2024 11,23 13:35 |
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2012 08,04 18:00 |
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危機的状況に陥ってきたシャープ(株価暴落) このブログで一貫してシャープの経営危機につき指摘しておりましたが、今日株価が暴落し、200円を割り込んできています。 直接的な原因は2000億円を超える赤字ですが、次第に550円の払い込みがされるという台湾メーカーとの「不思議な」増資問題がクローズアップされてきています。 常識的に市場株価200円のものを550円で誰が株を買うでしょうか? このままいけば決算を乗り切るために増資を演じたという疑惑が表面化し、シャープ経営陣は重大な局面に立たされることになりますが、より重大な問題はシャープが果たして生き残れるのか、という点です。 連結剰余金が2599億円しかない中、2500億円もの赤字を計上すれば、1兆円を超える負債に「財務制限条項」が付いていれば、金融機関はどのような対応をしなくてはいけないか、経営を知っているものなら誰でも分かります。 シャープが生き残るには、5万人いる従業員を10分の1以下にして、スマホの液晶部門だけに特化した中小企業として生き残るしかないかも知れません。 小さくても超高収益会社に生まれ変われば良いだけであり、99%減資を行い、再生機構から資金を得て、新生シャープとして従業員3,000人から5,000人であれば会社としては生き残ることが出来るかも知れません。 それか台湾メーカーに乗っ取られて日本人が全員解雇されるか、牛馬のようにこき使われて捨てられるかになるかも知れません。
いずれにせよ、200円割れの株価で金融機関も含め『臨戦態勢』に入ったことだけは確かであり、取引関係にある会社はしっかり与信管理をしておくべき時にきたと言えます。 まぁ~こんな理由も関係無しに、株価は騰がるときは騰がるんだけれどもね。 PR |
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