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2012 03,17 08:00 |
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底堅い、過熱ぎみでも円安なら震災前水準に回復、需給も改善
来週の東京株式市場は底堅い値動きとなりそうだ。引き続き過熱感から調整への警戒感は残るもののネガティブな材料が後退し、日経平均株価.N225は1万円台を維持する見通し。外為市場で円安基調が強まれば株価も一段高となり、東日本大震災前の水準への回復が見込まれる。 日経平均の予想レンジは9900円─1万0400円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日本株は金融緩和を背景に上昇トレンドが鮮明になっており、日経平均は1万0100円台まで戻している。昨年7月8日に付けた震災後の最高値1万0207円91銭が射程距離圏内で、震災当日の終値(安値)1万0254円43銭も視野に入ってきた。市場では「株高をけん引してきた海外勢が日本株売りに転じる理由も目先は見当たらない。来期の好業績を織り込む形で1万0500円程度を目指す展開だろう」(大和証券投資情報部株式ストラテジストの野間口毅氏)との声が出ている。 12―16日の東京市場では、金融や不動産のほか輸出関連株の伸びが相場をけん引した。輸出株の中では、トヨタ自動車(7203.T)が3405円から3580円に175円(5%超)上昇するなど自動車株の物色が目立った。市場予想を上回るペースで円安が進んでいることが背景。外為市場ではドル/円が足元83円半ばで推移しているが、この1カ月で5円程度円安となっている。みずほ総研シニアエコノミストの武内浩二氏は「さらに円安が進めば株価も一段高になる」との見方を示す。 貿易赤字が円安の要因との視点から、武内氏は2月貿易統計(22日)に注目する。ロイターが民間調査機関の予測をまとめたところ、2月貿易収支の予想中央値は1200億円程度の赤字(前年同月は6503億円の黒字)となった。2月は赤字幅が大幅に縮小する見通しだが赤字は5カ月連続で、貿易赤字が定着している。輸出の予想中央値は前年比6.4%減で、5カ月連続の減少が見込まれている。 また、ドル/円相場と相関性が高いとされる米2年債利回りが3月に入って上昇トレンドとなっている。14日には0.4%台に上昇し、金利差による為替の値動きも注目されそうだ。 19―23日は米連邦準備理事会(FRB)など金融当局者の発言が注目される。ダドリー・ニューヨーク連銀総裁の講演(19日)、バーナンキFRB議長の講義(20日、22日)、コチャラコタ・ミネアポリス地区連銀総裁の講義(20日)、ブラード・セントルイス地区連銀総裁の講演(23日)、ロックハート・アトランタ地区連銀総裁の講演(23日)のほか、ガイトナー米財務長官による下院金融委員会での国際金融システム関する証言(20日)が予定される。 米経済指標は、2月米住宅着工件数(20日)、米新規失業保険申請件数、1月米住宅価格指数、2月米景気先行指数(22日)、2月米新築1戸建て住宅販売(23日)が予定されている。日本株と米国株の相関性はやや薄れているものの、米景気の回復が心理的なサポート要因となっていることから、指標が悪化した場合には株売り要因となる可能性もあるという。
年度末を控え高値圏でみられた生保など国内機関投資家の売りが一巡することで、週明け以降は売り圧力が弱まり需給面では下げにくい相場が予想される。ただ、全般的に売り材料が後退しつつあるが、16日終値と25日移動平均線(9637円86銭=16日)とのかい離が5.1%と過熱のメドとされる5%を超えるなど引き続き過熱感が強く、調整への警戒感もある。
やはり荒れるのは4月ですかぁ~・・・・・それまでの時間稼ぎです。
もう少し下げて戴くと反発する銘柄目白押しですね。 PR |
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