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2011 12,03 10:00 |
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経済指標や欧州イベント控え一進一退、エネルギー不足で上値重く 来週の東京株式市場は、国内外の経済指標の発表が相次ぐほか、9日の欧州首脳会議やメジャーSQ(特別清算指数)を控え、一進一退が想定される。日米欧によるドル資金供給の協調対応策などを背景に、投資家のリスク回避姿勢は和らいでいるものの、市場のエネルギー不足から上値追いは難しいとされる。 日経平均の予想レンジは8350─8900円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
5日―9日は経済指標の発表やイベントが目白押しだ。5日に米ISM非製造業景況指数、11月ユーロ圏総合PMI改定値があるほか、イタリアのモンティ首相が緊縮策を発表する。8日は日本で10月機械受注、10月経常収支、11月の景気ウオッチャー調査が、海外では、英中銀金融政策委員会、ECB理事会がある。9日は日本はメジャーSQに、7─9月期GDP2次速報値、10─12月法人企業景気予測調査の発表があるほか、海外では中国が11月のPPI、CPIを発表するのを皮切りに、10月米貿易収支、12月米ミシガン大消費者信頼感指数速報値などがある。欧州ではブリュッセルでEUの首脳会議が予定されている。 市場では欧州債務問題は依然として警戒されているものの、30日にドル資金供給の協調対応策が発表されたことで、年内の金融システム不安は一旦は収まったとされる。ただこれは「本質的な解決策ではなく対症療法にすぎない。市場はこの先、単なる時間稼ぎでなく、ここでECBがどこまで踏み込んでいけるのかをみている」(国内投信)といい、政策への期待が高まる週になりそうだ。 市場では「経済指標やイベントが8─9日に集中していることもあり、いずれにしても動きにくい展開」(国内証券)という。ただ「外部環境の改善期待があり下値を売る動きはみられない。リスク回避姿勢が和らいでいるため、好材料が出ればポジティブに反応しやすい地合いだ」(準大手証券トレーダー)とされ、「欧州の政策を見ながら、ECBが量的緩和の宣言などに動くのであれば、それは相当なプラス要因になる。チャート的には窓をあけて上昇してきている。一旦は窓を埋めにいくのかもしれない」(三菱UFJ投信戦略運用部・副部長の宮崎高志氏)とみられている。
その一方、2日の日経平均は前週末比5.93%上昇し、2009年12月第1週以来の上昇率となるなど高値引けとなったことで、反動を指摘する声もある。欧州中央銀行(ECB)理事会やEU首脳会議を控え、「何かしらの具体策が出なければ、再び失望売りを浴びる可能性がある」(いちよし投資顧問・運用部長の秋野充成氏)と警戒する声も聞かれた。 10本の移動平均線で見る米国株式市場 PR |
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