2024 11,23 05:28 |
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2012 08,04 20:00 |
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【懸念山積】8000円割れも視野に - 岡三証券 シニアストラテジスト 石黒英之氏 8、9月は波乱含みの展開を想定している。状況次第では、日経平均8000円割れ、TOPIXは6月のバブル後安値を割り込む場面が生じても不思議ではない。 まず欧州情勢だが、相場の流れを変えた、先のドラギ・ECB(欧州中央銀行)総裁発言も、いわば口先介入が買い戻しを呼び込んだもの。現実問題として打てる手は限られており、欧州当局の対応によっては、出尽くし、失望といった反応に転じることになろう。 国内企業の4―6月期決算も、7月30日開示分までの集計では4%減益。震災の影響を受けた前年との比較で、しかもエコカー補助金効果を含めてのこの数字は、かなり弱い。とりわけ通期計画への進捗(しんちょく)率が低い製造業には、先行き減額修正懸念がつきまとう。 ちなみに、6月4日安値時から日銀金融決定会合直前の7月11日までのTOPIXパフォーマンスは主要国で断トツの好成績だったのに対し、追加緩和に後ろ向きな日銀の姿勢が明らかになって以降、現在まで、同パフォーマンスは(スペイン、イタリアなどを除くと)最低水準に落ち込んだ。外国人は「脱デフレ」のキーワードに極めて敏感であり、8、9日の金融政策決定会合の内容が問われる。年初からの外国人売買は、現物・先物合算で依然、8000億円程度の買い越しだが、小幅の基金増額程度でお茶を濁すようなら、売り圧力が強まりそう。 長い目で見ても、日経平均はボックス圏内の上下動を脱するのは難しいが、「個別銘柄」の世界なら別。投資家にも真贋(しんがん)を見極める目が求められている。注目は「内需グロース株」。国内で新たな需要を切り拓いて伸び、さらに、そこで築いたノウハウで海外展開も可能。こうした銘柄群として、例えばエス・エム・エス(2175)とトリドール(3397)に注目している。(A) 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
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