「無知の知」と防衛相擁護＝野田首相
時事通信　2012/04/05-11:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040500381

　「『無知の知』という言葉もある」。野田佳彦首相は５日午前の参院予算委員会で、哲学者ソクラテスの言葉を引用しながら、国会答弁で迷走を続ける田中直紀防衛相を擁護した。
　自民党の山本一太氏がこれまでの田中氏の問題発言を列挙して批判したのに対し、首相は「（田中氏は）率直に知らないことは知らないと言うが、（法律一つ一つの）条文までは分からなくても判断力はしっかり持っている。私は適材適所だと考えている」と強調した。
　ただ、山本氏が「予算審議が４０回以上も中断しており、異常事態だ」と追及すると、首相は「円滑な審議ができなかったことは残念だ」と田中氏の答弁のまずさを認めた。　

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[2回]

「無知の知」と「無知の罪」

　「無知の知」とくれば必ず対義語として「無知の罪」が使用されます。
ディベートでは初歩的に使われます。

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◆「無知の知」 by Wikipedia.
他人の無知を指摘することは簡単であるが言うまでもなく人間は世界の全てを知る事は出来ない。ギリシアの哲学者ソクラテスは当時、知恵者と評判の人物との対話を通して、自分の知識が完全ではない事に気がついている、言い換えれば無知である事を知っている点において、知恵者と自認する相手より僅かに優れていると考えた。また知らない事を知っていると考えるよりも、知らない事は知らないと考える方が優れている、とも考えた。

なお、論語にも「知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」という類似した言及がある。

◆「無知の罪」 by Wikipedia.
一方で、無知を罪とする見方もある。たとえば文化の異なる集団の間でやりとりをする場合、その違いを把握しておかねば、無用な衝突を生じる場合もある。可能な限り、相手に対する知識を得るのは必要にして当然の処置である。たとえば生麦事件のようなことすら起こりかねず、その場合に「知らなかった」では通用しないことはままある。
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　さて、今回の震災や原発事故のような有事の際に、
日本では「パニック」が起こらずに世界から称賛されました。

･･･がしかし、世界では今回の原発事故の件でもう一つ、
日本という国を知ることができたのです。

それは日本では「真実を伝えない」という方法で「パニック」を抑えることが、
暗黙の合意になっていることが、世界中に対して明らかとなったのです。

それはある意味、ネット社会と成った現在での「情報操作の実験場」
みたいな形で行われています。様々な形で･････

昨年の震災＆原発事故の際、あるアジアの国では「雨に濡れると死ぬ」などの
デマが流れ、多くの人たちが帰宅しました。
日本でも昔、戦争後しばらくは「雨には放射能があるから」濡れないほうがよい
･･･と、言われていましたし、ワタシも小さな頃に言われた記憶があります。
「雨に濡れたらハゲになるぞ！」･･･って、

ではなぜそういった事が起こるのでしょうか？

そのアジアの国の人が言うには「ワタシの国は、教育水準が低いから」
･･･という答が返ってきました。
無知な人間は、雨に濡れると死ぬというあり得ないデマすらも信じてしまう。
その結果、パニックが起きるのです。･･･と言うのです。

別に馬鹿にしているワケではありません。
日本でもパニックの構造は全く同じなのです。
基本的に多くの日本国民は無知で愚かだとワタシは思っています。

無知な人間は情報を正しく解釈し、行動することができない。
その前提となる知識を持たないのだから当たり前です。

ワタシは自分のことを「無知の知」だと僭越ながら思っています。
･･･が しかし、ワタシは「無知」は「罪」だと思っています。

　無知な人間が引き起こすあらゆるパニックは、政府の隠蔽体質を醸成し、
確実に社会の生産性を低下させ、時に、死ぬべきでない人間までも殺す。

「子供には好きなことだけやらせればいい」などと主張する親馬鹿が
腐るほどいるようですが、最低限の知識すら持たない無知な人間を生産するのは
もはや犯罪と同義語です。人に迷惑を掛けないための、最低限の知識を
身につけるのは、国民1人1人の義務だというコンセンサスが
社会にもっとあってよいし、義務教育はそのためにあるのです。

日本は「無知」を美化し過ぎている。
その良い例がＴＶでの「お馬鹿ブーム」でした。
馬鹿が、それ以上の馬鹿を観て安心している様は滑稽でしかない。
国が滅びる最中の出来事でしかないのです。

ちなみに「おネェ～」とか呼ばれるオカマ連中が
日陰の身であるにも関わらず、大手を振って お天道様の上を堂々と歩く様は、
過去の世界の歴史を鑑みれば解りますが、
確実に国が滅びる最中の出来事でしかないのです。
「賢人は歴史に学び、愚人は経験に従う」by ドイツ統一帝国初代首相ビスマルク

ワタシは呑み屋で「おネェ～」たちと遊ぶのは今でも大好きです。
「おネェ～」たちとの お遊び歴は30年を超えています。
･･･が、それでもＴＶで「おネェ～」たちを観ると恐怖を感じます。
（ちなみにワタシはホモではありません。女性Onlyです。）

もう１度言います。

無知な人間は情報を正しく解釈し、行動することができない。
その前提となる知識を持たないのだから当たり前です。

「だから相場で狼狽売りをして損をするのです。」

こう言えば「無知」は「罪」だと解りますか？！
「無知の知」なんて馬鹿な「余裕の言葉」なんかは吐いていれませんよねぇ～･･･
何せ「財産」が掛っているのですから･････
もしかすると、ある人は「命」まで懸けているのですから･････

「無知」は「罪」です。