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2012 07,29 12:00 |
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野村、“三菱UFJ”に食われるか!不祥事で“第2の日興”危機 トップが首を差し出しても危機は終わらない-。増資インサイダー問題で野村ホールディングスは渡部賢一グループ最高経営責任者(CEO、59)ら首脳2人の引責辞任で幕引きを図る。しかし、金融界では自力再建を危ぶむ声は強く、メガバンクの軍門に下る日が近づいている。 「ナベケン(渡部CEO)が対応を誤ったのが致命的だった」と野村OBは憤りを隠さない。3月に増資インサイダーへの関与が発覚後、野村は当局と「徹底抗戦」の構えを見せた。証券取引等監視委員会による調査の窓口役となった担当役員の「非協力的な態度」や、現場の女性社員に責任を押しつけるような姿勢が、当局のいらだちを募らせた。 また、AIJ投資顧問による年金資産消失やオリンパスの巨額損失隠しなどの経済事件に、野村出身者がことごとく関与しており、「顧客の利益よりも営業成績を優先させるDNAが染みついている」と当局の怒りの火に油を注いだ。 野村を主幹事証券から外す「野村外し」が引き金となり、渡部氏も辞任を余儀なくされたが、次期CEOに就くのは子会社、野村証券の永井浩二社長(53)。「渡部CEOの操り人形」(別の野村OB)と批判があるうえ、「インサイダーの当事者は野村証券。そのトップがなぜ責任を問われないのか」(証券筋)との指摘もある。 新体制になっても野村の再建は不透明だ。米リーマン・ブラザーズの部門買収など渡部氏が進めた海外事業の業績は低迷が続き、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる野村の長期債務格付けは「Baa3」と、投資適格の中では最低。あと一段の格下げでジャンク(紙くず)級となれば、資金調達のコストが急上昇する。「野村も大手銀行の傘下に入るしかない」(金融筋)と業界再編を予測する声も広がっている。「最有力候補は国内の証券分野を強化したい三菱UFJフィナンシャル・グループだ」(外資系証券アナリスト)。 「ガリバー」と呼ばれた野村もいまや株式時価総額は26日終値時点で約9900億円と、三菱UFJ(約5兆2096億円)の5分の1程度の規模。独立系証券という立場は厳しさを増している。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙によると、中国の2つのプライベートエクイティ(PE)ファンドが仏・ベルギー系金融サービスグループ、デクシア(DEXI.BR)のアセットマネジメント部門を買収することで近く合意する見通し。提示額は5億ユーロ(6億1500万ドル)以上という。 同紙は関係筋の話として、中国の大手PEのホニーキャピタルとGCSキャピタルのチームが、デクシア・アセットマネジメントの優先交渉相手に選ばれたと伝えた。パリで25日に行われた協議では既に大筋で合意しており、来週にも最終合意に至る見通しで、提示額は5億ユーロ以上としている。 ロイターは先月、デクシアがデクシア・アセットマネジメントについて、約7億5000万ユーロでの売却を目指していると報じていた。
営業時間外に当たるため、デクシアと中国のPE2社のコメントは今のところ得られていない。
“謎のファンド”が日本株をバカ買い!中国マネーの狙いは? チャイナマネーが日本企業を買い進めている。中国政府系とみられる謎のファンドが日本の主要企業の株式を買い増し、東証1部上場の主要3月決算企業のうち145社(別表)で大株主に名を連ねた。信託口を除くと“事実上の筆頭株主”となった大企業もある。日本株“爆買い”の狙いは-。 三洋電機の白物家電事業をハイアールが買収したのをはじめ、NECのパソコン事業では合弁相手のレノボが出資比率51%を握り、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープの筆頭株主になるなど中国や台湾企業による日本企業の買収や出資の事例は増えている。 一方、顔の見えないチャイナマネーも日本の主力銘柄を買っている。主役は「SSBT OD05オムニバス」という投資ファンド。登記先は豪シドニーで常任代理人は香港上海銀行東京支店だが、中国政府系の資金を運用しているというのが定説だ。 マネックス証券のまとめでは、東証1部上場の主力企業で構成する「TOPIX500」銘柄の3月決算企業で、3月末に上位10位以内の株主に「OD05オムニバス」が入った企業は145社。 保有比率3・0%のNECや同2・9%の日立製作所、そして三井住友フィナンシャルグループ(2・8%)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(2・6%)、みずほフィナンシャルグループ(2・5%)の3メガバンクでは第3位、年金基金などの「信託口」2社を除けば最上位だ。 製薬関連や証券、不動産などの保有比率が比較的多く、国防関連に強い三菱重工業でも2・4%を持つ第4位株主。電力や通信など基幹産業の株も買っている。 「昨年9月時点から一気に自動車株が増えている」と指摘するのは、同ファンドに詳しいちばぎんアセットマネジメントの安藤富士男顧問。「トヨタ自動車やホンダやスズキなどを買い増している一方、ソニーやパナソニックは微増にとどまっており、業績や株価を反映させているようだ」と指摘する。 マネックス証券の金山敏之シニア・マーケットアナリストは「日本の企業をそれなりに評価し、技術力を買っているのだと思う」とみる。
ある大手メーカーのIR担当者は「ファンド側からのアプローチは一切ない」と明かす。前出の安藤氏は「現時点では波風を立てようとしておらず、純粋な投資のようだ」というが、「モノ言わぬ株主」である同ファンドが存在感を増していることは間違いない。
リーマン・ブラザーズを買収したのが「野村」
崩れ去ろうとしているEU。EU重視の「中国」
いつか来た路。
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