2024 11,22 23:22 |
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2012 03,04 12:00 |
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北尾政演 作 「吉原傾城新美人合自筆鏡」より 明日3月5日(月曜日)は『啓蟄(けいちつ)』です。
「二十四節気」の一つなのですが、あまり「二十四節気」は知らないけれども、
大気が温まるにつれ地中で冬眠をしていた虫たちが 「蟄」とは冬眠している様子を言い、「啓」とは動作や行動をするということです。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
明日から『春分』までの期間を『啓蟄』というんですが、
初候 :蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく):冬蘢りの虫が出て来る
ちなみに「二十四節気」も「七十二候」も中国で考案されたもので、
ちなみに『啓蟄』は中国では「驚蟄」と書きます。 『啓蟄』の季節を虫等には喩(たと)えずに、
『柳若葉芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ』
この『柳』は、梅や桜とともに『春』を代表する景物として、 「万葉集」の大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)が、
『わがせこが見らむ佐保道の青柳を手(た)折りてだにも見むよしもがも』(巻八)
『うちのぼる佐保の川原の青柳は今は春べとなりにけるかも』(巻八) などと詠まれています。また「古今集」では素性法師の
『見わたせば柳さくらをこきまぜて宮こぞ春の錦なりける』(巻一春歌上) そのほかに紀貫之の
『青柳のいとよりかくる春しもぞみだれて花のほころびにける』(巻一春歌上) また「和漢朗詠集」にはワタシの大好きな、慶滋保胤の
『東岸西岸の柳遅速同じからず、南枝北枝の梅開落已(すで)に異なり』
(同じ春とは言え、地形や場所によって季節の到来には遅速がある。
対岸の柳を観たら青々してるけれども、ワタシはいつになったら
『二(ふた)もとの梅に遅速を愛すかな』 ・・・の句は、この慶滋保胤の詩句を踏んだ句と言われています。
『吹度に蝶の居なをる柳哉』 ・・・・・等々、二十数句ほどあります。 春ですねぇ~・・・・・♪♪ PR |
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