柏崎刈羽原発　関連銘柄

刈羽原発の主変圧器から出火、原子炉は自動停止
　新潟県原子力安全対策課に入った情報によると、柏崎市の柏崎・刈羽原子力発電所（東京電力）の３号機の主変圧器から出火、原発職員による初期消火を始めた。
　同課によると、同原発には原子炉が７機あり、うち２、３、４、７機が稼働中だったが、地震の発生により、自動停止した。
　火災の起きた主変圧器は、３号機の原子炉建屋とタービン建屋に隣接した屋外にあり、黒煙が上がっている。
　けが人の有無については午前１１時半現在、情報が入っていないが、周辺環境への放射能の影響は、県のモニターでは確認されていないという。
（2007年7月16日12時4分  読売新聞）

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柏崎刈羽原発　関連銘柄

日本フェンオール(6870)
ＰＥＲは、９倍で、下値不安はない。
東京電力柏崎刈羽原発へ防災機器を納入し、メンテナンス要員も常駐
同社の第３位株主は三菱重工業系商社の西華産業。
１位株主は三井物産。

あまり注目されていないが同社も「東京電力柏崎刈羽原発へ防災機器を納入し、メンテナンス要員も常駐」（総務）させるなど、原発関連で大きな実績がある。特に前０６年１２月期は原発関連の大型工事受注でＳＳＰ（防消火事業）部門の伸びが顕著だった。今期も第１四半期のＳＳＰ部門連結受注高が前年同期比４４．５％増と大幅な伸長を見せている。
　
同社の第３位株主は機械商社の西華産業。西華産は世界の原発の約７割が採用するＰＷＲ（加圧水型）に強い三菱重工業と親密で、ＳＳＰ部門にとっては大きな追い風。従来、原発向けの防災機器納入は国内向けがほとんどだったが、動向次第では海外への輸出も期待でき、受注高を膨らませる可能性がある。原発以外でもシャープ亀山工場への出荷など、同社防災機器への引き合いは多い。
　
株価は１１００円近辺でのもみ合いが続くも、連結ＰＥＲは時価で８倍台と割安圏に放置されたまま。目先の目標は３月１日の年初来高値１２１９円だが、上値余地は大きい。［ KABDAS=EXPRESS ］