「チャートは酷い状況に見える」と、風変わりなテクニカル分析家のアーチ・クロフォードがゴールド・シーク・ラジオの司会者クリス・ウォルツェクへ火曜日に語った。

しかし、クロフォードが彼の予想を立てる為に活用する天体の配置及び天文学的なテクニカル分析の独特な手法は、狂人の仕業として嘲笑すべきでない。　25年以上に亘って成功を収めている彼の実績及び支持者達の数自体が物語っている。

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「クロフォードの予測時期が頂点又はそれに近い点へ至るまで５年の期間があった」と、フォーブス・ニュースレター・ウォッチが2002年に述べている。

著名なハルバート・フィナンシャル・ダイジェストは、株式市場のタイミングに関して2007年10月１日から2009年10月31日までの期間にアーチ・クロフォードのクロフォード展望をナンバー１に位置付けた。　加えて、市場の動きと天文学的な周期及び太陽活動の相関に踏み込んだ彼の研究で、クロフォードは1987年、1994年そして2008年に仲間達の間でトップにランキングされる名声を得た。　2002年には、彼が第２位にランクされた。

1994年の「普通の年」以外にも、深刻な市場の混乱及び酷い下落局面の期間においてクロフォードは最高の成果を達成しており、彼の最新の呼び掛けに対して株式の投資家達が細心の注意を払うべきである事を示唆しているのかもしれない。

「今年以前に私がこれまで目にした最も長期間で最も多い電子の数の記録は、1987年のクラッシュの一週間です。」と、太陽から爆発した磁気嵐によって地球へ到達した電子を参照しながらクロフォードは説明する。

「静止気象観測衛星（Geostationary Operational Environmental Satellites：GOES）、静止衛星のレベルで観測される電子の数は．．クラッシュの約一週間前に１立方センチメートル当たりで10の３乗（1000）へ増加し、市場は毎日下落していたのです。」と彼は続ける。　「そして、クラッシュの翌日、その朝は実際に低い価格であり、その日に電子は１立方センチメートル当たり10の３乗以下へと再び低下し、それが底値だったのです。」

太陽から地球へ到達する１立方センチメートル当たりの電子の量の計測値は、非常に稀で比較的に短い期間に１立方センチメートル当たりで1,000に達するとクロフォードは述べている。　しかし今年、マヤ歴が終わる年は、彼によると何らかの非常に異常な事が現在起きているのだ。

「それらが１立方センチメートル当たり10の３乗となった時は、非常に稀な機会でした。」と彼は語る。　「そう、今年の殆どの期間においてそれらは10の３乗以上であり、最高時にはその1000倍も強い、ごめんなさい、多分それは100倍強いという事ですね、10の４乗となる程だったのです。」

そして、クロフォードによると、DJIAの今後は更に悪化するというのだ。　地球の大気圏の電子密度が赤い目盛に達している事に加え、株式市場のクラッシュうを上手に予測すべく25年間に亘って用いてきた彼の実用的な「指標」へも他の天文学的な周期が移動したのだ。　その前兆というのは、火星‐天王星周期である。

「火星‐天王星周期における火星‐天王星のクラッシュ部分は、ちょうど７月18日にアクティブになって、それが意味するのは、そう、過去数百年間に市場で発生した全てのクラッシュは、その周期の同様な40パーセントにおいて起きたのです。」とクロフォードは説明する。

「そして、それは数か月に及ぶ期間なのですが、明日クラッシュするという事では無く、又は２月の末にクラッシュするという事でもないのです。」と彼は付け加える。　「しかし、７月18日から２月の末までの間に、全世界の市場はクラッシュすると私は信じています。　そして、なぜならば、もし、何処か一つの市場が下落すると、それは他の市場を一まとめにしてブラックホールへと落とし込むのです。」

興味深い事に、スイスのエコノミストで資金運用マネージャーのマーク・ファーバーも1987年型の株式市場のクラッシュを予測していると、同じ今週の火曜日にロシア・トゥデイへ語ったのだ。

騰がり過ぎた米国株式市場のレベルと世界の他の地域の市場における低調なレベルとが分断されている事によって、株式市場に「何らかのクラッシュが起きる可能性があると私は考えています。」とファーバーはＲＴへ語ったのだ。

元情報：GoldSeek Radio