今週の欧州国債の入札

　無事帰還致しました。身体が既にボロボロです。

今週の欧州国債の入札なのですが、
先達てのドイツ国債の入札割れが尾を引いていますが･･･どうでしょう？

興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック！

[5回]

◆11月28日（月）
ベルギー国債入札
フランス短期国債入札
ファンロンパイEU大統領とオバマ米大統領の会談

◆11月29日（火）
イタリア国債入札
ベルギー短期国債入札
ユーロ圏財務相会合

◆11月30日（水）
ドラギECB総裁講演
EU財務相理事会
米ベージュ・ブック

◆12月1日（木）
スペイン国債入札
フランス国債入札
ドラギECB総裁講演
ファンロンパイEU大統領講演

◆12月2日（金）
米雇用統計（11月）

　10月にはフランス・ベルギー系大手金融機関デクシアが事実上の破綻。
これまでにフランス・ベルギー・ルクセンブルクの3カ国が向こう10年の借り入れに対し最大900億ユーロの政府保証を付与することで合意していますが、先週にはベルギー政府がフランス政府に対して、救済コストの負担を増やすよう働きかけていると報じられ、嫌でもフランスの格下げリスクを意識させられる材料となってしまいました。

ベルギーでは2012年予算の交渉が停止し、連立政権樹立を目指していた政党担当者が21日に辞任しています。

こういった政局混迷への懸念からベルギー10年債の利回りが5.51％へ急上昇する事態となり、自国の国債を多く抱えるベルギーの国内銀行株は急落。
イタリアと同じ道を辿っております。

今週のベルギー国債の入札が不調に終わることになれば、デクシア救済コストの負担が増加するとの思惑から、フランス国債も売り圧力にさらされ、魔の手が伸びる可能性も十分ありますので、注目して戴けたらと思います。

足元ではこういった欧州不安はあるものの、

・新興国からの金需要
・米感謝祭明けから年末にかけての上昇相場期待（年末アノマリー）
・FOMCでのQE期待
・ドル供給オペ実施期待・・・

等々･･･買い方への支援材料も多くなって来ました。

・米感謝祭明けから年末にかけての上昇相場期待（年末アノマリー）

これに関して言えば、2000年からの米ダウ日足チャートを観ると、
米感謝祭まで下げ基調にある場合は、３～５日程度騰がっています。
2008年のリーマン･ショック時も騰がっていました。

なので、今週のドコかで一旦の反発があるかと思っています。

ちなみに、ダウは11,000-割れた辺り･･･11,000～10,900の間辺りが
一旦の底の可能性を考えています。
･･･で、S&P500に関して言えば、年末もしくは来年の年明け１月初旬ごろに
1030～1050の間で一旦の底の可能性を考えています。
しかし、反発も４～６週間程度かと･････
その後、本格的な大暴落が待っているかと思います。

2008年のリーマン･ショックを重ね合わせるなら、
現在は2008年６月辺りだとお考え下さいませ。
まだ前哨戦に過ぎません。

ちょこちょこと数件程度、他ブログでも見かけるようになりましたが、
日本ではＴＰＰ問題が持て囃されていますが、
世界ではＷＷ３（World war 3：第３次世界大戦）の話が
持て囃されて来ている状態です。