来週の日本株の読み筋
＝国内企業の決算発表が本格化、個別株物色の様相が強そう
MORNINGSTAR　2012-07-20 18:32
http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=740392&newsType=market

　来週（２３－２７日）の東京株式市場は、個別株物色の様相を強めそうだ。今週はＴＯＰＩＸが３年ぶりに９連敗を記録。日経平均株価が一時的に２５日移動平均線を試す場面でもＴＯＰＩＸは同線に上値を抑えられ、日本株全体は弱さが意識される。来週は全体を動かせるような材料が乏しい。商いが伸び悩むようなら上値の重い展開が見込まれる。

　一方、いよいよ国内企業の決算発表が本格化する。「欧州債務問題など外部環境悪化の影響を悲観しすぎなのかもしれない」（中堅証券）との声もあり、米国で市場予想を上回る企業決算が株式市場の支えになったように、国内でも同様の流れを期待したい。

　２５日にはファナック<6954>、キヤノン<7751>、２６日にはＪＦＥ<5411>、アドバンテスト<6857>、２７日には富士フイルム<4901>、富士通<6702>などの決算発表が予定されているが、ＴＯＰＩＸの上昇には、主力株だけではなく、中小型株や、金融セクターの切り返しが必要だ。

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[1回]

　全体相場を見渡して、今週（７月１７～２０日）に
年初来高値、あるいは 昨年来高値を更新した銘柄を
確認して戴ければ判ると思うんだけれども、
年初来高値or昨年来高値を更新した銘柄には共通点があります。

一つ目は「業績絶好調」、
そしてもう一つは「内需系」という点です。

一方、輸出関連を中心とした景気敏感株の多くは年初来or昨年来安値を
更新するなど軟調な値動きとなっており、
こうした２極化の動きはしっかりと押さえておく必要があります。

　為替の円高の流れが反転するか否か、これが大きく左右します。
いずれにしましても、来週以降もそうした観点から相場を見ますと、
非常に分かりやすいはずです。

何度も言いますが、
ドル／円　ではありません。
ユーロ／円　ですよ♪