IAEA事務局長、イラン核問題でアメリカに警告
iran Japanese Radio　2012年 5月 09日 14:57
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=28319:iaea&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116

IAEA国際原子力機関の天野事務局長が、イランの核開発の平和性を強調し、
アメリカとイスラエルに警告を発しました。
イルナー通信が、オーストリアのウィーンから伝えたところによりますと、
天野事務局長は、年一回開かれているスイスのザンクトガレン大学の第42回会議で、平和的核開発に関してイランと協議することを強調しました。
この会議には、天野事務局長の他、現在ミュンヘン安全保障会議の議長を務めるイッシンガー元駐日ドイツ大使、安全保障問題の専門家などが参加しました。
天野事務局長は、「イランとの次期協議が現実的な結果に至ることを期待している」と述べました。
さらに、イランに対する軍事行動の結果に関して、アメリカとイスラエルに警告を発しました。
安全保障問題の専門家もまたこの会議で、「世界のどの国にも核兵器を製造したり、それを保有したりする権利はない」と述べました。
さらに、イランの核開発は平和的なものであると強調し、「核兵器を製造する能力を持つ国がこの他10カ国ある」としました。
イッシンガー議長も、演説の中で、「アメリカとイスラエルがイランを軍事行動で脅迫するのは間違っている」と述べました。
さらに、「このような攻撃は悲劇を招くだろう」とし、「国際社会とIAEAはイランと共に外交的な協議に入るべきだ」と強調しました。
 
【関連記事】
イスラエル軍参謀総長、「イラン核兵器製造の可能性低い」- 朝日新聞 2012/04/26

オランド イスラエルの一方的なイラン空爆を承認しない - YouTube

[1回]

イスラエル大連立へ、対イラン戦略に影響か
Brumaire　2012/05/09
http://brumaire.jp/2012/05/09/%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a8%e3%83%ab%e5%a4%a7%e9%80%a3%e7%ab%8b%e3%81%b8%e3%80%81%e5%af%be%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%83%b3%e6%88%a6%e7%95%a5%e3%81%ab%e5%bd%b1%e9%9f%bf%e3%81%8b/

イスラエルのネタニヤフ首相は8日、最大野党カディマのモファズ党首と会談し、大連立政権を樹立することで合意した。国会定数120のうち94議席を占める大連立政権が樹立。モファズ氏は副首相に任命されると見られている。

カディマは2009年の総選挙で第一党となりながら政権樹立に失敗。ネタニヤフ氏率いるリクードが右派勢力を結集し、連立政権を発足させていた。9月に前倒しが予定されていた総選挙ではリクードの勝利が有力視される一方で、カディマは敗北するとの見方が出、苦しい状況に置かれていた。

今回の合意は双方の事情によって成立した。カディマは総選挙での敗北を避けることができ、ネタニヤフ氏は議会の大多数を抑え事実上野党が消える状況を手に入れることとなった。また、総選挙の前倒しは取りやめとなった。

ネタニヤフ氏は「イラン問題は重要課題の一つ」と前向きに語っており、今回の大連立合意で、イランの核施設攻撃の決定権がこれまで以上に同首相の手に委ねられる可能性がある。しかし、性急な攻撃に反対しているカディマが政権に参加したことで、ただちに単独攻撃に踏み切る可能性は減少するだろうとの見方もある。 （373）
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　鳩ポッポがロシアの後押し（裏）でイラン外交を行ったとき、
鳩ポッポを馬鹿にしたりこき下ろしたりする評論家やブログばかり
だったけれども、どうも風向きが変わり始めましたねぇ～･････

既に世界のコンセンサスどころか、イスラエル国内でさえ変わり始めています。
さて、この流れをいまだ知らない日本はこれいかに･････

鳩山元総理のイラン訪問 - 2012/04/07/14：00