9437>ブースで展示されている。作業用ヘルメット製造の谷沢製作所が開発した「Uメット（タイプA）」の試作品で、FOMA網による通信に対応し、動画カメラ、GPSを備えている。
（ITmedia News）

△三菱重工<7011>、枚葉印刷機の新鋭機「DIAMOND300」を投入、7年ぶりのフルモデルチェンジ機、生産性と操作性を大幅に向上
（JCN Newswire）

△アシックス<7936>、「オニツカタイガー」からイチロー選手プロデュースのスニーカーを発売

△東芝<6502>ライテック、東海道・山陽新幹線の次世代車両Ｎ７００系にＬＥＤ照明を納入

△りそなＨＤ<8308>と第一生命、個人年金保険商品など提供で業務提携

△クボタ<6326>、インドに現地企業などと水道用ダクタイル鉄管製造・販売の合弁会社を設立

△ひまわり<8738>証券、個人投資家向けにシステムトレード自動売買ソフトの最新版を提供

△ライオン<4912>、「フリー＆フリー　ダメージエイド」の「シャンプー＆トリートメント」ポンプサイズを発売

△ティアック<6803>、米ＫＯＳＳ社製インナーイヤーヘッドホン２品を発売

△マウスコンピューター（ＭＣＪ<6670>）、低価格モバイルノートＰＣ「ＬｕｖＢｏｏｋ　Ｊ１２０Ｓ」を発売

△プラネックス<6784>、ＨＤＭＩ信号をＤＶＩ信号に変換して映像を再生できるケーブルを発売、デジタル信号をダイレクトに伝送するＨＤＭＩケーブル５種を発売

△ラサ工業<4022>、宮城県・三本木工場シリコンウェハー再生設備に新工場を建設

△日立<6501>、民生用ビデオカメラ向け基幹技術を開発

△パソナ<4332>、株式移転により純粋持株会社を設立

△ランドコム<8948>、東京ガス<9531>と省エネルギー住宅の共同実証研究を開始

△コムシード<3739>、エンターテインメント関連のコミュニティービジネスを行う新会社を設立

△ダイキサウンド<3350>、携帯電話向け音楽配信サイトで新人アーティスト応援企画を開始

△ビーイング<4734>、避難安全検証ソフト「Ａｖｏｉｄ」のバージョンアップ版を発売

△森永製菓<2201>、スナック菓子「おっとっと＜オタフクお好みソース味＞」を発売

△新生銀行<8303>、日本アジア投資と第三者割当増資を引受け資本・業務提携を締結

□三井住友海上火災<8752>、業務改善計画の実施状況の報告を金融庁に提出

△シャープ<6753>、ＴＨＸ社のホームシアター用ディスプレイ規格認定を取得した液晶テレビ「ＡＱＵＯＳ　Ｔシリーズ」２機種を発売

△サークルＫサンクス<3337>、「アニマルケーキ」をアレンジした「ブタさんのイチゴショート」など期間限定で発売

△資生堂<4911>、５０代を中心とした幅広い年代層向けセルフメーキャップライン「インテグレート　グレイシィ」を発売

△カシオ<6952>、「Ｇ－ＳＨＯＣＫ」の発売２５周年記念モデルの第２弾「Ｒｉｓｉｎｇ　Ｗｈｉｔｅ（ライジングホワイト）」を発売

△オウケイウェイヴ<3808>、ドキュメント共有サイト「ｄｏｃｕｎｅ（ドキュン）」を開設

△ＡＮＡ<9202>セールス、海外募集型企画旅行「ＡＮＡハローツアー」の下期商品を発表

△三菱ＵＦＪニコス<8583>、静岡がんセンターと提携し医療費・入院費のクレジットカード決済を開始、「ＵＦＪカード　プレミオ」のＮＩＣＯＳブランド版「ＮＩＣＯＳプレミオ」を発行

△花王<4452>、デパート専用ブランド「ｅｓｔ（エスト）」から秋のベースメイク発売

△ケンウッド<6765>、ポータブルオーディオと簡単に接続できるＣＤ／ＵＳＢレシーバーを発売

△日産ディーゼル<7210>、小型トラック「コンドル」シリーズの積載量１．０～２．０トンクラスをフルモデルチェンジ

△キッコーマン<2801>、まぐろの刺身を１０分漬け込むだけでできる「ヒゲタ　まぐろ丼のたれ」を発売

△マツダ<7261>、宇品のエンジン工場でＶ型６気筒と直列４気筒の混流生産を開始

△日立<6501>とクラリオン<6796>、高耐久性と通信機能を備えた業務車両向けカーナビを共同開発

△ジャストシステム<4686>、「ｘｆｙ　Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ　Ｅｄｉｔｉｏｎ　１．５　サーバー多重化オプション」を提供

△アンリツ<6754>子会社、「ＭＣ－ＣＤＭＡ端末認定支援ソフトウェアＭＸ７０３１５０Ａ」を開発

△セイコー<8050>クロック、コンパクトミラーが内側についた女性向けトラベルクロックを発売

△日立<6501>、小型・非接触型の「日立指静脈認証装置」を海外で販売
（日経プレスリリース）

△キヤノン<7751>、土木関連企業や官公庁向けにＡ２サイズ対応複合機を発売
キヤノンは、土木・建築や設計関連企業と官公庁向けに使い勝手を良くしたＡ２サイズ対応のコピー・プリンター・スキャナーの複合機「イメージランナーｉＲ　Ｗ８４０Ｎ」を８月６日に発売する。ワイドＶＧＡ対応の８・５インチタッチパネルを採用、パネル上でスキャンした図面などを確認できる。スキャンはボタンを１回押すだけの簡単な操作にした。価格は２２５万７５００円。プリンターとスキャナーがオプション対応の「イメージランナーｉＲ　Ｗ８４０」（価格１７４万３０００円）を同時に発売。２機種合計で月間１５０台の販売を目指す。暗証番号で個人の認証をし、使用の権限や履歴も管理できる。ファクスは２機種ともオプション対応。ファクス機能追加は１８万９０００円。

△マツダ<7261>、北米向けスポーツタイプ多目的車のＶ６エンジンを内製化
マツダは北米向けスポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「ＣＸ－９」のＶ型６気筒（Ｖ６）エンジンを内製化、搭載車を発売した。２月に市場投入した当初は、米フォード・モーターから排気量３５００ｃｃＶ６エンジンの供給を受けていたが、パワーのある自社製の同３７００ｃｃに切り替え販売促進につなげる。Ｖ６エンジンは本社工場（広島市南区）で生産、機械加工ラインで初めて直列４気筒エンジンと混流生産する。新型Ｖ６エンジンはＣＸ－９専用に開発した。マツダではＶ６エンジンを０３年まで自社開発・生産していたが、フォードの意向でフォード製を採用していた。マツダの業績が回復する一方、フォードの業績が低迷。エンジン開発でもマツダの独自色が強まりつつある。当初、新エンジンはＣＸ－９の発売時期に間に合わせたかった模様だが、発売後約半年で改良する異例の商品展開になった。

△出光興産<5019>、北海の探鉱鉱区の権益を取得
出光興産はノルウェー領北海の探鉱鉱区の権益を取得した。子会社の出光ペトロリアムノルゲがを通じて、イタリアのエニ（ミラノ市）などが権益を持つ鉱区「ＰＬ２９３」で、エニから１５％分を譲り受けた。買収金額は公表していない。０７年第４四半期に試掘を行う。同鉱区は出光ペトロリアムノルゲが原油生産を行っているスノーレ鉱区やフラム鉱区と同じ北部北海に位置。近隣に油田やガス田が存在しているため、新たな油・ガス田の発見が期待されるという。

△松下<6752>、深ぞりができて肌への負担抑えた男性用シェーバーを９月発売
松下電器産業は２０日、短いヒゲを深ぞりでき、肌への負担も抑えた男性用シェーバー「ラムダッシュ」を９月１日から発売すると発表した。実勢価格は液晶ディスプレー表示付きの最上位機種で４万円を想定。月産３万台を見込む。外刃の厚みが均一ではなく、６０マイクロメートルと４１マイクロメートルの２通りの厚みの凸凹構造を業界で初めて採用し、肌への負担を抑えた。４１マイクロメートルの薄い刃がのどのまわりの癖のあるヒゲもしっかりとらえ、深ぞりできる。ヒゲトリマー、超音波美容器、毛穴吸引器といった男性向け美容製品も同時期に発売する。
（日刊工業新聞）

△関門海<3372>、中間は経常利益6.05億円
関門海の5月中間連結は、経常利益6億0500万円、純利益2億4200万円だった。11月通期は、経常利益5億2000万円（進捗率116％）、純利益2億1000万円（同115％）を見込む。

△アーム電子<6671>、今期経常200％増益予想　四季報予想上回る
アーム電子の今5月期連結は、経常利益2億2700万円（前期比200％増）、純利益3200万円（前期1億4200万円の赤字）となる見通し。四季報予想の経常利益1億5000万円、純利益1億円を上回った。

△前田金属<5967>、今期は2％経常増益予想　四季報予想と同じ
前田金属の今5月期連結は、経常利益7億2000万円（前期比2％増）、純利益4億3000万円（同3％増）となる見通し。四季報予想の経常利益7億2000万円、純利益4億3000万円と同じだった。

△デサント<8114>、第1四半期は経常6％増益
デサントの第1四半期連結は、経常利益10億0400万円（前年同期比6％増）、純利益5億2600万円（同36％減）だった。 3月通期は、経常利益37億円（進捗率27％）、純利益20億円（同26％）を見込む。

▼日置電機<6866>、6月中間は経常30％減益
日置電機の6月中間連結は、経常利益13億2000万円（前年同期比30％減）、純利益8億2300万円（同33％減）だった。 12月通期は、経常利益28億円（進捗率47％）、純利益17億4000万円（同47％）を見込む。

▼インパクト２１<9944> 決算延期
インパクト21は、7月13日に第一四半期業績の決算発表を延期する決定をしたと発表した。なお、親会社のボロ社の決算の集計が行われており、この影響が大きいために延期になったとしている。なお、ニューヨーク市場での決算発表は8月初旬予定としている。

△東海観光<9704> 上方修正
東海観光は、2007年12月通期連結予想を発表した。都内マンション３戸の経営権を取得することにより上方修正となった。売上高9.53億円（前予想8.53億円）、経常利益4.41億円（同4.11億円）、当期純利益4.33億円（同4.03億円）。

△アサヒプリテック<5855> 第一四半期業績
アサヒプリテックは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。通期業績予想当期純利益60億円と従来予想を据え置きとしている。市場予想はクイックコンセンサスで当期純利益62億円。売上高269億円（前年同期比19.6％増）、経常利益26.56億円（同2.4％増）、当期純利益15.9億円（同1.3％増）。

□東洋電機<6505> 今期黒転予想 市場予想下回る
東洋電機は、2008年5月通期連結予想を発表した。売上高390億円（前年同期比6.6％増）、経常利益22億円（同11.8％増）、当期純利益12億円（前年同期1.51億円赤字）。市場予想は、クイックコンセンサスで当期純利益14億円。

■ビ・ライフ投資法人<8984> 11月運状況予想
ビ・ライフ投資法人は、2007年11月運用状況予想を発表した。営業収益15.18億円（前年同期比15.4％増）、経常利益5.92億円（同17.9％減）、当期純利益5.91億円（同17.9％減）、分配金1万2000円。

△ＪＰＮ回収<8774> 上方修正
ジェーピーエヌは、2008年1月通期予想を発表した。、中長期延滞債権全体の受託増加に伴い、管理回収体制の強化と効率化を図ることで回収額が堅調に推移し、売上高の増加および利益率の向上につながり、上方修正となった。売上高62億円（前予想60億円）経常利益13.3億円（同11.2億円）、当期純利益7.8億円（同6.6億円）、一株利益1万5802円。

▼東栄住宅<8875> 下方修正
東栄住宅は、2007年7月中間連結予想を発表した。主力事業である戸建分譲住宅において同業他社との販売競争の激化により下方修正となった。売上高494億円（前予想639億円）、経常利益5.3億円（同20.5億円）、当期純利益2.7億円（同10.1億円）。

△カゴメ<2811> 第一四半期業績
カゴメは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。通期業績予想の変更は無しとしている。売上高529億円（前年同期比11.4％増）、経常利益42.41億円（同48.4％増）、四半期純利益24億円（同55.7％増）。

△阪急リート<8977> 11月予想発表
阪急リートは、2007年11月運用状況の予想を発表した。営業収益34.78億円（前年同期比8.3％増）、経常利益10.94億円（同5.3％増）、当期純利益10.93億円（同5.3％増）、分配金1万2800円。

△グローリー<6457> 上方修正
グローリーは、2008年3月通期連結予想を発表した。基幹商品のオープン出納システムや海外の金融機関向け窓口用紙幣入出金機などの設備投資が順調に推移することや、プロダクトミックスの変化やコストダウン活動と量産効果で上方修正となった。売上高1500億円（前年同期比140億円）、経常利益155億円（同110億円）、当期純利益100億円（同75億円）。

□パソナ<4332> 今期増益予想 市場予想下回る
パソナは、2008年5月通期連結予想を発表した。売上高2591億円（前年同期比12.1％増）、経常利益92,3億円（同4.8％増）、当期純利益44.3億円（同5.5％増）、一株利益1万643円、期末配当1300円、年間配当2500円。市場予想は、クイックコンセンサスで、当期純利益46.8億円。

△東京製鐵<5423> 第一四半期業績 通期上方修正
東京製鐵は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。売上高612億円（前年同期比21.4％増）、経常利益88.61億円（同19.3％減）、当期純利益53.89億円（同21％減）。2008年3月予想売上高2500億円（前予想変わらず）、経常利益275億円（同250億円）、当期純利益155億円（同140億円）なお、市場予想は、クイックコンセンサスで、経常利益286億円、当期純利益162億円。

■沖縄セルラー<9436> 第一四半期業績
沖縄セルラーは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。通期業績予想は据え置きとしている。営業収益117億円（前年同期比2.2％増）、経常利益28億円（同4.1％減）、当期純利益17.39億円（同3.3％減）。

▼マネックスビーンズＨＤ<8698> 第一四半期業績
マネックスビーンズＨＤは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。営業収益80億円（前年同期比14％減）、経常利益33.54億円（同35.9％減）、当期純利益19.02億円（同35.4％減）。

□日本高純度<4973> 第一四半期業績 通期据え置き
日本高純度化学は、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。通期予想は、当期純利益13億円と据え置きとなった。市場予想は13.43億円。売上高26.8億円（前年同期比12％増）、経常利益5.29億円（同1.5％増）、当期純利益3.2億円（同2％増）。

△日本毛織<3201> 通期予想据え置き
日本毛織は、2007年11月通期連結予想を発表した。売上高1020億円（前年同期比25.2％増）、経常利益72億円（同10.4％増）、当期純利益43億円（同3.8％増）、一株利益52.1円と前回予想を据え置きした。市場予想は、四季報で当期純利益43億円。

▼住之江織物<3501> 今期減益予想 市場予想下回る
住之江織物は、2008年5月通期連結予想を発表した。売上高790億円（前年同期比3％増）、経常利益26億円（同29.8％増）、当期純利益15億円（同44.9％減）、一株利益19円57銭、市場予想はクイックコンセンサスで、経常利益31億円、当期純利益17億円。

▼フジトミ<8740> 第一四半期業績
フジトミは、2007年6月連結第一四半期業績を発表した。営業収益6.42億円（前年同期比53.5％減）、経常利益0.29億円赤字（前年同期5.58億円）、当期純利益0.63億円赤字（同3.86億円）。
（證券新報）