ダイセキ環境は「築地移転」の雲行き怪しく続落
朝日新聞　2009年9月3日11時49分
http://www.asahi.com/business/stock/kabuto/TKZ200909030008.html

　ダイセキ環境ソリューション（１７１２）が、２００円安の１７万１６００円と４日続落、４００円安の１７万１４００円まであった。同社は汚染土壌の調査から浄化処理までを一貫して手がける。東京築地市場の移転関連で期待される銘柄。ところが、「先の東京都議選で第１党となった民主党は反対している。しかも、今度の衆院選挙で民主党政権に変わるため、計画の雲行きは怪しくなってきた」（中堅証券）。都が２日公表した移転先予定地の豊洲地区の追加調査では基準を上回る汚染結果が出たとしている。「これまで、新政権関連銘柄ばかり物色してきたが、これからは、買いばかりではなくなっている」（同）。チャートでは１７万のフシを切ると形は一気に悪くなる。政治面だけでなく、株価面でも「攻防」の展開となりそうだ。

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築地市場で火事 火勢おさまる
NHK NEWS WEB　1月8日 10時8分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120108/t10015126351000.html

東京消防庁によりますと、８日午前９時すぎ、東京・中央区の築地市場で火事があり、消防車など２９台のほか、ヘリコプターが出動して消火活動に当たっています。これまでに、１階部分およそ１７０平方メートルが焼けましたが、午前９時半すぎの段階で火の勢いはおさまり、燃え広がる危険はなくなったということです。今のところ、けが人や逃げ遅れた人がいるという情報は入ってないということです。

築地市場の関係者によりますと、火が出た場所は水産物の競りが行われる施設で、８日は日曜日で市場は休みのため、見学者などはいないということです。火が出たとき、近くでは建物の補修工事で溶接作業などをしていたということです。
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鹿島が増額修正を好感し上値試す、築地市場の移転に期待の動きも

日鉄鉱が後場も堅調、築地市場の移転、土壌汚染で連想買い

築地市場移転先、豊洲新市場予定地で噴砂確認

 

■築地市場移転先の豊洲、清水ＪＶが土壌浄化
約38万平方メートル 330億円で受注
日本経済新聞　2011年8月31日

　東京・築地市場の移転先である豊洲新市場（東京・江東）の土壌汚染問題を解決するため、清水建設などゼネコン（総合建設会社）10社による共同企業体（ＪＶ）が土壌の浄化プロジェクトを始動させる。同ＪＶは30日、東京都と土壌汚染対策工事を請け負う契約を結んだ。東京ドームの８倍にあたる約38万平方メートルの土壌を浄化する過去最大級の工事になる。
　土壌汚染対策が必要な用地の面積を３つのエリアに分けて、ゼネコンが工事を担当する。土壌浄化プラントを建設する「６街区」の工事を10社による清水建設ＪＶが請け負う。プラントでは、まず土壌を中温加熱処理し、その後、汚染物質の種類に応じて、微生物処理や洗浄処理を施す。「３つの処理技術を集約した浄化基地の整備は日本でも珍しい」（清水建設）としており、各社は最新技術を持ち寄って土壌を浄化する。
　３つのエリアとも地下に「遮水壁」を設置し、新市場の整備予定地外から汚染した水が流れ込まないようにする技術も導入する。今秋をめどに着工し、2013年３月までに浄化作業を完了させる予定。
　清水建設ＪＶの工事受注額は約333億円。プラントを建設しない他の２つのエリアは鹿島ＪＶと大成建設ＪＶが担当する。３エリアの対策費は合計で540億円を超える規模になる。通常の土壌浄化工事は大規模プロジェクトでも50億円程度とされるが、今回は10倍以上の大型工事になる。
　ゼネコン各社は今回の大規模工事で蓄積したノウハウを東日本大震災の被災地での土壌浄化工事にも役立てる考え。震災復興が本格化すれば、土壌浄化の工事も必要になると見ている。
　新市場の整備予定地は東京ガスの工場跡地。ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛、水銀、六価クロムなどの有害物が検出されている。
　都や業界団体は老朽化などを理由に、築地市場を14年度中に豊洲地区へ移転する計画を進めている。都は石原慎太郎知事が移転の方針を決め、移転関連予算も都議会が可決している。ただ同地区の土壌汚染や液状化問題などで民主党や住民団体が反発。都議会でも移転の是非を巡る議論が続いている。

●平成23年8月31日 ～築地市場移転先の土壌浄化、清水JV、３３０億円で受注
　 東京の築地市場移転先である豊洲新市場の土壌浄化は、清水ほか１０社によるJVが東京都と請負契約を結んだ。工事受注額は約３３３億円。
他の２地区は、鹿島JVと大成建設JVが受注、３地区総額は約５４０億円を超える。