2024 11,22 16:43 |
|
2011 11,25 02:30 |
|
ハゲタカ・ファンドの餌食
2011/11/24 株式クロージングコメント
「S&Pの担当者が日本国債はダウングレードに近づいていると指摘」
もしそうなれば、世界同時株安と成るワケでして・・・・・ ・・・等々を言った理由。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
来年あたり、ハゲタカのターゲットになって日中発の恐慌が起きるかもしれない――葉田順治・エレコム社長 ――エレコムの業績を見ると、2009年以降、右肩上がりの成長が続いています。エレコムはマウスやキーボードのシェアで首位を走るパソコン周辺機器メーカーとして知られていますが、最近では新規のスマートフォン関連が好調と聞きます。ストレージ製品やネットワーク製品も地デジ化が追い風となり伸びていますね。 12年3月期の第2四半期も、売上高288億8400万円(前年比23.6%増)、経常利益27億5500万円(前年比48.3%増)と、不況や大震災をはねのける数字をたたき出しました。 すごいなんて思っていません。実は3日前(11月1日)に社内で急ブレーキをかけたんですよ。新規事業をいろいろと立ち上げていたんですが、これらを思い切り絞り、3000万~4000万円くらいかけていた雑誌広告も一切やめろと指示を出しました。大阪支店を本社に集約するなど、あらゆる部分で経費削減へと急ハンドルを切ったんです。
その理由の1つは、やはりタイの大洪水。電機業界にとって東日本大震災の10倍のダメージがあるかもしれません。弊社の生産基地はまったく被害を受けていませんし、今日までの売り上げも全然悪くないのですが、今後は厳しいと思います。
たとえば、マウスの売り上げは通常の7~8掛けくらいまで落ちるのではないでしょうか。11月はまだ在庫がありますし、プリンタなどの年賀状需要も期待できますが、12月以降はきつい。 だから、通期業績の上方修正もしませんでした。当初は12年度の売り上げは630億円、経常利益は65億~70億円と予想していましたが、洪水の影響がどれだけ出てくるのか見えません。
急ブレーキをかけた最大の理由がもう1つあります。僕は今、いわゆるハゲタカ(ファンド)が日本に攻めて来て、国債が暴落することをいちばん恐れているんです。ギリシャの問題で誰がいちばん儲けているかというと、先物取引をしているハゲタカ連中じゃないですか。 そのときは間違いなく日本は大変なことになる。このままいけばこの国は潰れますよね。僕の持論ですが、2015年に日本はIMFの管理下に入ることになると思いますよ。結論から言うと、僕は日本が終わると思って経営をしています。もっと言うと、それでも会社は潰れないように、と。
変な経営者で済みません(笑)。僕はとても極端な人間で、最悪を考えて動くタイプ。最近もスマホ関連製品でバブルのような状態でしたが、実はスマホの売れ行きに左右されるようではいかん、自力成長できるビジネスモデルを作らなければいかんと思っていました。
でも、急ブレーキ、急発進には、社内も慣れっこですし(笑)、このやり方で今までだいたいハズレはありません。 今、好業績とか収益率が高いとか言っていただいてますが、あくまでそれは結果です。何年か前の戦略転向や努力が奏功しているだけで、すべて過去のこと。過去には興味がありません。つねに未来を予測し、一天にわかにかき曇るようなシミが現れたらすぐに対応する。僕はそういう意味でとても慎重な経営者なんですよ。
■はだ・じゅんじ PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |