2011/11/15 株式クロージングコメント
CLUB Fisco　2011年11月15日16時28分
http://market.fisco.co.jp/update/comment/s_comment.jsp

■参加者が限られているなかでの底堅さ

　日経平均は下落。61.77円安の8541.93円（出来高概算12億2000万株）で取引を終えた。依然としてイタリア財政問題への不透明感が強く、膠着感の強い相場展開だった。ただ、全体としては底堅さが意識されたものの、出来高の12億2000万株は10月18日（11億6000万株）以来、売買代金は7287億円と今年最低を更新し、昨年12月28日（7192億円）以来の水準と、参加者が限られているなかでの底堅さであり内容は悪い。

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[3回]

　欧州不安やアジア市場の弱い値動きなどが嫌気された格好だが、ヘッジファンドの決算要因から資金流入が限られている影響が大きいとの見方もされていた。短期資金は低位材料株での値幅取りに向かい、日ビルド<1916>、JUKI<6440>、ルック<8029>などに集中していた。
　大引けでのバスケット売りが観測されていたが、これがなければ売買代金は7000億円を下回っていた可能性があっただろう。今週は欧州不安がいったんは和らぎ、市場の注目は米経済指標などに向かうとみられていた。しかし、欧州への不安が強い状況のなかでは売買代金の増加は期待しづらく、トレンドの出難い相場展開が続きそうである。
　また、日経平均のテクニカル面では一目均衡表の雲下限が上値抵抗となり、遅行スパンは下方転換シグナルを発生させる可能性が一段と高まった。外部要因に振らされ難い低位材料株や需給妙味の大きい銘柄など、短期割り切り的な値幅取りの展開が続きそうである。
（村瀬智一）
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下げ基調の中で、「底堅い」･･･と、思える･･･思わせる場面が
実は１番怖い処なんですよねぇ～･････
こういった場面は気を付けるようにした方が無難です。

･･･で、いずれは反発しますので今は申しませんが、
普通12月は騰げパターンなのですが、以前に少しブログでも書いたように
今年はもしかしたら違うパターンなのかもしれません。
まだ少し先に成りそうですが、リバウンド終了頃にでも
詳しく書きたいと思います。