レーン欧州委員 財政ルール守れなさそうな5カ国に警告
Klug クルーク　2011/11/22/ 18:08
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=130187

2012年に財政ルール守れないリスクのあるEU5カ国に警告の書簡を送付したといい、送付したのはベルギー、キプロス、ポーランド、マルタ、ハンガリーだと述べた。その上で、5カ国は適切な措置を講じると予想していると述べた。

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[1回]

　上記記事で、一体何を根拠に
『5カ国は適切な措置を講じると予想していると述べた。』
･･･なんて言えるのだ？？？？？

･･･で、上記５カ国の中で、既にハンガリーが、
ＩＭＦとＥＵに金融支援を打診しています。

ハンガリー、ＩＭＦとＥＵに金融支援を打診
ロイターNEWS　2011年 11月 21日 23:09 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-24274320111121

しかも、直ちに財政赤字を穴埋めするというわけではなく、
金融市場は一段と悪化する事態に備えるためのものだそうです。

ハンガリーは、来年の景気後退入りを回避することが、
ほぼ不可能と見られています。

また、ハンガリーは今の処、市場から資金調達できていますが、
10年物利回りは最近8％を突破。
一部国債入札で規模の縮小や取りやめになる事態となっています。

やはり国債利回り7％を超えると金融支援に頼らざるを得なくなるんですね。

･･･で、さてココからが本題なのですが、
この『国債問題』！　実は『資本主義崩壊』の為の仕掛けなんですよねぇ～･････

なぜ『国債問題』ばかりが勃発するのでしょうか？？？
それは昭和の時代まで遡（さかのぼ）らなければなりません。

『BIS規制』をご存知でしょうか？？？

相場を行う限り、名前くらいは聞いた事あるかと思います。

銀行にはBIS規制というのがあります。
BISというのは、中央銀行の中の中央銀行、銀行の元締め、
国際決済銀行　Bank for International Settlements、略称BIS。

BIS規制というのは、銀行の健全性を図る目的で、
自己資本率8%以上もっていなければ銀行をやっていけないという
国際的な規制です。バーゼル合意とも言います。

≪ＢＩＳ規制≫
ＢＩＳ規制とは、国際業務を行う銀行の自己資本比率に関する国際統一基準のことで、バーゼル合意ともいいます。ＢＩＳ規制では、Ｇ１０諸国を対象に、自己資本比率の算出方法（融資などの信用リスクのみを対象とする）や、最低基準（８％以上）などが定められました。自己資本比率８％を達成できない銀行は、国際業務から事実上の撤退を余儀なくされます。
ＢＩＳ規制は、国際間における金融システムの安定化や、銀行間競争の不平等を是正することなどを目的として、１９８８（昭和６３）年７月にバーゼル銀行監督委員会により発表され、１９９２（平成４）年１２月末（日本では１９９３年３月末）から適用が開始されました。
また、日本の金融機関が自己資本比率を計算する場合には、自己資本に有価証券の含み益の４５％を参入することが認められました。

損保もBISに似たような制度があります。

『損害保険会社のソルベンシー・マージン比率』(Solvency Margin Ratio)とは、保険業法で定められた保険会社の経営の健全性を示す指標の一つで、「支払余力」という意味です。
一般的に『ソルベンシー・マージン比率』が200％を超えていれば、健全性についての一つの基準を満たしている安全な損害保険会社と言われています。

なぜ、こういうBIS規制とかソルベンシー・マージン比率などという規制を
掛けるのかといいますと、まぁ～要は国債を買わせたいからですよね。

国債はリスクゼロの資産として認められます。

例えば銀行が業績絶好調で儲かりまくっているどこかの企業に、
お金を貸し出しても、それは100%のリスクがあるとみなされてしまいます。
それなのにギリシャ国債やイタリア国債のような二束三文のカス国債を買うと
リスクゼロと勘定されるのです。
じゃぁ～人に貸すのなんか止めて、どっかの国の国債を買おう！･･･
･･･って事になりますよねぇ～･････
結局、銀行や生保は貸し出しを抑えて、
国債をたらふく買いこむように仕向けられているのです。

前にもブログで書いたように、ギリシャから火の手が上がり、
次にイタリアへ、そしてスペイン･ポルトガル･････
そして上記記事のように東欧諸国へ･････

まるで三国志の「レッドクリフ」みたいです。
「連環の計」という、船を全部鎖でつないで一期に火をつけるという作戦です。
そうすると船は逃げられなくなって、全部一蓮托生です。
「東風」が吹いてギリシャから火の手が･･･って感じ！

「レッドクリフ」

･･･で、上記の図は下記「現代ビジネス」からで、
下記リンク先も必ず読んでみて下さい。
現在の状況が解るかと思います。

大恐慌が迫る!第2のリーマン・ショックに備えよ
ババを引くのはこの金融機関だ
現代ビジネス　2011年11月21日
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/26945

日本も他人事ではありません。
来年は日本もハイパーインフレに成る可能性大です。
世界の通貨は日本も含めて紙切れ同然となり、
金では無く、食料を持っている人間が１番強くなります。

ワタシは何度もこのブログで書いてきましたね。
今、何をすべきか解りますよね。

ここで１つ重要な事を言います。

１つの国が破綻した時。
破綻した日から２週間しか時間が残されていない事を
アタマに叩きこんで下さいませ。

２週間後には、世界中の国の銀行が銀行封鎖する可能性があります。
銀行封鎖されて、銀行が次に営業再開するまで
最低６ヵ月以上は掛る事もアタマに叩きこんで下さいませ。

要は、６ヵ月以上は、お金が出し入れ出来ない状態が続くのです。
当然、ハイパーインフレに陥り、仕事とか商売とか言っている状況では
なくなります。食料が全て、水が全ての世界に成ります。
生きる為には何でも有り･･･の世界が広がります。世界中で･････

まぁ～話半分･･･話 1/800にでも聞いて置いて下さいませ。
こんな事、他人に話したら確実に基地外認定を受けてしまいます。

まぁ～この「破綻した日から２週間」という基地外話を、
一体、何を根拠にブログに書いたのか？！･･･は、次の機会に書きます。